2014年12月31日水曜日

さんざん夢を見る夢の途中、今日も何かが足りないよ



先程の記事で言ったように、今年は帰省することなく京都で年末年始を過ごします。タイトルは去年同様、No Regret Lifeの歌の歌詞からの抜粋。ちなみに1stアルバム『Sign』収録の「その瞬間に」というタイトルの曲です。信じられない速度で1年が終わりました。特に7月以降からの半年は、本当に光のように過ぎて行った感じです。ただ1度、あるかどうか分からない「形勢逆転」の機会を見計らいつつ、ただ日々鍛錬を続けるという限りなく地道な日々。

・年越しそば

一言で言えば、僕を阻むは未だあまりにも分厚いものでした。以前から言っている内定取り消しや相次ぐ理不尽な「不採用」の通知等々。特に10月以降は名前だけで落とされているんじゃないかと思うくらい納得の行かない通知を受け取り続けました。しかし、こちらも黙ってそれを見ていたワケではありません。不正選挙対策と一緒で、絶対にそれができない環境を作り出すべく様々な手段を講じてきました。それらがどれ程の効力を持ってきたかは分かりませんが、少しずつ環境は変化しているように思います。そして、まだ詳しくは言えませんが、来年の今頃、一体僕はどこで何をしているのか、それも少しずつ明確な形になりつつあります。

だとしたらあとはその道を歩むのみ。歩みを止めなければ必ず夢に近付けます。ということで、僕は変わりなく来年も背筋伸ばして真っ直ぐに、この街で生きていきます。そんなところですが、今年はこれにて失礼します,ジベリ!

今年は里帰らず

・納屋町商店街

今日は大晦日。色々とあった2014年もあと残すところ3時間あまりとなりました。例年であれば僕も松山に帰省しているところなのですが、今やってる執筆活動(および研究)が忙しいのと、バイト先の世話になっている先輩が急遽休まざるを得なくなり、ヘルプとして呼ばれたことなどから今年はこれを断念。京都で年末年始を過ごすことになったのでした。

・サイクリング(右手奥に伏見城が薄らと見える)

で、今日は何をしていたのかというと、家の掃除と買い出しです。初めての京都で迎える年末年始ということで、ちょっと頑張ってみたりしちゃってますw (とはいえ流石におせちを作る気はなかったのでそこはスーパーで買ってくるという手抜きですが...。)


・お正月仕様になった大黒寺

それと今日はまた薩摩寺もとい大黒寺にも行ってきましたよ。勿論名水を頂くためです。ここの水は別名金運清水と呼ばれており、その名のとおりこの水を飲むと金運が上がると言われています。実はこの井戸、2001年に掘られた結構新しい井戸なのですが、大黒天様にお供えする水ということから金運に縁があるとされているのだとか。

・薩摩九烈士

ちなみにここ大黒寺は薩摩寺の別称からも分かるとおり、薩摩藩つまりは島津と大変深いつながりがあるところなのです。(解説は過去記事参照)そうした経緯から境内には寺田屋事件(薩摩の内ゲバの方)で犠牲となった有馬新七ら9人の志士、通称薩摩九烈士のお墓があるのですが、何故だか僕は事あるごとにここに足を運んで手を合わせるようになっているのです。(結果だけ言えば明治維新もまた、ある意味では「裏切られた革命」だったのですよね・・・)

・これがなかなか見つからなかったのです...

かつて、敢えて「革命家」という肩書きを好んで使っていた僕ですが、そもそも革命とは常に裏切られるものです。2009年の民主党政権誕生が、その後党内の工作員(野田、前原、枝野、岡田など)や官僚・マスコミという既得権益集団に阻まれて結果失敗に終わったように。もうこれ以上同じことを繰り返してはいけません。2015年を絶望ではなく希望への旅立ちの年にすべく、僕はこれからも戦いに身を投じていきたいと思います。もう少し書きたいことがあるのですが、料理などの準備もあるので一旦ここで失礼します。

2014年12月27日土曜日

補足:出口調査に関する簡潔なレポート

・今年のクリスマスも楽しゅうございました(久々のモンちゃん登場!)

皆さん、今年のクリスマスは如何お過ごしになったでしょうか?僕はまた今年も楽しいクリスマスを神戸で過ごしてきたのですが、その話は一旦置いておくとして、今日は先日12月23日の記事である「出口調査に関する簡潔なレポート」にちょっとした補足を付け加えたいのです。というのも、あれに関する質問が幾つか来てるんですよね。なので今日はそれに一気に答えようということです。


Q.1;投票所の人の入り方はどうでしたか?
まずはこれ。前回衆院選のときもそうだったのですが、「史上最低の投票率」が実感できるほど人の出入りは少なくありませんでした。投票所には殆どひっきりなしに人が来てましたし、出入りする人が多すぎて一人では捌ききれないような時間帯も何度かありました。それからこの質問に抱き合わせて回答しておくと、若い人は比較的少なかったです。僕が担当した選挙区は大学生の多いところなので、個人的にはもっと若い人が来るだろうと踏んでたのですが、結果はその通りではありませんでした。やはり多かったのは年配の方々であり、それに比べると20~30代はあまり多くなかったような印象です。このままでは若者がキャスティングボードを握れる日はまだまだ先のことになるかもしれません・・・

