2018年9月29日土曜日

【投票日直前】イデオロギーとアイデンティティー【沖縄論補講】

・26日、松川酒店にて

遂に沖縄県知事選の投票日が明日に迫ってまいりました。迫る台風24号の影響で投票日が切り上げになったところも少なくはないようですが、おそらく今回の選挙は最後の最後までどうなるか分かりません。


一応玉城さんが優勢という調査が多いのですが、それとてどこまでが情報戦の一環か分かったもんじゃないですからw 最後の最後まで死力を尽くした者が勝つ。そもそも勝負というのは常に紙一重ですからね。


それにしても佐喜眞陣営は「汚い」の一言。総裁選もですけど、正々堂々と戦うということを知らないんですかね?ま、だから石破さんもとっとと同志を引き連れて離党しちゃえばいいんですよ。今の自民党には自浄作用というものがありませんから...


それはそうと今回の選挙戦でしばしば目にしたキーワードが「イデオロギーとアイデンティティー」だったのではないでしょうか?イデオロギーというのは簡単に言ってしまえば思想・信条のことであり、対するアイデンティティーはここでは存在意義とか、内在的な誇り(郷土愛のようなものも含む)といったような意味だと思うのですが、とかく沖縄で築かれた不偏不党のオール沖縄の土壌には後者のアイデンティティーが強く反映しているのだと思います。


実際、亡くなった翁長前知事も度々「イデオロギーよりもアイデンティティー」といった旨の話をしていたようですし、その後を継ぐ玉城デニーさんも選挙戦で「沖縄の誇り」をキーワードにしています。


あ、ちなみに玉城さんはTPP違憲訴訟の原告のひとりでもあるそうです。現職の議員さんでそうしたところに関わっている人って少ないんじゃないですかね?玉城デニーさんはそういう気骨ある政治家なのです。永続敗戦レジームの最先端に置かれたからこそ「覚醒」した沖縄。数年前の連載でも書いたことですが、僕もウチナンチュウに寄り添って最後まで戦っていきたいと思います。知事選のあとも戦いは続きます。最後の最後まで沖縄とともに...。そういう思いで志士会は戦います。まだ色々と書きたいことはあるのですが、明日も仕事ですし、とかく今日はこれにて失礼します。ジベリ!

0 件のコメント: