2011年12月10日土曜日

Lunar Eclipse

 ・丁度22時になったくらいの時間に撮影(数時間に及ぶ天体ショーの幕開け)

というコトで今日は11年振りに日本で皆既月食が観測できた非常に希少な日でした。しかも好条件で日本各地で見られるとのことなので、皆さんもきっと今夜は‘宇宙の神秘’を感じているんだろうなと思います。

         ・月明かりが徐々に夜に落ちていく...

僕はテレビを観ながら10分に1回くらい夜空を見上げにベランダに出ていたのですが、少しずつ月の形が変わっていくのが分かって面白かったですね。今夜はスピッツ「新月」とか聴くと気分出るかもしれません。ベタなところでピンクフロイド「Dark side of the moon」もいいですけど...。なんか折角の機会なんでいろいろ楽しみたいですねw

        ・月明かりが夜の闇に怪しく溶ける(23時25分頃の撮影)

日本神話の天岩屋戸が皆既日食のことを言っているのではないかと言われるように、月食にも昔は色んな言い伝えなんぞがあったようですね。北欧神話では「月が狼に飲み込まれた」だなんて言われてたようですし、インド神話でも「月が魔族に飲み込まれた」なんてことが言われてたようで...。きっと‘光が無くなる’という恐怖から来ているんでしょうが、いずれにせよ日食も月食もわりと不吉な現象として捉えられていたんですね。こういうのって一種の民俗学めいた話しになるんですが、そういうものに触れてみるのもまた面白いかもしれませんよ^^

   ・翌日2時過ぎに撮影。いつの間にか満月に戻っていた(翌日深夜追加)

何にせよ、1ヶ月かけて満ち欠けする月が数時間の間に隠れてはまた戻る...というのはやっぱりなにか不思議なものを感じてしまいます。それが天文学上の‘必然’だと知っていてもなお、こういうのってどこか神秘的なんですよね。世の中は暗いことが多いですが、下を向いていては何も始まりません。晴れた日の夜は夜空を見上げてみましょう。きっと何かいいことありますよ。今は闇に閉ざされてても、いずれ光は還ってきますから...。それでは今日はこの辺で,ジベリ!

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