2024年8月15日木曜日

敗戦の日に寄せて2024

 

・今年も迎え火に行ってきたよ(8月8日)

皆さんお盆を如何お過ごしですか?僕はと言えば盆休みどころか絶賛連勤中であり等価交換とは何かという問いかけをしている最中なのですが今年もこの日がやってきました。「敗戦の日」です。終戦記念日とは絶対に呼びません。先週のは前置きであり談話はこちらになります。今年のテーマは一言で言うなれば「政治のあり方」です。今こそこれを確認する必要があると思うのです。

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「政治の在るべき姿」

政治の根本的な仕事とは、そもそも血を流す戦争をしないことである。血を流さない交渉をするのが政治なのだ。つまるところ血を流すことありきでやるのは政治ではない。いかにそれをしないで人命と国土を護るのが政治家の最低限の仕事である。

先の大戦で我が国は大敗を喫した。多くの人命が戦争で、それも飢餓で亡くなったのだ。いかなる美辞麗句を用いてもその事実に変わりはない。負け戦を美化しようだとか正当化しようという試みは無駄だ。そんな薄ら寒い感傷に浸っている暇があれば結果と真摯に向き合い、二度と繰り返さないようにするにはどうしたらいいかを突き詰めるべきではないか。

そしてもう1つ。我が国にしかできない仕事がある。世界の非核化をリードしていくことだ。抑止力という幻想を論拠に核武装を主張するなど以ての外である。結局のところ核武装は囚人のジレンマを招くのみであり、何も問題を解決しない。アメリカの言いなりでまともにイスラエルすら非難できないようではいけないのだ。世界の非核化、そして非戦。そのために日本は動かねばならないのではないか。そしてそうした決意を思い出す日として8.15を刻み続ける義務が我々にはある。


2024.8.15

志士会塾長 天王寺センイチ

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