2011年11月30日水曜日

まともな(?)小沢一郎

今日は11月27日号のサンデー毎日に掲載された小沢一郎と鳥越俊太郎という世間ではあまり好かれていない2人の対談の要約をお送りしたいと思います。僕自身もこの2人があまり好きなワケではなく、対して期待もしていなかったのですが、これが結構,面白かったのでまとめ記事にしてみました。もしかすると僕たちは小沢一郎という人間を見誤っていたのかも?と、思ってしまうほどの衝撃でした。なので今日はその記事の要約をお送りします。

話しはまず鳥越さんの「(国民は)自民党もダメだけど民主党にもダメだと思い始めている」という指摘から始まります。小沢さんはこれに対して「事実その通りでしょう」とした上で、世界中で渦巻く既成政党への不信感を、「既成の秩序に対する不信感なのでは?」とまとめます。小沢さん自身、今の民主党には危機感を抱いているようで、話しの中で何度かそれを口にしています。(近頃は政経塾出身者を筆頭とした議員の横暴に小沢さんは小沢さんで色々苦労しているようです...。)続いては今一番話題のTPPについて。前の連載のときに言ったように、この人はその背景にあるアメリカの世界戦略を鋭く見抜いている政治家の一人で、ここでも野田政権の拙速な対処を辛辣に批判しています。またそうしたことの背景に結局のところ‘政治家が役人の言いなりになっている’ことがあるとして、議員の不勉強と責任感の欠如を憂う一幕も見られました。加えて消費税の増税にも反対の意を示し、「初心(政権交代時のマニフェスト)に立ち返って尽力せねば衆院選は間違いなく負ける」とも言っています。少なくとも野田政権の中枢を担う人物よりはまともな見解でしょう。

それから現在進行中の裁判についても自身はあくまで「潔白である」とした上で、然したる証拠もなしに推認だけで有罪にしようとしている前代未聞のこの裁判の不条理さを訴えていました。(この件に関しては僕もこれまでに何回か言ったと思うんですが、クロではないんですよ。だからホントに国策捜査には違いないんです。)加えてマスコミの理不尽な報道姿勢についても厳しく批判しており、「(メディアは)一体,どういう社会を望んでいるんだ?」と疑問を投げかけています。あと原発に関しては「最終処理を見いだせない限りは原発はダメ」とする一方で、「過渡的エネルギーでありながら頼り過ぎていた」と、自らが推進派の一人であったことを反省していました。また「日本人の知恵とカネをつぎ込めば不可能ではない」新エネルギー開発についても言及してました。それから渦中の福島原発についても、「国が前面に立って、その下に東電や原子炉メーカーを付けて全力で対処すべき」として、東電を矢面に立たせる今のやり方をチクリと批判しています。この辺も「その通りだ」と思うところであり、実際僕はこの記事を読みながら、なんども「うんうん...」と頷いていました。

その後,話しは再度役所中心の行政批判の話を経て、最後は安全保障についてのお話。尖閣諸島についてはずっと中国に対して「あれは日本の領土だ」と訴えてきたことを明かした上で、中国ともズケズケやっていると「小沢=媚中派」イメージへの反論も。僕自身,そのイメージを少なからず持っている方だったので、この辺は「そうなんだ...」と少し見直したりしてました。(それでも2年前の使節団は如何なものだったのかという疑念は残りますがw) そして日米同盟についても「日本の領土は日本が守るという姿勢を示すことで、不平等な日米同盟は解消できるのではないか?」と指摘。その上で「沖縄には米軍基地は要らない」と言うのです。あれ?まとも過ぎる...。やっぱり小沢一郎はまともなのかもしれない。最後の最後までそんなことを思わされた記事でした。そして政治家を目指している自分としては小沢さんが最後に言っていた「言うと責任が生じるけど、政治家は発言しなければいけない(主張しなければ国益を害する)」という一文は、これからも胸のどこかに刻んでおきたいと思ったのでありました。珍しく殆ど何の批判もない感想になってしまったのですが、ホントにその通りだと思ったので...。よかったら皆さんも読んでみてください。それでは今日はこの辺で,ジベリ!

2011年11月26日土曜日

我が家に今年もクリスマスがやってきた。

昨日でクリスマスまであと1ヶ月ということで、うちではクリスマスツリーを出しました。例年なら11月24日に出してたはずなのですが、なんかその日は色々忙しくて結局昨日になってしまったのですね。京都で迎える5回目のクリスマスです。

             ・ クリスマスツリーとその他色々...

今年のクリスマスは祝日スタートの3連休なので、またどこに行っても人が多いんだろうなといったところなのですが、去年同様,今回もイブは神戸で過ごす予定。レストランもまたそろそろ調べて今年は予約とかしてみてもいいかなと思ったり思わなかったり...。




そんなところですが、今日は短めにこの辺で終わりにしたいと思います。ついこの前まで秋だったはずが、いつの間にか肌寒い季節になり、ここのところ冷え込む日が続いてますが、皆さんも体調には気を付けてお過ごしください,ジベリ!

2011年11月24日木曜日

TPP追記

TPPについて1ヶ月ほど前に連載を組んでいたのですが、そこで書き忘れていたことが2点あったので今日はそれを書きたいと思います。


1、TPP追記(知らせざる2つのルール)

①ラチェット規定まずはこのラチェット規定。これは特定の一方向へむけた変更のみ許容され、逆行する方向への変更は認められない,という内容の規定で、要するに自由化や解放に結びつく法改正は認められても規制強化に結びつく改正は認められない,というものなのです。要するにTPPに起因して規制緩和したことによって何からの不利益が生じても、その分野を改めて規制する法制を定めることが出来ないのです。ご存知のように、いわゆる小泉改革に伴う規制緩和で様々な不利益が生じ、その見直しが急務となっている今日ですが、もしTPPに一度参加して色々な不利益が生じても、もうあとで規制し直すことは原則出来ないのです。なので、「とりあえずやってみよう」というのはそもそも間違いなのです。

       ・だからTPPってそういうことなんです。


②ISD条項
ISD条項というのは「投資家対国家間の紛争解決条項」のことでありInvestor State Dispute Settlementの略語であり、主FTA(自由貿易協定)を結んだ国同士において多国間における企業と政府との賠償を求める紛争の方法を定めた条項ということになります。条項の保護を受ける海外の投資家らが投資先の国との間で何らかのもめ事になったとき、世界銀行傘下の国際投資紛争解決センターなどへ仲裁を申し立てることが出来るようになるというものなんです。これが非常に分かりにくいところなんですが、実は結構厄介なものなんです。



たしかに条項だけ見ると別にアメリカ優位なものには見えませんし、これまで日本が他国の投資家に訴えられたことはありません。しかし現に北米自由貿易機構(NAFTA)の参加国の間では紛争が絶えないのです。企業と国だから関係ないと思っている方も多いでしょうが、極端な話をするとその町の環境よりも企業の利益の方が重視されるなんてことがあり得るワケで、実際,米企業の訴えによってメキシコ政府が有機廃棄物の埋め立てを認めざるを得なくなったというケースもあるんです。前例がどうこうではなくそういうことが起こり得る,ということを知っておくことが必要なんです。それがリスク回避でしょう。それすらも出来ない人は政治家になる資格はありません!

因みに野田首相はこのISD条項について「知らなかった」と抜かしたそうですが、この程度のことも認識せずに参加しようとしているのだとしたら、それはもうバカとしか言いようが無いでしょう。改めてあのドジョウには呆れるばかりです。皆さん改めて言いますが、TPP賛成派は売国奴です。次の選挙で絶対に落選させましょう!!それでは今日はこの辺で失礼します,ジベリ!

2011年11月22日火曜日

作者の許せない話し

バイト代を払い渋られてます。(※いつも登場してる塾の方じゃなくて、もう一つの方です。)そして僕はあと1週間を500円で過ごすことになってしまったのです,ハイ。ネオライズ京都っていうまぁ,一種の派遣バイトみたいなのをやってる会社なんですが、新手の嫌がらせかなんかの陰謀ではないかと思えてきます(・_・;)

ここのルールでは給与受け取りの際にメールをすることになっているのですね。その説明書もあるんですが、書き方がかなり雑。「早期入金」の説明はあるものの、普通に給与を受け取るときの予約方法は明記してない。それで先週は受付日(日曜)よりも2日前にメールをしてしまっていて、貰えなくなったというワケ。そして今周はと言うと、メールのフォーマットが違うとか何とか。そしてこれも説明書には明記されてない始末...。だいたい先週もその文面で送ってるんだから、その時に一緒に言っておけばいいではないか?それに僕は今回,日曜の午前中にはメールを送ってた。その時点で一言伝えて貰えれば折り返しメールも出来たワケだ。どうしてそうしないのか?これだと当人はその気がなくとも、払い渋られてると他人に思われて同然ではないか?俺の労力を直ちに換金しろ,さもなくばこれは貨幣経済への冒涜だ、近代物理学への挑戦だ、万国のプロレタリアートへの宣戦布告だ!!

