多忙もあってか、何かと気だるさを感じている今日この頃ですが、更に僕の頭を痛めているのは「2つのバカ」であります。(この記事には「政治」のタグが付いているが、どちらかと言えば愚痴に近い。その辺,ご容赦頂きたく思う。)
※以下,意見には個人差があります
1、京都府衆愚政治
京都府知事選は、敢え無く現職の勝利で終わりました。
山田啓二なる人物が、その任期中にいかなることをしてきたかは、僕以上に府民の方が知っているはずです。用途のよく分らない高速道路の建設も然り、中小企業がボロボロになっていることも然り...。更にまだ水族館を作る,と出たのだから、もう笑うしかないです...。
まぁ,1000歩譲っても足りませぬが、結果は結果だ,よしとしましょう。(バカを選ぼうが無能を選ぼうが、この際は知ったことではない。)しかし、投票率が50%を切るとはどういうことだ?これは言い逃れできない。期日前投票という制度もあるのだがら、「時間が無かった」という言い訳は聞き入れられない。要するに投票に行っていない50%超の一般市民は、下衆にも及ばぬ分際だと云えよう。
この項目の結びになるが、前の記事でも言っていた通り、僕は対立候補であった門祐輔氏を応援していた。生憎,住民票を愛媛に置いているので、投票できなかったワケだが、残念でなりません。
2、ダメな奴はダメ。
大学は近々,ハローワークか何かに成り下がってしまうのでしょうか?就職活動の時期は年々早まっています。聞いたところによると、理系では専攻も決まる前から就活をせねばならぬ事態を生んでいるらしいので、もう本末転倒です。(当の我が大学の法学部とて、2回生の後期にゼミこそ決まるものの、ゼミが一番盛り上がるのは、就活が始まる3回生の後期なんですね,ハイ。)
それに伴って、うちのゼミでも今年から10000字の課題論文を増やす模様だ。教授曰く、「エントリーシートに‘大学で何をしたのか?’を書くため」だそうだ。成程,言い分としては、分らなくも無い。しかし、適当に本を読んでその感想やら何やらを10000字書くのが大学の研究であるとするならば、些か薄っぺらいのではないでしょうか?僕が何を言いたいのかというと、主体性〔ないし自主性〕のない奴は何をやってもダメだということです。それが無い奴は何冊本を読もうが、何億字ワードに打ち込もうが、心になど残りもしないはずです。
というのも、昨年末の討論会,みんなで決めたテーマなのだがら、もう少し各々が主体となって意見を持ってきてもよさそうなものなのに、発表に深く関わってくれたのは、僕を含めた僅か二名,大目に見ても4人が限界という状況だったんです。(注:同期生は7人いる)
政治学の材料は、本や新聞だけではありません。むしろ外の世界に‘真価’があるのです。「自分」以外にフィルターの無い情報を得てこそ、本や授業で学んだ知識が「意味」を発揮する。そのプロセスを持たぬ学問からは、恐らく何一つ生まれません。就活がそれを妨害している、ということはすなわち企業が学問を破壊し、育つはずの人間を阻んでいる,ということにもなるのではないか?と僕は思うんですよ。尤も、それは当の企業にとっても大きな損失となるのですが、経団連の連中は、どうやらそんなことにも気付けないようです。そしてそんなクソ経団連から我々善良な一般市民に嬉しいお知らせが入ってきましたのでお伝えしたく思います。
消費税率、11年度から上げ提言=「毎年2%」(時事通信)
我々に死ねとwww?どうせそれに反比例して法人税下げるとか言い出すんだと思いますよ。ん?日本の法人税は高いんだから下げてもいいだろって?まぁ,そりゃそうなんですが、あれにはちょっとしたカラクリがあるんですよ。それについてはまたおいおいお話しますんで、今日はこの辺で失礼させて貰います,ジベリってコトで!
0 件のコメント:
コメントを投稿