2016年1月25日月曜日

この高鳴りを忘れらんねえよと呼ぶ



ということで今日は昨日見てきた忘れらんねえよのライブ、ツレ伝ツアー2015@梅田CLUB QUATTROについて。まず最初にとりあえず一言。マジで最高のライブでした、サンキューセックス!このバンドのロック魂はダテじゃないっすよ。


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ちなみに今回のライブ、実はSUPER BEAVERというバントとの対バンだったんですけど、到着が大幅に遅れたことから僕は聴けていないのです。柴田さんがMCで手放しの賞賛を送っていたバンドだけに気になるところなんですけどね...。ま、とりあえず近いうちに一度レンタルしてみようと思います。

・鴨川を望む(四条大橋にて)

直前まで桃山に出掛けていたことが災いし、家を出たのは17時頃。河原町に着いた時点で開場時間間近というテイタラク。案の定のグダグダでのお送りですw

・ともあれ到着!

そしておよそ1時間遅れの19時にライブ会場に到着。着いた時間は丁度切り替え作業中で騒々しく人が出入りしている頃でした。僕はトイレで件の不正選挙Tシャツに着替えると、ドリンクを受け取ってライブ会場へ。チケットはソールドアウトということで大入り満員、熱気で溢れかえっています。と、丁度ブルエンの「もっと光を」が流れているところで歌を口ずさむアナウンスが。


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その正体はギターヴォーカルの柴田さん。会場真ん中の音声・照明ブースからの登場です。はてさてそこからどうやってステージまで行くのか。いわゆるクラウド・サーフィングってやつですよ。お客さんの手を伝ってステージまで行くのです。いきなりのパフォーマンスで会場のボルテージを急上昇させたところで演奏スタート。1曲目はシングル「ばかもののすべて」収録の「今夜今すぐに」。その後のセットリストは以下の通り。

ーセットリストー
1、今夜今すぐに
2、この街には君がいない
3、夜間飛行
4、慶応ボーイになりたい
5、ばかもののすべて
6、ばかばっか
7、犬にしてくれ
8、タイトルコールを見ていた
9、バンドワゴン
10、バレーコードは握れないから(新曲)
11、体内ラブ ~大腸と小腸の恋~
12、戦う時はひとりだ
13、バンドやろうぜ
14、中年かまってちゃん
15、CからはじまるABC
16、北極星
17、この高鳴りをなんと呼ぶ
18、忘れらんねえよ


MCは基本的に柴田さんが喋り倒す形式で、この日は共演バンドのSUPER BEAVERへの賞賛が多めで「気持ち悪い」と野次られるほどw 他にもオススメのバンドとして柴田さんは冒頭で口ずさんでいたブルエンやラブ人間、井之頭蓄音団なんかを挙げていました。また途中で「ビールを飲みたい」と言い出した柴田さんはクラウドサーフィングで再度、音声&証明ブースへ。そしてビールを受け取るとサーフィングでステージに戻り、最後にビールを一気飲み。自由過ぎるw




モッシュやダイブが耐えなかった6曲目や11曲目に入る前のコール&レスポンスなど、とにかく大盛況の今回のライブですが、やはりハイライトはラスト3曲でしょう。どれもバンドの代表曲といっても過言でない曲ばかりで、最後の「忘れらんねえよ」ではオーディエンスが大合唱。かくしてライブ本編はボルテージ最高潮のまま終わっていったのでありました。




アンコールを受けて登場した柴田さんは昨年11月にバンド脱退を表明したドラムの酒田耕慈さんに関する話を。まぁ「脱退」とかいうと今SMAPの話で持ちきりですが、こういうのって当事者にしか分からないナイーブな問題もありますからね...それを敢えて口にした柴田さんは立派だと思いますし、そして何よりそれは円満な形の別れであったことの証左にも思えてファンとしては安心もしました。そして演奏曲はその酒田さんに向けて作ったという「別れの歌」。

・忘れらんねえよドラム酒田耕慈、脱退報告「自問自答を繰り返した」(オリコン)
http://www.oricon.co.jp/news/2061752/full/

かくしてしんみりと演奏は終了したのですが、ここで終わらないのがこのバンド。皆で写真撮影をして、そして最後にベスト盤&4月にまた関西でライブをやることを告知して、大盛況のうちにライブは終了。(ちなみにそのライブはセックスマシーンとの対バンだそうなw)

・どて焼きは3本セットで280円也

ライブ終了後、何か腹に入れておきたい気分だったので泉の広場の目と鼻の先に見つけた七津屋というお店でサクッと一杯。立地条件にもかかわらず日本酒は一杯280円という驚異的な安さ。土手焼の味もしっかりしていて文句なしの一軒です。店を出たあとは阪急電車に乗り込んで西院まで。そこで彼女と合流したのでした。

・チファジャカルビ(648円)とか豚トロ(540円)とか...

時間が時間だったので、やっているお店もそうそうなかったのですが、結局はアフレ西院のチファジャに行きました。焼肉っすよ、焼肉...。とまぁそんなところなんですが、その翌日のデートについてはまた後日書くとして、今日のところはこれにてオシマイにしたいと思います。ジベリセーックス!(←もうワケ分からんぞw)

2016年1月21日木曜日

割り勘は100円単位以下切り捨てで行け

・鉄道博物館、間もなくオープン!

・様々な出店が並ぶ東寺の境内

・蒜山焼きそば(たしか400円)

今日は21日ということで東寺の弘法さんこと弘法市に出掛けてきました。ちなみに今回のは年明け後初の弘法市なので、俗に初弘法なんて言ったりします。(では12月の年内最後のものは何というかというと、「終い弘法」というのですね。)先日の藤森神社の手づくり市をはじめとして、今や世の中蚤の市戦国時代とも言うべき状況にあるのですが、弘法さんは歴史の長さも規模も規格外。まさにキングオブ蚤の市と称するに相応しいものなのであります。

・この焼肉屋、多分美味しいんだろうな...(多分この店と思われ。)

本当は11時くらいには着いておいてお昼時の一番脂の乗った時間帯をエンジョイするのが粋な楽しみ方なのですが、どうしてもぐだぐだモードから抜け出せない僕は午後からの参加になってしまうのです。(ちなみに今回の到着時刻は15時でしたw)

・アツアツのみたらし団子は一本100円也

それでもちゃんと楽しめます。まず向かうのは、東寺から少し外れた路地にある毎月21日限定オープンの和菓子屋さん。(名前は不明)ここは知る人ぞ知る場所であり、和菓子の味は紛れもなく無類。特にオススメなのは写真のみたらし団子。出来たてホカホカがなんと1本100円。これは買うしかありませんよ。今回は団子のほかに季節のオススメといういちご大福も買っちゃいました^^

・御影堂

団子を食べて小腹を満たしたところでいざお参りへ。何度も言うようですが、そもそも弘法さんはその名前からもわかるように弘法大師にゆかりのある行事。21日というのも空海こと弘法大師の命日に因んだものですからね。(詳しくは過去記事参照)また護摩木を納めてきてもよかったのですが、どうやら護摩焚きの時間は過ぎていたようなので今回は見送りということに。(多分来月も行きますから^^)

・栗まんじゅうは1つ100円也

・蒜山焼きそばは300円にて

参拝後は出店を見て回ります。で、結果だけ言うとここで食べたのは写真の栗まんじゅうのみ。あとホントは冒頭写真の蒜山焼きそばを買いはしたのですが、食べる場所がなくて結局家まで持って帰ってきて、ホントについさっき食べたところなのですw

・ここでよく見送ってたっけか?

東寺を出たあとはイオンモールに立ち寄ったりしながら京都駅へ。とはいってもこのまままっすぐ帰るワケではないのですが...。通り抜けるだけなんですけどね実際。ただ京都駅には思い出が詰まってるので、特に八条口側の方に行くと色々なことを思い出して感傷に耽ることがあります。

・夜はこれからだぜェェェ!

ああいう形で終わりにはなってしまいましたが、今となってはとりあえず元気で楽しくやっててくれたらそれでいいやという感じですかね。こっちも何とか楽しくやってるので...。とまぁ湿っぽい話は置いておいて、ここからは一人呑みタイムですよ。もはやここからが本番、それでこその5時から男といったところでしょう。(まぁ仕事が5時で終わってそれでいて生計が立てられるなんて僕にとっては夢物語ですがw)

・とりあえずのビール(18時までは一杯300円)と付出し(250円)

本日1軒目のお店は石黒さんがちょっと前のブログ記事に上げていた和利館というお店。まぁよくありがちな居酒屋ではありますが、駅前にありながらあの落ち着いた雰囲気はなかなか貴重かもしれません。まぁ今日のタイトルはこの店の名前から来てるんですけどね。一人で飲んでも和利館でございますよw

・牛すじ煮込みは400円也

とりあえずの一品はビールにぴったりな牛すじ煮込み。煮込みといえば思い出すのは池袋は豊田屋のそれですが、比べるとこちらのはあっさりとしている印象。京都らしいはんなりとした一品と言ってもいいでしょう。

・諸君、これが天ぷらである!

続く2品目は天ぷら盛り合わせ。このボリュームで630円は比較的お得な感じがします。天ぷらと言えば安倍偽総理ですかね。大手マスメディアのお偉いさんはその安倍に寿司をご馳走になってはしゃいでいるようですが、僕だったらお断りですね。そんなもん食べるくらいだったら自分のお金で買ったスーパーの半額になったお寿司をカップ酒と一緒に楽しむほうがマシです。

・うににぎり(一貫350円也)

でもって今日はちょっと奮発。雲丹の握りですよ、雲丹。まぁこれ1つ頼んだだけなんですけど...。こういう回らない寿司を値段を気にせずに食べられるようにはなりたいものですが、それは実力でやってこそナンボのもの。権力者にヘイコラホするのは真っ平御免被りますよ。そのくらいの気概がなきゃジャーナリストなんざ出来ないんですよ(キリッ

・もはや行きつけといってもいいレベルのお店、ひょうたん

ともあれ一軒目はここまで。2軒目は回らないけど座れないお店、だけど味はたしかで値段は安い。毎度お馴染みのひょうたんへ。和利館とこの店はほんの数メートルの距離にあるんですね。今日はまぁ2軒目でのご来店ってことでここでは軽く1杯のみ。肴はかんぱちの刺身で、お酒は熱燗を。これでも合わせて500円少々ですからやっぱりここはいいですよ^^

・ルックス一本釣り間違いなしのいちご大福

そして最後にHUBで一杯飲んだところで本日は終了。(どうやら写真は撮り忘れた模様w)家に帰ってきて弘法さんで買ってきた焼きそばを食べながらこうしてブログを書いている次第です。ちなみにいちご大福はこんな感じ。まだ食べてないんですが、もうルックス一本釣りですよね、これは。明日明後日はまた仕事なのですが、それが終わると24日は忘れらんねえよのライブが待ってますからね。とりあえずそれを目当てに頑張ろうと思います。そんなところですが本日はこれにて失敬,ジベリ!

2016年1月17日日曜日

思ってたのと違った藤森神社の手づくり市

・手づくり市にて(かりんとうまんじゅうは1つ100円也)

皆さんこんばんは。ということで藤森神社の手づくり市について書いていきたいと思います。藤森神社は端午の節句のお祭り(藤森祭)とか紫陽花の名所として有名な神社で、このブログにも何度も登場している場所です。(名水スタンプラリーのチェックポイントでもありますね^^)

・手づくり市開催中の藤森神社

藤森神社の手づくり市というのはその藤森神社で毎月の第3日曜日に月一で開催されるイベントで、こんな感じで境内に出店が軒を連ねます。まぁ東寺の弘法さんとか或いは北野天満宮の天神さんに比べると小規模なんですが、ともあれ最近はこういうイベントが結構流行ってるんですよね。

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うちの彼女がちょっとした手芸みたいなのが好きで、作ったものを売れる場所がないかな?というのもあっての今回の視察だったのですが、手づくり市といっても別段そういうものを多く扱うというよりは、飲食店がメインといったような感じでした。

・長建寺(今日はおみくじは引いてない)

手づくり市のあとは墨染駅から電車に乗って中書島まで。手づくり市でかりんとうまんじゅうを食べた以外は大して何もていなかったので、近くでなにか食事をすることに。ということで向かったのはこのブログにも2~3回登場している揚子江に。

・かに玉は550円也

今回僕が食べたのはかに玉。もちろん前回同様、お酒も貰いました。日本酒(430円)は黄桜酒造の黒獅子という銘柄を置いています。(あ、ちなみに彼女の方は炒飯を食べました^^)

・水餃子は380円。

お酒もちょっと残ってたので今回はもう一品注文しちゃったり。こだわりの一品という水餃子。お酒によく合うのは勿論のこと、呑めなくてもこれは多分美味しくいただけちゃいますよ。まぁここは基本的に何食べても美味しいんでね。呑む人は勿論ですが、呑まない人にもオススメしたいお店です。

・ミスド。

ちなみに今日は帰りにまたミスドでドーナツを買ってから帰ってきました。CMじゃないですけどホント100円のときしか買わないようなとこありますよね、ミスドって。まぁそんな休日ですよ。(←どんなだw)明日はまた仕事なんで今日はこんな感じで失礼します。ジベリー!

僕の生まれた日は雪の降る寒い日で...

本日1月17日、多くの人が阪神淡路大震災の日というふうに覚えていると思うのですが、加えて言うと我らが小田和奏さんの誕生日でもあるのです。

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つまるところ、今日のタイトルでもある1980の歌詞の「雪の降る寒い日」というのは1980年の1月17日ということになるのです。そんな小田さんから先日、新譜が届きました!!

・小田さんからの直筆メッセージも...

もともとは先月末に自分用のクリスマスプレゼントとして注文していたものなのですが、入金等に時間が掛かり、そこに年末年始を挟んでしまったために今になっての受け取りになったのです。嬉しかったのは小田さんからの直筆メッセージが入っていたこととノーリグのステッカーのおまけが入っていたこと。ファンとしてはこういうのが一番嬉しいのですよ。




また京都にも来るそうなので、そのときは是非とも行きたいですし、加えて新曲も作成中とのことなのでこれからも小田さんから目が離せません。あ、ちなみに上の画像は5日前の小田さんのツイートなんですけど、どうやら今でもメンバーとは繋がりがあるようですね。ちなみにドラムの橋口竜太さんの方は今はSUSTINARSというバンドでドラムをやっているのだとか。なお松村元太さんはというと、今は音楽活動はしていないようで、どうやら松山に住んでいるのだとか...。松村さんも長七郎には行っているのでしょうか。まぁ色々と気になるところもありますが、解散したバンドのメンバーがこうしてその後も交流があることを知れるのはファンとしては嬉しい限りであります。ちなみに今日は午後から彼女と一緒に藤森神社の手づくり市に出かけてきます。気が向いたらまた記事にしますので皆さんそれまでしばしお待ちを...。皆さんもよい一日をお過ごし下さい!

2016年1月15日金曜日

山本太郎さんはマグナBSPを知っていた!!!

ということで昨日の山本太郎さんの講演会について。講演会がやってたのは我が龍谷大学の1教室。そんなに広いところじゃないですが、会場は立ち見席も出るほどの大賑わい。(←確実に会場のチョイスミスかと思われる。なぜ1番広い3号館の教室を使わなかったのか...。)



ただ来ていた人の内訳は学生よりも近所の人みたいなのが多かった印象。ま、それでも比較的若い世代の人が多かったのはいいことだと思いますが。僕が話を聴けたのは最後の30分で、まぁ早い話が質疑応答の時間くらいしか聞けてないんですよね。山本さんはパワーポイントを使いつつ、また熱弁を奮っていました。今や生活の党屈指の論客の一人と言っても過言ではない山本さんですが、僕はどうしても聞きたいことがあって昨日あそこに行ったのです。しかしどうやら質問者の受付は終わっていたようで万事休すかと思われたのですが、なんと講演会の終わりに山本さんが握手&写真撮影のコーナーを設けるというのです。

・記念撮影^^

それならばと列に並ぶこと10数分。まぁ短い時間ですがお話してきましたよ。初めに僕が毎月のダイレクトメールを熱心に読んでいる支持者であることをサラッと伝え、「お願いしたいことがある」ということで次の2点を要求。1つはやはり不正選挙について。たしかなんかの時に「証拠があれば動く」的なことを言っていたので、上天草や仙台でのケースを例示して、国会での追求を要求。そしてもう1つはマグナBSPについて。「原発の安全管理を外国の企業に丸投げしている」という話をすると、山本さんから驚きの一言。「イスラエルの会社ですよね」と...。