それにしても働いてもカネにならないというのは許し難い話だ。これじゃあニートが増えても文句は言えないわ。働いた俺は交通費だけを浪費し、部屋の中でのびのびと過ごすニートの財布からはカネが無くならない、こんなアホなことがあってたまるか。こっちにも曲がりなりにも生活というものがあるのだ。雇い主はその辺をよく考えてほしい。ユニクロの柳井みたいなクズ売国奴ばっかじゃなくて、労働者の後ろに居る家族にまで思いを馳せていた松下幸之助のような経営者は居ないものか?

なんか疲れたし腹も減った。怒ると腹が減るのは分かっているが、これを怒らずにいられるか。もういい、今日はこの辺で失礼する,ジベリってことで。

2011年11月20日日曜日

古都の秋は更けてゆく...。

             ・智積院金堂からの眺望(ここは今日行ってきた)

                ・哲学の道(これは11月17日の撮影)

              ・東福寺開山堂(11月11日)

ここのところ僕は色々な場所に行って秋の京都を満喫してきたのですが、まだ記事にしていないのも多くて折角写真もたくさん撮ってたので、今日はそのまとめ的なものを書きたいと思います。(いつもに増して今日は写真満載でお送りしますので^^)

1、東福寺(11月11日)
      ・ 東福寺は紅葉の名所として名高い(通天橋付近で撮影)

というコトで、まずは先週金曜に行ってきた東福寺について...。秋の京都と言えばここは外せない場所なんですが、5年も住んでいながら僕はここに紅葉を観に来たことが無かったんですよ。特に意味はないんですけど、多分中途半端な距離にあるんでタイミングを外しちゃってたんだと思いますw

                 ・歩廊は開山堂まで続いている

行ってみて思ったのは、やっぱりここに人が多く来るのは頷けるなということ。そりゃ来ますよここには。ここからの景色はまさに無類です。それからここの守衛さんはやたらとフレンドリーです。参拝客に欠かさず挨拶してくれますし、しかも建造物の説明とかもしてくれるんで...。なんかそれも含めていい思い出です。ここにもまた行きたいものです^^

                    ・カレーランチ(900円)

東福寺を後にして向かったのは「ここはな」というカフェ。お昼をまだ食べてなかったので、とりあえずご飯モノを注文。僕が食べたのは写真のカレーランチで、彼女の方はからあげ丼を食べました。それからここのクーポン券をグルーポンで買ってたので食後にそのデザートも頂いてきました。

             ・恋パフェは700円(小豆茶付き)

そしてこれがそのデザート。恋パフェという名前のもので、先述の通り通常は700円なのですが、クーポンを買っていたので350円で食べることができました。甘酸っぱいラズベリーのアイスが美味しいあっさりとしたパフェ。カップルで一緒に食べるには最適の一品です^^


2、南禅寺(11月17日)
       ・ 哲学の道(疏水沿いにあった彩り鮮やかな南天)

そして次に紹介するのは今週の木曜に訪れた南禅寺。先週の水曜にもここには来てたんですが、その時は時間が遅くなってしまい、三門とかも閉まってたのでこの日改めて訪れたのでした。南禅寺へは「哲学の道」を経由して向かうのですが、着いたのが丁度お昼時だったのでその道すがらとりあえずお昼ご飯を食べることに。


          ・ポムのサンドイッチセット(700円)

このポムというお店、実は過去に1度このブログにも登場してるんですよ。たしか去年の5月くらいだったと思うのですが、そのときもここでこのセットを食べていたような気がします。(その時はお一人様での来店でしたけどw)ロケーションもよくて値段もリーズナブル、それだけでもここはいいところなのですが、加えてフランクな店長のおっちゃんもここの名物だったりします。近くに来たときは是非とも立ち寄りたい、そんなお店です。

          ・三門からの眺望(これは水道橋方面)

そしてこれが三門からの眺望。歌舞伎の演目の中で石川五右衛門がここの屋根の上に登って「絶景かな、絶景かな」というシーンが結構有名なのですが、たしかにここからの眺望は絶景と呼ぶに値するものです。目下に広がる紅葉した木々と南禅寺の境内、そして遠方に見える京の町並み...。それらは絶景と呼ぶほかに呼びようもないものです。

             ・こっちは市街地方面の眺望

何にせよそこからの眺望は見る者を飽きさせません。是非とも南禅寺に来た際にはここからの景色を楽しんで貰いたいものです。紅葉の時期は言わずもがなといったところですが、ここは桜も結構奇麗なので、その季節に来てみてもいいかもしれません。


3、智積院(ちしゃくいん)
             ・秋の晴れ渡った空と智積院

そして今日行ってきたのがここ。天気予報的にはあまりよくない的なことを言ってたので今日は国立博物館にでも行こうかと思ってたのですがこの通りの快晴だったので、その近くにある智積院に行ってみることにしたのです。同じ真言宗で、しかも由緒あるお寺にもかかわらず僕は今まで一度もここに来たことは無かったんですよ。実際行ってみると境内は綺麗で庭園もあり、しかも長谷川等伯の屏風画をも置いてあるという見どころたくさんの場所で、結構楽しめました。あまり有名ではないのですが、ここの紅葉もまた奇麗なんですよ。

                   ・智積院には奇麗な庭園もある

庭園はこんな感じになってます。結構いい感じでしょ?別段何か特別なものがあるわけではありません。でも春夏秋冬いつ来てもそれぞれ違った顔を見せてくれそうな、そんな趣のある庭園なんです。縁側に腰かけてぼんやりと何かを考えたくなるような、そんなところです。それで何が思いつくってワケでもないんですけど、 少なくとも前向きな気分にはなれそうな気がします。

               ・ efishは五条大橋の目と鼻の先にあるお洒落なカフェ

智積院を後にして向かうのは五条にあるefishという喫茶店。鴨川沿いの五条大橋を渡ったところにあるこの店は店長がもともとマイホームとして買ったところが、あまりにもロケーションがよくてカフェとしてオープンさせた...という逸話のある知る人ぞ知る名店で、半ば隠れ家的なお店でもあります。アクセスが若干不便なため頻繁には来れないのですが、近くに来たら立ち寄りたくなるようなそんな場所なのです。しかもここはアルコールも置いてるんです。なのでここに来るのは大方日没間近の時間帯。ここでホットカクテルを飲みながら鴨川を眺めるのが僕の楽しみ方です。勿論デートにも打ってつけの場所!彼女と一緒に来たのは初めてなのですが、彼女の方もここを気に入ってくれたようです^^



京都の紅葉は恐らく来週末にかけてピークを迎えることと思います。皆さんも是非ともお出掛け下さい。そしてもう来月にはクリスマスがやって来ます。今日も彼女と一緒に「関西ウォーカー」を読みながら話してたのですが、また今年も楽しくなりそうです♪...と幸せいっぱいのところですが今日はこの辺で失礼します,ジベリ!

2011年11月14日月曜日

上賀茂神社とか紅茶とか...

      ・このブログにも何度か登場している上賀茂神社

              ・卯春は知る人ぞ知る紅茶専門の喫茶店

今日は授業の無い日だったので、彼女と一緒に京都観光に行ってました。本日最初の目的地は上賀茂神社。一年前の最初の京都デートのとき、一番目に来たのがここだったのですが、一緒に来るのはそれ以来のことでした。着いた頃にはお昼過ぎだったので、まずは近くにある今井食堂に行くことに...。

         ・おすすめ定食(730円)には名物の鯖煮も入っている

ここに来ると絶対に食べてほしいのが鯖の煮付け。何度もこのブログにも登場しているのですが、これは美味しいです。しかも鯖煮定食は680円で、写真のおすすめ定食ですら730円という値段の安さもここの売りの一つ。近くの大学生が通うのも頷けます。 建物はフツーの民家で分かり辛いのですが、大抵並んでたり人だかりが出来てたりするので迷うことはないと思います。(水曜定休。土日は持ち帰りのみの販売なので注意。)

