2018年4月30日月曜日

7と3

・彼女から誕生日プレゼントを貰ったよ

結局行けず終いのカミコべですが、ともあれ大盛況のうちに終了したようで何より。今年は怪我人も出ずこれといったトラブルもなかったようですし、ついでに言うと松原さんも元気なようで何よりです。




ま、来年もカミコべは開催されるでしょうし、それに行ければそれで良し。来年は我らがあいみょんも出演してくれれば更に良し。ついで言えばフレンズとフラフラと鳴ル銅鑼と、そしてビートモも出演してくれれば最高なのは言うまでもありませんw

・新開地の雰囲気が好き

ちなみに昨日はあのあと新開地を散策して、その後ホテルにチェックイン。その後、荷物を置いて身軽になったところでまた湊川神社に参拝してきたり...

・2人でここに来るのは意外と久し振りだったりした

彼女と合流したあと、少しハーバーランドを物色。雑貨屋さんを覗いてきたりしてそこからまた新開地へ。そして八喜為で晩御飯を食べたのでした。

・ハピバ!

あ、タイトルの7と3ってのはこれです。去年同様にパティスリーモンプリュでケーキを買ってきてたのです。ちなみに7は27の7で3は30の3です。2人とも誕生日が4月なんでこうやって一緒に祝うのがデフォになっているのです。

・ロイホにて

ついでに言うと冒頭写真の彼女からのプレゼントというのは新しいペンケースとノート、それから去年貰ったペンのインクのスペアです。ノートといえば件の自習ノートのナンバリングはこないだ40を突破しました。相変わらずどんなに忙しくても自習はしています。そういうこともあって僕と文具は切っても切れない関係にあるのです^^

・今回は撮影OKです^^(真ん中にいるのは彼女ですw)

で、今日はというと午後から横尾忠則現代美術館で開催中の冥土旅行展に行ってきました。開催がGW明けまでとのコトで、行けるタイミングがここを逃すとなかったんですよね。

・開催は来月6日まで

摩訶不思議な横尾ワールドは今回も健在です。展示もかなり凝った感じになっていて、横尾作品を知らない人でも結構楽しめる作りになっていると思います。GW中もやってますので皆様も是非。それにしても、もう4月が終わりですか。2018年も物凄い速さで過ぎ去っていきますね...。とまぁそんなところですが今日の記事はここまで。皆さん今月もお疲れ様です。来月も楽しく行きましょう、ジベリ!

2018年4月29日日曜日

スタイリッシュ門前払い

・三宮高架下の居酒屋、茶々にて(時間限定でビールは税別250円で頂ける)

結局カミコベには行けず終いです。それにしても今日は暑いですね...。まぁでもこういう日のビールは最高であります、ハイ。

・二宮温泉はオールナイトで朝10時までやっている

事の顛末はこうです。今朝はあの後、まず二宮温泉で朝風呂を浴び、サッパリしたところで会場を目指したのであります。

・来てみたはいいのだが...

今年の会場はポーアイのワールド記念ホールではなく臨海のみなとのもり公園。三宮からは徒歩15分くらいの場所ですね。到着後、僕はとりあえず運営に「ガラケーユーザーなのだけど案内が来なかった」という旨を伝えることに。




なのですが一体何がどうなったのか、僕の名前は登録すらされていないということで結局入れて貰えず。挙句に半ば嘘つき呼ばわりされる始末ですよw 一言くらい謝罪とまで行かなくとも頭を下げるのが礼儀だとは思うんですけどね。まぁそういう教養を身につけていない残念な人だったのでしょう。




まぁ今回のカミコベは我らがあいみょんもビートモーターズも出てませんし、ある意味傷は浅く済んだのかもしれません。
あ、昨日の記事で書き忘れてたんですけど昨日のビートモのライブでは最近リリースになった音源(今のところライブ会場限定販売)と、手ぬぐいを買ってきました。タオルじゃなくて手ぬぐい。どういうことかはまた後日写真でも上げたいと思いますw

・バルサルのワンコインセット(ドリンクはサングリアを)

その分昨日のビートモのワンマンではしゃいできましたし、来月にはまた野音のフェスもありますからね。とかく今日は神戸で遊ぶのです。それでは皆様もよい一日を、ジベリ!

ヘイホーレッツゴー三匹

・ビートモのワンマンは江坂のツインリバーにて

皆さんおはようございます。僕は今神戸のネットカフェにいます。というのも昨日は仕事の後、江坂で我らがビートモーターズのワンマンライブがあり、そして今日はカミコベに行く...ということでの前乗り作戦なのですw

・まだ日は高いぞ(呆)

仕事終わりにまずは松川酒店へ。本来はまたHUBでカレーでも食べてから行く算段だったのですが、「待てよ、今日は日曜じゃない!」と思い発ち、行ってみたのであります。

・今回飲み食いしたもの

まだ開店後まもなくの時間だというのに店内にはもう何組ものお客さんの姿が。しかも既に「2軒目やー」みたいな人も多く、「お前ら大丈夫か」感満載ではあったのですが、まぁかくいう僕もこれからライブ行くワケですし、まぁいいじゃないですかw
ともあれ久々のビートモのワンマンライブですよ。ハコは諸事情により行けなかった去年10月と同じ江坂のTWIN REVERB。今回は時間に余裕もありましたし、何より場所も覚えていたのでスンナリたどり着くことができました^^

・オールドクロウを飲みながらスタンバってるの巻

18時半、定番曲の「9to5」で幕を開けたライブ。3ピース体制になってから早いものでもう1年。新曲もこの1年でまた結構増えましたし、木村さんがいないビートモーターズにもやや馴れてきたところでしょうか。


PVで見て以来、早くこれをライブハウスで聴きたいと思っていた「ロックンロールレディオ」も無事聴けましたし、久々に大好きな「エコー」も聴けましたよ。エコーといえば木村さんのギターソロが泣かせてくれる1曲だったのですが、秋葉さんバージョンもいいですね。というか秋葉さんのギターのどんどん上手くなって行ってる感がすごいなとw なにか上達のコツとかあるんですかね。

ちなみに今回は観客席にシックスブリッツの西島さんの姿も見えました。何でも来月に開催の迫ったいつせかこと「いつまでも世界は」の告知&チケット販売のために来たんだとか。僕は別のフェスに行く事になっているので行けないのですが、ビートモーターズも出演しますので都合の付きそうな方は是非とも^^


MCで印象的だったのはドラムの鹿野さんが最近涙もろくなったという話とか秋葉さんが最近スポーツジムに通い出したという話とか...。(それにしても年取ると涙もろくなるあの現象は一体何なのでしょうねw)そんなライブの本編は「ばら色の世界」で締めくくられ、アンコールは定番曲の「ガールフレンド」と、秋葉さんがアカペラで聴かせる「カモンロケンロー」で大盛況のうちに終了。

・終演後のステージをパシャリ

終演後はジョニーメンバーもといベースのジョニー柳川さんが物販コーナーにいました。で、柳川さんとも西島さんとも二~三言話して会場をあとに。僕は神戸へと向かうのでした。

・江坂にさよなライオネルリッチー

まぁ江坂で飲んでいってもよかったんですけどね。でもよく考えたらこの辺の店全然知りませんし、結局ダイコクドラッグに寄ったくらいであとはまっすぐ帰ってきてしまったのが実情です。

・そば焼き(税別690円)ほか

ということで晩御飯は神戸に着いてから。前々から気になってた元町の凡っていう鉄板焼き屋に。あ、ちなみにそばやきってのは世間一般で言う焼きそばと何ら変わりはありません。ただ神戸では昔っから鉄板焼き屋で食べるのがそば焼きで、中華料理屋で食べるのが焼きそばなんだそうな...。

・さて、そろそろ準備せねば...

店を出たあと近くのネカフェに移動してそこで一泊。折角なので色々と作業をするつもりはあったのですが、それもそこそこに寝てしまい、気付いたら朝が来ていたのでありましたw
あ、ちなみに結局運営からは何の知らせも来ていません。とりあえず行ってはみますが入れない可能性も高く、まぁその場合は高架下をブラブラして彼女との合流を待つことにします。ともあれそろそろここをでなくてはいけないので、とりあえずは失礼したいと思います。それでは皆様ハヴァナイスデー!

2018年4月27日金曜日

はじめは漠然と夢だけがあった ただそれだけで毎日があった

・大根餅とか厚揚げとか...