そうなんです!タイトルにもあるように山本さんはマグナBSPを少なくとも知ってはいたのです。「まだ深くは調べていない」とのことだったのでこれも是非とも追求して貰いたいとお願いしてきた次第です。だってともすれば国の安全保障に密接する問題ですからね。この辺を追求すると原発推進派はランナウェイするか逆ギレし出すかのどちらかですのでもう目も当てられませんよw 

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まぁこれで山本さんが動いてくれればあの人は本物の国士政治家であると言えますし、特に何もアクションがなければやはりそこまでの人だったのかなといったところ。(そういや小沢さんも何も動いてくれてなさそうだな・・・)あともう1つ、今回の山本さんの話で印象的だったのは「政治家を信用しきってはいけない」というもの。これを政治家が口にすることに必要な勇気や覚悟を山本さん自身が理解しているかどうかは分からないのですが、まさにこれは金言なんですよ。政治家と支持者との間には適度な緊張感が必要なんですよ。間違っても政治家の信者になってはいけないということです。ともあれ、今のこういう局面で山本さんの講演会をしてくれた大学の運営に感謝の意を伝えて今日は終わりにしたいと思います、ジベリ!

2016年1月14日木曜日

街ブラ@淀

・趣ある路地

・およそ3ヶ月ぶりの淀です

・淀城跡にもちょっと寄り道...

今日はちょっと来年度からの仕事の関係での方に出掛けていたのですが、そのついでに少し街を散策してきました。というのもちょっと行きたいところが2つあったのです1つは石黒酒場で月桂冠のおっちゃんから聞いた醤油屋。そしてもう1つは最近雑誌で見たお店。

・伏見区役所の淀出張所

家を出たのはお昼過ぎで用事自体は駅からほど近い某所にて。まぁ話だけでこちらは30分程度でオシマイに。夕方前には大学でちょっと行きたいイベントがあったので、まぁそれまでというリミット付きですが、いざ街ブラへ。

・今もやってるのかな?

淀は競馬場の町ということで、街中にはこんなものも。ちなみに淀に競馬場ができたのは1925年のこと。馬場の中心にはかの巨椋池の名残を残す小池があるそうなのですが、僕は入ったことがないので詳しくはわかりません。(こちらはまた後日再調査ということで...)

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補足しておくと京都競馬場は今のもので3代目。初代は下京区で丁度今リサーチパークのあるあたりにあったそうですが、10年も経たないうちにこれは焼失。次は京丹波町の須知という場所に作られたのですが、収益等の関係から移転が決定。今に至るのですね。

・まるでジブリアニメのようだ

淀はその他では昨年の記事で登場した淀城なんかが有名ですが、その他にも色々と古いものが残っています。ここは淀大橋の程近くにある場所で八大龍王弁財天という文字が鳥居にはあったのですが、正式名称は分かりません。後ろに見える大きな木はイチョウの木で、区民誇りの木に指定されている模様です。成程その佇まいには貫禄があります。ちなみに八大竜王は調べたところによるとお釈迦様が法華経を説いた時に聴衆に加わった8種の龍を起源とするもので、今では専ら雨乞いの神様として知られているそうです。ここに限らず弁財天とセットになっていることがたまにあるようですが、理由はよくわかりません。

・ここは凉森神社というところ

そこからもう少し歩くと美豆(ちなみに「みず」と読む)というまるで醤油のためにあるかのような地名の場所に辿り付きます。宇治川を挟んで向こう岸には八幡市が見える...というロケーションの場所で、駅からはまっすぐ行けば徒歩10分少々といったところでしょうか。ここには凉森神社という神社があります。曰く社伝が尽く焼失しているため詳しい歴史は不明」とのことで、凉森という地名も雀が多いから雀の森⇒凉森になったという説やホントに木が多くて涼しかったから凉森になったという説などがあり、確かなことはよく分からないそうな...。

・美豆城跡

ちなみにその横には美豆城跡というのがあります。城跡といっても淀以上に原形はなく、言われてみればお城があったのかな...という雰囲気が何となくわかる程度。室町時代中期の応永二十五年(1418)に山城国守護代三方範忠が築いた城で、後にはかの三好三人衆が足利義昭を攻めた際にここに本陣を構えた説があるとのこと。ではその後はどうなったのかというと、特に何もなく打ち捨てられていたようです。大正期くらいまでは城の名残のようなものもあったようなのですが、まぁ今ではほぼほぼ城の名残を感じさせるものはありません。