      ・すっかり秋の装いになった上賀茂神社の境内

食後、だんだんと秋の色になり始めた上賀茂神社の境内を散策。ここは数多い京都の寺社仏閣の中でもとりわけ歴史の古いものの一つで、世界遺産にも登録されているような場所なのですが、わりと穴場的な存在の場所でもあり、人でごった返しているようなことはめったにない感じです。

         ・上賀茂神社の境内には小川が流れている

       ・境内にはどんぐりも沢山落ちていた

境内は小川が流れていて木々にも溢れているので、多分,マイナスイオンいっぱいです。そしてどことなくスピリチュアルな雰囲気も...。巷では「パワースポット」なるものが流行ってますが、個人的にここはその意味でも屈指の場所だと思ってます。

   ・葵屋の焼き餅は一つ130円。(最近は焼きたても売っているらしい。)

もう一つ、上賀茂神社に来たら是非食べてほしいものが、この焼き餅。僕がいつも行っている葵屋のほかにもう一つ神馬堂っていうお店もあるのですが、かなり早い時間に売り切れてしまうようで、実際僕はまだ食べたことがないのが現状です。葵屋も最近になって焼きたてを売ってくれるようになったようで、今回はアツアツの焼き餅を食べることが出来ました。ここのは冷めてても比較的美味しいのですが、やっぱり焼きたての味は格別です^^

    ・アットホームな内装にリラックスできる卯晴の店内(本や絵本も置いてある)

そして次の目的地は紅茶専門店の卯晴。町屋を改装して作られたというこのお店は、今出川の閑静な住宅地の中に佇んでおり、実際,このお店も半分は居住空間となっている模様。とにかく紅茶にこだわっているお店で、茶葉の種類も多く、迷ってしまうこと間違いナシといったところ。

      ・アイスティーをスコーンとともに頂く

今回僕が飲んだのはフルーツフレーバーのもので、因みに彼女の方はココナッツフレーバーのものを注文。スコーンと紅茶のセットは800円で、紅茶単品は500円,その他、紅茶にケーキやスコーンなどのセットが盛り合わせになったアフタヌーンティーセットは1000円とのコト。リーズナブルな値段設定でこの味が楽しめるというのはかなりお得だと思います。(あと営業時間は16時半までで、日曜は休みになってます。この辺,注意して下さい。)

    ・夕暮れ時になってもまだ賑わっている清明神社     

その後,丁度近くに晴明神社があったので、ちょっと寄っていくことに。このブログには初登場なのですが、実はここには何回か来てるんです。ここは夢枕獏さん原作の小説でその後映画化された「陰陽師」で一躍有名になった神社なのですが、映画の公開間もない頃に訪れたのが最初でそれがもう9年前のお話。一番最近でもここに来たのは4年前なので、もう遠い記憶の中のお話になってましたけど、未だにここには多くの人が訪れるようで、夕暮れ時になってもたくさんの観光客でごった返していました。また映画に出演した俳優さんを筆頭に芸能関係者も多くここを訪れるようで、社務所の一角にはサイン色紙がたくさん飾ってありました。(いやぁ映画の力って凄いんですねw)

             ・夕食はtimepiece cafeのパスタ

そして本日最後の目的地はここ。もはや2人にとっても行きつけの店となっているtimepiece cafe。今日はちょっと豪勢に、サラダとドリンクのセットを注文。(それで1500円少々...)ここも最初のデートのときに来たお店なんですよね。行きつけになっているお店はやっぱり落ち着くもので、まったりとした時間を過ごして帰ってきました。今週はまた南禅寺にも行く予定なのですが、そちらの方も後日,記事にしたいと思ってます。京都は四季折々の魅力を持った場所ですが、春に負けないくらい秋の京都も魅力的なので、皆さんも是非,お越しください。それでは今日はこの辺で失礼します,ジベリ!

2011年11月12日土曜日

1周年パーティ

     ・誕生日と同じく今回もAlfa Cafeでパーティーを...

ということで、今日は彼女と付き合い始めて1周年の記念日なのでした。会場は4月の僕の誕生会同様,三条木屋町のAlfa Cafeにて。このお店はこういうアットホームなパーティーには絶好の場所ですよ。(食事も飲み物も美味しいので、そうじゃなくてもお薦めの一軒ですけど^^)

 ・大安の牡蠣は錦市場の知る人ぞ知る名物である(ビールと一緒に頂く...)