ちなみにこれは補足情報ですが、前回お伝えしたように僕が集めたサンプルは60部。それを120人が各地でやっているのでサンプルの総計は7200になるのですが、京都と滋賀の合計有権者数はおよそ85万人(総務省データベースより)なので、だいたい118~120分の1の数を集めていることになります。これを多いと取るか少ないと取るかは皆さん次第ですが、個人的にはやや少なく感じますし、やはりこれで開票と同時にあそこまで正確な当落をメディアが打ち出せる仕組みはよく分かりません。

Q.2:集計ミスがあったそうですが、次世代の党の得票数はどれくらいでしたか?
ビックリしますよ。僕も「そこまでか...」と驚きましたからね。ハイ、1票だけでしたw ちなみに集計ミスというのはこれのことですね。次世代の党の比例票1500票が共産党の票に紛れ込み、‘誤って集計’されたという事件です。

・次世代の比例票、共産に混入 京都・伏見で1500票集計ミス(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20141215000083

選管は「当落に影響はない」なんて寝ぼけたを言ってるらしいですが、よしんば全国的に同類のことが起こっていれば当落に影響が出る可能性だってありますし、そもそも当落の如何にかかわらず、許される問題ではありません。とはいえ今回の選挙にまつわる疑惑の中に次世代の党に関するものが多いのは些か気になりますね。

・流石にこの2人を一緒にするのは失礼である。勿論ヒトラーにだがw

言うまでもなく次世代の党は自民寄りの政党であり、体制を下支えする補完勢力のような位置付けのところだからです。本来ならば田母神とかその周辺の有象無象が‘不正’により当選し、自次公で連立を組んでいてもおかしくはないようなところなのです。しかし蓋を開けてみればこのテイタラク。一体何故にこのようなことが起こったのでしょうか?

・次世代の党の票が不正に 隠 さ れ る 瞬間が激写される(RKブログ)
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201412/article_155.html

やや雑かもしれませんが、僕なりに1つの仮説を立ててみました。それはこの一連の騒動が茶番であるというものです。成程伏見区の‘集計ミス’は許し難いのですが、たとえば上のページで紹介した票隠しの瞬間なる動画は完全なる言いがかりなんですよね。あれが実際は何かといえば、集計機に入れるために投票用紙を揃えているだけだったのです。

・コシミズさんの12月20日熊本講演会より

とはいえ全国のネット右翼が大騒ぎしたため、足立区の選管は参観人席からの写真撮影や動画の撮影を禁止することをほのめかしています。コシミズさんの言うとおり、これが狙いだったのでしょう。そしてもっと言えば、不正選挙追求自体をこの騒動に紛れてトンデモ扱いすることが狙いだったと思われます。個人的に平沼赳夫さんはかつて応援している政治家の1人だったのですが、2010年の「たちあがれ日本」結党以来、どうにも胡散臭い人に成り下がってしまったものです。盟友の亀井(静香)先生もきっと泣いてますよ・・・。


Q3:出口調査に投票していない人が回答している可能性はありますか?
あってもおかしくないと思います。たとえば...の話ですが某宗教団体が出口調査をやっている場所に押しかけて投票所に入り、少ししたら出てきたとしましょう。僕はその人に出口調査への回答を依頼します。このとき実際に投票したかどうかはたしかめる術もありませんし、そもそものことを言えば回答者が本当のことを言わなかったとしても何ら罪には問われません。そして加えて言えば、アンケートをやらずに調査員が自ら記入したとしても、それを暴く術は凡そ無いのです。

・出口調査でも「自民に投票した」が圧倒的だった?(RKブログ)
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201412/article_153.html

コシミズさんは上の記事で投票所への創価学会員動員説を唱えていますが、まぁ出来ない事ではないでしょう。そもそも裏社会御用達のアソウヒューマニーセンターやパソナが出口調査をやってるという時点で色々おかしいですすね・・・。(※パソナは開票作業も担当していた模様)

・入り口(開票作業)から出口(集計・出口調査)まで押さえられている(るいネット)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=299438

・衆院選は不正選挙バレバレ!開票と出口調査をパソナが担当 麻生一族の会社が出口調査の派遣(真実の解明への旅)
http://ameblo.jp/utukusiitikyu/entry-11965540742.html

公明党に投票するのなんてだいたいが創価学会員だと思うんですが、まぁこれが実際ヤケに多いんですよ。中には面従腹背なのか何なのか、小選挙では民主党候補を支持して比例代表では公明党に投票したりしている人も居たことには居たのですが、だいたいが小選挙は自民で比例代表は公明ですからホントに分かり易いのです。

ちなみに我らが生活の党にはどのくらいの人が投票していたかというと、僅か数名で社民党と大差ないレベルでした。獲得議席もたったの2になってしまいましたが、ハッキリ言ってこれは結構妥当な結果だと思うのですね。勿論不正の影響もあるかもしれませんが、まぁ取れたとしても精々あと2議席くらいが限界でしょう。そもそも多くの国民の頭の中から生活の党は完全に消えていたように思いますし、党の執行部もやる気があるんだかないんだかでしたからね。(たしかに政見放送はちょっと面白いなとは思いましたし、内容的にも良かったのですが、あれだけではどうしようもないでしょう。)


・申し出を送ったのは4日、返答はそれからおよそ2週間後

たとえば僕は選挙戦が始まって間もない頃に、前回参院選の時のようにビラ配りをやりたいと申し出たのですが回答はありませんでした。メールの返答があったのは選挙が終わって数日経った頃でしたし、おそらくハナからチラシすら作ったなかったのでしょう。立候補者も最低限に抑えたような感じが否めませんし、まぁ何か考えがあってのことなのでしょうが、ちょっと腑に落ちないところではあります。


Q.4:今回の選挙では一時、「白票運動」なるものが繰り広げられたようですが、実際それに準ずる回答をした人は居ましたか?

小選挙、比例代表をともに白紙で投票したというのは全回答60のうち、たった1名のみでした。よって結論から言えば白票運動はあまり広がらなかったと考えられます。なのでやっぱり前回紹介した上天草の大量の無効票はおかしいと言うことになりますね、ハイ。


~補足~
それから最後にこれ。最早「またか...」という感じしか無いのですが...。記事によると仙台市の青葉区の投票者数に関し、比例代表が小選挙区よりも989人少なかった(※前回2012年も比例は38人少なかった模様)ということなのですが、幾ら何でもこれは「ミス」というには数が多すぎです。勿論不正選挙の一環でしょう。

<衆院選>集計ミスの可能性 仙台市が調査(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141225_11044.html

おそらく探せば全国でこんなのが山ほど出てくるんでしょう。前回参院選の高松市での消えた300票だって、おそらくは不正選挙という大きな計画の1つの「点」に過ぎないのですよね。とどのつまり、誰を当選させて誰を落としてみたいな計画があって、それを達成するために全国各地で票の操作をしているのです。しかし元々が無理のある計画なので、どうしてもこのように不自然な結果が出てしまうのでしょう。実はまだまだネタは持っているのですが、まぁこうやって読者の質問に答えつつ、小出しにしていきたいと思います。ともあれ本日はこの辺でお暇します,ジベリ!

2014年12月23日火曜日

かぼちゃのスープ

・今年も作りました!

このブログを長く読んでいる人は知っているかもしれないのですが、僕には2007年以来、毎年恒例でやっていることというのが幾つかあって、そのうちの1つがこのかぼちゃのスープを作ることなのです。年に1回、冬至の日にこれを作って食べる。手間のかかる料理なのですが、これを毎年作って食べるというのが我が家の伝統なのです。

・こないだ高島屋に行ったときに購入

あと今年はシュトーレンを買ってきましたよ。クリスマスといえばシュトーレンですが、なんでこれってこんな高いんでしょうね。ともあれこれと洋酒がまたよく合うんですよ。今日はこれから神戸に行って、それからまたしばらくは家を空けることになるのですが、みなさんも楽しいクリスマスを過ごして下さい,ジベリ!

出口調査に関する簡潔なレポート

・1箇所目の調査地点である砂川小学校(12月14日撮影)

ということで、先日言っていた出口調査に関するレポートを書きたいと思います。僕がやったのは京都新聞社を主体とする出口調査なのですが、まずは基本情報から。

1、基本情報
・集計数は1人60枚。調査場所は2箇所で1箇所につき30部収集
・調査員は全120人
・つまり京都・滋賀全域で7200部のデータが収集される
・調査時間は1箇所につき4時間程度の合計8時間

ここまでが基本情報なのですが、補足しておくと時間はあくまで目安であり、時間いっぱいやってもいいですし、早いとこ30人集めてとっとと退散しても構わないということになっているようでした。(12日の事前説明会時の情報)それから一応男女や年齢もばらつきを付けるようにとは言われてますが、これも勿論絶対ではありません。調査項目は全部で7~8つ...なのですが守秘義務上、僕がそれを‘直接’書くことはできません。そこで僕は前もって近くに住んでいる知人を調査場所に呼び込み、調査内容を教えてくれるよう頼んでいたのです。よってこの先書かれることは、その知人からのタレコミということになります。

~京都新聞の調査内容~
1、投票先(小選挙区、比例代表区)
2、支持政党
3、重視した政策
4、安倍政権の進める憲法改正に賛成か?
5、原発の再稼働に賛成か?
6、性別
7、年齢

ちなみにこの知人というのがどうにも優秀でして、なんと横でやっていた朝日新聞の調査内容まで教えてくれたのですw

~朝日新聞の出口調査内容~
1、投票先(小選挙区、比例代表区)
2、アベノミクスを評価するか?
3、2012年の政権交代後、生活は良くなったか?

ちなみにこの朝日新聞社の方は聞いたところによると1箇所につき2時間半程度、調査をやっているようでした。(あと、実は2箇所目の調査場所である藤森中では毎日放送の調査員も居たのですが、こちらはものの1時間程度で居なくなってしまいましたwこちらは何を聞いていたのか分かりません...)

2、所感
調査結果には勿論守秘義務があるのですが、僕の理解ではそれは個人がどこどこに入れた...というのを指すのであり、たとえばどこの票が多かったとかそういうのは大丈夫と見なしますw

よしんば僕が記者であり、この結果だけを基に選挙結果を占うとしたら、「民主、与党自民と切迫」とか「民主、やや優勢か?」となるでしょう。実際自民と民主の票はかなり伯仲してましたし、また小選挙区に関して言うと、多いのは民主党の候補だったように感じました。イメージ通りだったのは共産が票を伸ばしたことくらいでしょうか?たしかに共産票は多かったです。(無党派層が流れたのでしょうか?)それからこれは勝手なイメージですが、インテリ層や比較的経済的に恵まれてそうな人が民主や共産に投じ、一方「お前はそれで何の得をするんだw」みたいなのが自民に投票している傾向が強いのもちょっと興味深いところでした。「肉屋に奉仕する豚」とは言い得て妙ですが、いわゆるB層って実際まだ結構居るんですね。

