2010年5月26日水曜日

国防論!②

4、結び

A、傭兵国家に未来はない

日本は、その代償に我々は土地(特に沖縄)や血税(しまいには人命までも...)を提供しているのだから、米軍は日本にとって「傭兵」のような存在であると云えます。(さしずめその‘傭兵’に頭が上がらないというきらいがあるのですが...。)

傭兵に国防を頼り切った国がどのような道を辿ったかは、アテネやカルタゴを見れば明らかですね。自国の安全は自国で守る,これは独立した国家の大原則なのです。現在,世界では軒並み米軍の基地は縮小されつつあります。(キルギスのような国はあくまで例外)前にも言ったような気がしますが、実際にスペイン,フィリピン,エクアドルといった国々では基地撤廃に成功しているのです。


B、国防か,然らずんば国亡か?

打開策は実に単純です。僕はこれを「主権回復三点セット」なんて呼んでるんですが、それはズバリ①日米安保条約廃止→②米軍基地無条件撤退→③憲法改正(自衛隊を「国防軍」と規定)なんですね,ハイ。

「自衛のための最低限の戦力」は、必要不可欠です。「非武装中立」を唱える意見もあるようですが、 ‘きれいごと’で我が身が守れるのであれば警察は要らないんです。それを主張する人が居れば是非,聞いてみて下さい。「あなたは今日,施錠をせずに家を出たのか?」と(笑)

「国防」は、主権国家の権利であり政府の義務です。昨年のイラク戦争連載の最後にも言ったコトをもう一度言わせて貰います。憲法(9条)改正は必ずしも「戦争できる国家」をつくるためのものではりません。僕に言わせればそれは国民の命と自国の尊厳を保障する政府を形成するための手続きなのです。


ってなワケで、ちょっと短い連載でしたがこれにて完結とせせて頂きます。次は僕の国旗・国歌,天皇制に関するスタンスと、僕が何故靖国を参拝するのか?というコトについて書きたいと思ってます。(ただ、来週から教育実習も始まるので、いずれにせよ来月になるモノと思われますが...。)

ではまぁ、今日はこの辺でおしとします,ジベリってコトで!

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