①敗軍の将だけど総大将ではない
②融通が利かないタイプ
③基本的に嫌われ者
➃事務官僚としては優秀
⑤だけど大局観がない
⑥おそらく本人もリーダー向きではないことを自覚していた
⑦忠臣である
⑧清廉潔白で質素倹約を好む
あたりが挙げられるでしょうか?まぁ②に関してはお二方に「お前にだけは言われたくねーよ!」と言われそうなのですが、まぁその辺は大目に見てやってくださいw
・石田三成と東條英機(遅報歴史まとめ)
http://tihourekisimatome.blog.jp/archives/1054819633.html
まぁ元々が2chのスレをまとめたものですし、それゆえか中には2人の対比とは無関係に白人蔑視に走ったりあの戦争の意義を必死になって説明しようとする人が出てきたりと限りなく不毛な議論も見て取れるのですが、このスレの中でも一入目を引いたのはこの部分ですかね?
2人の決定的な違いはいい部下を持てたかどうかなのかもしれません。それが東條英機という人物の人となりのせいなのか、或いはその当時の政府が腐敗しきっていたのかは定かではありませんが、いずれにせよ東條英機に擦り寄る人も、東條英機が厚遇する人というのも碌なものではなかったのは火を見るよりも明らかです。
今日は山の日なので— 石田三成 (@zibumitunari) 2017年8月10日
自然豊かでみどりを堪能できる山を紹介したいと思います。
そう、儂の居城が存在する佐和山です。
綺麗な空気、豊かなみどりで心が綺麗になっていくこと間違いなし!!!#山の日#山の日だからTLを山で埋めよう #そうだ滋賀いこう pic.twitter.com/iNV0KdcCq9
対する石田三成の方は島左近だったり大谷吉継だったりと有能かつ情に篤い人材に囲まれてますね。某歴史ゲームや大河ドラマなどの影響で今や人気者に生まれ変わっているという点も東條英機とは異なるところでしょうか。
一方東條英機の方は小林よしのりさんあたりは少なからず評価をしていたりもしますが、基本的には不人気のままですね。僕も取り立ててこの人物のことが好きではないのですが、「安倍と似ている」なんてのは不当な評価もいいところですし、流石にそれは失礼だろうと思うのであります。あ、東條英機にねw
5年前の連載のときにも言いましたけど、東條英機という人物は叩き上げで軍部の中で出世した人物ですし、事務官僚としては少なくとも優秀だったのです。首相に任命されたのも貧乏くじを引かされただけみたいなところがありますし、日米開戦に関してだけ言えば天皇の意を受けてギリギリまで阻止に奔走していた人でしたからね。(まぁ開戦せざるを得ない状況を生み出したのが軍人時代の東條だった...みたいなところは少なからずあるのですがw)
(承前)「牟田口は東條英機の威を借りて与えられた以上の権限を振り回した。大失敗してもいっさいの責任をとることなく、ついに自らの失敗を省みることさえしなかったのです」(半藤一利『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』文春新書)— 龍谷ミュージアム前館長のつぶやき (@tirisawa) 2017年8月15日
2人の敗軍の将。そこから学ぶべきことはやはり大局観の重要性ですかね。それは言い換えれば広い視野を持つということであり、幅広い教養を身につけておくことの必要性とも言えるかもしれません。相変わらずこの国でリーダーになる人にはこれが欠けていることが多いように思いますね。あとはリーダーなど上層部がこぞって責任を取らないという伝統。これも何とかせねばなりません・・・
熱狂なんざ当に和らいだ筈なのに「偏見」は消えない。恥も屈辱も忘れて、また新たなる狂気に向かいつつある。 pic.twitter.com/X40wiwuOQj— Senichi@9.16マスコロNEO (@t_senichi) 2014年10月17日
敗戦から72年目の夏。各々があの戦争について考え、そして今という時代を捉え直す。そんな機会になればいいのですが...。一番の罪は無関心でいること。そして知ろうとしないことです。与太話でも茶飲み話でもいいので皆が関心を寄せて話の1つでもしてくれたらいいなと。そしてそのときの切り口になればいいな...なんて思いながらこの記事を書きました。ちなみに僕はこれから五山の送り火に行ってきます。いい加減にしないと間に合わなくなりそうですんでここいらで失礼します、ジベリ!
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