2017年1月16日月曜日

テレビ観ない俺からすると恋ダンスもカズダンスも大差ない

・行ってきました!

こないだの記事で言っていたように、僕は昨日今日と大阪に行ってました。去年に引き続いて今年のライブ初めも忘れらんねえよとなったワケですが、やっぱり今回のライブも最高でした!このバンド、やっぱり凄いですよ。

・ベランダの雪だるま(彼女作)

ご存知のとおり、昨日の京都は大雪でした。ベランダが雪で埋まりそうになるくらいのドカ雪ですからこれは実に2年ぶりのこと。雪化粧した京都の街並みをそれとなく見ることもできましたし、ちょっと雪遊びも出来たので個人的には嬉しい雪の降り方でした^^

・ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲のある風景

ま、雪の影響で家を出る時間は少し遅くなってはしまいましたが...。しかも道中しょーもないもんを作ってたせいでライブに少し遅れる始末ですからアホという他はありませんw

・南座も雪化粧

まぁでも雪をそんなに日常的に見るワケじゃないんで、ついああいう悪ふざけをしてしまうのですよね。ついでに見慣れた景色も一変しますからカメラが手放せないワケですしお寿司...。まぁそんなこんなで結果的にライブには遅れる始末だったのですが、まぁそれもご愛嬌ということにしちゃいましょう。

・粉雪ってレベルじゃねーぞ

あ、ちなみにこれはイノブンの屋上テラスです。完全に雪に沈んじゃっててもはやどこなのかすら分からない状態ですがw ともあれその後、僕は河原町から電車で梅田まで。途中寝ちゃったこともあって、どこでどう景色が変わったのかは不明なのですが、とりあえず梅田には雪は降っていない様子でした。

・梅田クラブクアトロはビルの10階にあるライブハウス

会場は去年同様のクラブクアトロ。地下ルートで行くと丁度泉の広場を出たあたりで、地上で言うと太融寺とかその辺の近くになります。最寄駅はおそらく東梅田になるんじゃないかと思われます。結局ライブ会場に入ったのはスタート30分後くらいのことでした。今回は不正選挙Tシャツも持ってきていなかったので、ホントに普段着でのライブ鑑賞となりましたw



丁度入場時に演奏していた曲は2ndフルアルバムの「あの娘のメルアド予想する」収録でシングルとしてもリリースされている「僕らパンクロックで生きていくんだ」でした。演奏を終えた柴田さんはMCに。「1曲目(どうやらバンドワゴンだった様子)のイントロで涙ぐんでるお客さんが居てめっちゃ嬉しい」と感極まった様子。



で、「今日はゲストがいます」とアナウンス。紹介の下、登場したのはLEGO BIG MORL(←カンラバに来てたけど到着遅くて観れなかったやつ...)のタナカヒロキさん。大歓声の中、4人での演奏がスタートします。1曲目は2ndアルバム収録の「中年かまってちゃん」。これもライブで映える曲ですもんね...。ここから

・体内ラブ
・犬にしてくれ
・バレーコードは握れない

とライブ定番曲が続き、「美しいよ」を経て再びMCへ。




実は数年前にもワンマンをやったようなのですが、そのときは客の入りが芳しくなく、ちょっと今回のワンマンも不安があったのだとか。だけど蓋を開けてみれば今回はソールドアウト。そりゃ感無量にもなりますよね...。ともあれ柴田さんは「このバンドを組んで初めて作った曲」とアナウンスして演奏再開。



気になるその曲は「ドストエフスキーを読んだと嘘をついた」でした。これを最初に作ったっていう事実から柴田さんがこのバンドに込めた思いが何となく伝わって来るような...。バックボーンに何かこう鬱屈としたものがあって、そのモヤモヤと向き合いながら生きてるんだなと。イケてるやつらになりたいって言ってみたりもするんだけど、実際本音ではその手の人たちに対する嫌悪感があって、そして本音では「イケてる奴ら全員死ね」って思ってそうな...。(いや別に僕が思ってるとかそういうんじゃないですよw)

・これを見て忘れらんねえよを連想したのはきっと俺だけじゃない

続く2曲目は「夜間飛行」。僕が一番好きなのはこの曲なんです!タイトル的にもフラカンの深夜高速に近いんですけど、歌ってる内容にも近しいところがあるような気も...。聴いていて勇気付けられる、そんな1曲です。それから曲は

・そんなに大きな声で泣いてなんだか僕も悲しいじゃないか
・世界であんたはいちばん綺麗だ

とバラード曲が続いたところで再度MCタイム。柴田さんが「(ワンマンだと)バラード曲をやってもちゃんと聴いてくれる」って話してたのが個人的に印象的でした。



僕の中にはロックバンドってバラード曲が作れてこそ一流のロックバンドみたいな独自の価値観があったりするんですけど、中にはバラードになるとトイレ行ったりタバコ吸いに行ったり...みたいな休憩時間にしちゃう人もいますからね。だけどバラード曲にこそそのバンドとかアーティストの魅力って詰め込まれてるような気がするんですよ。一昔前で言うとミッシェルの「ドロップ」なんかがその代表例でしょうし、ノーリグだとそれが「Life」でしょうしビートモだったら「エコー」でだと思うのです。忘れらんねえよも先述の夜間飛行のような聴かせる1曲を持っていますし、そういう意味でも僕の琴線にバンバン触れてくるバンドなんですよ^^



その後再度演奏がスタート。ライブでは1曲目にやりがちな「この街には君がいない」に始まり「Cから始まるABC」、そして「北極星」というライブでの定番中の定番曲がクリーンナップのごとく演奏され、最後に昨年10月にリリースされたミニアルバム収録の「俺の中のドラゴン」を。ボルテージが最高潮に達したところで柴田さんからもう1人のゲスト演奏者の紹介が...。その人というのは松岡モトキさん。brilliant greenのバンドリーダーを務めたことや黒木渚さんやSuperflyのプロデュースをやったことでも知られている方です。かくして5人での演奏がスタート。



1曲目は佐藤健さんや二階堂ふみさんの出演した映画「何者」挿入歌の「まだ知らない世界」。ちなみに「何者」の原作者は「霧島、部活辞めるってよ」で脚光を浴びた気鋭の若手作家、朝井リョウさん。(なお「何者」で2013年の直木賞を受賞している。)同作は僕も流し読み程度に読んだ記憶があるのですが、就活をテーマにした何ともリアルで闇のある作品だったような気がします...。そこから

・眠れない夜は君の名をググるよ
・うつくしいひと

と静かな曲が2曲。「眠れない...」は1人暮らしあるあるのような感じでしょうか。エレカシの「こうして部屋で寝転んでいるとまるで死ぬのを待ってるみたい」もそうですけど、なんか共感しちゃうんですよね、この手の曲って。「うつくしいひと」はあの映画のやつですね。短い映画ですが見応えは十二分だったのを覚えています。その後、「よさこい、よさこい、よさこのホーイ」のコール&レスポンスが。ということはあの曲ですね。そう、「ばかばっか」。この曲はホントに歌詞も最低で最高なんですよね。カラオケで何気によく歌ってる曲の1つかもしれませんw



間奏中に柴田さんは案の定クラウドサーフでビールを買いに。ステージから真ん中の照明・音声ブースまで向かって、ビールを受け取るとサーフの真ん中でキュウソのごとく仁王立ちし、そしてビールを一気飲み。この芸当はおそらく柴田さんにしかできないでしょう...。そこからはまた定番曲の乱れ打ち。

・ばかもののすべて
・寝てれんねえよ
・僕らチェンジザワールド
・俺よ届け
・バンドやろうぜ
・この高鳴りを何と呼ぶ

かくして本編は終了。しかし無論アンコールの拍手は鳴り止みません。そしてメンバーは程なくしてステージに再登場。勿論ヒロさんの姿も...。で、演奏再開かと思いきや、なぜか柴田さんとヒロさんが恋ダンスをすることに。



ヒロさんは「俺バンドでは毒舌キャラなんだけど」とチクリと言いつつも踊ってました。2人ともノリノリのキレッキレです。もともとテレビを観ない僕、実は恋ダンスを見るのはこれが初めて。まさか初めて見る恋ダンスがガッキーでも石田ゆり子さんでもなくこのお二方とはw




ともあれ柴田さん肝いりのダンスコーナーは無事終了。アンコール曲は去年同様「別れの歌」でした。そしてラストの1曲は勿論「忘れらんねえよ」。大合唱も今日はいつもの2倍、3倍に感じられました。
今回のライブは何というか濃ゆい内容でしたね。あといつだったかのMCで柴田さんが言っていたことで至極印象に残っているのが「俺らは強いものに向かっていく運命なんだよ」って言ってたこと。一瞬「俺に言ってるのか?」と思ってしまったくらいですw (何でも忘れらんねえよは去年のCDJで出番がRADWIMPSと被ってしまったんだそうで...。成程タイミング的にもこれはドンマイかもしれませんw)



それから俺に言ってんのか話と言えば「どうせお前ら日常はクズみてぇなもんなんだろ?借金とかあって...」ってのもそうですねw ま、柴田さんの言うとおり、ライブの間はそんなこと忘れて大いに楽しみましたがきっとそれで良いんでしょう。そういう‘発散’の場としてもやっぱりライブハウスは、そしてロックンロールは無敵なんですよ。



ま、明日からはまた日常という名の「戦い」に戻りますけどね。パワーは貰いました。あとはちゃんと戦って勝ってきますよ。次のライブまでに僕も少しでも高みに行っていようではないですか...。なーんて意気込みながらも僕はその後、毎ライブ恒例の一人呑みへ。(←あ、やっぱりそうなるのねw)

・日本酒は380円也。(寿司は一貫80円より)

本来は食道街にある松葉屋で串カツを食べる予定だったのですが、着いた頃にはもう閉まっていたので同じ食道街にある立ち食いの寿司屋、立ち寿司しおやへ。一応回らない寿司屋です。

・炙りネタも充実(炙りサーモンは100円也)

結局全部で8貫のお寿司を頂きました。会計全部で税込1306円。いやはやあれだけの美味しいお寿司をこの値段で食べられるなんて立ち食いとは言え贅沢すぎます。食道街にはまだまだ魅力的なお店もたくさんありますし、いつかは飲み歩きもやってみたいものです。

・バッジ買ってきた(500円也)

ちなみにその後はというと、実は彼女と合流してそのまま一泊してきたのです。(ゆえにブログの更新が今日のこの時間なんですよね^^)今日はどこに行ったのかというと、まぁいつもの場所とだけ言っておきます。細評はあすの記事でということです。そんなところではありますが、本日はこれにて失礼したいと思います。ジベリセーックス!

0 件のコメント: