2015年2月28日土曜日

ふしみ瓦版:酒蔵開き

・いよいよ明日!

明日3月1日は鳥せいや「神聖」ブランドでお馴染みの山本本家主催の酒蔵開きが開催されます。僕は2年ほど前からほぼ毎回参加しているのですが、とにかくオススメのイベントなのです。

・イベントの様子(昨年11月開催時の写真)

200円の入場券を買うと、蔵の中に入れて2種類の日本酒を試飲できます。(本当に出来たてなので、ちょっとアルコール度数は高めのようですw)蔵の外では漬物や京するめ、京野菜や日本酒を用いたお菓子などが売られていて、また鳥せい特製の粕汁も飲むことができます。

・この中から試飲できるのは3つ

また会場に入った人は山本本家など計4つの蔵元のオススメする日本酒やリキュールを試飲することも出来ます。10種類以上の中から3種類までしか飲むことはできないので、ちょっと悩むかもしれませんが、こうしてお気に入りの一本を見つけて買って帰って貰えればと思います。(僕は前回来訪時には豊澤本店のしぼりたて生原酒を買いました^^)

・皆さんも是非伏見に遊びに来てください^^

会場は鳥せい本店から程近い酒蔵街のど真ん中にあるので、イベントに来た際は是非他の酒蔵も訪れてみてください。(月桂冠の大蔵記念館は入場料の300円で試飲も出来るほか、お土産にワンカップも貰えるので結構お得ですw)あとこのブログにも度々登場している長建寺も会場の目と鼻の先にあるので、こちらにも立ち寄って貰えればと思います。そんなところですが、本日はこれにてお暇します,ジベリ!

2015年2月22日日曜日

「自分への手紙」(文字起こし)

・丁度この季節の自分宛(写真は船鉾。撮影は去年の7月17日)

ということで、今日は先月中旬に書いた、社会人・既卒者募集応募時の作文を転載したいと思います。前回同様、ほぼ原文をそのまま載せています。まぁ普通に読み物としても自信あるんですが、ついでに言えばこれだけの文章が書ける人間を京都新聞は落としたのだということを読者の皆さんに認識して頂きたく思うのであります。

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「自分への手紙」

 拝啓、盛夏の候、ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。祇園祭りが近付き、おそらく街は一層賑わっていることでしょう。今年はまた浴衣を買ったのでしょうか?また彼女さんと宵山に出掛けるのでしょうか?聞きたいことは沢山あるのですが、一番聞きたいことはこれです。お仕事は楽しいですか?苦労の末になられた京都新聞の記者ですが、調子はいかがでしょう。不器用なあなたのことですから色々と大変なこともおおいでしょうが、きっと充実した日々を送っていることかと思います。

 あなたは常日頃から「早く記者になって街の人の声を聞きに行きたい」と言っていました。そして声なき声を形にする。それがあなたにとって理想のジャーナリズムなのだといつも話していましたね。いざ仕事を始めると、多分イメージと違うところもあって、それで四苦八苦しているところもあるのかもしれません。だけどきっと初心を忘れず日々精進していれば必ず見えてくるものはあるはずです。努力家のあなたはそのことを誰よりもわかっているでしょう。思い出して下さい。学部時代、少しでも真相に迫ろうと、単身地区労の職員さんとアポイントを取って取材に出たことを。忘れないで下さい。大学院のとき、修士論文制作に必要な情報を得るため、何度もお願いしてようやく品川区の職員さんへ取材できたことを。耳を傾けることを忘れなければ、いつかは求める声を聞くことができるはずです。

 私はあなたを信じています。あなたの努力を誰よりも知っていますから。きっとあなたの理想とするジャーナリストになって下さい。いつまでも応援しています。

ー追伸ー
伊根町には今年も行きましたか?また呑みの席で土産話を聞くのを楽しみに待ってます。

敬具
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書いたのが1月なので、およそ半年後の自分が相手だという設定です。まぁちょっとファンタジー入ってるんですけどね。でも「自分に宛てた手紙」っていう設定自体が僕に言わせれば立派なファンタジーなので、どうしてもこうなってしまうのです。(だいたい「いつの自分へ」かは各々で考えていいはずですしね...。)こういうのを書くと、時たま「もう作家になれよw」と言われるのですが、まぁ僕自身ない話じゃないなと思っていたりします。明治の文豪よろしく、記者をやりながら小説書くなんてのもオツじゃないですか。今はまだあまり気力がありませんが、まだ諦めたワケではありませんので必ず夢は叶えます。そんなところですが、本日はこれでお暇します,ジベリ!

お家ゴハン

・何の宴会だw

今日はおよそ1週間ぶりのバイト出勤日でした。最近人不足なこともあり、ちょっとだけ残業して帰ったりしたのですが、家に帰ると彼女が夕ご飯を作っていてくれました。僕も帰り道にスーパーでちょっとしたお土産として鯖寿司と惣菜を買ってきていたため、並べると結構なボリュームにw


・鍋の中身はこんな感じ

ちなみに鍋の中身は煮物で、がんもとふき、それから白ネギが入ってます。最近になって家の近所にあるローソン100で売ってた小鍋を使っての調理だったんですが、この小鍋はこれからもまだまだ活躍しそうです。(まだしばらくは鍋のおいしい季節が続きますからね^^)どこかに食べに行くご飯も美味しいですけど、家で2人水入らずで食べる食事はやっぱりいいですよね。




ちなみに今日呑んだ日本酒は黄桜を親会社に持つ東山酒造の坤滴(こんてき)というもの。昨日桃山に出掛けたときにキザクラカッパカントリーで買ってきたものなんですが、結構美味しかったのでまたリンクを載せておきます。今更なんですけどこれ経由で買って貰えると僕にもリベート入るんで愛読者の皆様は是非ともちょっとした献金のつもりで購入お願いします。(←オィィィ、身も蓋もないこと言うなw!)


・食後のデザート

で、ちなみにこれはデザート。ミスドがまた100円セールやってたんで買ってきたんですよね。なんか100円セールやってるときくらいしか行ってない気もするのですが..。まぁたまにはいいでしょう。それから明日は彼女の誕生日会をすることになってます。(1月4日なのでおよそ2ヶ月遅れではありますが...)今日はもう1つ書きたい記事があるので一旦ここで失礼します。

2015年2月21日土曜日

「私の挑戦」(文字起こし)

・訴えたければお好きにどうぞw

今日は京都新聞社に提出した作文の文字起こしをやりたいと思います。今手元にあるのは昨年の春季採用のものと前回の社会人・既卒採用のものの2つなのですは、今回文字起こしするのは前者のもの。(書いたのはたしか昨年の3~4月頃だったように思います。ほぼ原文)

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「私の挑戦」

 私にとって今年は、記者を目指す最後の挑戦になる。大学院も今年の3月に卒業したし、若いとは言えない年齢になりつつある。4年前から付き合っている彼女にも、これ以上苦労はかけたくない。だからこそ、私は今年を最後の挑戦とするのである。

 ここだけの話、私は過去2年間、記者職の採用を落ち続けている。いつも「あと一歩」が届かず、気持ちだけが空回りを続けている。私には記者になりたい確固たる理由がある。単純なところ、それは「真実を追究したい」という情熱だ。物事を考えるとき、必要なのは正確な情報である。それ無くしてはいくら試行錯誤を続けても意味はない。ゆえに記者ないしジャーナリストはこれを追究し、人々に正しく伝えなくてはいけない。大きな責任感なくしては出来ない仕事であるし、楽な仕事ではあり得ない。それでも、いや、だからこそ私は記者を目指すのである。責任感とは言わばやりがいの裏返しだと確信しているからだ。

 加えて言えば、私が目指すのは地方紙の記者だ。これにも明確な理由がある。第一には今日において重視される視点である「グローカル」というものを重んじているのが地方紙だからである。「井の中の蛙、大海を知らず」とは言うが果たしてそうかと私は言いたい。成程蛙は海のことはそう深くは知らないだろうが、井から見える海のことは知っているだろうし、空のことも知っている。そこから見えてくるものは軽視できないだろう。2つ目には、そうした所以ゆえか、今日市民に近しい立場なのは全国紙よりも地方紙なのだ。読者の声を身近に感じながら私は記者という仕事をしていきたい。だからこそ、地方紙に私はこだわり続けているのである。

 一度ならず二度既についた勝負だ。容易な道ではないことは百も承知だ。しかし己が信念のため、私は三度戦場へと向かうのである。
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先月、大学の研究室で提出用の作文を書いていたところ、たまたま居合わせた友人が「これはいい」と高評価を得たので、これまたたまたま持ち合わせていたこのときの作文も読んで貰ったところ、「これは是非ともブログに文字起こしするべきだ」というアドバイスされたので、ちょっとそれに従って上げてみました。もう1本のやつは個人的にもかなり気に入ってるものなのですが、今日はちょっと時間が遅くなってしまったので続きはまた明日にします。(明日はバイトもあるのでw)そんなところですが、本日はこれにて失敬,ジベリ!

2015年2月19日木曜日

案の定、不正が実行されました

京都新聞社がまたしても不正を働いてくれました。本当にありがとうございます。これで京都新聞社が現状において確実にあちら側の息のかかった勢力だということが改めて示されたといっていいでしょうw

・テストの点だけ判断したのではないと予防線を張る京都新聞

ともあれショックちゃあショックですよ。今でも京都新聞への思いは変わってませんからね。たしかにここまでの仕打ちは受けてますし、加えて以前のこと(こちら参照。ちなみに滋賀本社の担当者の名前は円城さんです。)もあります。正直論調なども100%賛成できるものではないんですが、それでも僕が京都新聞で記者をやりたいと思うのには確固たる理由があるんです。今日はそのあたりについてちょっと書きたいと思います。


1、見えてきた「限界」
なんか山本太郎さんみたいなことを言うことになるのですが、多分あの人も僕と同じような「限界」にぶち当たったのだと思うんですね。要するに1人で出来ることと、そうでないことが明白になってきて、そしてそうなったときにこう考えるんですよ。「どこかに属せば出来るようになることもある」と。勿論それまでのような自由さは些か失いますし、あまりにスタンスの違うところではいけませんが、思いを同じくするところの大きいところであれば、小異を捨てて大同につくという選択も、考えなければならないということです。そんなことを最近になって改めて考えるようになったのは、半年ほど前にあったある出来事がきっかけでした。


2、守りたいもの
率直に言うと、僕が京都新聞社で記者をやりたい理由は、ここじゃなきゃ守れないものがあるからです。東京新聞や日刊ゲンダイ、神戸新聞といったところの方が、スタンスや論調では近いものを感じるのですが、もしそうしたメディアで活動することになれば、僕はこの街を離れなくてはいけません。大好きな街を捨てることになってしまうのです。

・今は亡き月桂冠の北蔵

半年ほど前にあった出来事というのは月桂冠の酒蔵が取り壊された1件です。FBやTwitterでも取り上げて情報拡散を図ったのですが、周知の通りこれはその後取り壊されてしまいました。実は京都新聞でもこのことは取り上げられていました。

姿消す京都・伏見の酒蔵風景 月桂冠、近代化遺産も解体(2014年8月11日、京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20140808000014

このときに思ったんですよね。この街に居られて、しかもこの街を護るために働くには京都新聞が一番なんじゃないか?と。上杉隆さんも言ってることなんですが、ジャーナリストというのは、最終的には自分の名前だけでやっていけて一流です。しかしそうなる前は看板に頼らざるを得ないのが常です。では京都で一定の発言力があるところはどこか?やっぱり京都新聞なんですね。それに京都新聞が京都府内(および滋賀県内)で一定の信頼を獲得しているのも事実。実際に昨年12月の衆院選時に僕は出口調査のバイトをしましたが、「京都新聞だったら...」と足を止めてくれた人が何人も居たんですよね。



だから京都新聞の記者として記事を書くことができるようになれば、府内にそれなりの影響力を及ぼすことができるようになりますし、それによって伏見の街を護ることが出来るかもしれないのです。話は酒蔵に限った事ではありません。この街には多くの人には知られていない遺産が未だ多くあるのです。だからその「良さ」を伝えたいんです。


・あ、僕独立党に入会しましたw

勿論新聞社の方針がありますから、僕だって多少自分の意見を殺さなくてはいけない部分も出てくると思います。そうなれば与えられた裁量の中で精一杯の追求をするまでですし、それにブログもTwitterも存続するのですから、そっちで「一個人」として意見を言うことだって出来ます。(無論、取材等で知り得た情報は書けませんが・・・)また、よしんば再び不正選挙が実行されたとして、記事の中でそれを「不正」とは書けなくても、投票所に出向いて目を光らせることで1つくらいは不正を防げるかもしれません。やれることが「制限」されるんだったら、その中で自分のやり方を通せばいいだけの話なんですよ。出来ることなら幾らだってあります。

・何者かによって持ち去られた携帯電話が大破された状態でポストに投函

惜しむべくは自分の甘さです。これはこの件に関してのみではなく、この1年を通してということでもあるのですが、僕は戦いにおける鉄則を忘れていたのです。戦いにおいて絶対にやってはいけないのは「敵はここまではしないだろう」と勝手な線引きをすることです。それが敵の攻勢を許すことになってしまうんです。その意味で僕は大いに甘かったと言えるでしょう。今回のものは間違いなく不正です。しかし、それを事前に防げなかった僕にもまた落ち度があったということです。ここで「仕切り直し」と行きたいところですが、実に八方塞がりであり現時点では打つ手なしです。とりあえず皆さんお休みなさい、ジベリ。

2015年2月17日火曜日

Let us go ~ありままで~

・有馬温泉駅にて(去年8月来訪時)

はいはいレリゴーレリゴー。というか何で今更アナ雪ネタ?古いんだよ、見るからに8月使い忘れてたネタをリサイクルしました感丸出しじゃんよ。(←というか8月の時点で微妙w)少しもウケてないんだよ、寒くて凍え死にそうなレベルだからね、このタイトル・・・。まぁそんなワケで有馬温泉に行ってきます。一応1年越しの卒業旅行ですなw

・有馬温泉には寺社仏閣も点在(これも8月の撮影。写真は温泉寺)

というか何から卒業して何になるんだ俺。そもそも行儀よく真面目になんて出来るはずもなかったんだよ、盗んだバイクで走り出してーんだよ、この部屋にいることすら俺をいらつかせてんだよ。というかなんで今日に限って尾崎豊ネタ引っ張ってんだよ、若者置いてけぼりなんだよ、マジてもう聞きたくねーんだよ...。だからまぁとりあえずアレだよ、温泉入って旨いもん食べてゆっくりしてくっから。戻ってきたら京都新聞の2次試験も控えてるし。まぁそんなワケなんで、今日はこの辺で失礼。ジベリってことで。

2015年2月15日日曜日

農協改革について

今日は先日、全国農業協同組合中央会(JA全中)が政府・与党案を受け入れを発表しました。これによって今後いわゆる農協改革が急ピッチで進められていくものと思われるのですが、これは一体どのような影響をもたらすのでしょうか?今日はそのことについて解説していきたいと思います。

1、概要
そもそも此度の農協改革とはいかなるものなのか?まずは先日12日の京都新聞さんの社説を読みつつそれを見ていきたいと思います。

・農協改革  農業再生の道筋を示せ(2月12日、京都新聞社説)
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20150212_3.html

改革の柱は、全国の700近い地域農協を束ねるJA全中を農協法に基づく組織から一般社団法人に転換し、個々の農協への監査、指導権限を廃止することだ。監査・指導はJA全中の影響力の源泉であり、今後、下部組織への指導力が弱まり、政治的な影響力も低下するとみられる。

多分これだけ読んでも何のこっちゃわからない人が多数だと思うのですが、現段階で認識しておくべきなのは赤字にした部分です。とどのつまり、今回の農協改革の1つの狙いは、農協の政治的影響力(ないし発言力)を低下させることと考えて差し支えありません。要するに小泉首相のときの郵政民営化とやっていることは何ら変わりないのです。では何故今農協の力を削ぐ必要があるのかといえば、勿論1つにはTPPがあるのでしょう。TPP反対の急先鋒とも言える団体が農協、その影響力を少しでも削ぎ落して交渉を進めようというのが政府の魂胆であると考えられます。

・これがJA北海道の「TPP反対CM」である!(RKブログ)
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201501/article_72.html

因みに今回の改革における骨子は次に挙げる3つだと言えます。1つにはJA全中の社団法人化、これは2019年の3月末までを目処に実施されるそうです。そして2つ目はJA全中が全国およそ700の地域農協に行ってきた監査・指導権の撤廃。で、3つ目はJA全中の監査部門の分離と、それに伴う新たな監査法人の設立ということになります。これは事実上のJA解体とも言うべきものなのですが、果たしてこれによって日本の農業はどうなるのでしょうか?安倍首相は「「JA全中こそが農家の自由競争の阻害要因だ」と言っているのですが、どうやら実態はそれとは異なるようです。2月13日の日刊ゲンダイの記事の中で鈴木宣弘教授はこう反論しています。「地域の農協は今の枠組みの中でも十分に創意工夫しているし、販売戦略も自由に立てている。農家がバラバラになれば買い叩きが助長されて大手スーパーが喜ぶだけと。前半部は正直ちょっと「うん?」と思うところもあるのですが、たしかに独自の取り組みで成果を上げている農協もあるようなので強ち間違いではないのでしょう。それよりも重要なのは後半なのです。そもそも中小規模の農家が大多数の日本。交渉力なんて皆無に等しいでしょう。稲作農家の時給は178円なんていつぞやか言ったことがあったような気がしたのですが、この改革によって農家の給与はもっと低くなってしまいます。



成程民主党が強く反対しないワケですよ。だって現在の党首はイオンの御曹司ですからね...。しかし、この「農協の自殺」とも言うべき改革案を、なぜJA全中はスンナリと受け入れたのでしょうか?ここについても先述のゲンダイの記事は言及しています。どうやらそれには理由があるようです。1つは自民党が准会員サービス制限の撤回を条件に出してきたこと。農協は現在461万人の正会員と536万人の准会員から構成されているのですが、そもそも自民党はこの准会員のサービス利用に制限(正会員の2分の1規定)を設けようとしていたようなのです。農協にしてみればそれは単純計算で268万人分の利益損失になるワケですから、成程大きな打撃です。しかしその代償としても、この改革案の受け入れはあまりに大きいと言えるでしょう。それを可能にしたのがもう1つの理由、とどのつまりそれは現在の安倍政権の強さだとゲンダイは言うのです。ISISの人質騒動であれだけ醜態をさらけ出したにもかかわらず、未だに政権は高い支持率を確保してますからね...。(まぁ僕に言わせれば、テレビや新聞の世論調査なんてのは大方インチキだと思うんですけどねw)


2、シナリオライター
しかしながら、そもそもこの「農協改革」なるものはどこから降って沸いた議論なのでしょう。安倍首相は「農業の成長戦略の一環」なんて言ってますが、勿論そんなものは建前でしかありません。2月15日の日刊ゲンダイがそれについて言及しています。

独禁法適用でトドメ 安倍政権が狙う「農協潰し」次の一手(日刊ゲンダイ)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157216/1

埼玉大名誉教授で、経済学博士の鎌倉孝夫氏はこう言う。「『農協改革』は現場の農家が求めたものでもなく、農林族の国会議員の要望でもない。改革会議が発端であり、つまりは大資本の要望なのです。政策はそのためのもの。すべてはTPP(環太平洋経済連携協定)に向けた対応と言っていい。(独禁法の適用除外になれば)農協はバラバラになり、潰れる運命です」

そうなんです。有り体に言ってしまえば、農協改革は郵政民営化と同じく、アメリカおよびあの国を支配する大資本の意向で進められているものなのです。

・結局アメリカ言いなりの安倍政権(これは2月13日の日刊ゲンダイ)

要するに「成長のため」とか何とか言いながら、やっていることは大資本への奉仕に過ぎないのです。カネ持ちをより肥えさせるためだけに一貫して動いているのが安倍政権なんですね。(要するに、あらゆる意味で今話題のピケティの言ってることの真逆をやっているのが安倍政権だといっていいでしょうw)


3、「中間団体」の存在意義


「TPP亡国論」などでお馴染みのホサ官中野剛志さんがトクヴィルの言説を引用する形で中間団体の必要性について説いているのはよく知られた話ですが、白井聡さんも「永続敗戦論」の中でやや異なったアプローチで同様の主張をしています。どういうことかというと、白井さんはTPPに関する記述の中で非関税障壁の重要性について述べているんですが、これってまんま農協に当てはまるものだと思うんですね。



白井さん曰く、非関税障壁(ないしローカルルール)というのは各国の地理的要因や伝統的習慣、国民生活の安全への配慮という合理的な動機から定められているものなのですが、たとえば農協が黒い話の絶えない問題だらけのものであるのと同様に、それらが不合理な動機・要因も持ち合わせているのもまた事実。しかしながらこの2つを切り離すことはなかなか難しいのですね。


僕だって農協の閉鎖性や悪い意味での保守性、こうしたものは僕も正していくべきだと思っています。(そもそもモンサント社の遺伝子組み換え食品用除草剤を推奨するJAがTPP反対って言っても色々信用できないところは元々あったんですけどね・・・)ただ、それを差し引いたとしても今回の農協改革には賛同しかねます。なぜならこの改革では誰も救われないからです。先述の京都新聞の社説は次のように農協改革を批判しています。

問題は、この農協改革が肝心の農業再生にどう結びつくのかという点だ。安倍政権は、JA全中の影響力を弱めることで地域農協の自主性を高め、農業の競争力向上に結びつけるシナリオを描く。確かにJA全中の画一的な指導が、独自の販売先を開拓しようとする地域農協の取り組みなどを阻害してきた面があるのは事実だ。だが、組織を変えたからといって、即座に強い農業が育つわけではない。(中略)高齢化や耕作放棄地の拡大といった問題に対処するには、若い人が参入したくなる将来展望が不可欠だ。農協法改正案の国会審議では、農業再生の議論こそ深めてほしい。

これは実に切実な意見です。ただでさえ農家は後継者不足に悩まされているというのに、ここに来て更なる不安要素をつぎ込まれたのでは一層新規参入者は減ってしまいます。「この道しかない」という言葉が安倍首相は好きなようですが、「少なくともその道ではない」と、僕は強く否定したいと思います。また東京新聞はまた違った視点から農協改革を見ているようです。

農協改革 本当に農家のためか(2月11日、東京新聞社説)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015021102000151.html

今回の改革は、民主党政権の戸別所得補償制度になびいた全中への自民党の意趣返しではないかという、うがった見方もある。政府は今国会に農協法改正案を提出する。改革が農家のためになるのであれば、農業再生と所得倍増の具体的な道筋を国会で示し、生産者や消費者の理解を得るべきだ。

その発想はありませんでしたが、成程そういう面もあるのかもしれません。先日の佐賀県知事選の敗北が余計に自民を焦らせているのでしょう。しかし心配しなくても北海道知事選もきっと自民は負けます。というか今回の一件で地方の怒りの火にニトログリセリンを注いだのではないでしょうか?4月には統一地方選も控えてますし、益々面白いこと(?)になりそうです。そんなところですが、本日はこれにてお暇します,ジベリってことで。

2015年2月13日金曜日

ふしみ瓦版:すいっとバル



今日はバイトのあとでまた桃山に行ってました。今週末15日迄開催中の「伏見すいっとバル」というイベントに参加するためです。このイベントは「田んぼと酒蔵のあるまちづくり推進事業組合」という団体が主催するバルイベントで、伏見の日本首都京野菜を使ったメニューを楽しめるというのが特色とされています。(ちなみにバル参加者のしるしとして、上のイラストのような升が貰えるのですが、別段これに日本酒を入れてくれるワケではないようですw)

・これは風呂屋町商店街

バイトからの帰宅後、銀行にちょっと用事があったのでとりあえずバスで大手筋まで。用を済ませ、いざ1軒目へ。本来は藪そばという蕎麦屋に行く予定だったのですが、どうやら定休日だったようなので断念し、リストにあったもう1つの蕎麦屋へと向かいます。

・これで1000円也

その蕎麦屋というのは、大手筋商店街の一角にある「そば処・伏見さらしな」というお店。藪そばとともに全国各地にある蕎麦屋の1つなのですが、ちょっと調べてみたところ、あれらは別にチェーン店ということではなく、いわゆる暖簾分けで広がっていったもののようです。バルメニューは京水菜たっぷりの鴨せいろと日本酒一杯のセット。鴨肉は久々だったのですが、ここのものはかなり食べやすいように感じました。

・京都は銭湯に恵まれた場所でもある

で、それから今日は銭湯へ。(どういうワケか、バルイベントのときは途中で銭湯に行くのがパターンになっています^^)今日は伏見桃山駅の程近くにある呉竹湯にお邪魔してきました。別に何があるでもないごく普通の銭湯なんですけど、なんか良いんですよね。設備が充実してるスーパー銭湯も勿論良いんですけど、最近はこういう普通の銭湯に行くのがちょっとしたマイブームでもあります。

・バルメニューはおばんざいと天ぷら、日本酒のセット

で、本日の2軒目は「うまいもん屋・櫻」というお店。桃山駅の真ん前、京阪電鉄の線路沿いにあるこのお店は、前々から気になっていたところではあったんですよね。上の写真の通り、バルメニューはおばんざい(2種類から選べる。僕が食べたのは万願寺唐辛子のおひたしみたいなやつ)と野菜の天ぷら数種類、そして日本酒のセットなんですが、なんと日本酒は松本酒造の桃の滴ではないですか!



個人的に好きな銘柄のお酒なので、これはなかなか嬉しいところでした。それから追加でまずビールを注文。お風呂上がりはやっぱりこれに限ります。(サッポロ派なのでサッポロビールを置いていないのはやや残念でしたが...)


・大根と鶏つくねと水菜のおでん

それからおでんも追加オーダー。やっぱりこの季節はおでんが美味しいですね。それにしても水菜のおでんって珍しいですよね。この他にも海老芋とかもあったので、次に来るときはそれも食べてみようかな?と思ったりしています。明日はバレンタインデーですが、僕は相変わらずのバイト。(今日を含めて4連勤なのですw)でもちょっとリフレッシュできたので、また頑張れそうです。連勤明けには彼女と旅行に行くことになっているので、それも楽しみですし...。ともあれ今日はそろそろ寝たいと思います,それでは皆さん、夢の国で逢いましょう,ジベリ!

2015年2月12日木曜日

食えるときに食っとかないとね

・試験後は久々に六角堂へ...

ということで今日は先日言っていた京都新聞の筆記試験を受けてきました。まぁ毎度のことなのですが、とりあえずこれで落ちることはないと思います。それくらいの出来栄えだったということだけは断言しておきます。試験は①一般教養(時事問題、京滋に関する知識、英語など)と②作文の2つから構成されているのですが、まぁ新聞記者の試験ということで筆記自体は結構難しめです。(件の5.07事件の実行犯は低脳なのでまずこれが突破できないでしょうw)

・試験後にはまた新風館にも

まぁこれから受けるぞという方に言えるのは、京都と滋賀に関する知識を幅広く勉強しておけということと、1年分くらいのニュースをしっかりと頭に入れておけということ。それからスポーツに関する知識もちょっと必要だぞということでしょう。(ちなみに京都新聞に関してのみ言うと、英語は大して難しいワケではありません。で、作文のお題が毎回ちょっとユニークなのもここの特徴です。(因みに今回のお題は「和」でした。)

・十六羅漢像(六角堂)

案の定、作文を早くに書き終えた僕は一足早く会場を後にします。開始が12時半という微妙な時間だったこともあってお昼をまだ食べていなかったのですが、試験が終わる頃には15時を過ぎていたのでもうどこも恐らくランチはやっていない状態。まだそんな空腹でもなかったので、とりあえずその辺をフラフラすることに。新風館や六角堂に立ち寄ったりしたあと河原町へと向かいます。(銀行にもちょっと用事あったのでw)

・錦湯も最近行ってないな・・・

で、結局どこかでパン的なものを食べようということになり、昨年7月に行ったっきりになっていたカフェコチに久々に行ってみることに。(あのときは京都市の面接の帰りだったっけか?)ということで錦市場を突っ切って、寺町三条のあたりまで引き返しますw

・オーガニックワインとパン2つでたしか800~900円

カフェコチは自家製のパンやオーガニックのワインなど、体に優しくそして美味しいものを置いているのが特色のお店で、あと店内の雰囲気もとても気に入ってます。場所柄あまり頻繁には行くことにならないんですけど、この辺っていい店多いんですよね。

・店の入口はこんな感じ(お店自体は2階にあります。)

そうして遅めのお昼を食べつつ、今日のテストで分からなかったところなんかをノートにまとめながら小一時間ほど滞在。本当はもう少しゆっくりしていてもよかったのですが、そういえば今日はこないだバイト先をやめていった先輩らとの飲み会があったということを思い出し、急いで深草へ。(あ、お店は鳥貴族ってところです。写真撮り忘れちゃってますけどw)

・四条大橋より(大分日が長くなってきたな・・・)

まぁうちのバイト先、なんやかんやでまた人不足なんですよね...。しかも辞めていく人が、どうもひと悶着あって辞めました,みたいなのが大多数で、平和的に「卒業」していく人が僅少ですからねw(ぶっちゃけその先輩も、不当解雇みたいなもんですからね、酷いもんですよ...)

・パフェなう

飲み会の後、そういやちょっと甘いものが食べたいということで、久々にフレンドリーにも行きました。(丁度10%割引のクーポンも持ってたんでねw)そうしてパフェを食べながら2~3時間自習して、帰宅したのはもう日付が変わったあとでした。今日は1日休みということで家でノンビリとしています。でもって明後日からは4連勤ですからね、いやはや今週末も大変です。そんなところですが、本日はこれにて失礼します,ジベリ!

2015年2月4日水曜日

関電さん、どうして値上げの一因が円安だと書かないのですか?

・ポスティングされていたチラシ(一部書き換えておいてあげましたw)

昨年12月末にメディアで報じられたとおり、関西電力(関電)は今年4月からの値上げを国に申請しています。上の文書にもあるように、一昨年5月に値上げしたばかりなのに、またもやといった感じです。原因について関電は「原子力プラントの再稼働遅延」を挙げているのですが、全く我々もバカにされたものです。ちなみに値上げ幅は平均10.23%。一般家庭では月およそ744円の値上げになるほか、商店等では3273円の値上げになると言われており、またしても我々の生活は厳しくなるようです。

・火力発電所の稼動が増えたワケではない

これは以前にも載せたデータ(ちなみに東京電力のもの)なのですが、原発稼動時と今を比較すると、原子力による発電が抜けた分だけ火力発電が増えたのではないことが分かります。その分は各家庭や企業の節約によってカバーされているのです。ちなみにグラフに出てきた東電は2015年の電気料金値上げについて、「ひとまず原発再稼働がないとしても見送る」との方針を明らかにしています。(何でも原発なしでも増益でしたからね・・・)

・だからどうして原発にこだわるのですかw?

関電のサイトにはこのようなデータは挙がっていないようなのですが、大して変わりはないでしょう。とどのつまり、値上げの原因はインチキ金融工学に基づく円安に起因する燃料輸入コストの増加なのであり、原発が稼働できないことではないのです。それより気になるのは、原発を動かしていないという条件において同じはずの東電が増益だった一方で関電は4期連続の赤字という状況にあることです。原因はどうやらそもそもの原発への依存があったようです。東電の原発依存度が30%前後なのに対して関電は48%と半分近くの電力を原発に依存していたのです。3.11に伴う未曾有の事故を目の当たりにしても、こうした体質を改善しようという動きがないことに本当に呆れます。

・関西電力「2度目の値上げ申請」のウラの「無神経放漫経営」
http://blogos.com/article/104842/

しかも上の記事によると役員報酬は依然として高いままのようですし、そうした意味でも不誠実極まりありません。まぁこの記事にもある通りなんですが、自浄作用を失ってるんですよね。(まぁ尤もこれは日本社会全体がと言ったほうがいいことなのかもしれませんがw)とかく関西電力が今やるべきこと。それはまず第一に経営陣の綱紀粛正です。こんなデタラメを許していてはいけませんよ。

・直下に活断層? 敦賀原発(NHKオンライン)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/140160.html

そして2つ目には脱原発依存の道を示すことです。その第一歩として活断層の真上にある可能性の高い大飯原発と厚賀原発は廃炉にしましょう。

・ドキッ!丸ごと断層、断層だらけの敦賀原発(上記記事より)

原発に代わるものは幾らでもあります。高精度の火力発電所の開発もそうですし、小水力発電や太陽熱発電といった新エネルギーの活用も視野に入れましょう。そうした取り組み(※役員報酬削減等の企業努力も必須)をした上で、それでもというのであれば値上げもやむなしと思いましょう。しかし、今のままでは到底許容できません。



ところでこのことを、関西圏の地方紙はどう報じているのでしょうか?関西を代表する2つの地方紙を見てみたいと思います。「どうせ...」と思ったら、なかなかいいこと書いてるところもあるんですよ。まずは神戸新聞から見てみましょう。

・関電値上げ方針/原発停止を理由にするな(神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/column/shasetsu/201412/0007602497.shtml

とはいえ、原発が再稼働しなければ安定供給に支障が出かねないとする説明は、納得しがたい。東日本大震災の後、企業や消費者は節電に取り組み、電力需給の切迫が予測されていた今夏の需要期も無事に乗り切った。必要なのは、原発の再稼働を急ぐことではなく、コストを下げる努力だろう。国民の多くは、脱原発を望んでいる。そうした声を真摯(しんし)に受け止め、電源の多様化と効率化を図るのは大手電力の責務である。

円安や高いままの役員報酬に触れていない点は残念ですが、それでもなかなかこの記事は秀逸です。消費者が折角節電に勤しんでいるのに、何の努力もしないで原発ありきでやっていこうとする関西電力に我々は怒っているのです。それからこの部分もなかなか重大です。

6月(昨年)に改正電気事業法が成立した。16年には電力会社を自由に選べる小売りの完全自由化が実現する。大手電力の発電と送配電事業を分離する改革も数年後に見込まれる。大手が独占する家庭向けが自由化されれば、事業者間の競争が促され、電力の低料金化が進むだろう。電力改革を前に進めるには、事業の自由化が不可欠だ。ただ、逆行の動きも出てきた。経済産業省は、太陽光など再生可能エネルギーの大手電力による買い取りを抑制する見直しを検討している。

少し前にも言ったような気がするのですが、僕は現在でも電力自由化や発送電分離を積極的に批判的な立場です。(詳しくはこの記事を参照)しかしながら上記のような経産省の方針は許せないと同時に「やはりそうか...」と呆れているところでもあります。(だいたい元々原発推進派の経産省がスマートグリッドとか言ってるのが胡散臭くてしょうがなかったんですよw)で、次に京都新聞。12月9日の社説なのですが、こちらもなかなかいいこと言ってます。

