2019年11月3日日曜日

ヅラじゃない、桂だ

・阪急桂駅、朝。

皆様どうも。僕は今西院のネカフェです。今日は朝早くから洛西のほうでお仕事でした。仕事のあとは近くの史跡巡りついでに街ブラをして、それから西院に戻ってきた次第です。ま、ここからは銭湯→一杯ってパターンになるかと思われます、ハイw

・休憩タイム。

それにしても鬼滅の刃の勢いは爆裂ですね。今も読もうと思ったらほぼほぼ出払ってましたよ。仕方がないので短編集と勉強会の子からおススメされた炎炎ノ消防隊ってのと、あとは平手友梨奈さんが出てる雑誌をパラパラとやってます。


あ、タイトルは勿論我らが桂小太郎の決まり文句からです。ちょうど桂に行ったというのと、あとは坂田銀時の元ネタとなった人とゆかりのある場所に行ったからというだけの理由で深い意味はありませんw

・勤王家殉難地とのコト。 

今回の勤務地は桂駅からバスに揺られること10数分の山中。行きしなは流石にバスに乗ったものの、ルートを調べると歩けなくはなさそうな距離だったので帰りは歩いてみることにしたのです。で、地図を見てみると上記のような史跡が近くに見えたので立ち寄ってみることに。禁門の変のあと、落ち延びてきた長州藩士1名と薩摩藩士2名(脱藩して長州藩士とともに行動していた模様)が幕府軍(小浜藩士)に討ち取られたのがここだったようなのです。

・地名から樫原三ノ宮神社とも呼ばれる

んでもって、そこからもう少し歩くと三ノ宮神社なるものも。しかしながら、もちろん神戸にある同名の神社とは無関係。ですがその歴史は古く、かの酒呑童子伝説にも絡んでくる場所なのです。酒呑童子の退治で知られるのが銀ちゃんの名前の元ネタでもあり、金太郎の題材でもある坂田金時。(金太郎はある意味鬼殺隊のようなものの一員とも言えなくはないのですよw)そして彼を率いていたのが源頼光です。


頼光はこの神社に立ち寄った際、ここの御神酒を飲んだそうなのですが、するとたちまち酔いつぶれてしまったのだそうな。「これは使える」と酒呑童子にこの酒を飲ませ、そして退治に至ったというのが伝説なんですって。鬼の正体が得体の知れない獣だったのか野盗だったのか異邦人だったのかは謎ですが、実際にこの場所の近くには鬼の首塚もあるんですよ。なかなかに深き山中ですし、何やら物騒な場所のようですのであまり行くことはオススメしませんが...

・松尾大社の末社の1つ、大宮社は桂駅のすぐそばにある

では今この近くに酒蔵はあるのかというと、亀岡のほうに丹山酒造ってのがありますが、それを除くとほぼ無いんですよね。ただ酒造りの神様として有名な松尾大社はここから近い場所ですし、何より酒造りと縁の深い秦氏のお膝元でもありますからね。きっとその頃の京都ではこのあたりが酒造りの中心地だったのでしょう。

・パン屋さんをハシゴする

それからパン屋もはしごしてきました。まずは三ノ宮神社の程近くにあったかたぎはらのパン屋さんというところ。昔ながらの町のパン屋さんといった感じで、最近までは100円パンの店だった模様。(小麦価格の高騰や消費増税で止むなく値上げに踏み切った系のパン屋さんて結構多いんですよね...)あと、もともとはイートインコーナーもあったようなのですが、そっちは今はやっていないようすです。ともあれ天然酵母を用いた美味しいパンが手頃な値段で買えるお店ではありますし、是非ともまた近くに行った際には立ち寄りたいところです。

・実はなかなかの老舗店なのです

あとは桂駅のそばにあるライトカフェっていうパン屋さんにも。名古屋の方でケーキとか洋菓子のお店を展開している会社のやっているお店だそうです。「毎週新パンを出す」ことを売りにしているなど、なかなか攻めたお店です。こちらはイートインコーナーが今もあり、売っているパンやケーキに加えてランチなんかも頂くことができるようです。

・西院のベースとも言われる場所

あとは西院に帰ってからは高山寺にも立ち寄ってます。西院の名前の由来が賽の河原であるという説があるという話は大昔にしたような気がするのですが、その賽の河原があった場所がどうやらこのあたりなのだそうです。(六原~清水方面と同じく、このあたりもかつては殺伐とした世界が広がっていたんだそうな...)子安地蔵があり、今では安産祈願に訪れる人が多いようです。




まぁでも実際京都は史跡がいっぱいあるので勉強して歩くと一層楽しいんですよ。タモさんや梅林さんみたく高低差に視点を置いてみるのもいいかもしれません。僕もまだ光秀絡みのフィールドワークをしなくてはならないのですが、果たして仕上がりはどうなるのやら...。とまぁそんなところですが、僕はこれにて一旦失礼します。もう少し休んだあと、セント酒に出掛けるのです。やっほーい!

0 件のコメント: