・都民は似たような筆跡の人が多いんだね(棒読み)←3月2日追加(RKブログより)
東京都知事選は敢え無く
ネコババDVハゲ舛添の勝利に終わりました。異様なまでの低投票率、各投票所で相次いだ時間の繰り上げ、
期日前投票をめぐる数値の不可解な変化など、不正選挙が行われたと思われる証左は枚挙に暇がありませんが、それを一旦置いておくとしても今回の一件で幾つか露呈したことがあるので、ひとまずそれを整理するとともに今後の対策を考えていきたいのです。
1、「脱原発」は争点になり得たのか?
いわゆる細川・小泉連合の出現により、東京都知事選の主要な争点となった
原発問題。Twitterでは大きな注目を集め、またメディアも争点の1つとしてこれを喧伝しました。しかし実際の選挙結果はそれを反映していると言えるものだったでしょうか?たしかに主要候補のうち、原発推進を明言したのは田母神氏のみであり、当選した舛添さんも実は「脱原発依存」を掲げていたのです。政府は舛添当選を受けて「再稼働への支持が得られた」とでも考えているのでしょうが、とんでもありません。それで言うのであれば、都民でもたったの50万人しか原発推進を支持していないと言えるのです。その意味で「脱原発」は一定の功を奏していると言えるのです。
・田母神陣営はこんなのばっかw
ところが一方で限界も露呈しました。そもそも前回も言ったように、
東京都政と原発というのはそこまで関わりのあるものではありません。3.11以降、ネットなどを中心として重要なイシューとなっている原発問題ですが、その「内側」にいる一人として最近懸念しているのは、
「外側」の人をあまり取り込めていないのではないか?ということなんです。そりゃ勿論、街行く人の多くが漠然と原発に不安を抱くようになったとは思いますし、エネルギー問題について考えるようになった人が多少は増えたかもしれません。しかし、です。それをたとえば選挙の時に主要な争点として捉える人がどのくらい居るのかというと話は別なのではないでしょうか。繰り返しますが、東京都内に原発はありません。東電の株を保有していることくらいしか直接的な繋がりはないのです。
昨年夏の参院選で山本太郎さんが当選し、三宅洋平さんが大きな支持を集めたことからたしかに国政レベルでは主要な争点の一つになっているようには思えますが、たとえば山本さんや三宅さんだって、
脱原発のみを旗印とする人たちではないのです。それを中心に置きつつも、新自由主義的な現政権を批判し、いわゆる99対1の構図を打ち砕こうとしているのが彼らや未来の党、あるいはその流れを汲むところの生活の党などの大まかな主張だったはずなんです。ところが細川さんの主張というのは、終盤でこそ反安倍政権的なカラーが見えたものの、序盤においてはそうしたものが見えてきませんでした。それどころか国家戦略特区を推進していたりと、経済面では安倍政権に親和的な色合いすら見せていたのです。で、結果的に何が起こったかというと、国民連合実現を旨とするチーム脱原発から共産党にアレルギーを持つ人たちが抜けてしまったのです。そうして選挙戦は三つ巴の戦いとも言える様相を示すようになり、選挙後も国民連合陣営に大きなしこりを残すことになってしまいました...(後述しますが、これも裏社会の狙いだったのかもしれません...)
3、細川・小泉連合とは何だったのか
それにしても細川・小泉連合の意味とは何だったのでしょうか?リチャード・コシミズさんは次のように分析しています。
細川・小泉は、「反原発票を割って宇都宮氏落選を正当化する」「反原発は民意ではなかった」と思わせる役割を果たしたので、さっさと撤収ということでしょうか?(2014年2月11日RKブログ)
と...。ちなみに同様のことを
2月15日の名古屋講演でも言ってます。(細川さんについてのもう少し深い考察みたいなのもあるんで、よかったら見てみてください。)僕もこの分析は強ち間違いじゃないと思うんですよね。当初こそ河野太郎さんあたりが乗り気だったはずの自民党陣営が見事にその後スルーを決め込んだことや、大した政策も土揃っていないのに著名人が急に細川支持を打ち出したりと腑に落ちないことが多かったですもんね。
ただ、よしんばそうだとすると理解できないのが小沢さんを筆頭にそもそも「こちら側」だった人たちまでもが細川支持に回ったこと。小沢さんは前回の都知事選では宇都宮さんを支持していましたが、今回は違いました。意見やスタンスが変わるのは必ずしも悪いことではありません。朝令暮改と言えば悪い印象ですが君子豹変すという故事もありますからね...。ただ問題は、その変化に論理的な理由があるのかということなんです。その点で言うと、小沢さんの今回の変節は
その説明を以てしても納得できるものではありませんでした。いつもロジックな小沢さんだけに、これには僕も違和感を感じ得なかったのです。
・一応謝罪の気持ちはあるらしいが...