それと調査中、鼻についたのが選管の偉そうな態度。どうやら出口調査は投票所の敷地内でやってはいけないことになっているそうなのですが、それだと聞ける人に偏りが出ちゃうんですよね。だって自転車や車で来ている人には聞けないでしょ?だから1箇所目では折を見ては敷地内に入り、時折追い返されるというのを何度かやったのですが、2箇所目では腹立ったんで言ってやったんですよね。「(選管は)どういう権限でそれを言っているんですか?」、「公職選挙法に基づくものですか?」ってね。そしたらダンマリですよ。要するに特に権限も意味もないけどやってるんですよ。そこまでして隠したいことでもあるんですかねw?いやまぁ、あるんでしょうけど...。

・自民圧勝...でもないだろう


で、トータル思ったのは、仮にこういう手法で全国で出口調査が行われているとしたら、果たしてどうやってあそこまで正確な当落の推測が投票の締め切りと同時に出来てしまうのかということです。それと今回妙だったのは、その20時の時点での当落予想と最終結果に微妙な開きがあったことです。たしか開票時刻と同じくして映し出させたのはマスコミが喧伝していた通りの「自民300越え」だったように思うのですが、いざ最終結果が出てみると自民は議席を4つ減らしています。代わりに公明がその数だけ伸びたので、合計では変わってなく、しかも今回から小選挙区が5減ったので数字的には野党がやや減ったことにはなるのですが、一体この‘誤差’はどこで生じたのでしょうか?個人的な推測としては、投票率が意外と伸びたことがあるんじゃないかと思っています。

たしかに公表された数字は52%という戦後最悪の数字なのですが、これ本当なのでしょうか?だって期日前投票は増えてましたよね?だったら何故全体で下がっているのでしょうか?みんな赤穂浪士祭りに行って選挙に行かなかったからでもないでしょうし、本当にここは不可解です。そして次が重要なのです。

・熊本県の衆院選投票率は50%。熊本県天草市長選の投票率は76%。選挙は12月14日同日に行われた。(RKブログ)
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201412/article_124.html

同じ日、同じ投票所で行われた選挙で投票率におよそ30%近い乖離。一体これはどういうことなのでしょう?勿論そういう人も居るでしょうけど大概5~10%くらいの差異にしかならないでしょう。何故ここまでの差があるのか?答えは1つ、投票率が不正に改ざんされているからでしょう。同じようなことは2012年、こちらも衆院選と同日に行われた東京都知事選でも起こりました。

・東京都民の皆さん、都知事選に投票して衆院選に投票しない人っているんですか?(阿修羅)
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/470.html

サイトにもあるように、このときは都知事選の投票数は6,647,744票だったのに対し、東京都の衆院選の投票数は5,256,655票。つまり1,391,089票と、およそ20%もの差異が生じているのです。無効票が140万票もあったとは思えませんし、いやはや奇妙キテレツ大百科...。今日はもう1つ他に書きたい記事があるので一旦ここで失礼します。

2014年12月21日日曜日

今動き出す僕らのリズムはいつのよりもなぜか軽やか

・海遊館(中の写真は無しw)

・京都高島屋のプロジェクションマッピング

あの衆院選からもう1週間ですが、世間はクリスマス一色です。(あ、出口調査に関するレポートはもうしばらくお待ちくださいw)ちなみに今日のタイトルは音速ライン(←なんか久々の登場w)の「Winter Snow」っていう曲の歌詞からの抜粋です。



あと1枚目の海遊館は18日に大阪に行ったときに撮影したものです。(まぁ中の写真は無いんですけどw)ちなみに天保山のライトアップは来年2月ころまでやっているそうなので、気になった方は是非行ってみてください。

・納屋町商店街もクリスマス仕様

で、今日はというと午前中はちょっと桃山の方に行っていて、夕方は河原町の方に買い物に出掛けてました。こないだは大手筋商店街の写真を載せましたが、納屋町商店街もこのとおりクリスマス仕様になってます。

・千本鳥居や富士山も登場

で、河原町。冒頭2枚目に載せてるんですが、京都高島屋の屋上(夏にビアガーデンをやってるところですね^^)でプロジェクションマッピングをやってるんです。写真だけだとあまり伝わらないと思うんですけど、これ結構完成度高いんですよね。クリスマス以外にも京都や日本の風景が登場したり、ちょっと物語チックになってたりで...。23日まで開催しているそうなので、もし近くに行くことがあれば立ち寄ってみてください。明日はまたバイトで、そこから先はまたクリスマス休暇。23日はガガガSPのライブに行きます。そんなところですが、本日はこれにてお暇します,ジベリ!

2014年12月18日木曜日

マジカヨ✩ミステリー弾丸ツアー

・どうしてこうなったw

ということで僕は今朝、東京から京都に帰ってきました。諸事情により夜行バスに乗れず、やむを得ない形で新幹線で帰ってくることにはなってしまったのですが、そのお陰(?)で見事なまでの雪景色を見ることができたりして、意外とラッキーなところもあったりしましたけどw

・トンネルを抜けても抜けてもそこは雪世界だった

殆ど始発に近い新幹線で京都へと舞い戻り、帰宅したのはつい数時間前。それから家でノンビリと過ごしていたのですが、今日は午後大阪に行かなくてはならない予定もあり、いつまでもダラリと過ごしてはいられないのであります...。

