・リベラルとは?
台風直撃の中実施された第48回衆院選は与党側の勝利に終わった。しかしながらよくよく見ると自民の議席は変わっていないし、公明に至っては減っている。いわゆる「改憲勢力」と目される維新や希望は議席を減らしているし、日和主義的な議員の多い両党は今後一気に瓦解する可能性も低くはない。
麻木久仁子「朝、産経新聞の一面は新宿バスタ前での、立憲民主党の枝野さんたちの様子だった。爪痕を残したんではないかと」荻上チキ「安倍政権に審判、という見出しなので、秋葉原を使えばよかったのにね」 #ss954 秋葉原は、大きな看板で「安倍がんばれ」とか書いてたから出せなかったのかと— ラーメン評論家 山本剛志(らをた) (@rawota) 2017年10月22日
この選挙はリベラルの勝利であったと言っても過言ではないだろう。ひとしお目立つのはやはり立憲民主党の大躍進だろう。聞いた話によると、投票日(つまり22日)の朝刊では産経新聞ですら一面の写真には枝野さんの演説風景を載せていたというではないか。安倍信者は今こそ怒るべきだ。そして産経新聞の不買運動をするべきではないか?
「憎悪はやがて暴力に」との小見出し。もうそれが現実になりつつある。ヘイトスピーチが許される現場が「安倍街宣」であったという悲しさ…。→ 特集ワイド:10・21 安倍首相、秋葉原演説会ルポ 政策より「敵たたき」に喝采 - 毎日新聞 https://t.co/DmtoWWsLyo— 鈴木 耕 (@kou_1970) 2017年10月25日
「動員」された人たちもこれじゃあ何のために声を張り上げたのか分からないと落胆しているのではないか。「マスコミ帰れ」という‘民意’を産経や読売こそ伝えるべきだったんじゃないのか?それにしてもあの数多の日の丸は皆が持参したのだろうか?もしも自民党のスタッフが配っていたということになればそれは公選法違反の可能性も出てくる。
現場で自民党スタッフが日の丸を配っていたので「公職選挙法違反では?」と聞いてみたら「旗なので。字とか書いてないからいいんです」だと。本当かよ?? ( @chidaisan 秋葉原の自民党大応援 https://t.co/JH3AUvRSS6 )— LSD (@lsd_wrestling) 2017年10月21日
閑話休題。今日の本題はそこではない。そもそも「リベラル」とは何なのかということである。簡単に言えば自由主義ということになるのだが、どうもそれではニュアンスが違って見える。
リベラル(寛容)の対義後は保守ではなくパターナルだと最近は言われています。パターナルとは、政治経営において、家父長的態度のこと。権威的に個人の自由を無視するような行動などいいます。→今回の件、あてはまりませんか?— 三宅雪子 (@miyake_yukiko35) 2017年10月24日
「自由」と言えば昔ゼミで面白いことがあった。休み明けの発表の課題について後輩に聞かれたので「テーマは自由だよ」と答えたのだけど、その子は自由課題という意味ではなく政治的な「自由」について書くのだと解釈したようなのだ。それはそれで面白かったし、そもそも定義の難しいリベラリズムは議論の元としても大いに役立った。
☆— 風 Ⅱ (@kimagasenohaha) 2017年10月24日
どこ迄恥の上塗りをすれば気が済むのやら、限度というものがこのお方には無い様だ!
「憲法を変えていこうというのが「保守」!」玉川徹氏が解説する『リベラル』と『保守』の定義にツッコミ殺到(※動画あり) https://t.co/ndMR0iUy6V
人によって定義は違うだろうけど、少なくとも「憲法を変えていこうとするのが保守で、護憲派がリベラル」というのは間違いである。リベラルというのはそもそもで言えば革新派を意味するものでもあるし、保守というのは現体制を守ろうとするものだから必然的に本来は護憲であるはずなのだ。身も蓋もない話をすればリベラルにも改憲派はいるし、保守にも護憲派がいる。それが日本の本来の政治体制だった。だからこそ自民党に一定数護憲派がいるのだし事実として戦後70年の間、憲法は変わっていない。
左右混在したが、概ねリベラルで懐の深かった自民党はどこへ行ったのか。右へ大きく舵を切ったのはやはり安倍さんからか。私が初めて体制に異を唱えたのが安倍さんだからそうなのだろう。見回すと、これぞリベラルと思える立憲と本気の共産があった。こちらが馴染む不思議を思い、期日前投票に臨んだ。— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) 2017年10月21日
「自由」は人や立場によって姿を変える。だから自由=いいものだとは言えない。それは恐らく誰でもわかることだろう。大切なのは誰にとっての自由であり、それによって誰かの自由が脅かされるようなことが起きた場合にどうすればいいかを考えることだ。
多様性の中に多様性を認めない多様性が入り込んだときにどうするかを考えず、多様性を認める結果が何を招くのか。そもそも多様性にしてもグローバル化にしても弱肉給食の原理でしかなく割を食うのはいつも弱者だ。— Senichi@ノーモア選挙泥棒 (@t_senichi) 2017年5月7日
リベラルには「自由」以外にも多様性だとか寛容性といったような意味も含有されることがある。僕がトランプやルペンを支持しているのは上記のような事態を鑑みてのことだ。だから経済的或いは外交・安全保障ではリベラルだけど、たとえば外国人参政権には反対だし、英語の公用語化にも反対だ。あくまで弱者を切り捨てないためのリベラルであってそのためにはある程度「国家」という装置を重視しなくてはいけないというスタンスだし、ついでに士族出身だからか何なのか血とか伝統にうるさい。昔大学で僕のことを「国粋主義的コミュニタリアン」と言った教授さんが居たけれど、この評は正しいと言わざるを得ない。
安倍支持者の方々は立ち読みでもいいからこの本を読んでください。安倍の正体は反日グローバリストであり、やっていることは売国・壊国であることを、サルでもわかるように書いておきました。https://t.co/bbl65kr4PZ— 適菜収。ほぼbot。(作詞家) (@tekina_osamu) 2017年7月2日
今回の選挙では小林よしのりさんが立憲民主党の応援に立ったというが、もし自民党がこのままのスタンスで突き進むのであれば右翼論壇は次々に立憲民主党や共産党の側に立つだろう。僕らは安倍政権の本質を知っている。ただの反日グローバリストに過ぎないと。そのために右翼ファッションをまとっているただの詐欺師に過ぎないと。かつて薩摩と長州が手を組んだが如く、右翼と左翼が手を組んででもあれを倒さねば。新たな戦いへ向けて僕は今、武者震いしている。
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・もう空が持ち上がる...
あ、そうそう。これは月曜に出勤する途中に撮った写真なんですけど、虹がかかってたんですよね。嵐が去り、長らくの悪天候から明けた空にかかる虹に僕は妙に晴れやかな気分になりました。きっとここから変わっていく、ここから変えていく。希望の党は瓦解するでしょうが僕らの「希望」は今ここで花開こうとしている。そんな未来を垣間見ています。ちなみに今日はこれから神戸に行きます。2日間とりあえず仕事を離れて心の洗濯をしてきます。それでは皆さんよい一日を。ジベリ!
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