僕は当初、1つの仮説を立てていました。それは手短に説明すると
世界権力の地殻変動ということになるのですが、その辺をもう少し深く説明したいと思います。小沢さんはそもそもジェイ・ロックフェラーもといロスチャイルド陣営と近しい立場にあります。対する安倍晋三は明確に悪の帝王ことデイビッド・ロックフェラーの配下にあると言える存在です。世界で起こっている事象はいつぞやからか
ロックフェラーvsロスチャイルドの対立に基づいて起こっているといっても過言ではないものになっているのですが、御存知の通りアメリカは国家デフォルト寸前にあるなどロックフェラー陣営は完全に下り坂。対するロスチャイルドが優勢な状態にあると言えます。そんな中、何かしらの見切りをつけて小泉はロスチャイルド陣営に鞍替えした。そしてロックフェラー陣営(舛添、田母神)に対抗すべくロスチャイルド陣営(細川)に加わったのではないか?と。
・開票が0%で落ちにけり
しかし、それであれば宇都宮さんをみんなで支持したのでよかったはずですし、その方が有効であったことは火を見るよりも明らかです。それよりはコシミズさんの分析の方が理に適ってますし、すんなりと納得できるものと言えるでしょう。「そんなことしなくても投票改ざんすれば何とでもなるだろw」とでもツッコミたい方もいるかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?たしかに選挙結果自体についてだけ言えばそれでも十分なのです。でもそれじゃあ今回はダメだったんですよ。さっきも言ったように
今回の不正選挙のもう1つの目的は、反安倍陣営を切り崩すことにあったのですから...。そしてそれは一定の成果を得たのでしょう。あれだけ団結してたはずの国民連合クラスターが、なんかツイッター上でもギクシャクしちゃってる感じありますし、我が志士会でも僕が都知事選で取ったスタンスに不満があるという声がチラホラ届いてますからね...。それにしても小沢さん&生活の党はこれからどうするんでしょう。少なくとも現時点ではここ以上に支持できる政党も無いので応援を続けますが、今回のことはちょっと残念でした。支持者であるからこそ「しっかりしろ」と声を大にして言いたいのです。
4、おわりに
不正選挙というものは、当選させたくない人ないし力をつけさせたくない政党があるからこそやるものです。都知事選の場合、それは誰でしょうか?勿論宇都宮健児さんです。原発についてもそうですが、それ以上に安倍政権の方向性に明確な批判をしている人物だったということが大きいでしょう。まだ不明の余地が多いので断言はできませんが、おそらくもしその
‘不正’がければ宇都宮さんが文句なしで当選していたと思います。
・愛国者(笑)の雄々しい御姿
それから、不正選挙糾弾については、そもそも杜撰な選挙運営体制を問いただすところから始めた方がいいのかな?と思ってみたりしている今日この頃です。先述の投票時間の切り上げもそうですが、こんな情報までありますからね...。
都知事選の開票はアルバイト、投票箱を開けるのもアルバイト(るいネット)
まぁ僕自身、一昨年の衆院選ではスタッフをやってましたがたしかに違和感を感じ得ないところは少なくありませんでしたよ。流石に履歴書は持って行きましたけど、それも人材派遣の会社にってだけで、選管がそれに目を通してるかは限りなく怪しい話ですからね。あと投票所もなんか狭くてよく分からないところでしたし、だいたい
投票所を閉めた時点で「自民圧勝」のニュースが入ってましたからね。唖然でしたよ。「そんなバカな」と思いながら半ば失意の中開票作業をやったのですが、あれも適当っちゃあ適当な感じはしましたしね...。あと白票みたいな無効票が多いような印象があったり、自民党や維新の会、後ろかr...ゲフンゲフン前原さんの票が似たりよったりの筆跡でしかも妙に丁寧だったりとか。まぁ何にせよこれからまた仕切りなおしです。安倍政権を、あの売国ユダヤ傀儡政権を一日も早く中原の地から追放するため、
志士会も一層の努力をしておきたいと思います。そんなところですが本日はこの辺で失礼します,ジベリ!