2016年7月17日日曜日

マイナスからのスタート舐めんな!

・徳川光圀像(湊川神社)

・花隈城跡からの眺望

・横尾忠則現代美術館にも行ってきた

ということで今日は神戸新聞社の面接に行ってきましたよ。既に何度もついている勝負かもしれません。でもその熱意が一定理解されているのは間違いないようですし何より最低限、実力も認めてもらえてはいるワケですから勝機は十分にあります。




あ、ちなみにタイトルはでんぱ組.incの「WWD」って曲の歌詞からの抜粋です。基本的にアイドルものに興味のない僕なのですが、でんぱ組だけは例外的に好きなんですよね。といっても聴くようになったのは最近なんで詳しいことはまだ知らなかったりするのですがw

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とりあえず僕が好きなのは最上もがっていう子です。たまに雑誌の表紙とか巻頭グラビアに出てたりして、それきっかけで見るようになったんですよね。(何でもでんぱ組のグラビア担当が彼女なのだとかw)もともとはネトゲ廃人だったそうなんですけど、そうやって各々が闇を抱えているところがでんぱ組の魅力の1つなのかもしれません。或いはAKBみたいにプロデューサーの顔が全面に出てきていないのも良いところの1つかもしれません。

・モンスターエナジーでエネルギー補給

おっと話が脱線していた。本論の神戸新聞について。朝の9時半スタートということで、今朝はかなりの早起き。仕事よりも早い時間の起床&出発ですw 颯爽と稲荷駅まで出てきたはよかったのですが、何と腹痛に見舞われここでトイレへ。結局そのせいで結果的に2本の電車を乗り過ごす羽目となり、完全なる遅刻コースへ。慌てて電話したのですがどうやら会社自体が開いていないようで繋がらず、結局伝言できたのは9時を回った頃でした。

・本日のハーバーランド

ともあれ10時前にようやく到着。そこからすぐさま面接会場へ。何と今年は集団面接がスタートでした。想定外ではあったのですが、まぁそこは難なくこなします。そのくらいのスキルは持っているのでご安心を...。質問された内容は と大きく分けて5つ。それらに付随してたまに質問がある...というもので正直集団でやる意味はよく分かりませんでしたw

・今回もちょっと寄り道してきた大安亭市場

商店街の話についてはちょっと深い質問をされてそれがきっかけで色々考えるところや気付いたところもあったのですが、あとは目立った言及が無く、そこは少し寂しいところでもあったのですが、他の人もそれは似たりよったりなので、まぁ時間の制約上仕方ないんだろうなと言ったところです。

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あと気になったのは新聞を購読しているかという質問。僕は特定の新聞を購読していません。台所事情も勿論なのですが、基本的に新聞って取ると読まないんですよ。でも買う人は読むんです。駅前とかコンビニとか、そういうところで買う人は新聞をよく読む人なんですよ。



たしか「東のエデン」でもそんなシーンありましたよね。ほら、滝沢君が亜東才蔵に出会うシーンでの滝沢君の台詞。「一部だけ欲しいって人は、本当に新聞読みたい人だから。」みたいな...。滝沢君はその後読まないけど新聞を購読している、しかもなかなかお金を払わない読書のところに行くことになるのですが、ホントに得てしてそんなもんなんですよ。僕が知ってる限りでも新聞を取ってるのは付き合いとか付いてくるチラシとテレビ欄のためで社説も碌に読んでないっていう人がゴロゴロいますからね...。

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とかく僕はそういう「本当に読んでいる」読者も、いやそういう読者こそ大切にすべきだと思うんですよね。まぁそこに関しては「なぜ?」という追及がなかったので話せませんでしたが、次回あたりにそこも話したいところです。

・ハーバーランドから地下道を通って湊川神社まで

面接は1時間くらいで終了。時刻は丁度11時を回ったところでした。そこから一旦ハーバーランドを後にして湊川神社へ。まぁここは好きな場所なんですよね。ちなみに今回は地下ルートを通っての参拝です。(神戸の地下街は魅力的なんですよ^^)

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湊川神社は太平記の英雄、我らが楠木正成公を祀った神社。作られたのは明治初期と意外と最近なのですが、そのベースとなる楠木正成のお墓がつくられたのは江戸時代のこと。天下の副将軍こと徳川光圀の命を受けた佐々宗淳(←水戸黄門の助さんのモデル)の手によってつくられた...というのは以前の記事でも解説した通りですね。

・嗚呼大楠公...

お墓では蝋燭と線香の奉納ができます。基本的に静かな場所なのですが、全く人の気配がないかといえばそうでもなく、いつもまばらではあるものの手を合わせに来る人の姿が見えます。かつては坂本龍馬などの勤王の志士たちも参りに訪れたというこの場所。まぁ楠木正成が忠君であるというのはやや間違った解釈なのですが、英雄には違いありませんからね...。(この辺の説明は以前の記事を見てやってください^^)

・楠木正成像

参拝後はその流れで湊川公園まで。ちなみに湊川神社から湊川公園までは徒歩にしてだいたい15分くらいの距離。決して近いワケではないんですよね。湊川公園ができたのは明治末期の1911年。もともとは湊川の流路切り替え工事の過程で作られた場所なんですね。ではかつての河川敷には今何があるのかというと、それこそが新開地商店街なのです。

・人生はオッサンになってからの方が長いという事実...

僕は最近商店街の分類化を試みているのですが、新開地商店街は言うなれば「オッサン特化型」という極めて珍しい形態。通例商店街がターゲットにするのは言うまでもなく主婦層です。昔ながらの商店街は殆どの場合、オバハンを主要ターゲットとして作られているのです。ですがここは別なのです。主要ターゲットはオッサン。立ち飲み屋にパチ屋、喫茶店に紳士服。中古のエロDVDを売る店もあれば、ゲーセンの景品もアレだったり...。

・今やB面スポットの新開地だが...

でも、もともと新開地って神戸の中心だったんですよ。映画館と大衆劇場が立ち並び、当時にしてみればハイカラな喫茶店も点在。まさに神戸の最先端が新開地だったのです。しかしながら戦後、GHQの占領地となったことから再開発が遅れることとなり、それゆえに時代がストップしたような空間が醸成されることとなったのです。

・商店街への入口であって地下闘技場への入口ではないw(撮影は去年6月)

まぁ僕は好きですけどね。さっきの写真のドヤ(簡易宿所)なんてある意味遺産ですよ...。遺産といえばもう1つ。湊川公園は高台にあるのですが、その下にはなんと多種多様なお店が軒を連ねている摩訶不思議な空間が展開しているのです。ここはミナエン商店街という場所で、ここもどこかで時計が止まっているような場所なのです。

・ミナエン商店街のゲームコーナー

湊川公園はいつ行っても比較的賑わっているのですが、ここは基本的に閑散としています。ゲームコーナーもあるのですが日曜の昼間でもこの通り。だけど何故だか落ち着くんですよね、こういう場所って。どうしてでしょうね、ショッピングモールでは人が多かろうが少なかろうが絶対に感じ得ないことなんですけどね...。

・毎度お馴染みの八喜為新開地店

僕も気付けば28歳。パッと見がそう見えないというだけの話で年齢的にはオッサンに確実に一歩ずつ近付いているのであり、というか趣向だけ見ればもうとっくの昔にオッサンと遜色ないのでありますよ。まぁいいじゃないですか、気取らず楽しみましょう。ということで今回もブレずにこのお店w

・本日のお昼ご飯。

そう、八喜為です。喜び定食はボリューム満点の日替わり定食にビールが付いてくるというお得なもの。メインは串カツ&太刀魚の塩焼き。それにお造りは付くわ茶碗蒸しは付くわ、なぜかカレーまで付いてくる始末ですからね。精力が付くどころの騒ぎじゃありませんよw

・結局日本手を追加オーダーw

しかもどれもが酒の肴になりそうなものばかり。まぁ折角ということでまたしても日本手追加コースです。それでもトータル1300円ですからね、お得なことに違いはありません。何より昼間っからこんなにいい気分で飲めるのは幸せな限りです。(たとえ明日から3連勤だとしてもね...)

・ハーバーランドから川崎重工業神戸造船所を望む

・モトコーこと元町高架通商店街

食後は腹ごなしにハーバーランド経由で三宮まで歩きます。途中文具屋に立ち寄ったり海岸から造船所を眺めたり...とまぁいつものコースですね。この辺は何故だか何度来ても飽きない場所なのです。その後は商店街や高架下を歩いて...といった具合で三宮を目指すのです。

・神戸には城跡もある

唯一真新しい場所に足を運んだといえば花隈城跡でしょうか。最近まで僕はこの辺に城があったことすら知らなかったのですが、ここって何とも数奇な歴史をたどった場所だったんですね。ここを築いたのは荒木村重という武将。戦国時代に詳しい人は「あぁ...」となると思うのですが、まぁちょっと残念なお方なのですね。



信長に対して謀反を起こした人という点では僕の好きな武将である松永久秀と同じなのですが、そのあとが情けないことこの上なく、妻子など身内がどんどん殺されていくのを尻目にのうのうと生き延びた様は武士の端くれにも置けないもの。そもそも何故謀反を起こしたのかもよく分からないんですよね、この人って。

・実は大規模だったという花隈城

花隈城の戦いの後ここは程なくして廃城となり、戦で功を上げた池田恒興(池田輝政の父に当たる)の手によって代わりに兵庫城が築かれることとなるのでした。その際に花隈城の一部が移築されたそうなのですが兵庫城も短い期間で事実上の廃城となり、しかも明治以降の都市計画の中で遺構の多くが失われているため現在その面影を見ることは出来ないのです。

・レマンは昔ながらのレトロなパン屋

花隈まで来れば三宮まではもう一息。ということで三宮に到着したのは15時半頃でした。そこから次なる目的地である横尾忠則現代美術館まではとりあえず電車で。流石に歩き疲れたのもあったのですが、急がないと美術館が閉まってしまう危険性もありますからねw JRの灘駅から美術館までは徒歩5分程度。途中いい感じのパン屋さんを見つけて寄り道したりしつつ、久々のアートの世界へ...

・今回のテーマは「ポップと戦争」(なおパンダカフェでは何やらイベントをしていた模様...)

横尾忠則現代美術館は神戸出身(そしてついでに言うとかつては神戸新聞社に所属していた経歴もある)のアーティスト、横尾忠則さんの作品を展示する美術館。まぁ元相方きっかけで知った人なんですけどね。気が付けば僕も好きになっていた人物です。

・今回の展示は基本撮影OK...ということに気付いたのはポップ編に入ってからw

今回の展示テーマは「わたしのポップと戦争」。僕はこれをポップ=生、戦争=死と解したのですが、見終わった感想から言うとそれは半分正解で半分間違いだったなという感じ。たしかに戦争編は暗く死を暗示するものが目立っていましたが、中には戦争特有の何となく勇ましいものを感じさせるものもあり、それを単に「死」と解釈するのは乱暴というものですし、焼け野原から立ち上がっていく様を描いたようなものもあり、それはまさに「生」を表したといっていいものです。

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死と生、生は別の表現にすれば「性」とも解釈できます。丁度そんなことを言っているアーティストがSpitzの草野マサムネさんですね。草野さんはその昔、「俺が歌を作るテーマはセックスと死だけなんです」と言っています。成程Spitzの歌は明るさの中に何か猛烈な闇を感じることがあります。聴いていて言い知れぬ不安を感じずにはいられなくなるときがあります。それはきっと草野さんの持つ世界観の所以なんでしょうね。死と生、或いは死と性。2つは表裏一体にしてどこか似通っているものなのかもしれません。

・こちらもポップ編より

今回の展示は明日までなのですが、丁度休みだという人は是非とも行ってみてください。(今回のは初心者も取っ付きやすいような内容でしたので^^)ちなみに次回の展示は学芸員さんたちがアーカイブ資料の中から選りすぐっての作品を展示するヨコオ・マニアリスム vol.1というもののようで、それが始まるのが来月の6日。その頃には神戸新聞社の選考も役員面接くらいにはなっているのでしょうか。まぁ次はまた彼女を連れてきたいものです。

・これは大日商店街というところ

美術館を出たあとは下町情緒の残る阪急&JR沿線をそぞろ歩きしつつ三宮までバック。別段三宮に用があったワケではないのですが、まぁ商店街探訪も兼ねてのものですw 日曜の夕方ということで閑散としているところも多かったのですが、今回はとりあえず何となくの雰囲気を知れたら良しくらいの感じだったのでね。とりあえず大日商店街は面白そうなお店が多かったのでまた平日の早めの時間を狙って行ってみようと思います。記者は足で稼いでナンボ、記事を書いてナンボ。そういうストイックな仕事なのですよ...

・思い出せ、昔はみんな歩いてた

それから大安亭市場の鳥忠でお惣菜を買ったりしながら徐々に三宮方面へ。あ、そういえばこないだの山崎蒸溜所のときも話題に出した旧西国街道、神戸にもあちこちにその痕跡があるんですよ。旧街道沿いには不思議と風情ある場所が多く残っていて、歩いていて面白いのも興味深いところだったりします。

・喫茶りらのマンゴースムージー(450円也)

・店から撮り鉄。

三宮に着いたのは18時半頃。帰りのルートは阪急電鉄。途中梅田駅の喫茶店で一服しつつとりあえずノートに今日の面接の内容を取り急ぎでメモ。そして河原町へと帰ったのでした。

・河原町通を練り歩く神輿(これは西御座)

着いたのは21時前で、丁度神幸祭が始まる頃。何とかこの時間に間に合いましたよ。今年は山鉾巡行が見れなかったのですが、代わりに神輿を見ることができました。それに山鉾もまた来週の後祭で見れると思いますしね。たまにはそんな年があってもいいじゃないですか。とまぁそんなところですが先程も言ったように僕は明日から3連勤なのでここいらで失礼させて貰います。それでは皆さんご機嫌よう、ジベリ!

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