2015年5月10日日曜日

ロックンロールサーカス ~強烈3マン、十三死闘編~

・久々のファンダンゴ

皆さんおはようございます。僕は昨日、十三ファンダンゴというライブハウスに行ってました。写真でピンときた人はかなり記憶力がいいと思います。そうなんです2年前にノーリグの解散ライブに行ったのと同じハコなんですね。では今回は誰のライブを見に行ったのかというと、ビートモーターズというバンドがそもそもの目当てでした。でも毎回同様、今回もハズレなし。あとの2つ(騒音寺と首振りDolls)もとても魅力あるバンドでした。

・復興の進む十三西口

昨日は京都新聞社の説明会に行くことになっていたので、それからの出発になりましたが、それでも18時30分の公演開始時刻には余裕で間に合いました。たしか17時過ぎには十三に到着していたような気がします。

・在りし日の十三の街並み

十三は古き良き飲み屋が軒を重ねることで知られる大阪でも屈指の歓楽街です。その成り立ちは戦後の闇市ということなので、新宿西口の飲み屋街(ここもションベン横丁の2つ名あり)や池袋の北口あたりと似ています。(成程言われてみれば同じ空気があるかもしれません。)しかしながら、昨年3月の火災でその景色はやや変わってしまいました。火災の影響で十三駅の西口はしばらく閉鎖。ここが再開したのはそれから3ヶ月先のことでした。未だ完全復活とはいえない街並みですが、ともあれ十三は今も活気に溢れています。色々と行きたいお店はあったのですが、今回は前から気になっていた吉呑みにお邪魔してきました。

・牛皿は330円、ホッピーセットは400円也

吉呑みはその名の如く吉野家が経営する居酒屋で、写真の通り牛皿なんかもメニューにあります。で、お酒は東京の下町よろしくホッピーを頂きました。と、ここでちょっとホッピーに関する説明を。ホッピーというのはいわゆるビアテイスト飲料であり、発売されたのは1948年のこと。これで甲類の焼酎を割った飲み物も同じくホッピーと呼ぶのですが、居酒屋でこれを頼むときに用いられる表現が中と外というもの。



はい、そこの男子。中とか外とかでいちいちニヤニヤしない。そういうんじゃねーから。うちそういうブログじゃねーから...。で、話を元に戻すけど、中ってのは焼酎のことで外ってのがホッピーそのもの。だいたいホッピー1本に対し、中を2つオーダーするのが標準。ホッピーも焼酎もジョッキも冷え冷えで出てくるというのも様式美の1つで、これから先は特にこれが美味しい季節なんですよ。ちなみに割り方には東京式と横須賀式があるそうで、横須賀式はやや濃い目なのが特長です。

・煮玉子100円とごぼうサラダ130円

ちなみにホッピーにはビールに入っているプリン体が含有されていないので体にも優しく、加えてビールよりもやや安めなのでお財布にも優しいある意味欠点なしのアルコールなんですよね。ライブ時間が間近に迫っていたため、あまり長居はできなかったのですが、それでもホッピー2本と牛皿、そして写真のごぼうサラダと煮玉子を食べて、これで合計1160円。

・本日の公演!

ほろ酔い気分になったところでいざライブ会場へ。久々のファンダンゴにテンションは上がります。今回の出演者はこの3組。ビートモーターズに加えて騒音寺と首振りDollsという組み合わせ。公演名は「ロックンロールサーカス ~強烈3マン、十三死闘編~」それにしてもなぜ「サーカス」なのか。その答えを知ることになるのは、もう少し後のことになりますw



会場でとりあえずストリチナヤというウォッカをオーダー。それを飲みながら開演を待ちます。1組目の出演者はビートモーターズ。明治大学の音楽サークルで出会ったメンバーを中心に結成された4人編成のバンドで、忌野清志郎さんを彷彿とさせる秋葉さんの声や、ブルーハーツに通じるような正統派のパンクサウンドが印象的です。バンド名を見てなんとなく気になってCDをレンタルしてみたのがそもそものきっかけだったと思うのですが、そこから急速にハマって今に至ります。とはいえライブを観に来るのはこれが初めてのこと。果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。