・ここが目的地の木田醤油

ただこの辺にはまだ旧市街地みたいなのが残っており、目的地である醤油屋もその一角にありました。ここは木田醤油という名の醤油屋であり、ここで製造と出荷、そして販売をもしているのであります。木田醤油は江戸時代末期の安政2年(1855年)、つまりペリー来航の2年後に創業した醤油屋。前身はなんと酒蔵だったようで、それも含めると200年近い歴史があることになるそうな...。ここの何が凄いかというと、麹から醤油を作ってるということなんですね。かつては京都にも沢山の醤油屋があったようなのですが、今では麹づくりの段階から醤油をつくっているのはここだけなのだそうです。

・木田醤油と木田芳郎さん(伏見エコライフプロジェクト)

敷地内に入るとほのかに醤油の香りがしてきます...が、時間が悪かったのか人の姿が見えません。呼び出しのインターフォンなども見当たらなかったのでポツネンと佇んでいると、数分後に木田さんらしき人の姿が。かくして無事、こいくち醤油ともろみ醤油(合計700円)を購入してその場を後にしたのですが、上の紹介ページにもあるように木田さんは気さくな人でした。曰く「醤油は生き物なので開封後は冷蔵庫で保存するように」とのこと。(お酒にせよ醤油にせよ味噌にせよ、我々の食卓は目に見えない沢山の微生物に支えられているのですよ・・・。)

・これは裏手からの撮影

なお木田醤油の営業日時は9時~17時で、ちなみに休日は土・日・祝。従業員も最低限の人数しかいないようなので、僕の時のように行ってみたらモヌケの殻状態だった...ということもあるかもしれないのですが、そういうときは気長に待ってください。ちなみに木田醤油の製造している醤油はヤマカ醤油という名前で売られています。ネット販売などは行っていないので、気になる方はどうぞ現地まで。(近くのスーパーも数軒確認しましたが、工場の目と鼻の先にあるスーパーイワキには置いていました。現地で買う分プラス消費税で購入できます。)

・菜の花と宇治川

木田醤油のどんつきにはこんな感じで宇治川が流れています。なんともう菜の花が咲いてますよ。ここにきて数日は急に寒い日が続いてますが、もう春も目と鼻の先。菜の花が一面に咲く頃には僕も長きにわたった戦いにとりあえずの終止符を打てそうなので、その意味でも春はもうすぐと言えるかもしれません。

・これは淀城跡にて

その後、淀駅まで引き返してちょっと淀城を散策。ふと時間を見ると気持ち1時間ほど押していることに気付いたのですが、まぁ最悪そっちは最後の30分くらい参加できたらそれでいいやということで、見切り発車的にもう1つの目的地へ。

・このボリュームで540円也

それが魚楽という海鮮丼屋。看板メニューの海鮮丼は味噌汁付きで540円というリーズナブルな価格設定。丼のご飯は酢飯になっていて、お寿司の注文も一貫からできる模様。欲を言えば日本酒がほしいところですが、とりあえずビールは置いているようです。定休日は水曜で、営業時間は11~20時。個人的にはお寿司の他にしらす丼というのも気になったので、ここはまたリピートしたいと思います。

・魅力的なお店がいっぱいの淀本町商店街

その後、商店街でちょっと買い物を。和菓子屋でいちご大福を買って、それから予定では前回行った翼虎で2~3個揚げ物を買って、1つは電車でビールと一緒に頂く予定だったのですが、どうやら店は木曜定休だったようで断念。そういや醤油屋からの帰りのルートでもう1つ似たような店があったなということで更にちょっと寄り道へ。牛宗という肉屋のやっている惣菜屋でコロッケとメンチカツを購入。おまけにローソンでビールを買っていざ電車に。

・淀駅は結構広い(小並感)

電車はすぐに来て、僕はそれに乗って深草まで。参加したかった大学のイベントというのは山本太郎さんの講演会だったのです。結果だけ言うとホントに最後の30分だけ聴講できました。しかもその後少し山本さんと話しもできましたよ。こっちはこっちでまた色々書きたいので、それは明日の記事でということで。明日はまた仕事なので今日はこれにて失礼します,ジベリ!