2013年8月31日土曜日

酒の味は働いてる人にしか分からない

今日で8月が終わります。明日は日曜なので新学期スタートは早くとも2日後の9月2日からなのではないかな?とは思うのですが、皆さんは8月の最終日をどのように過ごしたのでしょうか?僕はと言うと今日はバイトも無ければ政策論文も昨日ようやく書き上げたということで本当にただ徒然とマダオのように半日近くを家で過ごしていたのですが、まぁ夜はちょっと飲みに出ようということで河原町に行ってきました。

・とんかつ膳とプレミアムモルツで優雅に

1軒目は「かつくら」。ここで夕食ついでにビールを飲みます。知る人ぞ知ることなのですが、ここでビールを飲むというのは最高の贅沢に値することなのです。別段プレミアムモルツに思い入れはなく、むしろビールに関してはサッポロ派なのですが、やっぱりなんか高級感はありますよね。(クセのある味でもないので、好きな人が多いのも分かります...)

・高瀬川沿いにはいいお店が沢山...

で、2軒目はどこに行ったかというと、木屋町三条にあるDining bar ChiChiというお店。ここはこのブログにも何度か登場しているArfa Cafeや、今年に入って移転したAroundが入っている雑居ビルの1階にあるカフェバー的なお店であり、しかもランチまでやっているのだとか...。丁度ホットペッパーの金券を持ってたので行ってきたのですが、なかなかに良いところでしたよ。今日はモヒートとワインを飲んだだけで帰ってきたのですが、またの機会にのんびりと行きたいものです。明日は関西大学で試験監督のバイト。早起きなので今日はそろそろ寝たいと思います。それでは皆さん、今月もお疲れ様、ジベリ!

2013年8月30日金曜日

【悪魔】シオニスト勢力によるシリア軍事介入【またお前らか】

シリア情勢については1年前に一度書いたっきりでその後取り立ててブログで取り上げることも無かったのですが、どうやらそうも言ってられなくなりました。ご存知の通り、アメリカ政府は「化学兵器の使用」を根拠にシリアへの軍事介入を水面下で進めています。



正直シリアについてはアメリカももう諦めかけてるんじゃないかな?と思っていたのでこのニュースは率直に驚きました。しかも手法はイラクのときと全く同じ。仮にもノーベル平和賞を受賞した人間のやることとは到底思えません。リビアの次はシリア、無論すべてはシオニスト勢力のためであり、大義名分にしている化学兵器の利用とて、国連による調査は政府による使用を認めるまでの物的証拠は有しておらず、アメリカの行動は身勝手かつ傲慢極まりないと言えます。ゆえにアメリカとシリア政府、どちらを支持するかと聞かれれば僕は迷わずシリア政府、すなわちアサド政権を支持すると答えたいと思います。

・賢明な国、バカな国
今回のアメリカへの対応を巡って、政府のレベルが露呈しましたね。まずはイラク戦争時、アメリカと一緒になってイラクを攻撃したイギリス。二大政党がどちらも賛成に回ったため、多くの国民が反対であったにもかかわらずこれは強行され、ブレア労働党政権の威信を弱めたとともに二大政党制そのものの欠陥を示すことになってしまいました。今回はどうか?またしても根拠のない軍事介入に対して早速介入反対のデモが発生。その後、英国議会は‘介入’を否決。キャメロン首相(保守党)は遂に不参加を表明するに至りました。

対シリア攻撃、英国はゲームに不参加(8月30日)
http://japanese.ruvr.ru/2013_08_30/120485274/

は我が国はどうか?安倍首相は29日、早速アメリカのスピーカーのように「シリア情勢悪化の責任はアサド政権に」などとホザき始める始末。この男には、自分の頭で物事を考えるということが出来ないのでしょうか?或いはそもそも「考える」という動作ができないのか...何れにせよ全く呆れた話です。また相変わらずメディアは腐り切っているのですが、国際情勢に限って言えばそれは比較的まともな地方紙も全国紙と大差ない論調のところが多いのが現状。ただそうした中で先日の神戸新聞の社説は比較的まともな言及をしていました。また海外に目を向けて見ると、なかなかGJな質問を米政府高官にぶつける記者も。

「原爆投下も国際法違反か」シリア化学兵器使用で米国務省に質問飛ぶ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130829/amr13082912260006-n1.htm?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

いやね、こういう質問が本来は日本の記者ないし政治家から飛ぶべきなんですよ。でもそれをするような気概のあるジャーナリストは大凡見当たらない。そして残念ながらそういう政治家も殆ど居ない。だいたい「戦後レジームからの脱却」とか「押しつけ憲法の改正」なんて言っておきながら、安倍政権のやることは対米従属。

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鳩山由紀夫の方がまだ「戦後レジームからの脱却」に近いことをやろうとしていたと言えるでしょうし、もっと言えば小沢一郎先生や亀井静香先生の方が切実にそれを実行しようとしているように思えます。やや短めの記事ですが、とりあえず至急取りまとめということで...。また新しい情報など今回書ききれなかった部分などについては後日改めて書いていきたいと思います。本日のところはこれにて失礼します,ジベリ!

2013年8月25日日曜日

何年経っても変わらずにあるモノ




今日は京都国立博物館に特別展覧「遊び」を見に行ってきました。気になっていたイベントではあったのですが、結局最終日の今日まで行くタイミングを逸してしまっていたのです。ちなみに今日のタイトルはゴーストノートの「ひねくれているのであります」という歌の歌詞からの抜粋。(例のごとく意味はあったり無かったりw)

・久々の京都国立博物館

タイトルの通り「遊び」に関するモノが集められたイベントで、古来そもそも神様への奉納として生み出された数々の「遊び」が娯楽となっていく様子を屏風絵や様々な道具とともに見ることのできるユニークな展示となっていました。

・国立博物館付近の公園にて(何となく秋の匂いがしてきます)

家を出たのが4時過ぎで、博物館に着いたのは間もなく5時を迎えようという頃。そのため1時間しか見ることはできませんでしたが、まぁ結果から言うともっとゆっくり見ても良かったなと言ったところです。個人的に興味深かったのはユニークな琴棋書画(きんきしょが:説明はめんどくさいのでこちらをチェックしてくださいw)や、バックギャモンと思しき双六のボードでしょうか。文化の波及というのは見ていると面白いものがあるのですが、それは「遊び」に関しても言えることでしょう。そしてそのある種の’嗜み’が仕事での繋がりにも関わってきたり、或いは高尚なものへと変容を遂げたりする過程というのは面白いものです。

・博物館を出る頃には日も暮れて...(博物館前の噴水付近にて)

考えて見れば人間、食うと寝るなどを除けばやっていることは所詮ムダなこと。仕事も遊びもある意味では無駄なことなのです。その無駄の中に意味を見出していき、そこに楽しみを見つけるというのは人間の特権なのかもしれません。面白き事なき世を面白く、とは高杉晋作もよく言ったものです。であるならば、遊びこそ本気に楽しみましょうよ。そしたら仕事は後から付いてくる..ハズですw 何にせよ、「大義」を成し遂げるにはそういう遊び心が不可欠なのです。

・期間限定メニューの黒胡麻プリンパフェは550円也

博物館を出た後は、近くの洋食屋「里」でカフェタイム。本当は食事をして行ってもいいくらいおなかが減ってはいたのですが、今食べると確実に夕食に響く上に深夜に空腹に襲われることが目に見えていたのでパフェで妥協したのです。ともあれ、やはり甘いものは人を幸せにします。

・うちの近所の公園ではお祭りをやっていたようです

店を出たあと、僕はまた研究室に向かい、現在執筆中の論文を組み立てたりしながら2時間ほど時間を潰し、それから帰宅し、今はこうしてブログを書いている次第です。気が付けば今日は8月最後の日曜なワケですが、まぁ心機一転明日からは「夏休み明け」モードで頑張りたいと思います。そんなところですが本日はこの辺で失礼します、ジベリ!

2013年8月24日土曜日

きっとアインシュタインは夏休みが光の速さで終わっていくのを見て相対性理論を唱えたのだと思う

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ここ1週間ほど夏休みを満喫していたのですが、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか?過去2年と同じく今年もまた僕は遠恋中の彼女と2人で旅行に行っていたのですが、まぁその話は後日改めて書くとして、今日は久々に研究室に行ってきたことについてでも書きたいと思います。

・お土産を買ってきました^^

前に行ったのがたしか13日か14日だったと思うので、実におよそ10日振りくらいの訪問となりました。(まだ夏休みということもあってか、研究室は貸切状態でしたけどw)有馬温泉で買ったお土産も、ちゃんと持って行きましたよ。

・お土産にはちゃんとメモを貼り付けてます

去年は予算の関係で買えなかったんですけど、今年は少し余裕があったので...。まぁ喜んでもらえたらなと思うところです。あ、それから研究室...というか大学に爆弾投下。コイツは覚醒の波を呼びますよ。リチャード・コシミズさんの本をとりあえず1冊、我が龍谷大学の図書館に入れるように申請したのです。(ついでにめいろまさんもとい谷本真由美さんの話題の著作もリストに入れておきましたw)

・やったったぜヘッヘッへwww

この喧嘩は見モノですよ。だってこの喧嘩、どう転んでも僕の勝ちですからね。本を入れることになれば多くの学生に「覚醒」のきっかけを作ることができますし、もし入れないという結論になれば権威主義の塊たるアカデミズムの限界をここにまた一つ露呈させることが出来るのですから。いやぁ愉快愉快w(僕は別にリチャードさんを陰謀論者だとは思っていませんが、もしあの人がいわゆるそれだとしたら、同じくそこに分類されるであろうベンジャミン・フルフォードさんの著作を置いていることとの整合が取れなくなるのです。まぁ参考までに...)

・期間限定のバイキング付きセット(ドリンクバー込みで1000円くらい)

まぁ自分より大きい相手との喧嘩は楽でいいです。負けて元々ですし「爪痕」の一つでも残せれば万々歳。村上春樹さん的に言えば僕は壁にぶつかる卵に過ぎないわけですよ。いや、壁じゃなくて卵で有り続けることに信念があると言った方がより正確でしょうか?自分で言うのは何ですけど、これほど厄介なヤツも多分そうそう居ませんよ...。

・結構食べたなオイw

ともあれ戦うと腹が減るもの。「学問」というフィールドで散々戦ったあとはとにかく食べるのです。久々の訪問となるフレンドリーで期間限定のバイキング付きメニューを注文。散々食べて帰ってきた次第です。明日は特に予定はないのですが、気が向いたら国立博物館にでも行ってこようかな?と思ってます。そんなところでありますが、本日はこの辺で失礼します,ジベリ!

2013年8月18日日曜日

ナイトクルージングin伏見桃山

・三栖の閘門

・ライトアップされた酒蔵街

今日は午前中はバイトだったのですが、その後はというと嫁と一緒に伏見桃山まで出掛けてきたのでした。いよいよ明日からは有馬温泉旅行なので、今日はさながら前夜祭といったような感じでお送りしていたのですw

・なんだかいい感じの町並み

バイトが終わり、家で遅めの昼を食べたあと、夕方6時頃に伏見桃山へ向けて出発。夕暮れ時の酒蔵街を歩きつつ、十石船乗り場を目指します。

・船の中はこんな感じになってます

十石船は、そもそも伏見が一大物流拠点として栄えていた戦国~江戸時代にルーツを持つものであり、水都・伏見の名残を今に残すものの1つと言えるものです。普段は日中しか運行していない十国船ですが、この時期だけ夜の運行もしているんですね。(今年は8月1日から今日18日までの運航でした。乗船料は昼間と同じく大人1000円の子ども500円)