今回最初の目的地は錦市場にある「大安(だいやす)」というお店。ここは今が旬モノの牡蠣で有名な炉端居酒屋で、とにかく海産物の沢山あるお店です。(ついでに言えば昼間っから飲んでて正解のお店ですねw)


              ・しまあじのお造り(600円)

牡蠣は勿論美味しいのですが、一緒に食べたしまあじの刺身と海老の塩焼きも美味しい...。しかも牡蠣は1つ280円で、海老や刺身も1000円以下というリーズナブルな値段で食べれてしまうのでこれはやっぱりお薦めです。

         ・国際色豊かな客層で賑わう店内

あと牡蠣の味はわりと欧米の方にも受けるようで、この日も何組かの外国からのお客さんを目にしました。写真のおっちゃんは日本酒なんかも飲んでてホントに日本食を楽しんでるなって感じでした。異国の人がこういうふうにこの国を楽しんでくれているのは日本人として何だかいいなと思うところです^^

      ・大根サラダとサーモンユッケとえびせん(飲み物はテキーラサンライズ)   

店を出たあと2時間ほどカラオケに行き、その後,本日のパーティー会場のArfa Cafeへ。先述したように、ここは4月の僕の誕生パーティーのときにも使ってた場所なのですが、前に来たときと若干メニューも変わってたりして、しかも相変わらず何を食べても美味しい、お酒に合うメニューが多いのでお酒も進む...ということで、やっぱりここはいいなと改めて思いました。(記念日プランにはケーキは勿論,記念写真まで付いてくる。それで一人3000円なんだからありがたいやら何やら...ですw)

   ・厚切りベーコンと明太子と餅のピザを白ワインとともに...

お店を出たあと、今日は記念日ということで3カ月振りくらいにプリクラを撮って、その後,本当は行きつけにしているRoseoっていうバーに行くはずだったのですが、彼女の方が今日はあまりお酒を飲める感じじゃないとのことだったので、予定変更して気になってたカフェに行くことに。

    ・生グレープフルーツジュースとアイスコーヒー(左から。各700円也)

お店の名前はELEPHANT FACTORY COFFEE。河原町の見つけるのが難しいくらい込み入った路地の中に佇むここは、まさに知る人ぞ知る店といったところ。古書も売っていて読書には丁度好さそうな店内は繁華街の喧騒を忘れるくらい静かで落ち着いた雰囲気で、まったりとコーヒーを飲むにはうってつけの店。ここでコーヒー片手に語らいながら付き合ってから1年の記念の夜をほっこりと過ごしてきたのでありました。また例によって幸せ全開になってて申し訳ないのですが、この辺で今日は失礼したいと思います,ジベリ!

2011年11月9日水曜日

京都タワー ~僕と彼女と時々ドッくん~

              ・京都タワーからの夜景(京都駅方面)

今日は例の彼女がこっちに来る日で、約1ヶ月振りのデートを楽しんできました。 お分かりの方が殆どだと思うのですが、今日のタイトルはリリー・フランキーさんの小説タイトルのオマージュです。(因みに今日の記事にドッくんは出てこないというw)



   ・京都市美術館(ワシントンナショナルギャラリー展は今月27日まで開催中...)



午前中は京都市美術館に「ワシントン・ナショナルギャラリー展」という展示会を観に行ってました。いわゆる印象派と呼ばれる人たちの作品を中心にラインナップしている今回の展示は、モネやルノワールを筆頭にセザンヌやゴッホと誰もが知っている画家の作品が一堂に集められているという豪華なイベント。

・ゴッホの自画像(1889年作。ゴッホ36歳,そしてこの翌年、彼は自ら命を絶つ。)

特にこのゴッホの自画像は初来日ということで注目度も高い作品なので一見の価値ありです。その他にも先述したように誰もが知っているような画家の作品が集められているので、美術に関心のある人は勿論のこと、あまり知識のない人でも楽しめる展示になっていると思います。

          ・近代美術館併設のカフェにて昼食を...