三十路の突入してから一夜が明け、今日は普通に仕事に行ってました、ハイ。昨日はあの後家で彼女と一緒に鉄板焼きをやりました。こんな感じで色々焼いてみて、最後はもんじゃ焼きをやりました。


ちなみにタイトルはロストインタイムの30っていう曲の歌詞からの抜粋です。この曲を初めて聴いたのは3年前のカミコべでしたね。今年もロストインタイムは出るようなのですが、肝心の僕が行けるのかどうかが今になっても分からないというのが実情でありますw


・近喜のお揚げは炙って食べればそれだけでご馳走に

行きつけといえば欠かせない店の1つが賀茂とうふ近喜。もともと石黒酒場の飲み仲間として知り合ったおっちゃんのやっているお店がここなんですよね。たまに酒場におっちゃんがそのお揚げさんを持ってきてくれてたんですよね。その美味しさにハマって店に行くようになったのですが、通いだして2年ちょいくらいですかね?今回は誕生日ということで奮発して青碧っていう600円以上する豆腐を買ってきちゃいました^^

・プレーン(170円)、その味は無類也

あと昨日は西冨家コロッケ店さんとこにもお邪魔してました。イートインの時間は微妙に外していたので今回は持ち帰りということに...。こんな感じでついでに鉄板で温めて食べるのです。(電子レンジ使うよりもこっちの方が美味しく頂けるかもw)




西冨家コロッケさんとこは初来訪が2013年なんでもう5年以上になりますね。最近になって本店とは別に夜景の見えるワインスタンドの経営なんかも始めたようです。近いうちにそっちの方にも行ってみたいところです。


明日は烏丸で仕事をしたあと江坂に我らがビートモーターズのワンマンを見に行って、そのまま神戸に入ります。ま、カミコべは見れるかどうか分かりませんが、行けなかったら商店街を散策するか飲み歩くかどっちかのコースで楽しもうと思います。そんなところですが本日はこれにて失礼致します、ジベリ!

2018年4月26日木曜日

できると信じていればどんな道でも開けるだろう

・あんな店やこんな店にも...

・途中からは彼女も合流(イノブンのテラスにて)

ということで「みなさんのおかげでしたツアー」(略称みなおかツアー)、無事終了しました。実はまだ回れていないお店も何店舗かあるんですけど、それはまた後日こぼれ分として回てみようと思います^^
ちなみにタイトルはみなおかに因んで野猿の「Chicken Guys」って曲の歌詞からの抜粋です。最近の秋元康はちょっとアレですけど、野猿の頃の歌詞とか面白くって僕は個人的に結構好きなんですよね。ヤクザイルは受け付けないんですけど似た芸風(?)の野猿とか一世風靡セピアは好きでカラオケでもたまに歌ってます。(たしかいつぞやのひとり紅白のときに両方歌った記憶ありw)

・11年前と色々と様変わりした龍谷大学

家を出たのが13時前。深草駅まで向かってそこからとりあえず七条駅まで。諸般の事情により14時には美容室に行かなくてはいけなくなったのでやや急ぎ気味でのツアー開始となりました。

・cafeひなみはランチがオススメ

ということで1軒目はcafeひなみ。京阪七条駅の目と鼻の先にある小さなカフェです。この店自体は2014年のオープンなので行っている回数自体は多くないのですが、ここのマスターは元々僕の行きつけだったエッフェルのベークキッチンの店長さん。最初に行ったのが2009年だったのでそれ以来と考えると実に9年のお付き合いということになります。

・酔った翌日のサンドイッチはまた格別也

たしかその2009年の初来訪時は東京帰りのモーニングでしたっけか。たしかそのときもサンドイッチみたいなのを食べたような記憶はあります。今日は本来はまたランチセット(日替わりでAとBから選べる。850円也)を食べるつもりだったのですが、軽い二日酔いみたいになっていて量を食べれる気がしなかったこともありサンドイッチにした次第です。

・雑誌読む時間殆ど無かった件w

店を出る間際におばちゃんと少し話しも。今日で30になることとか、今日は行きつけの店を巡るツアーをしていることとか...。それから電車に乗り込んで足早に次の目的地であるKKLHに。はじめてここに来たのが2008年でしたっけか?それから2~3年ブランク空いて2011年からは今の京極さんが担当になって、それ以来7年の間、僕の髪を切り続けてくれているのはほぼこの人のみという長い付き合い。話しているうちに分かったのですが、なんとKKLH自体も今年で30周年の節目に当たるのだとか。


ちなみに今年で30周年を迎えるものには他に瀬戸大橋にロックマン、パトレイバーなんかがあるみたいですよ。バンドで言うと筋肉少女帯が結成30周年で、あとヒムロックこと氷室京介さんもソロデビューから数えると今年が30周年なんだそうな。いやはや人にモノに場所に歴史あり...ですね。