・一時下船場所の三栖閘門付近にて

船は疎水沿いを運行し、伏見港公園の付近にある三栖閘門のあたりで一度下船。資料館でお話を聞いたりしたあとに再び同じルートを帰っていく...という全体で1時間弱のクルージングとなっています。(ちなみに乗船中は写真撮影不可とのコト。)

・鳥せい行ってきました

クルージングのあとは鳥せい本店で夕食。ちょっと値段が高いお店なので、なかなか普通の居酒屋のように飲み食いできる機会はあまりいのですが、まぁ旅行前の前夜祭ということで特別にw

・とりラーメン(570円)

お酒を飲んだ後のラーメンというのは本当にいつ食べても美味しいものなのですが、実は鳥せいにはラーメンがメニューとして用意されてるんですよね。一応ランチの時間にもやってるんですけど、夜は21時以降限定なんですよ。で、とにかくこのラーメンが美味しいんです。ラーメン屋としてこれだけでやっててもいいレベルなんで、是非皆さんも機会があれば一度食べてみてください。そんなところですが、先程も言ったように明日からの旅行の準備もあるので本日はこの辺失礼します,ジベリ!

2013年8月17日土曜日

五山送り火(3年目)

・大文字焼き

ということで、昨日は3年目となる五山送り火の鑑賞に出掛けてきました。五山送り火はその名の通り洛中の5つの山に大文字、妙法、舟形...と5つの送り火が灯される京都の夏の風物詩なのですが、この催し事、実は明確な期限はよく分かっていないのだとか。一説には空海(弘法大師)が始めたと言われ、また一説には足利義政が応仁の乱で戦死した息子の義尚のために始めたとも言われているのですが、いずれにせよ盆に帰ってきた精霊を冥府に送る行事として古くから行われてきた行事なのですね。

・ロビンソンのランチパスタ(1000円)

16日の朝に彼女もとい嫁と京都駅で待ち合わせで、それから四条烏丸のkimono-proで浴衣の着付けをして貰います。その後kimono-proから程近いところにあるロビンソン烏丸にて昼食。(祇園祭に引き続いて2回目の来店です)それからジャンカラでしばらく時間を過ごし、16時頃になると夕食の買出しに新京極のダイエーへ。

・糺の森では古本まつりが撤去中...

このときの夕食をどうするのかというのは意外に難しい問題であり、毎年色々と悩むところなのですが今年からの方針として、何かを買って会場に持っていこうということになったんですよねw バスを下車したあと、下鴨神社境内の糺の森を経て送り火の観察ポイントである下鴨デルタへと向かいます。会場は既に黒山の人だかりでしたが、なんとかいい場所を確保できました。

・松ヶ崎東山の「法」のお送り火

ちなみに下鴨デルタから見える送り火は、有名な大文字焼きの他にもう1つあって、それというのが「法」の字なんですね。ただ勿論どこからでも見えるというワケではなく、実際この写真はどうやって撮ったのかというと、川の中に入って撮影してるんですよね。ちなみに全ての送り火を一気に見たいという方には、京都タワーに上がるか、四畳半神話大系の小津みたく飛行船を宗教団体から強奪するかのどちらかをオススメします。(←いや後者薦めちゃダメだろw)まぁ冒頭で言ったとおり、そもそもはしんみりと先祖様を見送る行事なので、そこだけはお忘れないように...。

・劇場で貰ったポストカード

ちなみに今日は何をしていたのかというと、2度目の鑑賞となる劇場版銀魂を観るためにまた嫁と一緒に映画館に行ってたのです。同じ映画を2度も劇場に観に行くというのはこれまでにないことだったのですが、よくもまぁここまでハマったものだなぁと自分でも思ってしまいますよ。完全にゴリラ原作者空知先生マジックにハマってます。しかも嬉しいのは彼女の方も好きになってくれてるってことですよ。バンドでも映画でも、何か好きなものを共有できるっていうのはやっぱりいいですよね。そんなところですが、本日はこれにて失礼します,ジベリ!