お昼御飯は京都市美術館の向かいにある近代美術館に併設されたcafe de 505というお店で食べることに...。初めて入ったお店なのですが、ここはお薦めです。疏水沿いのテラス席は小春日和に丁度いい場所でしたよ^^

          ・食後には抹茶のブラウニーとコーヒーが付く

さっきのパスタにケーキとコーヒーが付いて1300円少々。平安神宮などもあるこの岡崎近辺は一大観光地というコトで結構客の足元見て値段付けてるお店が多いのですが、ここは値段的にもかなり良心的。しかもこのケーキが美味しい。美術館帰りにカフェとして使うにもここは良いと思います。春には岡崎疎水の桜並木を見ながらの食事も出来るようなので、その頃にもまた来てみたいものです。



         ・四神のうち東の守り神である青龍(平安神宮境内にて)

そしてここは平安神宮。彼女の方はここに来るのは初めてで、僕もここに来るのは久し振りだったりします。入場料の掛かる庭園を除けば、特に何があるというワケでも無い場所なのですが、それでも京都に来たら一度は訪れたい場所のようで、この日も修学旅行生を筆頭に沢山の観光客でごった返していました。

             ・趣ある哲学の道

その後,次の目的地である南禅寺へ。バス停から南禅寺までは少し距離があるのですが、四季折々の景色が楽しめる哲学の道を歩いてみるのは良いですよ。この辺りはお洒落なカフェや雑貨屋なども点在しているので、そういうお店を物色するのも楽しみ方の一つだと思います。



  ・日が短くなり、17時でもすっかり暗くなった南禅寺境内

南禅寺に着いたのは17時前で、三門や本堂はもうクローズ状態。京都に来る人に注意して貰いたいことの一つに、とにかく夕方でだいたいのお寺や神社はクローズしてしまうということがあります。ライトアップなんかをやってるところは別としてなのですが、その辺,お忘れないように...。


          ・京都タワーの展望室はこんな感じ

というコトで、この日は京都タワーに登ることに...。展望室に入るのは僕も9年振りくらいのことだったのですが、その後改装したのか結構,お洒落な感じになってました。(当然この時間なので他のお客さんもだいたいカップル...。まぁタワーは数あれど展望室というのはだいたいそんな塩梅ですw)

           ・烏丸方面の夜景

しかしタワーから眺める古都の夜の風景もなかなか良いですよ。望遠鏡(無料)も設置してあるので、それで東山や河原町なんかを眺めてみるのも楽しいものかと思います。(それから僕は使ったことはないのですが、金銭的に余裕のある人は展望室に併設されているレストランに行ってみるのもいいのではないかな?とも思いますよ^^)

・とんかつ薩摩の牛カルビ定食(1029円,因みにビールは472円...。)


彼女とは今週末の12日で付き合って1年になるので、その日は記念日パーティーをするのであります。(っていうか今回の滞在はそれがメインだったりします^^)それから紅葉も間もなく見ごろを迎えるので、落ち葉狩りにも出掛けたいところです。そんなワケですが、今日はこれにて失礼します,ジベリ!

2011年11月8日火曜日

作者寝ろ。

今日は大学の授業でTPPに関して発表してきました。大学の先生でも若干,TPPについてそこまで知ってるワケじゃなかったりしてちょっと驚きました。これだと政治に興味無い人は全く分かってないんだろうなと改めて感じさせられる出来事でした。発表原稿はこのブログで組んでいた特集を再編集したものだったのですが、それでもまとめるのには時間が掛かりましたし、加えて今日は他の授業のレポートや発表も重なっていたため、昨日の夜は不眠でした。しかも今週は金曜日予定が入ってるのでバイトが今日の振替えになっていたという追い打ち...。



そもそも月曜は体調が優れない状態だったので、僕はある意味病み上がりだったりするのでもう限界ですと...。晩御飯も碌に食べてませんが、とりあえず一眠りさせて貰いたいと思います。ということで不眠状態のよく分らないテンションで発表を決め込み、そしてバイト先では一般レベルの二次方程式程度ならまだ僕にでも解ける...ということが分かった作者がお送りしました。季節の変わり目なので皆さんも体調にはくれぐれも気を付けてお過ごしください,ジベリ!

