・弁当at the 家。(どうしてこうなったw)
先程、職場で食べる予定だったお弁当を家で食べました。あちこち探しましたが自転車は見当たる気配がありません。向かいのホーム、路地裏の窓、そんなところにいるはずもないのに...。(←やかましいわw!)
曲がりなりにも9年間愛用してきた自転車ですからね。北朝鮮に運ばれたりしてないことを祈るばかりですよ。まぁ今日中に見つからなければとりあえず奉行所には明日被害届けを出す方針です。ともあれ休みになってしまった以上、家で事務作業をするほかは無いのですが、考えてみたら大して今はそっちの仕事もないのでとにかく記事上げに専念します...ということで先週土曜、神戸新聞の筆記試験の帰りしなに敢行した商店街探訪について...。
・御影市場旨水館は昔ながらの商店街
場所は阪神御影駅からすぐの旨水館という場所。神戸ではいわゆる高架下文化が活発なのは周知のところだと思うのですが、ここは高架下の商店街ですよ。それも八百屋、豆腐屋、肉屋などの並ぶ市民の台所とも言うべき昔ながらの商店街。「高架下にハズレなし」の鉄則は商店街にも通じるのか?リサーチしてきましたよ。
・伏見と双璧を成す酒処、灘
灘は伏見と並ぶ日本の二大酒処。俗に灘五郷と称される5つの酒蔵街から構成されるのがその特色で、伏見に比べるとかなり広い範囲に酒蔵が分布していることとなります。東から西に向かって今津、西宮、魚崎、御影、西郷と並ぶのですが、今津と西宮は西宮市で残る3つは神戸市と市町村を跨いでるんですね。震災の影響で多くの酒蔵が全半壊したこともあり、伏見のような風情ある場所はあまり残っていませんが、酒蔵の数やお酒の生産量では負けていませんし、次の記事で紹介するように観光スポットにも事欠いていません。
・風情ある路地裏
そんな御影郷の程近くにある阪神御影駅。そのためなのか駅の近くには古き良き飲み屋が軒を連ねています。御影郷の酒蔵で有名なのは白鶴・菊正宗・剣菱あたりでしょうか?特に白鶴は月桂冠と双璧を成す日本酒界の雄としてその名を知られる酒蔵です。
月桂冠同様、白鶴も資料館を有しているようなのですが、まぁ今回はそこには行ってません。でも灘の酒蔵巡りもいつかやってみたいところです。それより本日の本題は商店街ですよ、商店街。ここもなかなかに魅力的な商店街でした。
ちょっとここで旨水館市場の歴史を勉強してみましょう。ここの前身となる御影中西市場がつくられたのは1927年、大正15年のコト。その後、昭和に時代が移り阪神電鉄の高架化が進むなどして周囲の環境が変化したことを受けて現在の場所に移転したのが1935年、昭和10年のことでした。もともと近くに高級住宅地があったこともあり、こだわりの店が軒を連ねているのがここの売りのようなのですが、成程旨水館にはクオリティの高い専門店が密集しています。
・パン屋に肉屋に果物屋...
アクセスの面で言うと駅チカなのはかなり魅力的ですね。しかも店は粒揃いの個人店ばかり。パン屋あり、肉屋あり、八百屋あり、そしてなんと豆腐屋まであるのですから...。もちろん肉屋ではコロッケやメンチカツも売っています。揚げ立てを食べられます。
・与一は由緒正しき豆腐屋です
今回立ち寄ったお店はさっきの写真のマスヤ製パン所と写真の与一という豆腐屋の2軒。いいですよね、ちゃんと豆腐屋のある場所って。淀編でも豆腐屋は出てきましたけど、まぁ僕にとって豆腐屋の存在はある種のメルクマールなのですよw まぁ今日は長歩きすることもあったのでお揚げを一枚買っただけでしたが...。
・もうこの佇まいが美しい...
飲食店も粒揃いです。そんな中で今回行ってみたのは銀狐という立ち飲み屋。昼酒って最高ですよ、昼酒。やっぱ大きな仕事のあとには酒っすよ!
