2018年9月8日土曜日

リレーフォーラム

・久々の大阪城

・今日は京橋の商店街を歩いてみた

今日は京阪ホールディングスさんの主催する幕末・維新150年リレーフォーラムに参加するために大阪まで行ってきました。会場はなにわ橋駅の地下にあるアートエリアB1 カルチャーカフェというところ。

・撮り鉄(天満橋駅付近にて)

今回のテーマは「淀川舟運と幕末維新」で、講師は枚方の鍵屋資料館の学芸員である片山正彦 さん。今では舟運なんて精々観光目的でしか残ってませんが、もともと京都(伏見)と大阪を結ぶ主要なルートは舟運だったのです。




いつだったかの歴史Doミーティングで「昔は川が高速道路だった」なんて言っていた方がいらっしゃったのですが、これはホントに言い得て妙なんですよね。人もモノも、川を上り下りして移動していたのです。(下りは確実に陸路より早いですし...)



ちなみに「上り」ってどうやって船を移動させていたのかというと、どうやら人力で引っ張っていたそうですね。運航ルートの岸部からロープを引っ張って船を動かすという結構原始的な方法だったそうです。
明治時代に入って陸路に電車が走るようになったことで物流ルートとしての淀川舟運は終を迎えますが、その後しばらくしてから観光用として復活。そのときは蒸気船(←某ネズミの国にあるようなやつですね、ハイ。)でした。最近になって枚方~八軒屋(天満橋)間のルートは復活したようですね。船も当時の蒸気船のデザインを模したものになっているようです。値は少し張るようですが、是非とも一度乗ってみたいものですね^^


淀川舟運といえばもう1つ語らなくてはいけないのがくらわんか舟でしょう。これは淀川を運航する集合船の乗客に飲食物を売る船であり、こちらは高槻と枚方の双方から出ていたようです。有名な「東海道中膝栗毛」にも登場するくらわんか舟ですが、売られている食べ物はあまり美味しいものではなかったとも言われていますw


しかも値段は高いし従業員は横柄というテイタラクだったそうで...。でもそれがどういうわけか評判となり、長旅で退屈する乗客を楽しませるある種のアトラクションのような扱いになっていたようです。しかもこのくらわんか舟の従業員さんはその横柄な態度でお偉いさんにも接することが認められていたというのですからもうこれは凄いの一言。細かいことは置いといて、ノリと勢いで行ってしまおうという大阪の様式美はこの頃から健在だったのですねw


幕末の話は結論から言うと最後に申し訳程度にあったくらいで、あまり触れられはしませんでした。ただ第二次長州征伐に際して徳川家茂が大阪城入りしたときに舟運ルートを利用したことや、その際にくらわんか舟で売っている甘味を好んで食べていたエピソードなんかは出てきましたけどね。家茂といえば銀魂の将ちゃんこと茂々の元ネタとなった人物なのですが、タイヘンな甘党であり一説には死を早めたのが虫歯だったとも言われています。芸能人だけでなく将軍もまた歯が命ということでしょう。(←そうなのかw?)

ちなみにですが最後の将軍となった慶喜もまた淀川舟運で大阪城入りを果たしています。で、慶喜も何だったか甘味を食したという記録があるそうです。あまり旨いものはなかったというくらわんか舟の売り物ですが、甘味はそこそこ美味しかったのかもしれませんね。

・会場となったカルチャーカフェはなにわ橋駅直結

講演会終了後は徒歩ルートで京橋まで。折角ということで色々立ち寄ろうといういつものノリですね、ハイ。

・こんなとkろに胸像が

ということで天満橋周辺をブラブラしながら京橋を目指します。淀屋橋~天満橋エリアには銀行や証券会社が点在しているのですが、加えて言うと史跡も数多くあります。去年の記事に登場した適塾がその典型ですが、今日何気なく郵便局の前を通るとこんな胸像を発見。

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これは前島密(ひそか)という人物の像。日本近代郵便の父とされる人物だそうです。ではこの人は大阪出身なのかというとそういうことではなくて(ちなみに出身は新潟の上越)、精々大久保利通の大阪への遷都案に反対したくらいのかかわりしか大阪とはないようです。逆に言えば前島さんが反対しなければ首都は大阪になっていたのかもしれないのですが、前島さんの「大阪は(首都を移さずとも)商業の街として発展するが、江戸は首都じゃなくなったら衰退する」という主張には言い知れぬ説得力がありますね。

ちなみにこの際、京都は都ではなくなったのかというと実質的にはそうなのですが、東京都というのはいわば「東の京都」くらいの意味合いであり、名目上は京都も都のまま。天皇は東京に行幸しているだけ...という解釈のようです。

・なんやかんやで京橋に到着!

ちなみに天満橋~京橋の間には大阪城がよく見えるスポットが点在しています。冒頭の写真もその一角で撮ったものです。歩道橋なんかもありますので、この辺を散策する際は自分なりの大阪城フォトスポットを探してみるのも面白いかもしれません。あと京橋にはドムトムバーガーがまだ生き残っています。(まぁダイエーはいつの間にかイオンになってますがw)

・真実の口もなぜか関西弁w

京橋では商店街を散策することに。その昔、彼女と一緒にここにある猫カフェを訪れた際にチョロっとこの辺りを歩いた記憶があるのですが、考えてみればそれっきりですからね...

・パン屋あり、豆腐屋ありの古き良き商店街

京橋中央商店街には豆腐屋があります。のとや豆腐店というところで、開店は1970年という老舗。今回は初めての来訪ということで一番ベーシックな絹ごし豆腐を買ってきました。




あとはよくテレビ番組にも登場するレストランかめやにも。テイクアウトで揚げ物を幾つか買って帰りました。なんか町の洋食屋って感じでしかもチョイ呑みにも使えそうな感じのお店だったので次は食べて帰ってもいいなと思っています。というか考えてみたら京橋で呑むことって殆ど無いんですよね。大昔に王将で飲んだことはありましたけどそれはなんかちょっと違いますし、この際京橋デビューして帰ろうということで店を探します!

・まだ日は高いけど京橋の飲み屋街は大盛況

で、一際目を引いて、且つ値段的にも雰囲気的にも入れそうだったのがこの七津屋というお店。(たしか梅田にもあった記憶が...)サービスデーということでなんと日本酒は一杯220円という破格での提供!これは奥義センベ=ロが余裕で発動できそうです!

・まぐろの角煮

ということでまず日本酒と適当なアテを少々。まぐろの角煮はホントにこれ1つでその気になれば日本酒を1本空けることもできそうなくらいの逸品。おでんもいいですね。なんか最近急に冷えるようになりましたし、こういうのが嬉しい季節なのであります^^

・大阪名物どて焼きを食す

案の定、日本酒は2杯目へ。追加のアテはどて焼き。丁度目の前で美味しそうにグツグツなってたんでねw たこ焼きも串カツもいいけどディープな大阪を味わおうと思ったらやっぱりどて焼き。これに尽きます。

・たしかここで一晩過ごしたことがあったっけかw 

その後、ボスから「送ってほしい書類がある」との報を受けて急遽ネカフェに。仕事絡みで言うと来週水曜は勉強会メンバーにプラスアルファのメンバーでビアガーデンに行きます。で、それがなんとまた大阪なんですね。今月はオンオフともに大阪に来る機会が多いようですw

・やっぱそれ買うのなw

帰りしなにまた売店で発泡酒とフランクフルトを買って京阪特急へ。今日はプレカーには乗ってませんので悪しからず...。枚方くらいから座れたのはいいのですが気付けば寝てしまっていたようで結果乗り過ごしてしまって引き返す羽目に...。そして寝る姿勢が悪かったのか何なのか、今現在体調が芳しくありません(・・;)

ちなみに来週はマスコロ2018...に行く予定だったのですが、なんとウカウカしてるうちにソールドアウトとな!!ま、今年は我らが忘れらんねえよも出ませんし、そういうこともあって「どうしようか...」と買いそびれていた結果がコレですよw 


仕方ないんで数日後のハスキンのライブに行ってきます。で、明日なんですが明日もなんと大阪なのです。場所は久々の樟葉です。樟葉にはショッピングモールくらいしかないので仕事終わりはまた枚方に移動しようかなと思ってます。そんなところですが明日の準備もありますので本日はこれにて失礼致します。ジベリ!

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