2010年11月12日金曜日

新連載:インターネットの光と影①

ってなワケで久々に連載やります。っても全部で2回の短い連載になるとは思うんですが、まぁ,読んであげて下さい。今回のテーマはズバリ,インターネット。僕はこれまでにも「インターネットは市民の唯一にして最強のツール」みたいな話をしてきましたし、その認識には変化はないのですが、勿論,陰の部分もあるんだよ...というような内容のお話をしたく思っているのであります。


・第一回:いわゆる「尖閣ビデオ」について

はい,いわゆるあの話です。僕も勿論,この映像は観ました。ニュース等で観た方も多いと思うのですが、you tubeの動画URLを載せておいたので、よかったら皆さんも観てみて下さい。

・漁船衝突VTR(海保編集)
http://www.youtube.com/watch?v=7t1Z7CuFWxI&feature=related


世間の評価はまちまちのようですが、僕は基本的にあの動画を流出させた海保職員のことを支持したいと思ってますし、自分がそれを出来る環境にあれば、僕もやっていたでしょう。(だいたいここまで高度に情報化が進んだ昨今,「海保職員なら誰でも観えるような状態にあった」ような資料が世間に広まる,ということは容易に予測できたはずなんです...。)

そもそも犯人捜しをする必要があったんでしょうかね?もっと云えば政府がとっととあの映像を公開しておけば、こんな騒ぎにはならなかったでしょう。それを隠すから様々な憶測が飛び交ってあることないことが騒がれるワケです。(I原S太郎T都知事のいわゆる「海保に死傷者」説など)

政府(特に仙谷あたり)は、今回の問題を「公務員のモラル」とか、「情報管理の問題」などといった論点にすり替えようとしているようですが、そもそも問題なのは、中国に対する一連の政府の対応です。毅然とした対処を怠ったがために中国に舐められ、その連鎖でロシアにまで舐められる始末,国辱とはこのことです。改めて言うのもバカらしい話ですが、

民主党はとんだ売国集団です!

今回の戦犯は仙谷,前原,そして菅直人...と言ったところでしょう。野党としては不信任案を出すに相当するものと思います。

それはそうと中国は墓穴を掘ってしまいましたね。あのビデオ流出後の中国政府のコメントについて、「日中関係に悪影響が出ないように...」と、あたかもビデオの流出騒動を牽制するような声明を出してたんですが、ホントにやましいことが無いのなら、あれはあり得ませんよ(笑)

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~インターネットの勝利~

インターネットにおいて一度流出した情報は、もう回収することが出来ません。水に落とした一滴の絵の具のようにじわじわと世界に広がっていくのです。そうした特性が、今回の件ではプラスに働いたと云えるでしょう。まさにこれはインターネットの勝利,文明の勝利です。それを見くびっていた政府は見事に敗れた...という塩梅です。

しかし,勿論インターネットにも問題が無いワケでもありません。それを次回は最近起きた「インターネットの闇」を象徴するある事件を通して論じたいと思います。では今日はこれにて失礼します,ジベリ!

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