2011年11月7日月曜日

サイダー振ったらすっ飛ばしてよ

今日は9月21日リリースの新生フジファブリック初のアルバムとなる「STAR」のレビューを書きたいと思います。タイトルは、このアルバムに収録されている「Splash!!」という曲の歌詞からの抜粋です。志村さんの急逝が2年前のクリスマス・イブ,あの日のことは今も覚えています。未だ死んだことが信じられず、ひょっこり帰って来そうな気がしてならない今日この頃なのですが、残された3人によるアルバムが遂にリリースされました。

・3人体制によるフジファブリック(左から:金澤ダイスケ、山内総一郎、加藤慎一)

それにしても今回のアルバム、3人にとっては相当なプレッシャーだったと思います。志村さんが居ないのは分かっていても、どこかに志村正彦というアーティストの面影を探してしまう。そんなアルバムなのですが...これは間違いなく傑作です。山内さんのヴォーカルも結構良いんですよ。

~曲目~
1. Intro
タイトル通りアルバムの導入となる曲で、インストのみで歌詞はありません。どことなく‘宇宙’を感じます。そしてその流れのまま表題曲であるSTARへと繋がっていきます。

2. STAR
イントロから間髪入れずにこの曲へと流れ込みます。このあたりがまるでライブのような流れで、ちょっと気分が高揚しちゃいます。山内さんの爽快なヴォーカルによく映える1曲になってます。(きっと聴いてると「悩みなんか忘れちゃうよ」ですw)

3. スワン
軽快なテンションのままtrack3のこの曲へと移ります。導入部の金澤さんのキーボードが素敵です。オザケンっぽい歌詞の世界観にも注目(?)といったところでしょうかw?

4. ECHO
この曲にはちょっとウルッとくるものがありました。明らかにこれは残されたメンバーの志村さんへのメッセージでしょう。同時に3人の悲壮なまでの覚悟みたいなのも感じられるんです。

5. 理想型
独特なメロディーと歌詞,やっぱりこれはフジファブリックです。(因みにこの曲にはゼリーの海とか金の城といった不思議なワードが出てくるんですけど、ファンタジーとかRPGの世界観をイメージしたのでしょうかw)

6. Splash!!
イントロを聴いた瞬間にひっくり返りました。志村さんが居る!この変態的な楽曲はあの人に違いないです。声は山内さんだけど、フジファブリックにはちゃんと志村さんが居る。きっと3人の中に潜んでるんですよ。きっとこの先もずっと...そんなことを感じ取った1曲です。

7. アイランド
アコースティックのメロディに映える優しい曲。短いですが、どこか印象的で、聴いていて温かくなれそうな一曲です。 志村さんは「茜色の夕日」という不朽の名曲を残したのですが、フジファブリックはこれからもたくさんの名曲を作ってくれることでしょう...。

8. 君は炎天下
ラテンなイントロがクセになるこの曲は、きっと夏祭りの時とかに聴くと最高に盛り上がれそうです。ライブで聴けば何も言われなくても踊っちゃいそうなそんな曲。

9. アンダルシア
「サルバトーレってダリが呼びかけて」というカオスな歌詞から始まり、サビは「いっせいので輪になって ハイどうぞでもうね GET DOWN」と意味不明に続くこの曲は、全編に渡って遊び心たっぷりです。この辺も志村節を継承しているのでしょうか?何にせよ、フジファブリックの曲が相変わらずの中毒性でひと安心しましたよw

10. Drop
どことなくUKロックのような色合いを持ったバラード曲。(スパルタローカルズの「FLY」にちょっと雰囲気が似てるかな?)夜中寝る前なんかに聴きたくなるような優しい曲です。

11. パレード
タイトル通りの軽快で楽しい1曲で、これも歌詞といい山内さんの歌い方といい、何となくオザケンっぽさを感じます。(もしかしたら山内さんは小沢健二さんのファンなのかもとか思ってみたりw)

12. cosmos
明け方の情景を歌ったこの曲は、1曲目と同じく‘宇宙’を感じさせるイントロで始まります。始まりと終わり,アルバムのトータル感とかコンセプトみたいなのを印象付けている1曲だと思います。

~全体の感想~
このアルバムのコンセプトはやっぱり「宇宙」でしょう。フジファブリックが宇宙に何を投影したのかは分かりませんが、もしかしたら曖昧な未来とかどこかに居る志村さんへの想いみたいなのがあるのかな?と思うとちょっと胸が熱くなります。今月末からはツアーも始まるそうなのですが、チケットは早々とソールドアウトしたようで、僕は買えず仕舞です。まだまだ知名度の低いフジファブリックですが、ファンの一人として、少しでも多くの人に知ってほしいと思う今日この頃でした。きっとまたライブにも行きます。それでは今日はこの辺で失礼します,ジベリ!