・提燈の灯りで彩られた伏見稲荷大社(外拝殿)
・近所の子ども達や画家などによって描かれた行灯画にも注目!
今日はうちから程近い場所にある伏見稲荷大社で宵宮祭なるお祭りが行われているとのことだったのでちょっと出掛けてきました。これは7月の土用入り後初の日曜ないし祝日に行われる本宮祭(もとみやさい)の前夜祭として催されるもので、この夜は稲荷大社境内のあちこちに提燈が灯されて幻想的な夜の景色を現出します。また広場では「本宮踊り」なる盆踊りのようなもの(最下部写真参照)も行われており、稲荷大社はいつにない賑わいを見せていました。
・鳥居の下にも延々と提燈が灯される
だだでさえ幽幻な雰囲気を持つ稲荷大社の千本鳥居に吊るされた提燈は、一層そのスピリチュアルなオーラを強め、さも一度迷い込んだら神隠しにでも遭うかのような異世界の磁力を帯びていました。しかしその光はどこか妖艶でもあり、夕闇にユラユラと揺れる提燈の灯りは
・迷いの森にご用心
まぁでも普段であればここに暗い時間に来ることはお薦めしませんよ。実際僕はその昔一度リアルに遭難しかかったことありましたから...。(ホントに「もののけ姫」の世界ですよあれはw)夏であれば逆にオススメなのは朝方です。この頃ですと4~5時でも既に明るかったりしますし、まだ気温も上がる前なのでそこまで負担なく登れてしまいます。(どうやら毎日朝方にここに来るのを日課にしているおじいちゃん方も居るようです。)
・参道には幾つかお茶処がある(この季節はかき氷もやってます)
この遅い時間に普通ここまで登る人はまばらなのですが、今日はお祭りということもあってか頂上まで向かう人の姿もチラホラ見えました。人がいるのをいいことに勢い僕は四つ辻を目指して歩き始めたのですが、いざ登ってみると意外に距離あるんですよねこれ。汗だくになりながら登ることおよそ30分、遂にその場所に着きました。
・四つ辻からは京都市街南部が一望できる
山登りに大して興味はないのですが、それでも稲荷山の四つ辻まで登ってこの景色を見たときにはその気持ちが少しはわかるかもしれません。この景色を見ながらソーダー水でも飲めばそれは無類の爽快感であるに違いありません。
・四つ辻から山頂へと続く道(左側。帰りのルート)
四つ辻は文字通り4つの道の中間地点に当たる訳なのですが、そのうち2つの道はそれぞれ頂上の一ノ峯神社へと通じています。(正式ルートは右側なのですが、坂道が楽なのは左側のルートのようです。)ここまで来ればもう頂上まで行っちゃってもいい感じではあるのですが、なんとなく気分が乗らなかったので今日は四つ辻までにして引き返すことにしました。
・提灯に彩られた境内の様子
その後,ベンチで少し休んでから下山。帰りはだいたい20分くらいで本殿付近まで戻れます。戻ってくる頃には辺りもすっかり暗くなっていましたが、境内はまだまだ人でごった返しており、祭りの夜はこれから...といった感じでした。
・本宮踊りで盛り上がる広場
そして参集殿(←まぁ参拝客向けの宿坊です。安い値段で泊まれるそうですよ。)前の広場では先述した「本宮踊り」が行われています。なんか夏祭りって感じでいいですよね、こういうの。まだまだ夏はこれからというコトで各地で続々と夏祭りが催されることとは思うのですが、皆さんも是非そういうお祭りに足を運んでみてください。お祭り大好きな作者がお送りしました、ジベリ!
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