洛南ジャーナル: 休日のスケジュールに意味など無い

2012年10月7日日曜日

休日のスケジュールに意味など無い

・萬福寺大雄宝殿

今日は午前中はまたいつもの派遣のバイトで黄檗（おうばく）というところにある萬福寺というお寺でイベントの撤去作業をしていたのですが、午後は丸々空いていたのでちょっとお出掛けしてきたのでした。

因みにですけど、この萬福寺っていうお寺、そんなに知名度こそないのですが結構見所のある場所です。

・アングラ感が半端無い

ついでに言うとこの黄檗っていう街自体も結構独特だったりします。写真の通り、ここには商店街のようなものがあるんですけど、まぁいわゆるシャッター街なんです。でも古き良き時代の面影を残しており、また「室内型」という特殊な形態からなのか、どこかアングラな空気を感じる場所でもあります。

入口はこうなってます

やや閑散とした街ではあるのですが、なかなかディープな魅力のある街だな...という風に僕は感じました。住むのはちょっと遠慮しますけど、また機会があれば街歩きにでも行きたいところであります＾＾

・京都大学博物館

それからとりあえず京都駅までJRで出て、そこからは市バスに乗ります。目指す場所は京都大学...の博物館。山中伸弥教授で話題沸騰中の京都大学です！なんでまた今日、こんなところに行ったかというと、なんかのキャンペーンで学生の入場料が無料になっていたからなのですね。ここは主に自然科学のコーナーと考古学のコーナーに別れてるのですが...行ってみるとその扱いの違いに若干の衝撃を受けます。

・京大は安定のフリーダム

考古学コーナーは出土品などが展示されているのみなのに対して、自然科学の方は映像は流れてるしジオラマはあるし、おまけにそのジオラマは照明機材とかも整っていて...。まぁ山中教授のこともありましたし、理系カッコイイのは分からないでもないんですけど、もう少し考古学コーナーは見せ方頑張れよとどうしても思ってしまうところでしたw

・久々のカフェコレクションでオムライスを...

博物館を出たあと、そういえば昼ごはんを食べていなかったな...と思って近くのカフェコレクションに立ち寄ることに。やっぱりここに来ると食べたいのがオムライス。ボリュームたっぷりなんですけどこれが食べれちゃうから不思議。しかもこれでたったの650円、しかも無料で大盛りに出来てしまう...。そりゃ学生さんが通うワケです。

・華やかな女神輿

店を出ると何やら向こうからお神輿がやってくるではありませんか！しかも近づいてきてビックリ！担いでいるのは女の人なのです。昨今はギャル神輿なんてものがあったりするそうですが、華やかで何よりです。（やはり日本の祭は神輿がなきゃ始まらないというものですねw）

・広い京都御所は市民の憩いの場でもある

その後、当初の予定としては北山の植物園に行きたかったんですけど、何やかんやでじかんがおそくなってしまったためこれは事実上不可能に...。そこで予定を変更して京都御所に行くことにしました。かつて日本の中枢であった御所ですが、現在ではさながらN.Yのセントラルパークのような趣の場所であり、市民の憩いの場として愛されているのであります。

・蛤御門の通称で知られる新在家御門

日本の中枢を長くになってきた場所である京都御所には沢山の歴史的事件の現場となった場所があるのですが、その中でも最も有名なのがこの新在家御門ではないでしょうか？1864年の８月２０日、ここで起こったのがのちに「禁門の変」と呼ばれることになる長州対幕府軍の武力衝突事件でした。

・今でも残る弾痕が衝突の凄まじさを物語る

これはその直前のいわゆる「８月１８日の政変」（会津と薩摩を中心とする公武合体派が結託して長州藩を京都から追い出した一種のクーデター）をきっかけとするものであり、この衝突で長州は来島又兵衛や久坂玄瑞ら有力な尊王攘夷派の中心人物を失うこととなりました。またこの戦火をきっかけとして京都は「どんどん焼け」と呼ばれる大火に見舞われることとなり、幅広い区域の街や寺社が焼失したそうです。（因みに長州藩はこの事件で「朝敵」と見なされることとなりました。）

・こうして一日が終わっていくのであります...

そして明日１０月８日で当ブログは5周年を迎えます。いやぁまさに光陰矢の如し、サーロイン肉の如し、我修院達也の如しですよ。（←それ久々に言ったなw）まさかこんなスンナリと5年目を迎えることになるとは...。だって実際京都に来たのすらつい昨日のことのように思ってますからね。ともあれ読者の皆さんにはただただ感謝であります。これからもどうぞ一つ、このブログをよろしくお願いします。