2010年4月1日木曜日

「東のエデン」完結?

              ・映画館に飾られていたガラスのモニュメント

ってなワケで、「東のエデン~Paradice Lost~」のレビューを書きたいと思います。(ついでに豊洲の写真や、滝沢君の家として登場するカフェ&バーのモデルとなった店なんかについても...。)

                    ・豊洲からの眺望

豊洲に着いたのは夕方前くらいで、丁度,サンセットの時間帯でした。ここに来たのは勿論,映画鑑賞のためです。待ちに待った「東のエデン」最終章。終わってしまうのが少々惜しいような気もしますが、折角,聖地(?)で観えるというのだから、観ない理由も無いでしょう...。

    ・映画館で貰ったポストカードと、カフェで貰ったコースター&領収書

流石,滝沢君の映画館というだけあって、平日にもかかわらず満員に近いくらいお客さんは入ってました。アニメの前半(「レイトショーの夜に」)で、咲ちゃんが観てたスクリーンは、コレなのかな?とか思いながらの鑑賞です(笑)

映画は、とても楽しめる内容でした^^
(以下,若干のネタバレあり!)

前回,滝沢君を凌ぐくらいのカッコ良さを見せてくれた黒羽さんは、今回は殆ど登場せず、代わりに「東のエデン」の面々の活躍が、今作の見どころ,といったところでした。大杉君も今回は大活躍です。(まさかアイツに泣かされる日が来るとは思ってもいませんでした...。)パンツこと板津も、前作同様の活躍を見せてくれて、あとはおネエの意外な(?)特技,それと咲ちゃんの奮闘,その辺が見どころかな?と思ってます。

            ・映画館のあるショッピングモール「ららぽーと豊洲」

そしてアニメ最終回同様,挿入歌の「Reveal the World」にやられました。あのタイミングで使うのは最早,反則でしょう。見事に泣かされましたよ...。(っていうか,ここんところなぜか涙腺が緩い作者についてwww)

               ・「ららぽーと豊洲」前の船着場


まぁ結局のところは物部vs滝沢の黒羽さん曰く「リアリストとイデアリストの戦い」が主軸だったんですよね。物部さんの協力要請を受けた滝沢君は「物部さんのやり方には愛を感じない」と退けてしまいますが、どうやら物部さんの敗因は、人に対する‘愛’が無かったところなのかもしれません。思えば人を駒のようにしか考えていない物部に対し、滝沢君には仲間は居ても、部下は一人も居ないんですよ。彼は‘誰かを助けたい’という素朴な考えからいつも行動しているんですが、それが結果として多くの人からの協力に繋がる。コネとかそういう‘人脈’以上のものを、滝沢朗は持っていた...。それだけのことなんですよね。物部さんは頭はいいけど(或いは良いが故に)、システムの向こうに居る‘人間’を見るのを忘れているのかもしれません。(しかし,「変革」に愛を求めるところは、我らが同志,ゲバラにも通じるところがあり、感慨深い点でもあります^^)

             ・主人公の滝沢朗(劇中の1シーン<キャプ画>)

ただ一つ苦言を呈するならば、滝沢君以外のセレソンの動向みたいなのの書き方が粗かった点でしょうか?実際,パンフを見なければ分からない情報みたいなのも多々あり、その辺はちょっと残念でしたね。まぁ,それを言うと、「そもそも映画にする必要があったの?」という素朴な疑問に繋がってしまうんで、その辺は置いておくとしましょう(笑)

滝沢君の‘ささやかなテロ行為’は、果たしてその後の日本何らかの影響を与えたのか?阿東才蔵は再びセレソンゲームを始めるのか?黒羽さんを‘助けに行く’約束はどうなったのか?そして咲ちゃんとのロマンスの行方は...。映画が終わってもなお気になることが幾つもありますが、きっと近々,「東のエデン」は帰って来てくれるのでしょう。今回終わったのは、あくまで‘11日間’の物語。その後の話はいつの日にか改めて描かれるコトと思います。

       ・店の内装(スクリーンには「東のエデン」の予告編的な動画が...)

・映画連動メニュー,「咲の“もうほっといて”アップルティー」(お菓子とセットで1200円也)

映画鑑賞後は、シネコンに隣接しているカフェ&バー,Breathにて、ちょっとお茶でも飲むコトに...。この店,実は滝沢君の住処,或いはその後の「東のエデン」のオフィスとして本編に登場する場所なんですよね。そんなワケで、上の写真のような映画連動企画メニューのようなものが、幾つか置いてありました。んで,それを注文すると、さっき紹介したコースターが貰えるんですね。(余談ですが、窓からは東京湾が一望できるんで、デートなんかにもお薦めですw)

                  ・ライトアップされた埠頭

昨年4月からの放送から約一年,かくして‘東のエデン旋風’が一応の終息を見せたワケですが、今後,これ以上のアニメに僕は出会える気がしません。それだけが悔やむべき点でしょうか?(笑)

しかしながら、これだけの作品に出会えた,というコトは、それだけで幸せにも感じます。滝沢朗にインスパイアーされて服まで揃えてしまった僕ではありますが、今後もああいう大人を目指し、とりあえずは「お金を貰う練習」でもやっておこうかなと思います(笑)

では今日はこの辺で失礼します,ジベリ!

2 件のコメント:

S.S. さんのコメント...

東のエデン、見てなかったんですよね
本放送時に知りませんでした←
いま、友達にDVD借りる交渉してるんですけどね
その前に小説買って読もうかと思ってるんですけど、小説→アニメってありだと思います?
やっぱり良い作品ですか?

僕はコードギアスっていうアニメが終わったとき心にぽっかりと穴が((誰も聞いてない
ともまあ、はまりにはまったものが終了する時ってなんとも言えない感情がありますね

天王寺センイチ さんのコメント...

>S.Sさん

昨年のこの時期に放送してたんですよね。僕も途中から観始めてハマった感じなんですが、ホント,面白いですよヾ((*≧∀≦))ノ゙

あと,主題歌が洋楽(オアシス)だったり、主人公の初登場が全裸だったり...と、インパクトの強い作品です。


小説の方にはアニメでは削られてる部分の補足なんかもあるんで、先に読んでおいても問題はないと思いますよ。(「ハリー・ポッター的な感じでw)

「コードギアス」も根強いファンが多いですよね。僕はあまり詳しくは知らないんですが、なんかスケールの大きい話だったのを覚えてます。

まぁ何にせよ、ハマってる作品が終わるのはさびしいですね。「ワンピース」もいつ終わるのか分かりませんが、きっと終わる頃にはまたそんな感情になってるんだろうなと思います。