・日刊ゲンダイの本社は築地にある

で、そもそも今回僕がどこの入社試験に行っていたのかというと、なんと日刊ゲンダイなのです。これまで社員求人が紙面に何度か出ることはあったのですが、社会人採用しか見たことがなく、新卒採用はやってなかったんですよね。それが1ヶ月ほど前に記事を見ていると偶然「新卒も応募可」という求人欄を目にして、「これは...」と思い応募したのですね。

・夕暮れ時の築地

まぁ今日は取り急ぎなので詳しくは書きませんが、築地も少しブラブラできたので、それも楽しかったんですけどね。肝心の面接もそれなりには手応えを感じられ、また次に繋げられそうな感触です。このまま入社が決まれば東京行きの可能性も高いですが、まぁそのときはそのときでしょう。

・ホッピーと煮込み

ちなみに夜は豊田屋で呑みましたよ。まぁこれはもうパターンですね。で、呑んでいると横に座っていたのはなんとリチャード・コシミズさんではないですか!結果だけ言うと意を決して話しかけたのは大正解。いやいや巡り合わせというのは恐ろしいものです。リチャードさんとの呑みは実に楽しく、出会ったばかりなのに100年の知己のような感覚さえ感じました。で、話していて思ったのは、出口調査で得られた経験ないし情報が、結構重大だとうこと。なので近いうちにこれは1つの記事にまとめたいと思います。



あ、ちなみにタイトルの元ネタはこれね。(世代で分からない人とか居るから一応w)いやでも実際ビートルズは大人の階段よ。ビートルズを聴いて大人になっていくんだよね、ウン。ただ実際、マジカルミステリーツアーとかサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドあたりは初見だと取っ付きにくいから、無難にベスト盤とかホワイトアルバム、アビーロードあたりから入ることをオススメするけど...。まぁそんなワケですが僕はちと休みます。それでは失敬,ジベリ!

2014年12月14日日曜日

とりあえずデータは得られました(キリッ

・京都新聞社の社員食堂にて

京都新聞社の出口調査バイトは無事完了しました。例によって20時の投票締め切りとともに各テレビ局は開票率がほぼゼロの中、次々と当落を発表しています。しかし現在の状況から行くと、当初言っていたような自民単独300越えには程遠い状況であり、加えて言えば20時時点での速報とも微妙な齟齬が生じている模様であり、僕はそれらに注目している次第であります。

・帰りにちょっと立ち寄った新風館にて

ともあれ今回のバイトではいいデータが得られました。(ついでに社食で夕御飯もご馳走になりましたしw)今週は火曜に急遽東京遠征を控えていたり、その後大阪にもちょっと用事があったりと多忙な日々が続きそうなのですが、近いうちに今回得られたものを記事として形にしたいと思います。現時点である程度断言できますが、やはり不正は行われています。論拠など核心に迫るところはまた後日。実は明日もバイトなので今日は大人しく眠りにつきたいと思います。(とは言いつつTwitterでしばらくは選挙結果の経緯を追っているのでしょうがw)それでは皆さん、夢の国で逢いましょう,ジベリ!

いよいよこの日がやってきました!

・新ポスター完成!

いよいよこの日を迎えました。第47回衆議院議員選挙、今日12月14日が投票日です。野党連合が進み切る前に解散の運びとなったことや選挙戦の短さ(史上2番目とのこと)により、正直政権交代まではどう転んでもいかないんじゃないか?というのが現実的な予想なのですが、ともあれ自公の議席を1つでも多く減らせたら、とりあえずそれで今回はいいじゃないですか?目標はマイナス100。つまり現在の324議席から224議席まで減らせたらとりあえず大成功!ってことですよ。

・命を落とすな、自公を落とせ

これを可能にするために取るべき手段がいわゆる「戦略的投票」。どういうことかというと、たとえば自分の支持している政党が生活の党だとして、でも自分の小選挙区で立候補者が立っていない...というとき。自民を勝たせないためにはそこで一番当選ラインに近そうな議員さん(だいたい民主党だが)に投票するということです。たとえそれが自民の回し者のような後ろかr...前原さんであったとしてもです。そして比例代表では生活の党に投票する...と。(※北海道、四国、中国ブロックでは生活の党の立候補者がいません。一応取り急ぎ・・・)

・アベノミクス(笑)の素晴らしい功績

正直今の民主党は自民党とどっちもどっちなんですよ。中にはまだまともな議員さんも居るのでしょうが、ほとんどは生活の党に流れちゃってますからね...。だけどとりあえず今回は「自民を勝たせないこと」が第一の狙いなので四の五の言ってられません。




それに政治家さんだって落ちればただの人なのですから、仮にこうした状況下で当選した民主党の議員さんの中にはこっちに歩み寄ってきてくれる人だっているかもしれません。「若者の方を向いてくれない」なんて思っていても、投票に行かないうちはやっぱり見て貰えないのです。でもある日突然20代の投票率が70%になったとしたら?おそらく次の選挙ではこぞって若者向けの政策を各党が用意してくるにきまっています。そうして投票行動によって政治家を育てることだって可能なのです。そのいい例が沖縄でしょう。

・〈総選挙 私はこう見る〉「選ぶべき候補者/政党がない、というタワゴト」 白井 聡
http://thepage.jp/detail/20141209-00000003-wordleaf?page=1

白井さんの言っているとおり、沖縄は戦後レジームの矛盾が本土よりも顕著に表出した場所なのであり、ある意味本土の先行事例のような場所なのです。そこで起きた変化の背景には「待ったなし」の民意があったのです。たかが選挙のたかが1票、だけどそれで変わるものは沢山あります。だったら変えましょうよ。不正選挙をやる余地がないくらいの強い民意をジャパン・ハンドラーズに示してやりましょう!もし今回の選挙で自民が200を切るようなことがあれば、安倍晋三もロックフェラーもパンパースを買いに走りますよw


あとそれから選管の皆さんに言いたいのが、投票所の終了時刻繰り上げは止めろということ。ちゃんと20時までやって下さい。(どうせ投票所に来てる公務員さん、特別手当まで貰ってるクセに大して仕事してないんですからw)では僕は今日は投票所で出口調査のバイトをやるのでそろそろ準備したいと思います。(午前中は砂川小、午後は藤森中でやってますw)それでは一旦失礼します。

2014年12月11日木曜日

いわゆる記者クラブについて



今日は前々回連載の補足記事を1つ書いておきたいと思います。いや実は書きたい記事ではあったんですけど、地方紙主題の連載内容とはちょっと違うかな?と思って取り上げなかったんですよね。ただ最近になって選挙をめぐる報道を見てると「やっぱり書かなくては...」と思ったのも事実ですし、そして極めつけはこれですよ。

・選挙監視団を組織せよ。(白川勝彦)
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1657#m

白川さんというのは元自民党の国会議員であり、国家公安委員長を務めたこともある人物なのですが、そんな彼が不正選挙をはっきりと疑っているのです。

これまで、いろんなところで不正選挙という人がいたが、私はこれにあまり同調しなかった。具体的な事実に基づいた見解でなかったからである。しかし、いまでは不正選挙という疑いをもって、今回の総選挙を見なければならないと思っている。集計作業の段階でコンピュータを操作すれば、どのような結果を出すことも可能だからである。しかし、この謀略には最大の危険・弱点がある。コンピュータの操作はデジタルであるが、実際の開票作業は、極めてアナログであることだ。しかも、開票作業には、全国に多数あり、かつ立候補関係者が立ち会うからである。いちばん末端の開票作業現場の監視を徹底的に行えば、この謀略を暴くことができるのだ。

まぁ以前僕が言っていた国際監視団の要請にまでは言及していないようですが、ともあれ元自民党の議員さんからこんな話が出ること自体が極めて異例ですし、そもそも殆ど身内のような人からこうして‘暴政’を危惧する声が出ているというのが今の安倍政権の異様さを反映しているとも言えるでしょう。そしてこの記事の前半、ここで白川さんが言及しているものこそメディアと権力に関わるものなのです。

いわゆる記者クラブ制で、第二権力と第四権力の癒着・結合関係が尋常でないのは、周知の事実である。(中略)かつての自民党は、第二権力との癒着・結合関係を否定しなかったが、それ以外の権力との関係には、細心の注意を払っていた。下手をすると、命取りになることを知っていたからである。安倍・自公“合体”体制では、第一権力と第二権力と第四権力が、深いところで完全に癒着・結合しているのである。そのような権力構造の中で、いま総選挙が行われていることを、私たちは認識しておかなければならない。そのような認識に立てば、“自民党300議席超え”という、嵐のような報道のカラクリが読み解けるのではないか。

ちなみに白川さんの言っている第二権力というのは行政のことであり、第四権力というのはマスコミ・報道を指すもののようです。そして残りの第一と第三は何かと言うと第一が政治であり、第三は司法を指しているようです。ともあれ選挙戦がまだ始まったばかりの頃から「自民300議席越え」を大手メディアが喧伝していた背景に、メディアと政権の癒着があることは想像に難くありません。特に気になるのが11月26日付の日刊ゲンダイのこのスクープ。

・有権者はいいのか? 無党派層が棄権なら「自民大勝」の悪夢(日刊ゲンダイ)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155224

この記事の1ページ目、一番下の段落に、驚きの一文があるのです。

安倍首相を支えている大新聞は、低投票率にするために、わざと選挙前に「自民300議席へ」という記事を1面に掲げる予定だという。無党派層に「もう勝負はついた」「投票に行ってもムダだ」と諦めさせる狙いだそうだ。


・写真はこちらのツイートより

ゲンダイの記者さんがどのようにしてこの情報を掴んだのかは分かりませんが、このスクープは本当でした。公示から2日後の12月4日の大手紙朝刊の一面には本当に「自民300議席」という文言が踊っていたのです。(上写真参照)何故このようなことが起きるのか?本当に談合しているからでしょう。大手紙は今や完全に政権のスピーカーと化してしまったのです。そしてこの腐敗したシステムを支えるものの1つが記者クラブといったところなのでしょう。今日の本題はまさにそこなのですが、本論に移る前にもう1つ見て欲しい記事があるのです。

・(再掲) 2012/05/30 【読売・押し紙問題】「押し紙を告発する者は手段を選ばずにつぶせ、ということ」 ~黒薮哲哉氏、新聞業界のタブーを語る(IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/17213

これはご存知、フリージャーナリストの岩神安身さんのHPのページからなのですが、僕が連載記事「地方紙の逆襲」の終盤で、いわゆる「押し紙」の話をしたのを覚えている方はいらっしゃるでしょうか?押し紙というのは大っぴらに言えば読まれないことを前提にしたものであり、「部数」としてはカウントされているものの、実際には速やかに古紙として第二の人生を歩むことが予め定められている新聞のことなのですが、これはれっきとした新聞業界のタブーの1つなのです。記事の中で黒薮(くろやぶ)さんはこのように語っています。

