・美術館内にて
なんか字面的に言いたかったんですよこれが。はいサーセンw 真面目にやります。ということでこないだ泣く泣く見送ったダリ展を見てきましたよ。まぁいつものグダグダでラストの30分くらいしか見れてないんですけどねw
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あ、そういえば我らがYUIさんが最初に買ったCDは矢井田瞳さんのものだったそうですね。何だったかはド忘れしちゃったんですけど...。ちなみに僕はというと最初に買ったのはQueenの「Innuendo」っていうアルバムでした。なんで最初にあのアルバムをチョイスしたのかは謎なのですが、まぁでも高校時代はQueenが8割であとの2割がEaglesとかThe Beatlesを聴いているみたいな、なんかそんな感じだったように思います。
そういえばダリという画家の名前を知ったのも実はQueenがきっかけなんですよね。「The Miracle」っていうアルバムに「Was It All Worth It /(邦題:素晴らしきロックン・ロール・ライフ)」っていう曲があって、その歌詞の中に「バリに行って神とダリを見た」みたいなのがあって...。で、しかもその前後に松山の愛媛県立美術館でダリの展示がやってて、それでダリという画家そのものも好きになって...。まぁそんな青春時代の話ですね。
で、今回の展示。スペインのガラ=サルバドール・ダリ財団および国立ソフィア王妃芸術センター,アメリカのサルバドール・ダリ美術館という三つのダリの主要コレクションの作品を中心としておよそ200点もの作品が集められた大規模かつ貴重なイベントなんですね。まぁ宣伝したところで京都での開催は今日で終わりで、もし見たい人は東京まで行かねばならないのですが、ちょっとでもダリに興味があるぞって方には絶対にオススメするイベントです。本当はまた彼女と一緒に行くはずだったんですけど、ちょっと予定が合わなかったことから見送りに。そうしてお一人様が決まった時点で時刻は16時前。急がねば僕も見えない可能性が出てきたのでありました。とりあえず電車に乗り込んで猛ダッシュで向かい、結局着いたのは最終入場時刻の16時半丁度というギリギリさ。
・およそ1年ぶりの京都市美術館
最終日なので人の入りは落ち着いているだろうと思っていたのですが、それも大いに甘かったと言わざるを得ないでしょう。会場はどこも黒山の人だかりで、もう絵を見に行ったのか人を見に行ったのか定かではないレベル。でも一応何となくは全作品を見れたので良しとしましょう。
感想としてはやっぱりダリの作品は面白いなと。どういう発想でどういうものの見方をしたらああいう絵が描けるのか。本当に皆目見当もつきませんよ。それからもう1つ、今回の展示がいいなと思ったのは、まだシュールレアリスムに没頭する前のごく初期の作品や、晩年の作品をも網羅していることでしょうか。特に初期の作品は、本当にダリの作品なのかというくらいのものもあり、それが時間が経過するとともにダリらしい絵に発展していく過程みたいなのが垣間見れて、そこが面白いなと。で、晩年の作品はちょっと原点回帰もしつつ、ダリという型を確立させ、そしてそれでもなお何かを模索しているような感じがして、あぁホントにこの人は生涯をアートに捧げたんだなと改めて感じましたよ。
もう1つ意外だったのはダリも原爆にショックを受けていて、ピカソのゲルニカ然とした作品をも残しているということです。ご存知の人も多いかと思いますが、ダリはフランコを支持していました。そして一説にはヒトラーをも支持していたとされています。まぁ実際にヒトラーをモチーフにした作品なんかもあったりはするのですが、ピカソのように独自の政治観を持っていたとかではないようで、実のところ本当にヒトラーを支持していたのかはよく分かりません。様々な奇行を以てその名を知られたダリという人物。自分が奇人であるために奇人を演じていた部分もあったでしょうし、もしやフランコやヒトラーを崇めたのも奇行の1つだったのかもしれません。
しかしそれでもダリは原爆へ畏怖を抱いたのです。自国が戦争になろうがヨーロッパ中が戦禍に見舞われようが反戦の「は」の字も掲げなかった彼が至極政治的なテーマを題材に幾つもの作品を制作していたというのは結構意外でした。まぁダリは別段政治的とかそういうことを思ったのではなく、ただ単に琴線に触れたテーマとして選んだだけかもしれませんし、あの人の性格を考えると寧ろそっちの方がしっくり来るところもあるのですがw
・巨大ガチャガチャ(画像はこちらの記事より)
作品を一通り見終わったとはミュージアムショップに立ち寄り、またポストカードを2枚ほど買い、そしてこの展示会の隠れた目玉(?)でもある巨大ガチャガチャにもチャレンジしました。これはダリ紙幣なるものを300円で購入してやるもので、出てきたカプセルにはピンバッジとステッカーが入っています。
・ダリ紙幣近影
美術館というと、どこかお堅いイメージもありますけどこういうのがあると面白いですよね。別段これ目当てに来いとは思いませんけど、芸術ってそもそも自由なものですし、遊び心があってしかるべきなんですよ。それを体現してるのがいいなと思ったんです。
・岡崎疎水
美術館を出たあと、本来であればまたラヴァチュールのタルトタタンを食べて帰ろうと思っていたのですが、ちょうどこの後、彼女が家に来て晩御飯を一緒に食べることになっていたので、食べて帰るのではなくケーキを買って帰ることに。
・本日の夕食。
あ、ちなみに今日の夕食はパスタ&スープでした。パスタは一応ナポリタン風味のやつなのですが、実際にトマトも入っているのでトマトソースとナポリタンンの間くらいのものに仕上がりました。スープはコンソメ風味のトマトスープ。こっちは実験作で今後改良の余地有りといったところでしたw
・ラヴァチュールのタルトタタン
そしてケーキですよ。ここのタルトタタンは「ほぼリンゴやんけ!」と突っ込みたくなるほどのリンゴ感が特色。リンゴの旨みをマックスに引き立てたのがこれだと思って貰えれば間違いないですね。今回は持ち帰りということで、やってみたかったシードル(りんごのお酒)とのマリアージュも実現できたので、そうした意味でも持ち帰りは良かったなと...。あ、あともしも持ち帰りで食べるときはプレーンのヨーグルトを添えると一層店の味に近いものになるようです。皆さんはお買い忘れの無いように...。
ちなみに明日から2日はまた仕事なのですが、6日は少し早めに帰って鳥せいに行くのです。そう、今年もやってきた鳥せいの日です。本来は1日休みにして行きたいくらいのイベントなんですけど、今週末結構休んじゃってますからね...。まぁそれに仕事明けのお酒は格別ですのでそれを楽しみにまた2日間頑張って働こうと思います。それでは皆さん、今週も楽しんでいきましょう。ジベリ!
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