・ルーカス映画「アメリカン・グラフィティ」に登場したドライブインを模した店
・こちらはシティウォークにて
・夕暮れどきの園内はなかなかいい感じです
今年の夏休みは色々と忙しくて松山に帰れないのですが、今年は久々にうちの家族が京都に遊びに来ることになって、今日はユニバもとい
ユニバーサルスタジオ・ジャパンに行ってきました。平日とはいえ世の大学生は依然夏休みということで、園内は元気な大学生でいっぱいであり、もっと言えばカップルだらけ。コイツはやってられませんよw
・さぁ、いざハリウッドの興奮に飛び込みましょう!
まぁそうは言うものの折角の遊園地、楽しまない手はありません。
USJと言えば最近
アホな大学生がバカ騒ぎを起こして一躍話題になったのですが、遊園地も粋に楽しめないとは呆れたものですね。でもマナーさえ守ってれば遊園地で楽しめる大人ってカッコいいと思うんですね、僕は。特にテーマパークってほら、その世界観に飛びこまなきゃ楽しめないところがあるじゃないですか?そういうのを恥ずかしがらず出来る人ってやっぱりカッコいいんですよ。だからまぁ何が言いたいかと言うと、USJで飛び込んでいいのはハリウッドの興奮であってアトラクションの巡行するプールではないということです。(←うまいこと言ったったw)
・園内を疾走するハリウッド・ドリーム・ザ・ライド(写真右手)
ただ問題なのはいつぞやからかUSJがその世界観を守ることを放棄してしまったことでしょうか。とりあえず着いてから最初に乗ったのは
ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドという
映画とは全く関係のないジェットコースター。この
映画とは全く関係ない世界観を守る気の更々無いアトラクションの面白い点は映画とは全く関係が無い点ではなく、音楽を聴きながら楽しめるという点。まぁ相変わらず選曲はカスですけどw
・アトラクション前はこんな感じ
そして2つ目に向かったのは
「E.T」をテーマにしたアトラクションを潰してまで作ったこれまた映画とは全く関係のないスペースマウンテンの劣化版スペースファンタジー・ザ・ライド。ひらパーのバチャンガの陸上&室内版というか何というか...。世界観はよく分からないのですが、とりあえずLEDは綺麗でしたw
・海軍本部少佐のヘルメッポがステージに登場!
・一方こちらはコビー大佐
次に向かったのはJAWS。ここでようやく映画の世界とご対面・・・と思いきや、アミティ・ビレッジで僕らを待ち受けていたのはまさかの
ONEPIECEの世界でした。と言うのもワンピのステージショーをここUSJでは数年前からやってるんですね。(最早ハリウッド置いてけぼり状態なのですが、ワンピースは好きなので特別に許可するとしましょうw)
・たしぎ大佐もなかなかの完成度...
その抱合せ企画の1つがこのイベント、
「海賊掃討作戦」なのです。コビーとヘルメッポに加えて、この時間帯には
たしぎ大佐が登場。(スモやんもといスモーカー中将のときもあるそうな...)このイベントは、いわゆるゲスト参加型の企画で、コスプレしたキャストなどが海賊&海軍入隊希望者としてステージに上がり、出演者と
三文芝居素敵なトークをお送りするのでした。
まぁ客の方にも結構気合入ってるコスプレの人とか居て面白かったですけどね。あとヘルメッポの司会も頑張ってるなという感じで、相変わらずこういうスタッフのレベルはUSJって高いんだよなと...。詳しくは後で書きますけど、ステージのアクターさんのレベルも高いんですよね。(というか個々のアトラクションで見ると悪くなかったりするんですよねw)
・さぁてクルージングに出発です
ともあれ、当の
JAWSは平常運転。いざ、ヤツが待ち受けるアミティ島のクルーズの旅へ出掛けます。いや僕もこの映画は観たことがあります。ここができた当時ですから、もう10年以上前になるのでしょうか?誰もがこの映画を見て鮫を怖がり、実際この映画が公開された
1975年には世界中のビーチから人が消えたなんて話もあるそうです。
・アミティビレッジのあちらこちらに佇んでいるニュース・クー
とは言うものの、実際はどうかというと
鮫に襲われて死ぬ人というのは平均すると年に5人程度であり、スズメバチに刺されて死ぬ人よりも少なかったりするのですが...。まぁここのホオジロザメのように好戦的なサメも実際には少ないということです。しかもその好戦的なサメは
わざとらしい演技に定評のある優秀なスタッフによって退治されましたし、おそらく皆さんが訪れる頃には豊かなクルージングを楽しめるようになっているに違いありません。(←しっかり企画に乗ってあげるヤツw)
・スヌーピーファンからは評判の悪いアトラクション
その後、僕らは次なる目的地である
スヌーピーランドへ...。新アトラクションの空飛ぶスヌーピーが僕らを迎えてくれます。とは言えスヌーピーファンからすると原作に忠実に対処して、撃墜王スヌーピーの運転する愛機もとい犬小屋に乗ってのフライトを楽しみたいのですが...。
・室内のジェットコースターはなかなか面白いです
まぁこの辺のいい加減さがUSJの魅力(?)なのかもしれませんが、であるが故に某夢の国に比べるとどうしても見劣りしてしまうのかもしれません。とはいえ室内にあるジェットコースターななかなか面白いですし、チャーリー・ブラウンと野球ができるゲームコーナーがあったりと、意外に(?)ここだけで半日くらい過ごそうと思えば過ごせてしまったりすること請け合いです。
・ショーの開演前、観客を盛り上げるクルーたち
なんかさっきからほとんど文句しか言ってない気がするのですが、そんなこの
某夢の国の劣化コピーUSJにおいて、そのレベルの高さに驚かされるアトラクションの1つがこの
ウォーターワールド。地球温暖化により氷河が溶け、海に覆い尽くされた近未来の世界を舞台にした1995年公開のケビン・コスナー主演の映画をモチーフとしたショータイプのアトラクションがこの「ウォーターワールド」なのです。
・ショー終盤に登場する飛行機(撮影はショーの終了後)
ショータイプのアトラクションということで、アクターさんが主体となるのですが、これが本当によく出来ていて、何度観ても引き込まれること間違いなし。迫力ある戦闘シーンとお笑いパートの‘落差’も特筆すべき点の一つであり、数あるアトラクションの中でも僕が何よりもオススメしたいものだったりします。
あと映画自体も個人的には結構好きなんですよね。(興行的にはあまり振るわなかったようですけど...)初めてUSJに行くことになった今から12年前に観て以来、何度となく見ている映画の1つなんですけど。今は亡きデニス・ホッパーの板に付いた悪役姿は勿論、孤高の一匹狼を演じるケビン・コスナーが最高にカッコいいんですよ。(まぁ最初はちょっとイヤな奴なんですけどねw)
・サイン入りの手配書(ゾロのサインがなかったけど中井さんは銀魂で忙しかったのかなw)
ちなみに現在、USJではこのステージを利用してONEPIECEのショーを開催しているのです。内容は原作と連動していて、たとえば今年だとドフラミンゴやトラファルガー・ローなんかも登場するらしいです。(え…、青キジも出るの?豪華だなオイw)
・エースと白ひげのお墓(前に行くと2人の‘名言’が再生される)
ONEPIECE絡みでもう1つ。ファンにとっては堪らない演出というかもはや憎いモニュメント。ジュラシックパークの「ディスカバリー・レストラン」の程近くに「白ひげ」こと
エドワード・ニューゲートと、ルフィの兄でもある
ポートガス・D・エースのお墓が再現されているのです。
多くの読者にとっておそらくそうであったと思うのですが、白ひげは僕にとっても偉大な親父でした。流石にあんないい上司には今後も巡り会えないかもしれませんが、銀魂の
近藤勲みたいな上司くらいだったら実際に居てくれるのかな...なんてやや下方修正してたりする今日この頃。エースと白ひげ、血は繋がってないけどそれ以上の繋がりがある父と子。2人仲良く天国でお酒でも飲んでいるんでしょうね…合掌。
・これはニューヨーク・エリアにて
ずぶ濡れになるアトラクションに多く乗ったので、ちょっと暖まろうということで「バックドラフト」へ。(←楽しみ方おかしくねw?)そうこうしているうちにだんだんと日も暮れてきて、気付けばあと数時間で閉園の時間に...。(というかいくら平日とはいえ19時半閉園ってあり得なくねw?)現在パーク一押しのアトラクションであるスパイダーマンや、開園以来の人気アトラクションであるジュラシックパークなどを周り、その後はパレードの時間まで各々バラけて土産を買いに行くことに...
・これはジュラシックパーク・エリアにて(左手後方に見えるのがアトラクション)
僕は嫁への土産と自分用のワンピグッズを買いつつ、夜のパークを物色。ライトアップされたパーク内は昼間とはまた違った雰囲気でとても楽しかったりします。そしてあっという間にパレードの時間に...といってもそこまで見る価値のあるものではないのですがw
・オリジナリティーに乏しいことに定評のあるパレード
まぁ
エレクトリカルパレードの超絶劣化版だと思ってもらえれば間違いないです。ハッキリ言って2番目のスヌーピーだけ見ればあとはどーでもいいです。僕はパークが出来た当初、ラグーンでやってた「ハリウッド・マジック」が好きだったんですけどね。キングコング(※西田さんが居るコンビじゃない方)が出てきたり、恐竜が出てきたりで...。ちなみにUSJ、昔は入口に常時ウッドペッカーやスヌーピーが居たはずなんですが、今はもう決まった時間しか出てこないようです。(ちーん)
・銀さん&白夜叉のパネル
パークを出たあと、僕は弟と2人で
ジャンプショップに...。共通して好きなのはONEPIECEなんですが、それ以外は微妙にバラけてるので、この日買ったものも僕は勿論銀魂グッズであり、弟の方はというと、どうやら暗殺教室(作:松井優征)のグッズを買った模様。
・これシュワちゃんの直筆です(パークのインフォメーションセンター的なところに展示してある)
それからオカンも合流して3人で
サイゼリヤで夕食を食べてからJRと京阪の乗り継ぎで1時間ほど前に帰宅した次第です。明日は特に何をするかは決めていないようなのですが、とりあえず僕は数日後にまた入社試験を控えているので研究室にでも篭って勉強してるんじゃないかなと思います。そんなところでありますが、本日はこの辺で失礼します,ジベリ!