2013年10月30日水曜日

赤黄色の金木犀

・うちの近所の公園の金木犀もこの通り

タイトルはフジファブリックの名曲、いわゆる「四季盤」のうちの1曲のタイトルからの抜粋です。気付けばもう10月が終わろうとしているのですね。街を歩けばどこからともなく金木犀の匂いがしてきてそれこそ堪らない気持ちになる今日この頃ですが、皆さんは如何お過ごしでしょうか?

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僕はといえば今日明日と久々の2連ちゃんの休みが取れたので本来はどこかに出かける予定だったのですが、疲労が蓄積していたのか、思ったように動く気にもならず今日1日はとりあえず徒然と過ごしていたのでした。

・今日はシーフードドリアとか食べてみた

行った場所といえば毎度お馴染みの近所のファミレス、フレンドリーくらい。そこで遅めの昼食を食べつつ書籍に目を通し、やはり徒然とした時間を過ごして帰ってきたのでありました。そして帰りに通りかかった公園で金木犀を見ていたのでありました。

・夕暮れと金木犀

日の暮れ始めた空の色に金木犀はよく映えており、またその香りにも惹かれて僕はしばらく公園の金木犀を見上げて立ち止まっていたのでした。秋といえば勿論紅葉なんだと思いますけど、僕にとっては金木犀はなんだか「秋の入り口」みたいで欠かせない風物詩の1つなんですよね。どんなに忙しくても、或いは難局にあるときでも、こうしてそういう季節の足音みたいなのに耳を傾けていたいものです。そして明日こそはどこか出かけようと思いますw そんなところですが本日はこれにてお暇します,ジベリ!

2013年10月22日火曜日

コメント承認制について

開設から気付けば実に6年が過ぎている我がブログでありますが、コメント承認について一部誤解があるようなので改めてここで明記しておきたいと思います。とはいえブログの説明文に書いてあることではあるんですけどね。それが理解できないような低脳な人が志士会の高度な論戦に着いてこれるはずもないので見捨てても結構なのですが、僕も鬼ではありません。何より仏教徒である自分にとっては人を救うことこそが正しき道だという思いがありますので、もう一度順を追って説明しようではありませんか...

1、基本事項
誹謗中傷・記事に無関係なコメントは基本的に削除します

基本事項はこれ。というかこれに尽きるのです。加えていうとすれば工作員認定している人物及び団体と思しき方面からのコメントも削除しますがそれ以外は自由です。たとえばこないだ僕が紹介したナインソウルズについて、「僕(私)は楽しめなかった」とか「やっぱりグダグダだと思う」みたいな否定的なコメントを書いてもらっても結構なのです。まぁ僕としては志士会に入りたいと思う人たちについてはもう少し高度で踏み込んだコメント(例:「ラストの解釈は自分としてはこうだと思う」みたいな...)を要求したいところなのですが、皆が皆エリートになれるワケではないことくらい僕もエリートなので分かりますのでその点についてはあまり多くは望みません。それから「認証」についてですが、現在このブログでコメント認証があるのは公開から10日以上が経過している記事のみ。つまり、昔の記事にコメントがった場合、それをちゃんと確認するためのものなんです。勿論その他のコメントについても目は通しますが、上記の規定に反していなければそのまま載せて返答も致します。

・工作員お断り

ただ政治記事に関してはちゃんとした論拠を提示した上で意見を述べて欲しいのが実のところです。まぁそういう人しか殆どコメントもしませんし、もっと言えばコメントではなく質問のメールをくれたりもするのですが、これに関しても一応...ということでw

・とろけそうな日っていうか俺がとろけるわ、俺がセンチメンタルだわw

なんか一部の心無い人たちのためにこんな記事を書いてしまい、多くの人には嫌な思いをさせてしまったかもしれないのですが、どうかご理解ください。実は今ちょっと体調を崩していて非常に辛い状態でPCに向かっているのですが、皆さんと一緒にこれからもこの国で歩んで行きたいと思っていますので...。まずは秘密保全法案の撤廃でしょうか?やることは山積みですが、いつか国民連合が実現した際には皆で楽しく酒でも呑みましょう、今日はそのままの意味でもジベリってことで。

2013年10月17日木曜日

駅そばって無条件に美味しいよね

・弁天町の歩道橋にて

・ゲベッケンのパンを食べつつ大阪へ...