・ドリンクとつまみの盛り合わせで500円也
まぁでもこの時点では三宮戻ったらまたごん太で飲もう!くらいのテンションだったので一杯だけと決めてたのですが...。そして本当にこの1杯だけで帰ったんですけどね。まぁその後の惨劇なんて予想だにしませんよ。(だいたい酒関係ない気もするしw)
・メニュー表はこんな感じ。
ちなみに他のメニューはこんな感じになってます。多種多様なんですよね。しかも安い!肝心のお酒も日本手が充実しているのに加えてカクテルにウイスキーやワイン、シェリーにベルモットと洋酒モノまで置いているのですからその手広さはなかなかのもの。
ここの他にも商店街には飲み屋や喫茶店など合計で3~4つほどの飲食店が入っていました。そのどれもが魅力的で、次行ったときには是非ともそっちにも行ってみたいと思えるようなものでした。阪神電車を使うことが少ないのでなかなか行く機会の少ないところかもしれませんが、周辺にも面白そうなお店が多いエリアだったのでいつかまた足を伸ばしてみたいものです。
・あ、見覚えのある名前が...
旨水館市場を抜けると見覚えのある名前の書いた看板が。まぁ伏見のものとは無関係なのですが、ここにも商店街があるようです。尤もこっちは写真のとおり営業しているお店がまばらで運営状態が良くわからなかったのですが...。
・あ、見覚えのある人たちが...
あ、そういえば商店街の一角にこんなポスターが。先月のカミコべでも大いに会場を沸かせたワタナベフラワーですが、こんな形でも神戸に貢献してたんですね...。去年は神戸ワインともコラボしてましたし、今年になってからはいかなごのくぎ煮のPR曲も作っていたワタナベフラワー。もはやここを無くして神戸が成り立たないんじゃないかと思わせるレベルですw
・神様は誰を守ろうとしているの...
大手筋商店街を抜けるとこんな感じの一角にたどり着きます。復興祈願と書いてあるので阪神大震災絡みでしょうか。背後の空の色と相まって何かとても絵になる一角でした。ここからもう少し歩くと、前の記事に出てきた処女塚古墳へと至ります。そして三宮まで旅は続くのですが、とりあえず商店街探訪としてはここまでということにしたいと思います。
~おまけ:神戸珍道中完結編~
・以前の商店街探訪で登場した春日野道商店街
・お馴染みのマヨネーズ工場
・今回の主題である西郷エリアにて(遠方に灘浜大橋を望む)
ということで珍道中の完結編。だいぶヤバくなってきた以降の話ですね。まぁでもいい写真も撮れたので結果オーライではあるのですが...。
・オエノングループの傘下である富久娘酒造
今回登場するエリアは灘五郷で言うところの西郷地区。5つの地区の中で一番海に近い場所ですね。調べたところによると前の記事に出てきた酒心館からここまでですら2km近い距離があるそうです。(ホントに何をやっているのやらw)まぁでもここまで来ると三宮がもう目前なのも事実であり、某インチキチャリティー番組の茶番マラソンで言えばボチボチ「負けないで」を流してもいい頃なのでありますねw
以前「日本で初めて金箔入りの日本酒を作った酒蔵」ということでこのブログにも登場した富久娘。そのときも言っていたように今では東京のオエノンホールディングスの傘下となっているワケですが、まぁここもれっきとした灘の酒蔵の1つ。うちにも今丁度紙パックのやつがあるのですが、値段のわりになかなか美味しくて結構重宝してるんですよ。
・西郷エリアはこんな感じ
で、このエリアの代表的酒蔵である沢の鶴もその目と鼻の先に。いざそちらへ...と思ったところではあったのですが、どうもこのあたりで徐々に限界が。とりあえずとドラッグストアに立ち寄ってソルティライチを買ったのもこの近くでした。
まぁこれからの季節はこういう飲み物を重宝しますね。あとはビールも美味しい季節です。まぁこの時点でビールどころの騒ぎではなくなっていたのですが...。とりあえずとドラッグストアの近くにある屋根付きのベンチの様な場所で休息。ここでホントに10分くらい休んでましたからねw
・灘浜大橋
・歩道橋より
その後、よせばいいのにまた意味もなく歩道橋に上がったりウロウロしていて、そうして最終的には敏馬神社の前で受難を迎え、その後命からがら三宮まで帰っていくことになるのですからね...。まぁ大方は自業自得ということですな。
・ようやく三宮に辿り着く。
まぁ高架下で呑めなかったのは残念ですが、致し方ないといえばそれまでのこと。どの道また近いうちに神戸には行くことでしょうし、楽しみはその時に置いておきましょう。今日はもう1つ記事を書くと思いますのでまたそれまでの間ご歓談を・・・。
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