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・「戦後」とは
世間は今日を終戦記念日と呼ぶが、僕はずっと今日のことを「敗戦の日」と呼んでいる。もちろん心情的に理解はできる。とりあえず終わってよかったという気持ちが多くの人の中にあるのは想像に難くない。しかし、「終わってよかった。もう忘れよう」では絶対にいけない。敗戦は欺瞞を重ねてきた薩長幕府の崩壊であり、今も続く横田幕府の誕生の瞬間であった。何故このようなことになったのか、解き明かして2度と同じ道を歩まないよう自戒する必要がある。
衝撃的なデータがある。信ぴょう性は定かではないし、流石に嘘だと信じたいのだが、なんと大学生にもなって終戦記念日を知らないのが17%もいるそうだ。少なくとも僕の通っていた小学校では小6の社会科の時間に勉強したはずだし、そもそも新聞もテレビもSNSのトレンドも毎年その時期になるとそれ一色になっているのだけど、その人たちは一体どういう空間で生きているのだろうか。実に不思議である。大学生へのアンケート調査で「終戦記念日」が何月何日なのか知らない学生が全体の17%もいたという。今の大学生の6人に1人は自国の終戦記念日を知らないのだ。中には「日本が戦争?どこの国と戦争したんですか?え!アメリカ?それで勝ったんですか?負けたんですか?」と質問した大学生もいたそうだ。— きっこ (@kikko_no_blog) August 10, 2019
いや、教える側としては「知っていて当然」と思うことが一番悪いのかもしれない。そんなことは知っていて当然だし言わなくても分かるだろう。 と、そう思い込むことこそが諸悪の根源かもしれない。自国が間違った判断を重ね続けてそして負けた。そんな屈辱的で恥ずべき話など誰も積極的にはしたがらない。だが、事実は事実として受け止めなくては同じ轍を踏むのが人類というものである。今日しゃべった中1の子。8月9日の長崎原爆はおろか、終戦記念日がいつか、太平洋戦争という名称、どこの国と戦争していたのか、を全く知らなかった。極めつけは…— 働かないアリ (@hatarakanaiari2) August 9, 2019
私:「日本が戦争してたのは、さすがに知ってる?」
中1:「………。」
私:「知らんのかぁ〜いっ!!」😵
日本の戦後教育・大失敗だ。
マルクスは言った。「歴史は繰り返す。1度目は悲劇として、2度目は喜劇として。」今の日本のやっていることは第三者から見たら純然たるコメディである。まぁ笑わせているというよりは笑われているのだろうが...。何れにせよ、これ以上「いつかきた道」を歩ませてはいけない。そのためにも僕はこれからも戦い続ける。おはようさん。今日は日本の終戦記念日。敗戦。想像を絶する阿鼻叫喚が地球を包み、想像を絶する数の命が失われた戦争。黙祷と合掌を。— 星田 英利 (@hosshiyan) August 14, 2019
でも当時も沖縄県民にとっては、まだまだなにも終わっていない日。 https://t.co/tVmCFLQUAG
令和元年8月15日
洛南ジャーナル主筆・天王寺センイチ
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どうやら山本太郎さんは「敗戦の日」と呼んでいるようですね。以下に文面を一部転載します。
間違った判断の連続で、自国のみならず、
アジア諸国にも甚大なる被害を与えた過去。
この反省を未来永劫続けることが、
私たちそして政治の責任と考えます。
相変わらず現実逃避しかできないネトウヨの皆さんはあーだこーだと言っているようですが、常識的に考えたらこうなるんですよね。こういう政治家こそ首相になるべきですよ。
あ、小沢さんもね。両社ともに特攻隊が本当に「ただ国を愛していた」ゆえに死んでいったと思い込んでいるどこぞの大馬鹿とは大違いです。敗戦二ヶ月前。本土決戦の基本方針が決定。一億総玉砕。つまり、国民一人ひとりが米兵と竹槍で刺し違えるという戦法。軍令部次長は「国民が2千万人も死ねば勝機はある」と主張していた。つい最近まで日本はそういう国であった。そういう国に絶対戻さないと固く決意することが真の意味での慰霊になる。— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) August 15, 2019
特攻隊や天皇を侮辱=日本人ヘイト!と絶賛フィーバー中の愛国者、これには「アメリカと断交せよ」と騒がないの?大人しいけどまさかダンマリかよ?— chocolat. (@chocolat_psyder) August 12, 2019
「カミカゼのパイロットは酔っ払ってたかドラッグでもキメてたのか?」トランプ大統領が安倍首相との会話をジョークネタに https://t.co/TSnUXHPRiV
僕だって特攻隊として死んでいった人に敬意はありますよ。ゆえにトランプさんの言動には許しがたいところもあるのですが、常識的に考えたらそう思ってもおかしくないんですよね。 「単に愛国心のためだけに片道燃料の飛行機で軍艦に突っ込んでくって想像してみろよ!」とトランプさんは言っていたようですが、もしそんなことがあるとしたらそれこそカルトですもの...。
かの名パイロット岩本徹三が特攻隊に猛反対していたのは有名な話です。敬意と美化は違います。犠牲者への一番の敬意は2度とあのような事態を起こさないことではないでしょうか?そのような問題提起をしたところで本日は終わりにしたいと思います。それでは皆様また明日。ジベリ!例えば過労死した方に、彼の死に様は美しかった、彼のサービス残業のおかげで今の会社がある、私達は彼に感謝せずにはいられない、ありがとう、とか言ってる人がいたら狂気だろう。それと同じことが戦争で死んだ方にもいえる。大切なのは悲劇を繰り返さないこと。— とみ (@meow164) August 15, 2019
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