今日はファニーワークというまたしても教育系の会社の説明会のために大阪の弁天町まで行ってきました。弁天町は交通博物館なんかがあるところで、ちなみに安治(あじ)川を渡った先は此花区、つまりUSJにも比較的近い場所に位置しているということになります。

・安治川大橋からの眺望

説明会は2時間ほどで終わり、その後適性検査なるペーパーを提出して今日はおしまい。(1次選考はおよそ2週間後だそうな...)その後、戯れにこの周辺を歩いて帰ろうということで、恒例の街歩きタイムへ...。

・此花区は工業地帯と下町が同居する不思議な場所

・タンクがなんかいい感じです

此花区は住友化学などの向上が立ち並ぶ、いわゆる工業地帯なのですが、一歩路地に踏み込むと昔ながらの下町が広がっており、何かこう独特の雰囲気を感じさせる町だなといったところでした。

・ユニバーサルシティに到着!

そうして30分ほど歩いたところでユニバーサルシティに到着。今回の旅はここでおしまいです。その後、ジャンプショップに立ち寄り、また例によって銀魂グッズを物色してから、JRで京橋まで引き返すことに。

・秀吉(ひできち)の肉そば&いなり寿司(合計で450円也)

京橋でお京阪に乗り換え。日刊ゲンダイを買ってから駅のホームに行ってみると、どうやら人身事故があったようで、電車は激混み。少し落ち着くのを待ちつつ、何か食べようということで駅の中にある蕎麦屋、秀吉へ。(駅そばって何であんなに美味しいんでしょうねw)

・今回歩いたルート

因みに今回歩いたルートはだいたいこんな感じのようです。直進で3.6Kmとのことですが、まぁ結構回り道したりしたんで実際には4Kmくらい歩いたんじゃないかな?と思います。だから何だという話ではあるのですが、たまにはこういうのもいいでしょう。と言うか今、そのくらいしか娯楽がないんですよね。移動の合間とか、終わったあとの時間くらいしか自由時間がないも同然ですからね。そんなところでありますが、本日はこの辺で失礼します,ジベリってことで。

2013年10月15日火曜日

映画レビュー3連発その①:ナインソウルズ

タイトルの通り、これから3回に分けて映画レビューを久々にしたいと思います。ちなみにあとの2本は劇場に足を運んだ「劇場版銀魂完結篇・万事屋よ、永遠なれ」と、「アレ勃ちぬ」「風立ちぬ」。この夏日本中を熱くした2つのアニメ映画です。



一方、第一弾の「ナインソウルズ」はというと、公開は2003年。つまり10年前の映画ということになります。まぁ最近レンタルして見たんですよね。監督は「青い春」や「ポルノスター」で知られる鬼才、豊田利晃さんで主演は今は亡き原田芳雄さん。松田龍平さんや千原ジュニア(当時の表記は千原浩史)さん、板尾創路さんといった味のある役者が脇を固めます。



9人の脱獄囚の「その後」を主軸とするこの映画は、dipの演奏を背景に、予告編の冒頭にもある東京の空撮から始まります。それでビルも皇居の森林も消え失せていくんだけど、なぜか東京タワーだけは残る...という不気味な演出。これは金子未散(松田龍平)の心情を反映したものなのでしょうが、これがなかなか印象的であり心に焼き付きます。その後、未散が収監されるシーンを挟んで場面はものの10分程度で「脱走」へ。ここでもまたdipの演奏がシーンを際立たせます。疾走感のあるBGMを背景に荒涼とした道のりを疾走する9人の脱獄囚。颯爽と脱獄に成功した9人は‘あるもの’を探す旅に出掛けて行きます。その後、各々の目的の場所へと向かう彼らですが、待ち受けているのは厳しい現実。再び逮捕される人、恨みから殺されてしまう人...。結局帰ることができる場所なんて殆ど誰にもなかったのでした。

・金子未散役の松田龍平さん(劇中より)

この映画は賛否両論のようなんですが、まぁそれも無理のない話なのかもしれません。そもそも9人という主要人物の多さが問題なのかもしれません。それゆえにキャラの背景とか、どういう経緯で犯罪を犯すに至ったのかという描写も殆どなし。なので感情移入のしようが無いんですよね。結末も金子未散の夢オチなのか何なのか結局よく分からないままと、終始おいてけぼり感が否めないのが実のところです。ただ、昔の日活映画ってこういう構成の作品多かったんですよね。何というか「何となく」で物語が進行していくような一種の不条理。それをアートと取るか駄作と取るか...ってことですね。僕は嫌いじゃないですよ、こういう映画。不条理なんだけど、その中にメッセージがあって「笑い」があって...みたいなの。

・ナインソウルズ : 豊田監督&松田龍平インタビュー(2012年7月30日)

公開から9年を迎えた昨年は、各地で再上映もされたようで、再度話題を集めたこの映画ですが、まだ観ていない方は是非、一度見てみることをお薦めします。秋の夜長に丁度いい1本だと思いますので...。そんなところでありますが、本日はこれにて失礼致します,ジベリ!