・お正月でもお馴染みの六波羅さんとこ

それから彼女と合流し、向かった先は六波羅蜜寺。たしか初めてここをお参りしたのは2010年のこと。それから毎年迎え火には行ってますし、なんか事ある毎にお参りするお得意さんに。あとお正月を京都で迎えるようになってからは初詣にも訪れる場所でもあります。


今ではお得意さん過ぎて(?)、ここの宝物殿に無料で入れる優待カードみたいなのも持っていて、今日は彼女と一緒にそこにも行ってきました。(空也上人のあの像が見られるのもこの場所なのです^^)

・ONZEのサングリアは定期的に飲みたくなる味

河原町へと帰る途中に少し寄り道も。立ち寄ったのは西冨家コロッケ店と木屋町の豆腐屋近喜。コロッケ店はイートインがまだやってない時間だったので持ち帰りにしたのと、お豆腐はいつもより奮発して高いやつを買ってみたり...。で、そんな買い回りのあとに立ち寄ったのがBrasserie Café ONZE。

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ここも初来訪は2010年。らくたび文庫の「京都の夜カフェ」っていう本に載ってて気になって行ってみたのが最初だったと思います。

・スパークリングワインは600円にて

ちなみに僕はサングリアのほかにスパークリングワインも頂いてきました。ちなみにとどめの一杯はエスプレッソ。ここはカフェメニューもオススメなんですよ^^

・途中ジャンカラにも

その後、パン屋やドラッグストアにも立ち寄って買い物をしたところで今回のツアーはひとまず終了。まだまだ行けてないお店なんかもあるんですが、それはまた後日ということで。とりあえずこれから我が家で晩御飯ということにしたいと思います。




そもそも今回のみなおかツアーは10年間お世話になったお店の人たちに感謝を述べるとともにこれからもよろしく的な意味で回るのがコンセプトだったのですが、気付けばなんか逆にこっちが色々貰ってしまった形になったところも...。買い物にしても外食にしても美容院にしても消費行動には他ならないのですが、同時にそれは「投資」でもあるんですよね。その店に続いてほしいからそこでお金を遣う。そのメーカーさんを支えたいからそこの商品を買う。そういうことだと僕は思ってますので。


ちなみに今日かこれから我が家で彼女と晩御飯を食べます。(色々と買って帰ってるものもあるんでね^^)あとはプレゼントですね。色々貰っちゃったのでその整理もしときたいと思います。あ、勿論「皆さん」の中には読者の皆様も含まれています。ホントにどうもありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。そんなところでありますが、今日はこれにて失礼します。ジベリってことで。

【週刊コラム】一滴の朝露、映るセカイ【第54回】

・スタイリッシュ朝帰りw

本日4月26日で僕は30歳になりました。三十路突入ですね、ハイ。Twitterを見ている人はご存知だと思いますが、僕は昨日仲間と飲み明かしていました^^




僕も恵まれたものですね。京都で過ごしたこの10年は決して無駄ではないんだと、そして僕は無力ではないんだということがよく分かりました。

・鳥せい行ってきた

で、ソーンナ最高の夜のあとにお送りする久々のこのコーナー。今日はざっくばらんにやってみますw

・三十路がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
20代最後の夜は楽しく終わった。仲間たちと飲み明かし、朝帰りを決め込んだ。帰りしなにはプレゼントまで貰った。上洛から十年とひと年。気力は益々充実し、若気は至り続けているといったところだろうか。

・竹田駅のホームにて(昨日飲みに行く前に撮影)

とはいえ三十路である。孔子は「三十にして立つ」と言っていたか。自立ないし独立のような意味合いだろうか。ノマドワーカーとして活動を始めて2年になる。ストリート系ジャーナリストという名前は無論まだシティズンシップを得ていない。

・俺は愛されている(確信)

収入もそれだけでは全然少なくて仕事を掛け持ちしているのが現状だ。仲間は徐々に増えてきた。もっと広がればもっと楽しいのだろうけど数より質、少数精鋭のやり方は多分まだしばらくは変えることはないだろう。


今年はどんな1年になるだろう。僕の言葉は誰に届けられるだろうか?ジャーナリストは「伝える」職業であり、「聴く」職業であると思っている。一人でも多くの人の声を聞き、そして一人でも多くの人に真実を伝えていきたい。
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・播磨屋のおかき

