2015年7月24日金曜日

みたらし団子は温めてから食え

・祭りで賑わう下鴨神社

・珍しい四葉のクローバーのタクシー

ということで、今日はみたらし祭に行ってきました。このお祭りに行くのは僕は去年に引き続き、これで2回目。祇園祭に比べると知名度は圧倒的に劣りますが、なかなか風流のあるものですので皆さんにもオススメしたいところです。

・京都駅ビル

家を出たのはお昼過ぎで、そこからバスにてまずは河原町を目指します。みたらし祭の前に祇園祭の還幸祭をチラッと見てみようと思ったのです。(ちなみに今年は後祭の花笠および山鉾の巡行は見てませんw)

・この神輿(東御座)を含めて全3基の神輿が巡行する

還幸祭は17日の夜に四条河原町の御旅所に移動してきた神輿(もとい神様)が八坂神社へと帰っていく行事。厳密にはあと1週間祇園祭は続くのですが、今日以降は特に盛り上がる行事はないので、これを以てして祇園祭を終わりと考える人も少なくはないかもしれません。

・みたらし団子(420円)とクリームあんみつ(700円)

神輿3基の出発式を見届けるのも一興ではあるのですが、今日の本来の目的はそれではないので、東御座の出発を見届けると足早に次の目的地へと移動。下鴨神社前で下車すると、まずは加茂みたらし茶屋へ。みたらし団子って実はここ下鴨神社が発祥の地なんですよ。焼きたての温かいみたらし団子、その味は格別です。ちなみに店の正式名称は亀屋粟義で、創業は1922年(大正11年)とのコト。京都では比較的新しめのお店だったりします。

・空の色が綺麗です

個人的には夕暮れ時がこの祭りの絶好のタイミングです。と、初登場につき、ここでちょっと解説を。みたらし祭というのは、毎年土用の丑の日の前後に下鴨神社で開かれる祭事であり、先月末の夏越祭と同じく無病息災と禊(みそ)ぎを目的として行われるものです。

・御手洗池に入っていきます

この祭事の別称は「足つけ神事」。境内の御手洗池に入っていき、ロウソクを献灯する...というのが全体的な流れとなります。水温はかなり冷たいので、心の準備をしておいてください。それから水位は大人でも膝くらいまで浸かるくらいですので、その点も踏まえた服装で来るといいと思いますw

・足つけ神事は献灯料300円が必要

で、御手洗社まで行って、受け付けで貰ったロウソクを献灯して帰ってくる...というのが大まかな流れとなります。また、水から上がったところには特設会場があり、そこで御神水を貰ったり、縁起物が買えたりします。

・普段、物静かな糺の森に屋台が立ち並ぶ

境内を出て糺の森へ入ると、そこには一面に屋台や露店が並んでいます。もう1ヶ月もすると、ここには古本屋が所狭しと並ぶ一大イベントが開催されるのですが、またこれはこれで違ったムードが楽しめます。

・とんちゃん焼き(写真手前)は300円也

で、僕らはとんちゃん焼き(滋賀の高島名物。鶏肉と野菜を甘辛い味噌で炒めたもの)とフランクフルトをそれぞれ購入。宵山のときに食べたカステラ屋をはじめ、見覚えのある屋台も結構あって、「あぁこの人たちはこの時期引っ張りだこなんだなぁ」なんて思ってたり...。

・本日の夕食

祭りを楽しんだあとは一度京都駅近くのスーパーに立ち寄って買い物をし、夕食は自宅で土用の丑の日ということでうなぎの蒲焼を食べました。まだまだ暑い日が続きますが、スタミナを付けて乗り切りましょう。祇園祭も間もなく終わって8月になりますが、まだまだ楽しいことはいっぱいあります。そんなところですが、本日はこれにて失礼します。ジベリ!

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