ザ・ビートモーターズ/素晴らしいね(CD)
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ライブ定番曲の1つという「泥沼」で始まり、会場のボルテージは一気に上昇。秋葉さんは客席側の機材によじ登って歌ったりとパフォーマンスでも魅せてくれましたし、他メンバーの演奏技術にも圧倒されてしまいました。いやはやライブで生きるバンドですよ、これは。ちなみにセットリストは次のとおり。(FBページより。5月14日追加)

M1 泥沼
M2 グッバイロックンロール
M3 車でGO
M4 いつかのサマータイム
M5 ヘビーメタル
M6 愛をさがして
M7 スマイルをおくれよ
M8 ジェット先生
M9 イタリア料理を食べに行こう
M10 テルミーティーチャーブルース

大盛況のうちに幕を閉じたビートモーターズの演奏終了後、舞台は一度暗転し、次の公演の準備が始まります。僕はその間にトイレに向かいました。用を足して戻ろうとすると、そこには1人、明らかにオーラの違う人が。秋葉さんがMCで「俺たちだけ普通」と言っていた意味が次第に分かり始めます。そんなこんなしているうちに2組目のバンドの演目がスタートします。

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登場したのは首振りDollsという3ピースバンド。あ、さっきの人やっぱり演者さんだったんだw(←ちなみにギターのひと)まぁ演者さんがお客さんと同じトイレを使うのはライブハウスだと珍しくないことなんですけどね。首振りDollsはドラムがヴォーカルを務めるという珍しいバンドで、結成は2012年。北九州を拠点として活動しているのだそうな。ドラムヴォーカルのnaoさんは毛皮のマリーズ時代の志摩遼平さんを彷彿とさせる出で立ちで、声を聞かない限りは女性と言われても納得してしまうほどの妖艶さ。いわゆるV系ではなくグラムロックのファッションですね。奏でるサウンドもそれに近いところがあるでしょうか。或いはサイコビリーというジャンルに近いものも感じました。世界観、そしてパフォーマンスと見事に圧倒されたところで演目は終了し、再び舞台は暗転。

騒音寺「ダイナマイト・ソウル」
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間の時間でバーカウンターへと向かい、ギネスをオーダー。ケータイ片手に飲んでいると開演時間に。登場したのは騒音寺。1994年結成で京都を拠点に活動しているバンドです。こちらもジャンル的にはグラムロックと呼んでもいいと思います。もともと結構好きなジャンルなんですよね。ほら、初期のQueenもグラムロックみたいなのやってましたし、デヴィッド・ボウイも好きですから...。公演終了後、アンコールでもう1度騒音寺が登場して演奏したところでライブは終了。盛りだくさんの2時間半でした。

・日本酒(辛丹波)は432円也

終了後、ちょっと一杯呑んで帰ろうということで、ふと見えたや台ずしというお店へ。寿司とライブの余韻を肴に日本酒を頂いてきたのでありました。そこから何を思ったのか十三から梅田方面に向かって少し歩いてみようと思ってしまい、ホロホロトロトロと橋を渡っていくことに...。

・十三大橋からの眺め(梅田方面を撮影)

このあたりはとある会社との絡みでよく通ってたのですが、まぁ今思えば腹立たしいことばかりです。ともかれ橋からの眺望はとても良いものなので皆さんにもオススメしておきますよ。神戸もそうですけど、こういうところを歩いて渡るのはなかなか楽しいのです。

・こんな感じの服装でライブに行ってた(なお不正選挙Tシャツ着用w)

あと今回は缶バッジを2つ買いました。1つは騒音寺のやつで、もう1つはファンダンゴのやつです。今月はライブに行くことが多いので、また気に入ったのを見つけたら買う予定です。家に帰ったのは日付の変わった頃で、それからまた家で一人呑みして眠りに就いたのでした。今日はこれから友達に伏見案内をすることになっているので僕はぼちぼちその準備をしようと思います。それでは皆さん、楽しい日曜日をお過ごし下さい。(あ、今日はもう1つ記事を書く予定です^^)

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