あ、ちなみに今日はこれから何をするのかというと、行きつけの店や場所を巡るツアー、その名もみなおかツアーをやるのです。そういうワケですので皆様しばしご歓談を^^

2018年4月14日土曜日

【第6回】センイチさんのツンドク道場【まだ眠たくないのセッ】

・今回の3冊

先週は選挙絡みの仕事などのために開催されませんでしたので、これが今年度最初の道場開催ということになります。お茶請けに志士会メンバーから貰ったワッフルと職場の友人から貰った鳩サブレを添えてお送りする今回のツンドク道場。BGMも含めて今回は「あの方」がたくさん登場しますw

そう、我らがあいみょんであります。ロキノンを久々に買ったのも彼女のインタビューを読むためですからね。で、タイトルは何なのかというと...まぁこのツイートを見ればわかると思います。その後のツイートで彼女も言っていることなんですが、これ「ふたりの世界」っていう歌の歌詞なんですよね。


まぁ「セッ」のあとにどういう2文字がくるのかは実際に歌を聞いてもらえばわかるんじゃないかと思います。詳しくは述べませんw

でも「そういうワード」を躊躇せず歌詞に入れちゃうところが彼女の魅力の1つですよ。彼女は一体どういうバックボーンを持つ人なのか。それが僕は前々から気になっていたのです。で、今回のロッキング・オンのインタビュー記事を読んでその一部が分かったような気がします。

・久々のロキノン

ということで1冊目。ロッキング・オンジャパンことロキノンは我らがYUIさんが多く登場する雑誌で、その昔は度々これを買っていました。今回はあいみょんの記事読みたさに数年ぶりにこれを買うこととなったのですが、これは買って正解ですよ。実に読み応えのあるインタビューでした^^

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今回のインタビューは「7つのキーワードから解き明かすあいみょん」と題したもので、「大家族」、「生と死」、「岡本太郎」などのワードからアーティストあいみょんを解明していこうというもの。面白かったのは岡本太郎さんとのファーストインプの話。なんとあいみょんが岡本太郎を知ったのはクレヨンしんちゃんなんだとか。劇場版のなにかの作品に太陽の塔が出てきたそうで、そこから「ホントにあるんだ」的な感じで興味を持っていったのだとか。今では「ことあるごとに自分と結びつけてしまう」ほどにインスパイアされているそうなのですが、本当に何が入口になるかは分からないもんですねw




あと意外だったのが「お父さんから知ったアーティスト」の中にマイケルジャクソンやThe Beatlesに紛れてソウルフラワーユニオンがあったこと。Twitterではちょっと政治的な話もする彼女ですが、もしやそういう影響もあるのかなと思ってみたり。また家族のルーツが沖縄にあるという話も興味深いところでしょうか。辺野古についてどう思ってるかも個人的には聞いてみたいところです。




また「死と生」の欄では「これを歌ったらまずいとかは思わない」という力強い一言も。あいみょんというアーティストの魅力の真髄はたぶんここにあるのでしょう。それからあと印象的だったのは自分の声がもともとは好きではなかったということや、生まれ変わったら男がいいということでしょうかね。そういえばビートモの秋葉さんは逆に女がいいなんて言ってましたっけかw で、男がいいという理由は「モテるために音楽をやるという感覚を味わいたい」からなんだそうな。男目線の曲が意外と(?)多い彼女ですが、今後もしかしたらそういう視点からの曲も作るのかもしれませんね。



終盤では新譜の「満月の夜なら」についての話も。色っぽ言い回しを学ぶために官能小説なんかも参考にしたというエピソードがあったりして、やっぱりあいみょんというアーティストは面白いなと思いました。




締めくくりには「いい曲を作ればCDは売れるし、CDにはまだ夢がある」という言葉も。今や音楽といえばダウンロードが主軸になりつつありますが、彼女は円盤にこだわりを持ち続けてるんだなと思い、同じく円盤派の僕は勇気を貰いましたよ。そういえばあいみょんのCDってグッズとかおまけが付くことはあっても何故かミュージックビデオのDVDみたいなのが付くのって僕が知ってる限りではないんですよね。あいみょんのMVは個人的に好きなのが多いのでそれはそれで寂しい気もするのですが、もしやこれはあくまで音楽で勝負がしたいという彼女の意向があるのかな>なんてことも思ってます。とかくこれからも応援し続けたいアーティストですね、ハイ。(あ、新譜は既に予約済みです^^)



