2012年5月7日月曜日

心のままにチョックインツアー@大阪

・ライブは18時スタート!!

ということで、今日は昨日の音速ラインのライブについてです。会場は3月のステレオポニーのライブの際にも訪れた大阪心斎橋のライブハウスBIG CAT。音速のライブ参戦はこれで3度目で、因みに言うと彼女と来るのは2度目なのですが今回のライブも相変わらず最高でした!!!それでは早速今日は大阪プチ観光&ライブのレポを書きたいと思います。

               ・お京阪の車窓から...

家を出たのが深草の中華料理屋「西海」でお昼を食べたあと京阪電鉄にて大阪へ。北浜で下車してまずは「北浜レトロ」というティーサロンで一服。僕は結構このお店が好きで一人では何回か来てて(←しかもだいたいライブ前w)、このブログでも実際何回か出てきてるのですが、デートで来たのは初めてだったりしますw

・ケーキセットは1100円也

このお店は紅茶もケーキも色々あって、それを選ぶのが楽しみの一つでもあったりするのですが、今日は白桃のタルトとフルーツとココナッツのフレーバーティーを頂きました。紅茶は間違いなしにどれも美味しいんですけど、これから先の暑い時期はトロピカルなアレンジティーや自家製のレモネードなんかも捨て難いところです。

・アメ村にて(ライブ会場入場前)

その後,地下鉄で心斎橋まで向かい、一路ライブ会場を目指します。まだ時間に余裕があったので少しアメリカ村を散策したりしながら、結局ライブ開始の20~15分ほど前に入場。今回のライブの最大の特色は新アルバムの曲順通りの曲目でセットリストが組まれているというコト。こういうのってありそうで意外に無いんですよね。だから逆に言えば今回のライブ、本編では過去の名曲なんかは聴けないワケでもあるのですが、とかく藤井さんが、音速ラインが今伝えたいメッセージは多分このアルバムの曲に全て詰め込まれてるんだと思います。

--------セトリ&レビュー(ここからようやくライブレポですw)------------
01. Birthday
3.11の前の「戻れない」平穏の日々。地元をこよなく愛する藤井さんにとって‘あの日’がどれ程重たいものだったかは測り知れません。それでも「夢を持って行こうぜ」と歌います。絶望なんかしてません。福島も東北も日本も、終わってなどいないのですから。

02. ピカソ師匠とダリ先輩
「いかさまだらけの世界にサヨナラ」という意味ありげなフレーズで始まる音速ラインにしては珍しく(?)、社会派なこの曲。「口先ばかりのiRAiRaの素」って言うフレーズは恐らく誰もが特にあの日以来政府や役人に対して抱いている感情だと思うのですが、福島の地元をこよなく愛する藤井さんの口から聞くその一言はとても重たいものに感じます。真実のその先の‘真実’を、僕らは追い求めなくてはならないのです。

03. blinday
3曲目が終わったところで初のMCコーナーへ。大久保さんの提案で次の曲のサビでツアーグッズのタオルをブンブン回すことに...。(タオルは足早に売り切れてしまったようです。東京で参戦される方は、早めの購入をお薦めします!)

04. Baby Baby!!!!!

・服のチョイスにも定評のある藤井さん(終了後の撮影会にて)        

ここで再びMCタイム。まず話しは藤井さんの服について。大久保さんから「小学生みたい」とか「パーマンに出てきそう」と言われてた藤井さんの服装ですが、たしかに言われれば...。(あのシャツを着こなせる大人はなかなか居ないでしょうw)そして次の曲は‘あの曲’なのですが、藤井さん曰く、「僕らのバンドには冒頭のテーテテーっていうメロディを奏でる人がいないので皆さんで歌ってください」と。女性客が「テーテテー」で男性客はバスドラの「ドゥンドゥン」をやれという更なる無茶振り。大久保さんはこのドゥンドゥンがツボだったのか、笑い出してしまいました。果たして今日のライブはどうなるのやら...。

      ・アルバムジャケットの小物&ローソクのディスプレイ

05. 1980
曲が始まってみれば当然のように流れるあのYMOを彷彿とさせるメロディー不思議なメロディー。まぁそりゃ無いワケが無いんですよね。タイトルの1980という意味深な数字が歌詞の世界観に不思議な‘広がり’を作っているような気がします。運命じゃ無い未来を語り、叶わない夢を追いかける。結ばれない2人かもしれないけど、せめて今は一緒に居る時間を楽しもう...そんな感じでしょうか?個人的には結構お気に入りの1曲です。(あと大久保さんは相変わらず「ドゥンドゥン」がツボっているらしく、バスドラの音がするたびに少しにやけていましたw)

06. 世界の終わり
07. ランドリー

ここで再びMCタイム。先ほどの無茶振りについての言及は全くなく、「コンドロイチンを摂取せねば」とリアルな話をする藤井さん。行く行くは皇潤を飲むことになるとかで会場の笑いを誘います。顔的に若く見える藤井さんですが実際にはもう40歳越えてるんですよね。(←余計なお世話だw)次の曲は「i know i know」という曲で今回のライブからサポートとして加わっているタナカジュンさんも掛け声のみですが出演しているのです。(藤井さん曰く「レベッカのフレンズ以来の怪奇現象」だそうですがw)そんなワケでタナカさんもといお化けさんのレクチャーのもと、掛け声の練習タイムに...。
・こちらはベースの大久保さん。

08. i know i know
掛け声練習で会場の一体感が最高潮に高まったところで演奏開始。ライブを意識してライブのために作ったと言ってもおかしくないくらいライブ映えするこの曲に会場のボルテージはまたしても上昇。「アルバム通り」ということはあと数曲で本編は終了なのですが、最後まで楽しいライブになりそうです。

09. Winter snow
音速ラインの送るクリスマスソングとも言うべきこの曲を5月のライブで聴くことになるとは思わなかったのですが、もともと好きな曲なんで生で聴けて嬉しかったです。今年のクリスマスも彼女と一緒に過ごしたい...なんて思いながら時たま僕は彼女の方を見てましたw

10. ワールドエッジ
風変りなイントロと「私はあなたの蜃気楼」という意味ありげなフレーズで始まるこの歌は、音速ラインの数多くの楽曲の中でもどこか独特の雰囲気を持った一曲で、アルバムで聴いた時からなんか印象的だったんですよね。この曲に限ったことではないんですけど、音速の楽曲って聴き返すほどに癖になりそうなのが多いんですよね。

11. 心のままに
いよいよ最後の曲に。恐らくこの曲は3.11のあとの世界に向けた藤井さんなりのアンサーソングであり人生賛歌のようなものなのではないかな?と僕は思ってます。それにしてもこの曲の歌詞、改めて聴いてみるとホントにいいです。これから先、どんなことがあるかは誰にもわからないけど、心のままに明日を描いていく。誰もひとりじゃない、大切な誰かとであえたたった一度きりの人生を僕らは生きていく。些細なことだけど、僕たちはそれを忘れていることがあるのかもしれません。


~EN1~
アンコールを受けて「やっぱりアルバム曲だけじゃ不満だよね」と再登場したメンバー一行。アンコール最初の曲は藤井さんによる即興作曲コーナー。最初に音速ラインのライブに行った時も同じようなコーナーがあったのですが、今回は「たこ焼き」にキーワードを絞って曲を作ります。(と言うのもこの近くに「甲賀流たこ焼き」というたこ焼きの有名店があるのですw)たこ焼きを食べてたらカラスに突かれたとか、歌詞は半ばネタ状態なのですが、メロディはボサノバ調で不思議と名曲に仕上がっちゃってるのは流石と言ったところ。(シングルとして出ることはないとしても、また何かのおまけにでもしてくれないかな?とか思ってみたり...。)

・音速ラインのメンバーとサポート一行(同じくライブ終了後の撮影会にて)

そしてトークが長い。流石吉本に移籍しただけあって(?)面白いのですが、終いにはパトランプが点滅し始め、しかもパトランプ繋がりで藤井さんが柳沢慎吾と風見しんごを本気で言い間違えるというボケまで飛び出す始末。果たしてアンコールはどうなるのやらw

1.Nir
昨年6月リリースのシングル曲。因みにこの「Nir」というのは近赤外線のことで、つまるところ「見えないけどあるもの」を表しているのだそうな。切ない歌詞と疾走するサウンド、音速ラインの醍醐味を詰め込んだような1曲でアンコールは幕を開けます。

2.水色の街
音速ラインの数ある楽曲の中でも比較的知名度があり、且つファンからも愛される名曲であるこの曲。収録アルバムは今の2人態勢になってから初のリリースとなった「100景」。(因みに言うと2009年に作られたベスト盤にも収録されています。)

3.逢瀬川
地元福島にある小川、逢瀬川を主題とした音速ラインの定番曲中の定番曲...なのですが、実は僕この曲をライブで聴くの初めてだったんですよ。そういうワケなので個人的に物凄く嬉しかったところでもありました。藤井さんの愛する福島に、早く平穏が訪れることを心から祈るばかりです。

4.恋の魔法
カッコいい!とにかくカッコいい!!この曲は聴くたびにそう思ってしまう1曲です。(そしてAメロからサビでの転調は何回聴いても痺れます^^)ディープパープルのようなハードロック色のメロディーに何故か似合ってしまう儚い言葉。やっぱりそれは藤井さんの歌声のせいでしょうか?

・トークが長引くとパトランプが点滅する仕組みになっているらしいw

~EN2~
1.逢いたい
2.週末旅行

2度目のアンコール曲はお馴染みのこの2曲。特に「逢いたい」は最近のライブではアンコールで絶対と言ってもいいくらい演奏する曲なんですよね。藤井さんはそのときに「またみんなに会いたいから」なんて言うのですが、それは僕らも同じ気持ちなワケで...。加えて言えば僕の大好きな曲でもあって、しかも遠距離恋愛カップルの僕らにとっては一層共感できる歌なんでね。2曲目の「週末旅行」も好きな曲なんでこうやってまたライブで聴けて嬉しかったですよ。

・本日のオーディエンスはこんな感じです!(藤井さんのtwitterより)

そして演奏後、藤井さんが「みんなの写真撮ってもいい?」と言い出し、デジカメをパシャパシャやり始めます。(←なんかピントが合わなかったらしく、何度も撮り直してましたけどw)そして僕らも撮影OKということになってしばしの間撮影会が開催されました。そんなワケで今回はメンバーの写真なんぞを掲載しているワケなのです。なんかいつも以上にメンバーと近い距離に行けた感じがして大満足のライブとなりました^^

・これが甲賀流たこ焼きである

ライブ終了後、ライブでも話題になってた甲賀流たこ焼きを食べながら2人でライブの余韻に浸り、その後とりあえず京都まで帰り、夕食はいつものフレンドリーでまったりと食べることにしました。やっぱりライブはいいですよ。今年はまだフジファブリックのライブにも参戦する予定ですし、音速ラインも今年はもう一回ライブの予定があるとか何とかなので、まだまだ楽しみいっぱいです。そんなところですが今日はこの辺で失礼します,ジベリ!

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