「押し紙は明治時代からあった。しかし、戦後の専売制度で、新聞社と販売店の関係が強化された」と語る黒薮氏は、近年の不景気で販売店が負担を抱えられなくなった、と指摘。さらに、「新聞社が公称部数の上乗せのため、補助金を出している」と新聞業界のグレーな部分に言及した。

大前提として踏まえておくべきことは、新聞社と販売店の間には、歴然とした力関係があるということです。だからこそ、この記事に出てくるような無茶苦茶な事例がまかり通るのです。加えて言えば、この悪しき風習は、広告代理店の共犯によって成り立っているということも理解する必要があります。もともと広告代理店は新聞社と近しい関係にあるところが多く、それであるがゆえに起こることでもあるのですが、両者は「水増し」に関して結託しているのです。そうして新聞社及び広告代理店は水増しされた広告料を依頼主から回収しているのですから、もはやこれは詐欺と呼んでも良いレベルなのです。とはいえ、企業がそれを払うのにも理由があります。最近は折り込みチラシでパチンコ店が多くなっているのもその影響でしょうか。要するにある種の「口止め料」としての働きもしているということです。新聞社、広告代理店、そして企業。それらが三者三様に得をするという、どこまでも黒いシステムが出来上っているのです。



とはいえ、それもいつまで続くのかは大いに疑問です。そもそもテレビ同様に新聞の広告も気が付けば胡散臭いものが多くなっており、「新聞に載っている=信頼できる商品」という図式は成り立たなくなっていますし、そもそも新聞(特に全国紙)は着実に読まれなくなっていっているので、その影響力は無くなる一方ですからね...。ある日誰もその新聞を読まなくなり、印刷する新聞がそのまま全て押し紙に変わるようなことになるとしても、それでもこのバカげた茶番を続けるんですかね...。


1、記者クラブとは何か?
それでは本題に移ります。まず記者クラブとは何かについて、軽く説明していきたいと思います。記者クラブと言うのは、実はこれ日本独自のもの(※他にはガボン、ジンバブエに存在。またアメリカでもホワイトハウスや連邦政府の官庁、国連本部には同様のシステムあり)なんですが、これがいつ頃形成されたのかというと、なんと明治時代なんですね。(共同新聞記者倶楽部)当初は取材の自由を勝ち取るために団結して闘っていた組合のようなものだったようであり、少なくとも権力と癒着するような腐ったものではなかったようです。

しかし大東亜戦争の始まりを機に、記者クラブはその性格を一変させます。まず1941年の5月には新聞統制機関である「日本新聞連盟」が発足し、およそ半年後の11月下旬には「新聞の戦時体制化」が決定。日米開戦後に新聞連盟の設けた「記者会規約」により加盟は記者個人から会社単位に改められることとなります。日本のジャーナリズムの問題点としてよく記者よりも会社を重視することが挙げられますが、その悪しき伝統はここから始まったのかもしれません。かくして次第に記者クラブは御用団体と化していくのでした。小磯内閣発足時(1944年)には朝日新聞社出身の緒方竹虎が国務大臣兼情報局総裁に就任し、検閲を緩めようとはしたのですが、どうやらこの頃には新聞は完全に萎縮しており、規制緩和を活かす力は最早残っていなかったそうです。

戦後GHQの諸改革の一環でこうした記者クラブのあり方は見直されることとなるのですが、ジャパン・ロビー(今で言うジャパン・ハンドラーズの前身のようなものと考えて貰えれば相違なし。日本を裏から操って、アメリカの国益としようとしている人たち)の意向でその後この方針は軟化。記者クラブは記者クラブは超法規的な措置として受け入れられていくこととなりました。ちなみに元々新聞記者のみで構成されていた記者クラブにテレビやラジオが参入を認められたのは1970年代のことでした。記者クラブはその後、公然と取材に対する指揮権を認められるようになり、権力との馴れ合いも徐々に深まっていくこととなります。


2、問題点
記者クラブの問題点として、真っ先に指摘されるのがその閉鎖性であります。「クラブ」という言葉からも分かるように、ここには許された人しか入れません。ジャーナリストなら誰でもという訳ではなく、新聞社と通信社とテレビ局の記者しか現状では入ることができず、記者会見にすら出席出来ないのです。このことが結果として一部メディアに情報が独占される事態を招いているということは、言うまでもないでしょう。

2つ目には、上記のような閉鎖性の結果として生まれる馴れ合い体質があります。冒頭に挙げた写真のように似たり寄ったりの記事が全国氏に並ぶのは、まさに報道各社の馴れ合いの産物だと言えますし、また取材元である権力との馴れ合いにも甚だしいものがあります。2000年の森内閣のときのいわゆる指南書事件がそれを端的に示しているいい例ですし、或いは3.11後の会見で東電の責任者に対して批判的な質問をしなかった大手メディアの姿勢もその成れの果てだと言えるでしょう。



元ワシントンポストの記者であり、現在はフリーランスで幅広く活動している上杉隆さんは「メディアの横並び意識を下支えしているのが記者クラブだ」と批判していますが、まぁ実際その通りなのでしょう。権力へのアクセスを許された大手メディアの記者たちは、ある種の特権階級のような意識を強くし、さながら自分が世界を動かしているような錯覚に陥っているのかもしれません。しかし、そもそもジャーナリストのあるべき姿は権力と対峙することではないでしょうか?また多くの記者は会社に忠誠を誓うのですが、本来忠誠を払うべきは「真実」であってそれ以外の何物でもないのです。


