2011年4月3日日曜日

きっと何かの天才なんです。

   ・ライブは四条河原町の京都MUSEにて...

今日は音速ラインのライブに行ってきました。丁度,例の彼女もこっちに来ていたので、今回は一緒に行ってきました。今回はアルバムツアーということで、今年2月にリリースされた新アルバム,「音速の世界」(移籍後第一段アルバムですね^^)の曲は全曲網羅されてます。因みに今日のタイトルは「天才207」という曲の歌詞からの抜粋です。ってなワケで、セットリスト&レビューを今日はお送りしましょう。

              ・ライブは18時30分から2時間ほど...

01.マーチ→「あなたは待っていた,私を待っていた...♪」1曲目が短いのは音速ライン定番なんですが、今回のアルバムはこの曲でスタート。ライブもこの曲で幕開けです。

02.サンデーモーニング→アルバムで聴いた時から思ってたんですが、やっぱりこの1~2への流れは秀逸です。気分のさえない休みの日は是非,この曲を聴いて貰いたいです。きっと楽しくなりますから。

03.深海のkkr→この曲は中毒性ありです。そしてカッコいい!

僕がこのアルバムで一番好きな曲はこれかもしれません。

04. ロレッタ→収録は「風恋花凛」。音速ラインを代表するロックナンバーの一つで、ライブの定番曲。

05.打ち上げ花火
→空に消える打ち上げ花火を時間の中に消えていく思い出に重ね合わせた感動の1曲。ライブでもいい味を出しています。新アルバムの中でもお気に入りの1曲です。

~トーク:藤井さん,京都が分からないの巻~

本日1回目のトークコーナー。サポートメンバーの曽根さんが京都出身というコトで盛り上がる。藤井さんは京都の地名がよく分らない模様。烏丸を「とりあたま」と読んだらしい。(曽根さん,せめて「とりまる」と間違えろ、とツッコミw)

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06.空はマボロシ→音速ラインの持ち味はやっぱり美しさに内包された‘切なさ’。それを思い出させてくれる1曲です。「流れ星,永遠の色,君と見てた空はマボロシ♪」というサビが 心に響きます。

 
07.music
→早回しのヴォーカルがカッコいいこの曲は、やっぱりライブに映えます。(あと,この曲も中毒性アリなので、悪しからずw)

08.マジックワード→これも新アルバムの収録(というか、ここまでロレッタ以外,全部新曲)。不思議な曲調が印象的な一曲です。



~トーク:東日本大震災について~
藤井さんの故郷&住んでいる場所が福島(いわき)ということで、震災直後,もうツアー自体を止めてしまおうとも考えていたそうな. ..。それでも自分たちに出来ることは音楽しか無いし、立ち止まっていてはいけないと考え、このツアーを続行することに決めたのだとか。ここから3曲は、そんな大切な故郷を想って歌う...と。

09.空になる→昨年発売のミニアルバム「空になる」の表題曲で、昨年の大阪のライブでも聴いた曲。もともと藤井さんが故郷,福島を想って作った曲ではあるのですが、今聴くとそれ以上の意味を感じてしまいます。

10.もう一度だけ
→「空になる」の最後に収録されていた曲。元から胸に沁みる曲ではあるんですが、やっぱり大震災のことを思うと、それ以上に感慨深く感じてしまいます...。

11.天才207→この曲は新アルバムの収録。みんな違ってみんな良い。誰もが何かの天才になれる,何かの才能がある。だから君は君のままで...というメッセージの込められた曲。なんか救われますよね,こういう言葉って。

~トーク:藤井さんの金魚~藤井さん,昔から何を話してもウソ臭く聞こえると言われる...とぼやく。そして昔飼っていた大きな金魚の話を始める。でもその話を誰にも信じて貰えず、「嘘つき」呼ばわりされたとかw サポートの曽根さんに「それ鯉だったんじゃない?」と言われるなど散々でしたが、藤井さん曰く「想像力が足りないからそんなコト言うんだ」と。ロックパートに行きたいのにその後もグダグダでなかなか進めない一行...。何とか締め直すも、大久保さんが前に出てきて「聴いて下さい,イマジン先生」とまさかの曲紹介。これには藤井さんも曽根さんも総ツッコミw 「俺たちはロッカーだから多くを語らない」ともう一回締め直し、いよいよロックパートに突入します。

12.イマジン先生
→新アルバム収録の、イントロ,サビとすべてがカッコいい曲。ここから怒涛のロックパートへ突入です!

13.さよならユニバース
→昨年発売のミニアルバム,「空になる」収録。前のライブのときにも聴いた曲なんですが、やっぱりライブで聴くと聴き応えが2~3倍あります。

14.恋の魔法
→「風恋花凛」収録。やっぱこの曲はカッコイイ!
音速ラインの魔法にかかること必至の1曲であります。

15.原動力
→ミニアルバム「空になる」収録。ライブで聴くのは初めてだったんですが、思った通り,ライブで2割増しにカッコ良くなる1曲でした。(ホントは「カフカ」も聴きたかったな...。)

16.SとNと赤と青
→一緒に来ていた彼女はこの曲をとても気に入ったようです。(あと,サビの「君は遠ざかる×2」の部分,‘君は’をお客さんに歌わせる模様。)

~トーク:当たり前の毎日が幸せ~→ いよいよ次で最後の曲...ということで、再度,藤井さんのトーク。ここでもちょっと震災について言及します。藤井さんの言ってた「当たり前の毎日を送れることは当たり前じゃない。それが一番幸せなことなんだよ...。」的なコメントには大きく頷かされました。意外にそれを忘れてる人って多いんですよね。

17.今日を生きよう→ライブ本編はこれで終了。大久保さんもコーラスで参加してました。(「Today...」と十数回歌っただけなんですが、これで喉がやられたそうなw)


~ここからアンコール~

01.二人のレシピ→アンコールに応えて再登場したメンバーたち。藤井さんは「今日,みんなに伝えたいことは全部,この曲の中に詰まってる」と言った上で、この曲を歌います。新アルバム収録の曲で、名曲「ありがとうの唄」に通じるところのある感動の1曲です。この曲で本編は終了で、ここからは音速ライン定番のリクエスト曲コーナー。なんと今回も僕がリクエストした曲を歌って貰うことが出来ました!(因みに音速ラインはアンコール曲を半分くらいお客さんに歌わせることがありますw)

02.街風
→僕です,僕がリクエストしましたw収録はメジャー1stアルバムの「風景描写」。音速ラインというバンドの良さは、この曲だけでも充分に分かって貰えると思います,ホントそんな曲です。

03. 逢いたい
→「またみんなに会いたいから」という理由で、最後はこの曲。収録は同じく「風景描写」。前にも言ったことがあるんですが、僕が一番好きな音速ラインの曲はコレなんですね。(しかも遠距離恋愛をテーマにした曲なんで、彼女と一緒に聴けたことが余計に嬉しかったりして...。ホントに良いライブでした^^)

             ・Timepiece Cafeにてスコーンを...
 
かくしてライブは大盛況のうちに終了。やっぱり音速ラインはいいなと思いながら、今回も会場を後にしました。その後,2人で行きつけにしているTimepiece Cafeにてライブの余韻に浸りながら一服して僕たちは帰路に就いたのでありました。音速ラインは6月に新譜を発表する模様(←僕はもう予約済み^^)ですが、どうやら予約者限定発注のようなので、お求めの方はお早めに...。それでは今日はこれにて失敬,ジベリ!

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