2013年8月15日木曜日

古本には夢がある!!

・多くの人で賑わう古本まつり

・下鴨神社を流れるみたらし川

ということで今年も行ってきました。下賀茂納涼古本まつり。京都のみならず全国から古本屋が集まって市を開く、いわば古本の祭典とも呼ぶべきこのイベントは京都で年に3回催されているのですが、その中でも有名なのが下賀茂神社境内の糺の森で開催される納涼古本まつりなのです。

・本のジャンルは様々(古い雑誌やポストカードも...)

これを有名にしたのは言うまでもなく森見登美彦さんの小説、畳半神話体系およびそれを原作とするアニメでしょう。京都大学の学生である主人公の「私」が、ヒロインである明石さんに一目惚れしたのが丁度ここだったのです。

・みたらし池で涼む参拝客ら

下鴨神社は世界遺産にも登録されている由緒正しき神社であり、京都でも古い歴史を持つ神社の一つとして知られるところです。7月には「みたらし祭り」なる神事が催され、期間中は多くの人が境内を流れるみたらし川に入り、身を清めます。

・僕もちょっと一休み...

勿論、祭りの期間中じゃなくても小川に入ることは出来ます。古都の夏の暑さは並大抵のものではありませんので、極力外に出たくないと思う方も多いかもしれませんが、こうして涼を楽しむのもまた風流があっていいものです。

・古本屋がズラリと並ぶ糺の森

みたらし川で涼んだ後はいざ祭りへ!糺の森は今でこそ狭くなったとはいえ、それでも東京ドーム3つ分の広さを有するとてつもない規模の原生林。(ではもともとはどのくらいの広さだったのかというと、現在の40倍以上に及ぶおよそ495万平方キロメートル...想像もつきませんねw)そこに樹齢200年~600年というそれだけでまるで神様のような木がおよそ600もあるというのですからまさしくパワースポットと呼ぶに相応しい神聖な場所だと言えるでしょう。そんな場所に書籍という知の蓄積物が集められるのがこのイベントなのです。

・これだけ買っても合計で1200円

この催しの楽しみ方は専ら2つ。一つは安価な本を買い漁るタイプ。そしてもう一つは骨董品と化した書籍の中から逸品を見つけ出すというタイプ。僕は言うまでもなく前者の方であり、毎年ここに行っては掘り出し物を見つけるがごとく古本の山と対峙し、そうしてその中から何かを見つけ出す。そういう‘勝負’でもあるのです。


・ぶっかけうどん(300円也)

とはいえ戦うと腹が減るものです。しかし会場には冷たいうどんが食べられるコーナーがあるので心配は御無用。うどんのほかにフランクフルトとかビールなんかも売っているので、1日中ここで過ごすのも悪くないでしょう。(ただ個人的には猫ラーメンにちなんでラーメン屋も出してほしいところですがw)ちなみに下鴨古本まつりは明日までの開催。お近くの方は是非足を運んでみてください^^

・下鴨デルタは京都市民憩いの場

古本まつりを後にして向かうのは下鴨デルタ。明日の五山送り火に備えて会場の下見ついでに川で涼み、日暮れ前の賑わいをカメラに納めつつ引き返して行きます。(明日からはまたデートなのです^^)

・HUBで一服...