2冊目はコバケンこと小林賢太郎さんの著書「僕がコントや演劇のために考えていること」。このコーナーへの登場はこれが2回目ですね。(これから先はこういうのも増えると思います^^)今回読んだのは121~127ページ。「打ち上げは飲み会じゃない」というワードが気になたので、そこから読み出した感じです。コバケンさん曰く「打ち上げは現場を支えてくれたスタッフにお礼を言い、肩の荷を下ろして語らう場」なんだと。だからその場に「家族や恋人を連れてくるのはおかしい」と言うのです。よくどこぞの大手の芸能事務所の芸人さんなんぞは「打ち上げに(お客で来てた)可愛い女の子を連れてきた」なんて盛り上がってますが、コバケンさんはそういうのをしない人なんでしょう。高いプロ意識がここにも出ていると言えますね。またコバケンさんはスタッフを重んじていることも伺えます。



それが顕著なのがその次の項目でしょうか?コバケンさんは何か作品をつくるとき、スタッフさんにその世界感の全てを伝えるのではなくて細かい部分は各々の自主性に任せているそうなのです。それはスタッフさんを自分の下ではなくて「各々が自立して自分の側を歩いている人」と称するコバケンさんらしい見方なのかもしれません。




またその次の項目ではコバケンさんの芸術観も見えてきました。ある時期ニューヨークでひたすら観客に徹していたというコバケンさん。そうする中で見えてきたのはアーティストとしての視点だったと言います。作品を生み出すのは環境ではなく個人の中であり、また芸術とは自分の側に寄り添うもので「守っちゃくれないけど裏切ったりもしない」存在なのだそうな...。
まだまだ読んでいたいところですが、コバケンさんの本はここまで。3冊目はおそらく高校時代に買ったであろう「マンガ孟子大学中庸の思想」。最近何かと話題のたけし軍団が「義を見てせざるは勇無きなり」という言葉を引用してたりしましたが、あれは元々孔子の言葉。それから今日では誤用されることも多い「民は由らしむべし,知らしむべからず」も孔子の言葉ですね。僕の属していたゼミのバカ橋はそれすら知りませんでしたがw


思えば大学の学部時代、僕は一般教養として中国の思想史を勉強していました。たしか講義ノートの代筆もしていたと思います。孟子・大学・中庸に論語を加えたものを四書と言い、これらは儒教の世界では長く重んじられてきたのであります。ついでに言っておくと大学と中庸は五経の1つである礼記に収められた1篇なんですね。

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ちなみに論語はなんでこの漫画に載っていないのかというと、コーンナ感じで論語だけで単独で出ているからなのです。このシリーズ、漫画で読めて非常に分かりやすいのはいいところなのですが、原文のあるところが少なく、そうした意味では少し物足りないかもしれません。まぁホントの意味での入門書と思って貰うといいでしょう。今回はこれを懐かしみつつパラパラとやりながら気になるところを探してた感じなのですが、パッと目に止まったのは「大学」の一節である「国は利をもって利となさず、義をもって利となす」という部分ですね。利益ではなく道徳的な正しさこそが利益なのだと...。

いやこれは安倍政権にとってさぞかし耳に痛い言葉でしょう。美しい国だとか道義国家なんて言っておきながらやっていることは下品且つ外道極まりありませんからね...。あと我が志士会という名前も実は孟子とゆかりがあるんですよ。志士というのは高い志を持つ人のことなのですが、この言葉が登場するのが孟子なのです。
「志士は溝壑に在るを忘れず、勇士は其の元を失ふを忘れず」と。溝壑(こうがく)というのは溝やドブ、或いは谷間を指す言葉なのですが、要は志のある人はそのためなら野垂れ死ぬ覚悟を持っていなさいと言うことです。ついでに言うと「勇士は其の元を失ふを忘れず」は勇敢な人はいつでも命を捨てる覚悟をしていなさいということ。そのくらいの心構えを持たなきゃ大きな仕事はできないのでしょう。

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日本では論語以上に人気の高い孟子の思想ですが、もしかしたらそれは武士道に通じるようなところが多いからなのかもしれません。武士道といえばもう1つ語らなければならないのが「墨子」でしょうか?こちらは僕ももう少し専門的な書物を持っているので、そのうち我が道場でも扱いたいと思います。

・相変わらずトーストに頼りがちな間食(昨日はツナマヨトースト)

ともあれ今回の道場はここまで。「楽しくなければ読書じゃない」を合言葉に始めたこの企画ですが、やってみて思うのはやっぱり読書って楽しいなということですかね。型にはまらず肩の力を抜いて、思うがままに書物と向き合う。そういう時間を皆さんも持ってみてください。それでは本日はこれにて失敬、ジベリってことで。