2008年5月17日土曜日

葛藤年間②・覚醒への飛躍

葛藤年間。前章ではそれを、小一以来の親友とのことを主体としてして書きました。そのこともあり、明るい話になっていたと思います。今回は「その一方で・・・」といった、どちらかといえば「影」の話になります。なぜ「葛藤年間」なのかは、ここで分かるはずです。

 
 この時期には、殆ど「いじめ」というものの被害に遭うことはありませんでした。勉強の方で軒並みに結果が出るようになったのが、この時期でしたから。うちのオカンの「アメムチ政策」の影響も少なからずあったでしょうが。このアメムチ政策というのは、テスト(或いは成績表)が、良かったときは報酬が出て、逆に悪かったときはペナルティが発生するという、まぁある意味ポピュラーなものなのですが、極端といえば極端でした。テストについては「100点」以外はドヤされるといった感じで、80点前半に割り込もうものなら半殺しに遭ってました。前にも言ったとおり、オカンはやたらに他人と比べたがるので、僕も苦労しましたよ・・・。(どこで情報を集めたのか、A君が〇〇のコンクルで入賞したとか、どこぞの塾で1番になったとかどうだとか、「せやから何やねん,俺にどうせえ言うねん!」って思ってしまうようなことを云々と・・・)しかしながら、僕が明確な「キャラ」を持っていないことは明確でしたね。ただ「勉強が出来る」なら何人でもいますし、インパクト薄いですからね。例の友達のほうは先述したとおり、「宇宙」っていう明確なカテゴリーを持ってて、「僕も何か探さねば。」とは思っていましたが、そう簡単にそんなもの見つかるはずも無くってね・・・。
 
話は少し飛びますが、小4の学期末頃,ひとつの大きな転機が訪れます。その頃から、学校の社会科の時間に「歴史」の走りみたいなのをやるようになって、それに触発されるかのように、僕は歴史学や考古学に興味を持ち始めます。結局,現在に至るまで歴史学は僕の大きなバックボーンの一つになってます。更に言えば、僕の従姉妹のおっちゃんが、大阪に転勤にすることになったのも5年生に上がる直前の時期でした。(それが後の関西進出の大きなきっかけとなる訳で・・・。まぁ転勤そのものは寂しかったですがね。)かくして僕は様々な面で「変革」を感じていた中,次の時代へと突入します。

では次回は「瞬光月間」です,お楽しみに。今日はこの辺で,ジベリ!

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