四条で一旦下車してちょっと買い物をしたあと、そういえばHUBのハッピーアワーに間に合う時間だということを思い出したので軽く一杯呑んでいくことに。一杯目のジントニックを水のように飲み干したかと思うと、2杯目のキューバリブレもあっという間に飲んでしまい、最終的には3杯もカクテルを飲んでしまいました。(←当然のように全く酔う気配なしw)

・西富家コロッケは知る人ぞ知る名店

その後、五条で一旦バスを降りてあるお店に立ち寄ってから帰ってきました。そこで買ったのが上の写真にあるコロッケなのです。西富家コロッケというお店のもので、1つ160円~とちょっと値が張るのですが、とにかく美味しいとこれが評判なのです。

・プレーンとサーモンを1つずつ

僕もこの店が気になりつつも今日まで一度も行けていなかったのですが遂に食べることができましたよ。感想としてはやっぱり美味しい...。土曜日はバーもやっているとのことですが、成程これは酒のアテにしたくなるはずです。場所的にあまり頻繁に行ける所でもないのですが、また近くに行くことがあれば是非とも食べたい逸品です。そんなところではありますが、明日も早いので本日のところはこれにて失礼したいと思います,ジベリ!

バカデミズム宣言

敗戦日という屈辱の日でもある本日8月15日、僕は志士会の頭目として1つの宣言を発表したいと思う次第です。それこそが今日のタイトルでもある

バカデミズム宣言

これは権威主義の権化と化したアカデミズム、そしてその内包するところである試験エリートによる官僚支配への宣戦布告であり、真実を追求し真理を追い求めるジャーナリズムの復権を目指すものであります。であるならばなぜジャーナリズム宣言ではないのか?その答えはただ1つ。我が国におけるマスコミは殆どのところ形骸化し、すっかりアカデミズムの含有する権威主義の権化と化しているからに他なりません。それらが力を持ったところで何になるというのでしょう?何の意味もなさないのです。

・バカデミズムとはルネッサンスである
では僕は教養主義や知識人を否定したいのかと言えば、勿論そうではありません。それではまるでポルポトではないですかw 寧ろそれらを復興させるのが「バカデミズム」だと僕は言いたいのです。誰々が言っているからこうだとか、前例がないからやらないとか、政府が発表していないから事実ではないだとか、そういう腑抜けた風潮をぶっ壊すためにこそ立ち上がる必要があると僕は言っているのです。言うなればそれは論理性や合理性の追求であり、本来の意味でのエリートの復権を目指すものなのです。



14世紀のヨーロッパでは技術革新やイスラーム文化の流入により、ルネサンス(文芸復興)が起きました。それは一方では教会権力からの解放という意味合いを持っていたと言えるでしょう。つまりある種の権威からの脱出、そしてそれに伴う真理の追求が成されたわけです。であるならば、今こそそれをもう一度やってやろうということです。アカデミズムという権威と対抗し、本来この国が持っていた土壌(自然との共生、和の精神など)を活かしつつ、真理を追究しようということなのです。

・アカデミズムは最大の敵であるとともに、良きパートナーである
アカデミズムとは権威主義という側面においては敵に他なりませんが、その他の面においてはどうでしょう?先程も言ったように、僕は教養主義や知識人を否定していうのではありません。何よりアカデミズムの作り上げてきた莫大な‘知の蓄積’はまさに人類の宝です。僕らとて、それを利用しなければ真理の追究は成し得ないのです。言うなればアカデミズムとバカデミズムは好敵手ということかもしれません。



いつぞやに言ったかもしれないのですが、志士会が目指すのは真のエリートなのです。エリートは何も高学歴を指すものではありません。第一義的には‘心意気’なんです。知を以て社会に貢献する、志士会的に言うと日本という国に貢献するという強い意志が何よりも大切なのです。知識や教養はその後から付いてくればそれでいいんです。とかく、そういう思いで僕はこの活動を続けたいと思っていますので賛同してくれる方は是非ともうちに来てください。僕はそういう人たちに、ただ酒を酌み交わす仲間として居てほしいのです。暫定的にリーダーなんぞをやっている自分でありますが、もしも不甲斐ないことをやっていたら遠慮は要らないので引きずり下ろしてください。無能な大将を斬るのは罪ではありません。それに僕は何もリーダーをやりたくてここでの活動をしているのではありませんので。あくまで尽忠報国の志のために、そしてバカデミズム(合理性と論理性、そして真理・真実の追求)の精神のもとに活動したいがためにやっているに過ぎませんから...。

今日はこのあと下鴨納涼古本まつりに行くのですが、その後もう1本記事を上げようと思っているので、しばしの間失礼します。

2013年8月14日水曜日

初めて行く街ってオラなんだかワクワクすっぞ

・八幡市駅近くの教会

アホな面接官のせいで京都市は早々と脱落してしまったので、もう1つくらい自治体を受けようということで選んだのは京都と大阪の県境に位置する八幡市。でもエントリーシートは窓口での受付しか行っていないということで、急遽今日行ってきた次第です。

・八幡市は自然に溢れる街である

八幡市には以前に一度だけ、友人の誘いで行った大学の吹奏楽部の演奏会で訪れただけであり、石清水八幡宮という全国的にも知名度の高い神社があるのですが、そこには未だ1度も行ったことがないのが実情です。(今年の夏は夜間拝観もやっているらしいので是非とも行きたいとは思っているのですが...)

・なかなか良い街ですよ

ちなみに八幡宮へは、京阪の八幡市駅からすぐのところにあるケーブルカー(男山ケーブル)で行けます。写真の通り八幡はのどかな街で自然にも恵まれており、なかなかに良い町だなという印象を受けました。筆記試験は来月とのコトですが、また勉強など対策を十分にして当たりたいところです。今日はちょっとこれからギターの修理に行くのでこの辺で失礼します。そして明日は古本まつり。僕のおよそ1週間におよぶ夏休みが始まるのです。皆さんも楽しい夏休みを過ごしてください,ジベリ!

2013年8月8日木曜日

陶器まつり・万灯会2013

・六道まいりは明後日10日まで

・五条通りの両脇にズラリと並ぶ陶器市(陶器まつりも10日まで)

・地獄への入口があることでも知られる六道珍皇寺

今日は毎年恒例になりつつある陶器まつり&万灯会及び六道参りに行ってきました。2つとも取り分けて派手なイベントではないのですが、個人的に好きな行事の一つであり、毎年1日はこれに時間を割くと決めているのです。

・多くの人で賑わう陶器まつり

午後から研究室に行き、そこで夕方まで時間を潰した後、お京阪でとりあえず七条まで。(ここで降りると運賃が50円浮くのですw)そこから歩いて陶器まつりの会場である五条通り界隈へと向かいます。沢山の店が軒を連ねる五条通は多くの人でごった返しており、またちょっとした露店なんかも出ていることからちょっとした夏祭りのような雰囲気も...。

・今回の戦利品

高価なものも勿論沢山あるのですが、僕ら貧乏侍が買うのはアウトレット品など安価なもの。なのでこれだけ買っても合計で1000円以下だったりするのです。小鉢と小皿と蓮華、丁度欲しかったものばかりなんですが、安い上にデザインも良くて気に入ってます。いい器を買ってくると料理がしたくなってくるもの。明日は早速これに丁度いい料理を作りたいものです^^


・さぁて日も暮れてきました...

その後、五条通りから小道に入っていざ六波羅へ。途中スコールに遭って傘を買ったりしたのですが雨はすぐに上がり、空は何やら不気味な色。ミステリーゾーン六波羅をこうも演出する装置は他に無いでしょう...。

・六波羅蜜寺に到着

六波羅蜜寺の万灯会は20時から。それまでまだ2時間ほど余裕があったので、先に六道参りに行くことに...。「六道さん」の愛称で親しまれるこの催しは、お盆に帰ってくる先祖を迎えるためのもので、つまるところ後述の万灯会と趣旨としては同じなのです。それにしても夕立上がりの一見不気味にすら感じる空の色は珍皇寺というミステリースポットによく映えており、心なしか境内はいつもに増して異世界のような雰囲気を漂わせていました。

・六道まいりで賑わう珍皇寺境内

ここの境内にはある伝説が伝えられています。話しは平安時代前期に遡るのですが、そこに小野篁(おののたかむら)という役人さんがいました。明法道(みょうぼうどう:現在で言うところの法学に近いもの)に通じた優秀な人物であり、833年には令義解(りょうのぎげ:令、つまりは行政法や民事法、訴訟法等の解説書)の編纂にも加わっています。また漢詩においては「日本の白楽天(白居易)と称されるほどだったとか。短歌にも明るく、百人一首の「わたのはら 八十島(やそじま)かけて 漕ぎ出ぬと 人には告げよ あまの釣船」をはじめ多くの名歌を残しています。ついでに言うと有名な子子子子子子子子子子子子(猫の子子猫、獅子の子子獅子)のとんちも、元ネタは嵯峨天皇が小野篁に出したなぞなぞだったそうな...。しかも武術にも秀でていたというのですからこの男、死角なしです。(まぁ強いて言えば妹と恋仲になるというシスコンぶりくらいもものでしょうかw)



・こんなものも出ているそうなw

日本人には珍しい言うことは言うバッサリした性格であったこと、或いはその反骨精神から野狂(やきょう)と揶揄されることもあったとか...。そんな小野篁がなぜミステリーの住人なのかというと、彼にはもう一つの顔があったからなんです。昼は帝に宮仕えしていた彼はなんと夜は閻魔大王に仕えて裁判の補佐をしていたというのです。そしてそのときに‘冥界’への入口としていたのが珍皇寺にある井戸だったというのです。ことの真偽は定かではありませんが、珍皇寺には閻魔大王と小野篁の像が並んで安置されています。


・ゆたか屋のおばんざい定食(840円也)

珍皇寺を出た後、ちょっと夕食でも食べていこうということで立ち寄ったのが、お寺から程近い「ゆたか屋」というお店。メニューは写真のおばんざい定食のみ。日替わりで10種類近くのおばんざいが付くということなのですが、これがどれを食べても美味しい…。六波羅というある種の穴場的スポットにあるお店なのですが、ここはおススメの場所です。

・多くの人が集う六波羅蜜寺の万灯会

そして腹を満たしたところでいざ万灯会に。御先祖様を迎える「迎え鐘」を付いていざお堂に...。七難即滅・七福即正の祈願のあとに参加者全員で般若心経を唱えてから住職さんのお話があり、更にそのあと「火の用心」の護符を受けて終わりを迎えます。半ば花火大会のようになっている五山送り火とは対照的に、荘厳な仏教行事として続けられているのが迎え火もとい万灯会なのです。


・相変わらず魅力的な京都の路地

その後、花街を通りつつ四条河原町を目指します。鴨川沿いでやっている「京の七夕」を見るためです。これは数年前から京都でこの時期、つまりは旧暦の七夕(8月7日)の前後で開催されているイベントのことで、鴨川と堀川、2つの会場で催し事が行われています。

・京の七夕祭りは来週月曜までの開催だそうな...

当然のようにこちらはカップルだらけw まぁ俗なもんです。それでも風に揺れる笹の葉と色とりどりの短冊はとても風情のあるもので、また見ていてとても涼しい光景でした。シングルで行くのはなかなかに心苦しいところかもしれませんが、なかなかに趣ある催しなので、気になった方はどうぞこちらにも足を運んでみてください。

・風に揺れる短冊

明日は特に何も予定はないのですが、まぁ恐らく大学で今執筆中の政策論文に打ち込んでるんだろうなと思います。そんなところではありますが、本日はこれにて失礼いたします,ジベリ!