2013年10月12日土曜日

ほぼ100%の確率で美容院の雑誌のチョイスを間違える自分が嫌い

・ライトアップされた新風館

今日から世間は三連休なんですが、皆さんは如何お過ごしでしょうか?僕はといえば久々の休みで夕方からいつもの美容院(クンクンルーホー)に髪を切りに行くついでに街に出てきました。

・本日は夕方からのスタート

本当はもう少し早い時間に家を出る予定だったんですけど、なんやかんやで気が付けば夕方に近い時間になっており、河原町に着いたのはもう5時前くらいだったと思います。まずタワーレコードにゴーストノートのタワレコ限定シングルである「少女C」を買いに行き、その後美容院の予約は19時半だったので先に夕食でも食べようということで「かつくら」に。(ちなみにCDのレビューはまた後日の記事でということで^^)

・今日の夕食はこんな感じ

今回は三条店の方に行ってきたんですけど、店は相変わらずの大混雑。なんやかんやで今回はあまり時間もなかったのでビールはなし。(まぁそれでもご飯から味噌汁まで一通りおかわりしてるんですけどw)御池通り沿いの美容院には予定時間ほぼジャストに到着。担当さんの先約がまだ終わってないということでしばし待機…

・美容院のあとはブックカフェで一服

そして例によって雑誌のチョイスを間違えるというw 街歩きの本を持ってきたつもりが実はハイキングの雑誌だったという痛恨のミス。(まぁバイク雑誌を持ってこなかっただけマシといえばマシだったのですが...。)ともあれ、またしてもバッサリと髪を切ってスッキリしてきたのでありました。美容院を出たあとは六角通りのブックカフェ「TRACTION」へ。チンザノ・ロッソを飲みながらぼんやりと本や雑誌を読んで、リラックスして帰ってきました。明日から2日はまたバイトなので、今日はそろそろ寝たいと思います。それでは皆さんおやすみなさい、ジベリ!

2013年10月7日月曜日

「1%」のための消費増税

先日安倍首相は大方の予想通り、来年度からの消費増税を発表しました。かくして消費税率は8%に引き上げられ、そして安倍政権が倒れない限りは更に2年後には10%に引き上げられることとなるのですが、果たしてこの度の消費増税、一体何のために行われるのでしょうか?今日はそのことについてお話していきたいと思います。

1、社会保障のためという嘘
案の定、安倍政権は消費増税を法人減税とのセットで持ってきました。国際比較で数字だけを見れば、日本の法人税は確かに高いのですが、そこにはあるカラクリが隠されているということについてはその昔、このブログでも取り上げたとおりなので、ここでは説明を省略しますが、とにかく我が国における企業の法人税負担というのは、あまり重くないというのが現状なのです。(これは大企業の場合、特に顕著だと言えるでしょう。いわゆるメガバンクに至っては本当に最近まで法人税を全く納めてこなかったのです。)




加えて大企業にとって消費増税は更にオイシイものとなります。その所以がいわゆる輸出戻し税と呼ばれるものにあります。これはそもそも、外国の付加価値税(消費税等)との二重取りを回避するために輸出品への消費税を免税する仕組みなのですが、具体的には仕入れの際に要した消費税を政府が還付する形になっています。この制度の問題店はどこなのかというと、そもそも‘輸出’する企業が必ずしも仕入れをしているとは限らないという点です。つまるところ多くの場合は実際に税金を支払っている下請けの企業には免税の効果が行き届いていないのです。この辺は大企業と中小企業の力関係が複雑に絡み合っている根深い問題であると言えるでしょう。ただ何れにせよ、この制度は現状として大企業に有利なものであり、そうして点を踏まえると経団連が消費増税に積極的なのも頷けるでしょう。


