2026年7月16日木曜日

酒呑みコンチキチン


・鳴り止まないコンチキチン

祇園祭が今年もハイライトを迎えている。一般的には祇園祭といえば17日(奇しくも同日はあのノアの箱舟がアララト山に漂着した日であるというのは過去に述べた通りである。ついでに我が妹分のかなフィムの誕生日でもある)の山鉾巡行だろうが実際には前祭の宵山こそが一番の山場であり、京都市民でも山鉾巡行を当日現地に見に来るものはあまり多くはない。だいたいみんな涼しい部屋でゴロゴロしながら片手間にKBSの中継を観るのだ。その一つの理由はとにかく暑いからだろう。何の誇張もなくあれは殺人的である。

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そんな中を山鉾は巡行する。その役割は夕刻の神輿巡行のための結界破りなのだが、おそらくそれを知る人はあまり多くはない。ついでに言うと近年では祇園祭期間中は少なくとも鉾町ではキュウリを食べてはいけない筈なのだがこれも形骸化していると言っていいだろう。まぁ伝統なんざ得てしてそんなもなのかもしれないが...

・しばし喧騒を離れる。

そんな鉾町を瓶酒片手に闊歩するのが楽しくもあったものだ。しかし人が多すぎる。まともに山鉾すら見えやしない。出店もいいがやはり祭の本分を見失ってはいけない。宵山の真骨頂はあの動く美術館であり動く神殿を間近に見られて山鉾によっては登ることすらできるということなのだ。あと宵山デートも乙なものだが人の多さには覚悟されたし。ついでに言えば付近のホテルはもれなくぼったくろうとしてくる。稼ぎ時ゆえ仕方ないのだろうが何とかならないものかと時たま思う。まぁ浴衣姿の彼女と鉾町を眺めながら過ごすための対価と考えたら妥当なのだろうか...。長らく祇園祭を楽しんできた僕に言わせれば、前祭の宵山は日帰りにしておいて、物静かな後祭を鉾町付近での泊まりデートにすることをひっそりとオススメする。ホコ天もなければ露天商もない後祭こそが本来の祇園祭の姿のようで何とも趣深いのである。

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・蟷螂山withトンちゃん

ついでに言えば前祭ではやはり蟷螂山がオススメです。巡行当日は絡繰で動く様(何年かに一回くらい不具合を起こす)を見れますし、宵山ではおみくじが引けたりしますので。各々の山鉾が一つの寺社仏閣のような扱いですし、朱印を集めたりお気に入りの粽を探してみるのも粋な楽しみ方ですよ。各地でお祭りが目白押しのこの季節。楽しんだものがちなのは人生も同じ。つまるところ人生なんざ終わりのない祭みたいなもんなんですよ。つうことでこれからも皆さん毎日を楽しんじゃいましょう。それでは本日はこれにて失礼致します。ジベリ!

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