・関電値上げ検討  原発に依存でいいのか(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20141209_5.html

関電は、想定より早く原発が動けば値下げをするという。当然の対応といえるが、自民党が衆院選の政権公約に原発再稼働を掲げていることを盾に、「電気代の安定には原発しかない」と消費者に迫っているようにも見える。世論調査などでは、国民の多くは脱原発を望んでいる。関電は再値上げを「一時的な措置」として理解を求めるようだが、それでは不十分だろう。将来的にどう原発依存度を下げていくのか、その道筋こそ示すべきだ。家庭用料金の値上げには国の認可が要る。審査では、経営効率化や生活への影響とともに、電力会社の原発依存に対する考え方にも厳しい目を向けてもらいたい。

正直京都新聞は、京都新聞に比べてこういう論調があまり強くないところだったように思ったのですが、この記事に関しては「やるな」と思いましたね。燃料費高騰の一因に円安があることこそ言及していませんが、「円安の影響などで経営が苦しい企業は少なくない」として昨今の不況の一因としての円安に触れているのは評価していいと思います。



電力会社が新聞社にとってお得意さんでもあるので、厳しいことが言えないのは分からないでもありません。しかし、新聞社が尽くすべき責務は真実の追及であり、真に誠意を持つべき相手は読者なんですよ。それを忘れていたら、そもそも新聞は読まれなくなってしまいます。まぁあんまり書くと、また内定を取り消される可能性もあるのですが、「それじゃあ...」といって黙っていられないのが僕の長所であり短所でもあるのでしょう。でもジャーナリスト名乗る以上は言わなきゃいけないんですよ。真実を伝えなくてはいけないんです。僕はそういう心づもりでやっていますよ。そんなところですが、本日はこれにて失礼致します,ジベリ!

2015年2月1日日曜日

<創刊号>ふしみ瓦版:Cafe月のとき

・今日紹介するのはこのお店!

前々から読者の方から頂いていた意見というか要望に答える形となるのですが、今日から「ふしみ瓦版」というのを1~2週間に1回くらいのペースでお送りしたいと思います。伏見区にあるお店やイベント、隠れた名所などを紹介する企画です。

・やはり酒蔵のある景色は素敵です

要望者曰く、「センイチさんがこよなく愛する伏見の情報をもっと知りたい」、「住民だからこそ知っているお店やスポットのことを教えてほしい」だそうです。まぁ僕としても伏見のことをもっと知ってほしいという気持ちはありますし、それが今となっては京都新聞社の記者を目指す動機の1つともなっているのでね。(あ、それからもう1つの「要望」についても前向きに検討しています。来週あたりにこちらも試験運転的に始める予定なのでお楽しみに^^)

・サーモンクリームパスタは778円也

今日紹介するのは龍馬通り商店街にある「Cafe月のとき」というお店。かやぶき屋根や棚田など、日本の原風景の残る美山(京都府南丹市)で採れた新鮮な野菜を用いたメニューが特色です。店内は本当にほっこりした雰囲気で、ついつい長居したくなってしまいます。今回食べたのは写真のサーモンクリームパスタ。野菜はかぼちゃとほうれん草と蕪(かぶら)が入っていて、あとホワイトソースに加えて春菊で作ったというグリーンソースも入っており、なかなか色鮮やか。ランチタイム(11:00~14:00)にはサラダも付いてきます。

・ちょっと変わり種のスイーツも

それからここはスイーツメニューも充実。写真のようなちょっと変わり種のものの他にもブラウニーや土日限定のアメリカンワッフルなどもあるので、甘いものが好きな方にも是非オススメの1軒かと思います。(あ、変わり種で言うともう1つ、野菜を使ったパフェもあるんですよw)

・食後のコーヒー

ちなみに食後にはコーヒーも頂いてきました。(プラス150円。こちらは特に時間帯関係なし)おまけのビスケット(写真左)が何とも嬉しいです。コーヒーもとても美味しかったので、次はカフェタイムに先述のスイーツを食べにも行きたいなと思います。

・また長建寺にも行きました

それから今日はまた長建寺にも立ち寄ってきました。基本ここには殆ど参拝客が居ないのですが、今日は日曜ということもあったのか、家族連れやちょっとした団体さん御一行の姿も見られました。何度もブログに出ている場所なんですが、まぁ個人的に好きなところなんですよね、ここは。

・月桂冠の酒蔵(やっぱりいいな、この景色)

あ、長建寺では久々におみくじも引いてきましたよ。(何気に今年初)結果は「吉」でした!「しばらくの 曇りは晴れて 円(まどか)なる 月の桂に 身は照らされむ」という短歌のあとにその解説。曰く「今までのうれいなやみが滴(き)え去り よろこびごと つぎつぎとやって来て 目上の人の思わぬひきたてにあう運勢」なのだそうです。「迷わず勇敢に自信をもって事にしすれば成功し、分別浅く軽挙に走れば利なく失敗する」そうなので、まぁ頑張るほかはありません。なんか今、自分でも驚くくらい迷いがなくなってるんですよね。このまま決めるっきゃないでしょう。そんなところですが、本日はこれにてお暇します,ジベリ!