2、アメリカのためと言われても不思議はない
こちらのページを御覧下さい。日本政府は今年7月頃、つまり参院選の前後に5.2兆円もの額の米国債を購入しているのです。為替介入を目的としたものではなく、その目的は定かではありませんが、1つ言えるのは、これが全く日本の国益にはそぐわないということであり、政府はまたしても体よくアメリカに貢いだだけに過ぎないということです。(それだけのお金を回収していながら破産寸前のアメリカはおそらくもうどうしようもないのでしょう...)「アメリカのATMにはならない」、自民党にもかつてそう断言した人がいました。2009年に急死した中川昭一さんです。しかしその思いを無下にするようなことを現政権はしています。

麻生さん、もしあなたにまだ良心があるのなら、安倍晋三を止めてください。じゃなきゃ「友達」を失いますよ!

(余談ですが、お葬式で誰よりも泣いていたのは我らが亀井静香先生だったといいます。棺の前でずっと話しかけていたとか...。鈴木宗男さんもたしかインタビューのとき泣いてましたね。別々の場所にいても、あの人たちは同じものを守るために、同じ「何か」と戦っていたんでしょう。)


3、そもそも日本の消費税は安いのか?
ここでもう一つ、そもそもの話を考えてみましょう。我が国の消費税は本当に高いのでしょうか?確かに税率だけ見ればそう見えなくもありません。しかし、少し違った視点で見てみると、一概にそう言えないことが分かります。ちょっとこの画像を見てください。



脚注にもある通り、これは2003年(つまり10年前)のデータなのですが、この2つのグラフを読み解くと、面白いことがわかります。成程標準税率で見ると、やはり日本の消費税は「安い」ということになるのですが、国税収入に占める割合としてみてみると、現時点でかなり「高い」ことになってしまうのです。それには2つの要因があります。1つはヨーロッパ諸国では税金の重みが累進課税に置かれていること。そしてもう1つは巷でにわかに話題になりつつある軽減税率が導入されているということ。この制度は国によってまちまちなのですが、食料品(※かなり細かい規定あり)や新聞・雑誌などは非課税(ないしゼロ税率)、或いは低い税率になっているのが一般的です。




ただ何れにせよ、こうした「カラクリ」を知らないままに、政府・マスコミの垂れ流す「日本の消費税は国際的に見て安い」というロジックに踊らされていてはいけないということです。分かっていただけたでしょうか?

※補足:上のデータは2003年のものなのですが、では現在はどうなっているのかというと、平成24年度4月の時点で予算に占める消費税の割合は38.4%。つまりおよそ10年の間に10%以上高くなっていることになります。

4、まとめ
要するに此度の消費増税は、社会保障の拡充やセーフティーネットの確立のために行われるようなものではなく、ただ単に富裕層をより豊かにするためのものなのです。しかも特別会計の見直しも不十分であり、いわゆる思いやり予算など国益に反する出費も続く中での「増税」です。こんなものに賛成することはできません。




だいたい...ですよ。何度も言うようですがこの国の中心は内需です。消費増税はそれを更に冷え込ませることになるのです。そうなれば「デフレ脱却」なんて夢のまた夢のまた夢の中で見る夢物語に終わります。景気回復を目指すと言いながら不況を招く政策を行う。「戦後レジームからの脱却」と言いながら対米従属を更に強める...。安倍政権のやっていることは全く支離滅裂です。安倍首相は夢遊病者にでもなってしまったのでしょうか...。とにかく1日も早くあの‘詐欺政権’には退陣して頂き、次こそ自立と共生を旨とする国民連合政権を現実のものとしましょう!それでは本日はこの辺で失礼します,ジベリ!


~参考文献~
・三橋貴明の「日本経済」の真実がよく分かる本(PHP研究所:2012年出版)
・消費税を考える重要情報(日本共産党)
http://www.jcp.or.jp/tokusyu-10/08-syouhizei/
・消費税と「輸出戻し税」(るいネット)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=166366
消費税10%なら大企業は6兆円のボロ儲け(阿修羅掲示板)
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/576.html
・驚愕!すでに日本の消費税は世界第2位になっていた!(るいネット)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=265994
日本の消費税は「ヨーロッパ」よりも遥かに安いキリッと思っている人に見てほしい
http://d.hatena.ne.jp/maachang/touch/20131004/1380856120
・主要国の付加価値税の概要(財務省)
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/108.htm