2012年4月15日日曜日

歩けばいいってもんじゃないの巻

 ・甲南大学から三宮まで歩くバカが居たらしい(これは灘の辺りだったと思う。)

      ・神戸の桜も綺麗でした(西灘の摩耶インター付近)

えっと今日はこないだ言ったように神戸新聞の一次試験だったワケなのですが、試験会場は神戸の甲南大学ということで僕は早朝からのお出掛けなのでした。試験そのものは後ほどもう少し詳しく書きますがとりあえず軒並み好感触です。それでまぁその後なんと僕はそこから三宮まで歩いて帰ったのでありんした。何故そのようなことになったのか、今日はそのことを主題としてお話ししたいと思います。(因みに途中退室は認めませんw)

          ・河原町のマクドナルドでとりあえず朝食を...

甲南大学の近くにはお店も殆どなく、しかも学食は日曜日で空いていないということだったので僕は早朝からお弁当を作ってのお出掛けということになりました。家を出たのは8時前で、8時には既に河原町に着いていたと思われます。少し時間も余裕がありそうだったのでとりあえずマクドで朝ごはんを食べます。朝マックというものを久々に食べました。(クーポンで330円也)

・阪急電車の車窓から(十三へと向かっている途中で撮影)

その後河原町から阪急で目指すは岡本駅。甲南大学は近畿圏ではそれなりに有名な中堅ドコロの私立大学で、これに我が龍谷大学と近畿大・京都産業大の2つを足しのものが産近甲龍ということになります。(関東での日東駒専に相当)有名なステレオタイプとして甲南大学はセレブが多いというものがあり、実際ここは学生街というには大人しく同時に退屈な街の中に佇んでいます。すれ違った学生もよく言えば小洒落ており悪く言えばいけ好かない...といったような印象のような気がしました。いや,いいところなんですよホントに。でも何分下町キャラの自分にはちょっと着いていけないかな?みたいな...そんな感じですw

    ・甲南大学の周囲はハイソで閑静な住宅街である

まず1時限目は時事問題を中心としたある種の学力テスト。60分で200問解けという無茶振りが無い代わりに漢字の書き取りとか読み取りとか筆記問題もあり。時事問題は政治から社会問題、そして科学技術から芸能・スポーツと多岐に渡ります。ちょっとマニアックな問題も多々あり。(あとで気付いたのですが、神戸新聞の社説が意外な伏線になってます。WEBでも読めるので試験前に一読しておけば何かいいことがあるかもしれませんw)

      ・今日のお昼は自家製弁当也(おにぎりと卵焼きと野菜炒め以外はレトルトw)

そして昼食後の2時限目は英語テスト。これは選択問題のみでした。文法は一部を除けば大学入試レベルですが、長文はやや難易度高しといったところ。飛び抜けて出来たという感触もなければやったった感も無し。とりあえず難局は乗り切ったかな?といった感じでしょうか。

       ・これが甲南大学である(試験終了後の撮影)

その後3~4時間目は作文テスト。2つとも写真を見て何か作文せよという超抽象的にしてユニークな問題。1問目は、職員の殉職が美談として語られるところとなった南三陸町防災対策庁舎跡の写真で、これに関しては難なく文章構成を思い付いたので一気に書き上げました。(これは自分としても結構自信作なので、そのうち機会があればこのブログの記事として書きたいと思います。)

   ・オーキッドコートという大きなマンション(東灘)

続く2問目は大型船の進水式という以外には何の変哲もない写真。これは正直頭を抱えました。5分ほど悩んだ挙句、僕は2つのプランを用意します。まずプランA、船→製造業ということで、その衰退を前半では書き、後半は「はやぶさ」の奇跡を通じてものつくり大国への復権の展望を描くというもの。そしてプランB、船出→新生活ということで昨今話題の秋入学について、制度上の問題点ではなく敢えて「季節感」という視点からその反論を展開するというもの。言うまでもなくAは堅実でBはある意味アドベンチャーです。・・・僕はBでチャレンジしました。こちらも自信作には違いないのですが、超展開すぎるといえばその通りですし、若干のムリヤリ感は否定できないので...まぁ読む人がどう判断するかといったところですw

                 ・本住吉神社境内の様子

結局終了時間よりも大分早めに作文を書き終えた僕は、細かいチェックも終えて提出を済ませると速やかに撤収し、さて折角だから北野にでも行こうと思い、とりあえず最寄りの駅を目指そうと歩き始めたのですが、あまりに天気がよかったのと清々しい気分だったのもあったのか、もう一駅くらい歩こう...と思い始めたのでありました。さっきの大きなマンション沿いの河川敷を歩いていくと国道2号線に出ます。そしてまず立ち寄ったのがこの本住吉神社でした。少し大きめという以外は別段何があるワケでも無いごく普通の神社なのですが、なんかピンと来たので...。

 ・敏馬神社は天照大神などを祀った歴史ある神社である

その後、また気に入った光景を見つけるごとに立ち止まっては写真を撮る...という風なことを延々と続けながら1時間と20分くらい歩いたところでようやく岩屋あたりに着きました。ここは僕がよく来ている兵庫県立美術館の近くであり、つまりあと30分ほど歩けば三宮に辿り着く場所まで到達したことになるのですが、ここで再び何やら趣のありそうな神社を見つけます。

          ・境内には桜も咲いています

ここは敏馬(みぬめ)神社というところで、素戔嗚尊(スサノオノミコト)・天照大神・熊野大神の三柱を御祭神とする神社で、神戸市内でも生田神社や長田神社とともに最古の神社の一つとされるとても格式の高い神社なのです。

     ・敏馬は多くの短歌で詠まれている名勝でもある

今は埋め立てなどによってその名残はほとんど見られませんが、敏馬神社の前にはかつては敏馬の浦と呼ばれるきれいな砂浜が広がっていたそうです。その景色の美しさに加えて敏馬という地名が「見ぬ目」という言葉に被せられる(←こういうのを掛詞と言います)ことからしばしばここは言葉遊び的な意味合いも込めて短歌で詠まれてきたのであります。そんなワケもあって境内には短歌の書かれた写真のようなお札が幾つも置かれています。

          ・生田川公園(海側に向かっての撮影)

その後、北野を目指すのでコースを徐々に山側に逸らしつつ日の暮れ始めた神戸を歩いていき、途中生田川公園の鉄棒で懸垂してみたりベンチで一休みしたりと相変わらず寄り道ばかりして、そして写真も逐一撮っていたのでありますが、なんか今日は空も町も綺麗に見えたのです。(←いやお前は青春の一ページかとw)

          ・夕暮れ間近の風見鶏の館

                ・今年のクリスマスもここに来よう...

そして北野に到着したのは18時を少し過ぎた頃。ちょっと日が長くなってこの時間帯でもわりと明るかったりするんですけど、黄昏時の空って綺麗なんですよね。前にここに来たのはクリスマスイブのことで未だにその思い出がキラキラしているのですが、 日の暮れていく北野を後にしながら今年のクリスマスも絶対また彼女と2人でにここに来たいと改めて思っていました。

         ・風見鶏の館前からの眺望(遠くにポートタワーが見える)

こうして北野をしばらく散策したあとそろそろ晩御飯を食べようと思い、僕は三宮で半ば行きつけにしている台湾料理屋である「台北夜市」へと向かいました。3年ほど前に初めて行って以来、神戸に来ると僕はよくこのお店に行っているのです。(料理が美味しいのは勿論、お客さんを適度にほったらかしにしてくれるのがここの良さの一つだったりします^^

        ・豆苗と豚肉炒め(780円)と紹興酒のジンジャー割り(530円)

今日食べたのは写真の豆苗(とうみょう)と豚肉の炒め物とまたいつもの魯肉飯,そして台湾わんこそばでお酒は紹興酒のほかに台湾ビールを一杯飲んできました。それでたしか合計2400円くらいだったと思います。こうして台湾料理を美味しく頂いたあと、僕はまた阪急電車で河原町まで引き返し、そこから京阪で深草まで戻っていきました。家に着いたのは22時頃で、今はこうしてブログを書いている次第です。まだ一次試験ですがとかくあとは結果を待つのみ...。余談ですがどうやら僕は今日10㎞近い距離を歩いたことになるようです。もう今日はお風呂入って寝ますwそして明日は授業も無いので一日のんびりと過ごしたいと思います。それでは今日はこの辺で失礼します,ジベリ!

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