2008年4月9日水曜日

平均って・・・

携帯のサイトに「顔チェキ」なるものがあります。ここに顔写真を送ると、その人に似ている有名人を教えてくれると言う主旨のものなのですが、最近,特設コーナー的な感じで、期間限定で設置されたコーナーがあるんですね。それが「平均FACE」と言うものなのですが、ここに顔写真を送ると、自分が似ている「平均的なモノ」(例・医者,女子アナウンサーなどなど)を教えてくれるんですね。まぁ新しいもの,オモロなものが好きな僕は、早速やってみた訳です。 

すると・・・

「あなたは平均的東大生ヘイキン44%)です。」 

的なことが。(鼻が高く、鼻筋が通っている。インテリっぽい等という解説が)ちなみに次にパーセンテージが高かったのが「恋人にしたい女性」って(笑・・・わしモテへんっちゅうねん。っていうか俺、女かい!)更に「新宿二丁目」って・・・(爆!!待て、俺ってそっち系かーい!)もはやギャグです,ネタです,笑うしかないです...。

ただ、「東大生ヘイキン」ってのはちょっと思い当たることがありますね。昔,ある人が僕に言ったんですね。「どこでお前は道を間違えたんや?普通に生きてたら、東大とかに行けた筈やのに。」的なことを。<笑>っていうか「普通」って俺は何ぼほどアウトローやねん!これでも(わりと)普通に生きてるつもりだよ。更にその人は続けてこうも。「まぁ、楽しそうやからええけど。優等生やから幸せとも限らんし。」みたいなことを。今考えてみたら、これってかなり深いですよね?僕が学問に限界を感じた要因の一つはまさにそれなんですよ。

よく僕の周りの大人たちは言っていました。「勉強さえしていれば、幸せになれる。」と。今考えたら、そんな進研ゼミのマンガみたいな話、あるわけ無いんですよ。無論,学問が無意味な訳でも無いんですけどね。絶対必要だとは思ってますし。ただ、それだけじゃダメってことですよ。「理論」だけの学問なんて実用が利きません。(かといって「実用的」な学問ばかりを身に着けても虚しいだけですし...。) 

また、例えそうして学問を身に付けて、俗世間的に言う「良い職業」に就き、たくさんのお金を貰えたとして、それは幸せなのでしょうか?否,そんな訳ありません。そこに「目的」が無ければ意味無いし、仮に全てを手に入れても、一人っきりだったら空しいだけです。力?もっと無意味です。学問以上に無意味です。力ずくで何かを手に入れても、満たされた気分になんてなれる訳がありません。では何が必要か。答えは「インスピレーション」(霊力)「イマジネーション」(想像力)です。まぁそして当然ですが「愛」も必要です。でもその愛だって実はイマジネーションの延長上にあるとも云えるワケですから。 

僕は学問というものをやっているうちに、ベクトルが全く違う方向に向いてしまったのでしょう。ある日僕は、『「人生」とは何か?』という命題の答えを見つけることに夢中になっていました。そもそもの目的が「幸福」の追求だったのだから、当然かもしれませんが。未だその「幸福」という光を僕は掴めてはいません。しかし、いつもそれは僕の視線の先にあるのです。目的地が分かっているのだから、僕はそこに向かって走り続けるのみです。 

なんかまたも話が誇大しちゃいましたが、僕が言いたい事のはそういうことです。
では今日はこの辺で,ジベリ!

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。
勉強して優等生になって良い大学を出て、良い職に就いたら幸せなのか・・。
確かに私も学生の時もっと真剣に勉強していれば、こんな遠回りする事はなかったのにって思うこともあります。
でも人生って何が良いのか本当に最後までわかりません。
どんなに学生時代優秀でも意外と道に外れず来た人は、そこどまりな気がします。
それで本人が良いと思えばいいのですが。
フリーターが良いとは思いません。しかしそれをしながら一生懸命自分の道を探している人はフリーターでも素晴らしいと思います。そして自分のしたい事をみつけなければいけないとも思います。そうじゃないと永遠のフリーター、うだつの上がらない人生が待ってますから。
記事の「平均って・・・」と少しコメントの内容が違うかもしれませんが、また遊びにきます。

天王寺センイチ さんのコメント...

コメントの投稿、有難うございます。
その通りですね。「目的」が無ければ人生なんて意味がありませんからね。自分の殻に篭るのではなく、「冒険」することも大切ですよね?どんなに遠回りしても、辿りつければそれでいい訳ですから。
また遊びに来てくださいね。