~悪党待望論~
鳥越俊太郎さんが都知事選で負けたあとくらいから、なぜこの国にサンダースが現れないのか?とかなぜ誰々はサンダースになれなかったのかといったような一種のサンダース待望論が囁かれるようになった。成程当初は泡沫候補としか捉えられていなかった自称社会主義者であるサンダースが若者を中心に大きな支持を集め、ムーブメントを作り上げた様はドラマチックではあった。
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しかし、である。これまでにも何度も言及してきたようにサンダースは民主党の不公平な対応や不正集計疑惑を取り上げつつも何一つ解決せぬまま最後には腑抜けに成り下がった。尤も支持者は違う。「ヒラリーに入れるくらいならトランプに投票する」という言説も少なくはないというから頼もしい限りだ。
「ヒラリーよりトランプの方がマシだ!」とか云い出さないところが“しょせんリベラル”なサンダースの限界だし、そんなことだからヒラリーに勝てない。私がトランプならどうせ断られるのを見越した上で「サンダースを副大統領に指名したい」とか云って民主党支持者を動揺させてみる。— 外山恒一 (@toyamakoichi) 2016年6月17日
結論から言うと、今この国に必要なのはサンダースではなくトランプだ。悪者と思われることも厭わず体制と戦うような人物が必要なのだ。SEALDsにしたってそうだが、サンダースも結局は自分に付いて回るいい子ちゃんの殻を破れなかった。「いい子ちゃんで優等生。そんな自分て素敵やん」から抜け出せなかったのだ。だが考えてみて貰いたい。いい子ちゃんが激動の時代を制したことはあったか?結論から言うと無いのだ。
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たとえば僕の尊敬する楠木正成だって最初は悪党と呼ばれていた。勿論ここでいう悪党はブランキージェットシティの歌詞に出てくるような悪いやつらを指すものではない。単に体制への反逆者を総称して「悪党」と言っていたまでに過ぎないのだが、ともあれ楠木正成はそう呼ばれることも厭わずに世直しに邁進した。だからこそ鎌倉幕府を破れたのだし、彼は後に英雄となったのだ。
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権力と水は留まれば腐る。それが世の常である。その権力に逆らうことを「悪」というのであれば僕もまた生粋の悪であろう。なってやろうじゃないか悪党に。この国に今必要なのはサンダースのようないい子ちゃんではなくトランプのような筋の通った悪党なのだ。チョイ悪や不良みたいなファッションの悪は要らない。命を賭して信念を貫くような真の悪党を時代は今求めている。
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来週8日、きっと世界は動きます。ドナルド・トランプは間違いなくアメリカだけでなく世界に「change」をもたらすでしょう。1%側の寡頭勢力は間違いなくまた敗北します。ロシアが変わり、中国が変わり、そしてフィリピンときて次はアメリカ。フランスもマリーヌ・ルペンがきっと変えてくれるでしょう。では日本はどうするか...。志士会に独立党、役者は幾らでも揃っていますよ。そんなところですが、僕はこれにて失礼します。ちなみに明日はsole cafeにビートモの秋葉さんのソロライブを見に行ってきます。楽しい音楽の時間です。そんなところですが、本日はこれにて失礼します。ジベリ!
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