3、新しい風
記者クラブは何度も問題視されたものの、その後も現在に至るまで存続しています。しかし、記者クラブのみが門戸という状況は2009年のある出来事により変わり始めます。そうです、政権交代です。当時金融担当大臣だった、我らが亀井静香先生はフリーの記者を対象とした会見を別個に設けましたし、このような動きは他の省庁でも見られるようになりました。こうした背景には予てより記者クラブ廃止を提言していた小沢(一郎)さんの意向も少なからずあったのかもしれません。

2012年衆院選の敗北やそれに伴う安倍内閣の発足はこうした流れを止めるのではないかと言われており、実際秘密保護法の制定などで情報統制に動きつつあるのは間違いないのですが、それでこの動きが止まることはないでしょう。記者クラブは官僚制とともに自民党のヘゲモニー体制を下支えする基盤の1つなのかもしれません。しかし、一度動き出した「革命」の狼煙を消すことは出来ません。大義はこちらにあるのです、闘う意志を持ち続ければきっといつか変化は起きます。そう信じて戦っていこうではないですか。そんなところですが、本日はこれにて失礼します,ジベリ!


上杉 隆「官報複合体=記者クラブを解体せよ!」(月刊日本)

誘導線キルナ~西宴~

・ライブ会場の入口にはecosystemのシンボル(?)のフクロウも

Twitterの方ではチョロっと言っていたのですが、昨日はecosystemというバンドのライブに行ってました。ちなみに記事のタイトルは今回のライブタイトル。そもそもはecosystemの定期ライブのようなものとして実施される予定だったのですが、その後メンバーの脱退などがあって、結果的に解散ライブになってしまったという何とも数奇なイベントなのです。

・そう、このOPを歌ってたのがecosystem!

ecosystemといっても多分分かる人は少ないでしょう。ただ、銀魂のOPとして使われていた「ジレンマ」という曲だったらご存知の人も多いのではないでしょうか?(ちなみにその頃の銀魂は蓮蓬篇とか六股篇とかをやってましたw)

・ecosystem(「ジレンマ」リリース時)

はじめにちょっとバンドの解説を...。ecosystemは壺坂恵さん(上の写真だと右から2番目)を中心とする大阪出身の男女混合3人組バンドで結成は2007年。(結成当初は4人編成)4年後の2011年にはメジャーデビューシングルとして先述の「ジレンマ」をリリース、オリコンチャートで最高36位を記録します。その1年後にドラム担当の空岡由梨弥さん(上の写真だと左端)が脱退して、更にそれから1年後の2013年8月にメジャー初アルバムとなる「後ろの正面、ジレンマ」をリリース。捨て曲なしのいいアルバムで、個人的にこれからに期待していたバンドでもあったのですが、今年8月末にベースの後藤葉子さん(写真右端)が体調不良のため休養に入ります。そして2ヶ月後、後藤さんの復帰が困難であることを受けてバンドは解散に至ったのでした。



Twitterで、あるフォロワーさんが言ってたことなんですけど、バンドって永遠じゃないんですよね。志村さん(フジファブリック)のことがあって、それは分かっていた筈なんですが、やっぱり好きなバンドが解散していくのは淋しいものです。いつかライブに行きたかったバンドの1つがここだったので最初が最後ではありますが、お邪魔してきた次第です。

・ライブ会場付近にて(帰りに撮影)

ライブ会場は心斎橋のMusic Club JANUS。ライブ会場は解散を惜しむ沢山のファンでごった返していました。1曲目はアルバム冒頭曲の「Secret」という曲で、そこからアルバム曲のみならず、シングルのB面曲、更にはインディーズ時代の曲なども演奏。勿論「ジレンマ」もやってくれました。また解散ライブということでゲストも多数。サポートメンバーはオレスカバンドでしたし、その他では「空きっ腹に酒」という若手バンドの方なんかも来て演奏してくれました。中でも心に残ったのは、壺坂さんがトランペットを吹いていた「大抵のストーリー」という曲。アルバム曲の中でも好きな曲の1つだったのですが、あのトランペットは壺坂さんが吹いていたのですね。いやはや多才な人です。(何でも元はスカバンドをやってたとか何とか...)

・壺坂さんのTwitterより

あとジレンマのB面曲だった「妄想キセイ」も個人的に好きな曲なのでライブで聴けて嬉しかったです。それから印象的だったのは壺坂さんの話。バンドというある種非日常な世界を生きる彼女にとっては、たとえば会社に務めてお昼休みがあって...みたいな日常が非日常で、ちょっと憧れたりしてるところがあるんだなと。誰しも自分が経験できない世界とか持っていないものには憧れてしまうものなんですね。メンバーがこれからどういった活動をしていくのかは分かりませんが、やっぱりファンとしてはどんな形であれ音楽を続けて欲しいところです。

・ライブ会場の入口にあったやつ

ただまぁ本人たちが「もう未練はない」というならそれを尊重したい気持ちもあったりして、ここは複雑なところです。ともあれ良いライブで、本当に楽しかったです。(あと初めてライブにいっただけの分際なのでアレですが、バンドの最後の勇姿を見られて幸せでしたよ...。)今日はまた1日休みなのですが、驚く程体調が優れないので、家で大人しくしていたいと思います。(あ、でも米ないんだった...)とかく本日はこれにて失礼します,ジベリだって!(越中的なニュアンスで)