・高瀬川沿いの桜並木(四条河原町)
天気はやや曇天模様だったのですが、今日はバイトが休みだったので一人で花見に出掛けてました。因みに今日のタイトルはフジファブリックの初期を代表する楽曲の一つである「桜の季節」の歌詞からの抜粋。桜を主題にした曲は沢山あるんですけど、この曲はちょっと異質な感じなんですよね。桜が咲いてるっていうポジティブな面じゃなくって散っていくペシミスティックな面に着目しているあたりとか...。
・円山公園の桜
でも散っていく桜こそ最も美しいんですよね。志村さんが一体どこの桜を見てこの曲を作ったのかは分かりませんが、円山公園で風に舞う桜吹雪を見ながら、きっとこうやって散っていく桜を見ながらあの曲を作ったのかな?なんて思いを巡らせていました。
・お茶漬けランチはおばんざいが2つ選べて1000円也
到着後、とりあえずお昼をというコトで行ったのは祇園四条駅の目と鼻の先にある「おくむら」というお店。前にチラシを貰っていていつか行ってみようと思ってたんです。おばんざい(←小鉢的なもの。まぁ要するにお惣菜です。)が食べられるお店ってことで結構有名らしいです。丁度お茶漬けも食べたかったので僕はお茶漬けセットを食べたのですが、おばんざいをいろいろ食べたい人は、おばんざいセットっていうのを食べるといいと思います。(おばんざいは色々あるんで選ぶのも楽しいですよ^^)
・知恩院門前(ここの桜も一見の価値ありです)
食事ついでにビール1杯とはいえ当然のように昼酒を決め込んだあと、僕がまず向かったのは知恩院。円山公園や八坂神社の程近くにありながら、あまり知られていないのですがここの桜も個人的には一押しなのです。浄土宗の総本山であり、また年末の「行く年くる年」の除夜の鐘の場所としても著名なここは格式高い寺院であり、とにかくスケールが大きい場所です。ここに来るとまずは門の大きさに圧倒されます。この時期はそのわきにある桜が文字通り華を添えており、何か荘厳なものを感じます。
・知恩院宝塔と桜
・橋の向こう側に見えるのは納骨堂だそうな
その大きな門をくぐり、そして大きな階段を上っていくと果たしてそこには広大な寺院が広がってます。そうなんです、ここの境内かなり広いんですよ。お堂だけでも幾つもあり、中には一見の価値を有する仏様の像が安置されています。やっぱり仏様の御前で手を合わせていると不思議と心が広がっていくような気がしますね。そして広がっていく‘宇宙’に思いを馳せる...。いや仏教って奥が深いです。 (←なんか分かってるような分かってないようなw)
・法然上人廟からの眺望
境内を更に奥まで進むと法然上人の眠る廟があり、そこからは京都の街が一望できます。久しくの間ここから古都を見守ってくれているのでしょうか?かつて困難に満ちたこの国で信じれば誰もが救われるというそんな道を見出した法然上人。その頃に比べれば科学も技術も発達した現代ですが、未来が不確定なのは今も同じです。いや、不確かなものは今の方が多いのかもしれません。だからこそ時にはこうして手を合わせ瞑想に耽るのであります。仏教というものはそもそも神様が居るかどうかじゃないんですよ。人は誰しも「仏」になる可能性を持っているのです。それを開花させるために必要なのが信心であり修行なのですよ…ところで皆さん、壺買いませんか?(←いい話が台無しw)
・これが千姫のお墓です
そして更に奥まで進むと墓地があり、そこにはお江の娘であり、その後秀頼の正室となるなど数奇な運命をたどった千姫の墓もあります。(温和で大変美しい方だったそうな...。)先程の写真で三門に葵の紋章の幕が掛けられているのを見て不思議に思われている方も居ると思うのですが、ここは徳川家の菩提寺でもあるのです。ここが今日のような大寺院になったのは家康の援助によるところが大きいのです。(まぁ純粋に宗派のパトロンであったというワケではなく、ここが地理的に京都の要衝であったといったような政治上の思惑も大きいようですが...。)
・濡髪大明神には由緒正しいおみくじがある
千姫のお墓から少し墓地を奥まで進むと小さな神社が見えます。ここは濡髪大明神というところで、縁結び・良縁にご利益があるという知る人ぞ知る神社であり、境内には由緒正しきおみくじがあります。(←無料)数字の書いてある棒があってその番号と看板に書いてある数字を照らし合わせるようになっています。12のうち4つが凶なので実に3分の1の確率で凶が出ることになるほか、もう4つが吉であとは大吉・半吉が2つずつ...ということになってます。(因みに内容は全部異なりますw)
・坂本龍馬&中岡慎太郎両先生の像(それにしても何回目の登場だろう...)
ところ変わってここは円山公園。この坂本龍馬&中岡慎太郎の像も何度観ているか分からないくらいで、事実このブログにも幾度となく登場しているのですが、まぁ僕が坂本龍馬好きなんでね...それでこうして何度も出てくるワケです。(←なんか定期的に来たくなる場所なんですよねw)
・円山公園名物の一重白彼岸枝垂桜
2週間ほど前に来たときはまだ全然蕾の状態だったのですが、今日はこの通り満開です。今年の枝垂桜もこの通り綺麗でした。これを見なければやっぱり京都の春を過ごしたとは言えません。実際2007年以来5年続けてここの桜は観に来ていますからね。毎年ここで桜を見ては、必ず来年も観に来ようと誓うのであります。
・鴨川河川敷の桜もこの通り!
かくして円山公園の桜を楽しんだあと僕は河原町まで戻っていったのですが、鴨川河川敷の桜もこの通り満開でした。去年の春は河川敷で彼女と一緒にお弁当を食べたりしてたのですが、この辺りはそういうのに丁度いい場所なんですよ。花も綺麗で晴れてると暖かくて...。これから先1ヶ月くらいは行楽シーズンなワケですが、近くに住んでる方は出掛けてみるといいと思います^^
・久々にelephant factory coffeeに行ってみた
その後,河原町に戻った僕は、どこか喫茶店で一休みしようと思い久し振りにelephant factory coffeeを訪ねてみました。騒々しい木屋町の雑居ビルの中にありながらここは物静かな異空間といった雰囲気のこのお店は読書には打ってつけの場所でもあり、実際古書なんかも山積みしてあります。そういうお店なのでお客さんも談笑するでもなくただ本を読んだりコーヒーの味を楽しんでいる・・・といったことが多いようです。一人の時間を過ごすにはこれ以上の場所は無い、そんなお店です。
・深草駅前の疎水(ここにも桜が...)
カフェを出たあと、ちょっと天気も怪しくなっていたので僕は足早に京阪電車に飛び乗って、一路深草へと引き揚げました。晩御飯は何にしようかと思っていたのですが、そう言えば刺身が食べたいと思ったのでそのままフレスコに立ち寄って刺身の盛り合わせを買って帰り、日本酒と一緒に頂きました。明後日はいよいよ神戸新聞の一次試験というコトで明日は一日研究室で勉強をしようと思ってますが、今日はこの辺で失礼します,ジベリ!
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