2019年10月6日日曜日

アマリカンドリームを夢見てた

・阪神尼崎駅。

皆様どうもこんばんは。今日は仕事で尼崎に行ってました。尼崎が位置するのは大阪ではなく兵庫。古くから交通の要衝として栄えてきた町で、あのダウンタウンを輩出した町としてもその名を知られています。高度経済成長期には阪神工業地帯の一部として大いに栄えた尼崎ですがその後は衰退の道を辿り、巷では治安の悪い街と呼ばれるなどマイナスイメージの強かった町でもあります。



尤も最近はお城が再建されるなど、負のイメージを徐々に破りつつもあるのですがね。(市長の稲村和美さんは大学院時代に一度お会いしたことがありますけど芯のある方ですよ。面白い取り組みをしている人でもありますし^^)
ダウンタウンさん以外だと忍たま乱太郎もとい落第忍者乱太郎の作者である尼子騒兵衛先生もここの出身なんですよ。ちなみにこんなペンネームですが女性なんです。(あ、鬼滅の作者もあんな名前だけどワニ女性なんだったな...)それにしても落乱完結ですか。上記ツイートなどを見る限りでは「完結」ってことでも無いようですが、なんか1つの時代がまた1つ終わったようなそんな気持ちです。

・ここにあった池で道真公が足を洗ったそうな...

尼崎には史跡も点在しています。たとえば長洲(ながす)天満宮なるものがあるのですが、太宰府へと左遷される折に菅原道真が立ち寄った場所がここだったそうなのです。ちなみにもうすぐお祭りのようで、境内ではその準備が進んでいました。気付けば今年も秋祭の季節ですね。我が伏見区でも来週末には花傘やお神輿が大手筋を練り歩きますよ。(あ、台風来てるのが気掛かりではあるけど・・・)

・場所に歴史あり。

先述したように尼崎は西国から都へ向かうまでの主要なルートであり、戦国時代には数多の城が築かれていたそうな。先述の長洲天満宮の近くにも城が築かれていたそうですし、それから大物(だいもつ)にも尼崎城(その後にできたものとの区分から尼崎古城と呼ばれる)があったんですよ。道糞の異名でお馴染みの荒木村重が伊丹の有岡城から逃げ込んできたのが丁度ここにあったほうの尼崎城だと言われています。

ちなみにその後の道糞についてはこちらのツイートにあるとおり。ま、この話はその昔ブログでもやってますね。しかしまぁ武士の中にも恥も外聞もないやつが居たもんですね。(尤もこの戦後処理でノッブも都での評価を大いに落とすことになりますし、光秀との間にしこりを残すことにもなったのですが...)

・この周辺でかつて何万もの兵士が死んでいったそうな...

あとその大物を語る上で欠かせないのが大物崩れ。これは戦国時代初期の享禄4年6月4日(1531年7月17日)に起きた結果として細川氏の家督争い(高国vs晴元)を決着させた戦いでした。数の上では細川高国のほうがリードしていたものの裏切った(というかもともと裏切っていてた?)赤松政祐が側面から高国の軍勢に襲いかかったことから総崩れとなり、更に三好元長の迫撃を受けて壊滅。2万人ともされる高国の軍勢は一人残らず全滅したと伝えられます。

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で、勝利した細川晴元でしたがこちらもその後は数奇な運命を辿ります。大物崩れで活躍した三好元長ですが、どうやらもともと晴元は元長に不信感を抱いていたようであり、その後彼を誅殺することとなります。で、その息子がかの三好長慶。長慶はその後挙兵して晴元を追放することとなります。ついでに言うとボンバーマンこと松永久秀は三好長慶の家臣でしたね。一時は国内有数の有力者でもあった細川家衰退の影に三好家があり、そして一時は天下人にも数えられた三好家衰退の影には松永久秀が。いやはや戦国時代とは恐ろしいですね。

・尼崎城、なかなかに美しい景色

ちなみに再建された尼崎城はこんな感じです。時間が遅かったので中には入れず終いだったのでそのうちオフでまた改めて訪れたいと思います。

・イートインスペースもあるモンパルナス尼崎店

あと尼崎で訪れたかった場所のもう1つがモンパルナスでした。ここはあのCMでも有名なパルナスの正当な継承者なのです。かつては関西圏のあちこちにあったパルナスですが、2000年には事業を停止、そして2008年には企業清算を終えて解散しています。でもって尼崎のモンパルナスは何故残っているのかというと、独立してたからなんですって。(どうやら経営者は社長の弟さんだそうな。王将と大阪王将みたいなもんですかねw?)

・歩道橋にて。

阪神電車の尼崎駅から向かった先は大阪の千鳥橋。前々から行ってみたかった銭湯が意外と近いということが分かったので行ってみることにしたのでした。ちなみに千鳥橋はユニバと同じ此花区に位置しています。そして、これは行ってみてから気付いたことなんですけど、ここもまたとあるお笑いコンビさんの出身地なのです。



この店の看板でピンときた人は多分ファンの方だと思います。そう、ここはよゐこの濱口さんのお母さんが店長を務める喫茶店なのです。魔法のレストランだったりとテレビ番組にもときどき登場しているので見たことあるぞって方も珍しくはないと思います。まぁご覧のとおり今回は閉店していたので行けてませんが、まぁ場所も分かったのでまた機会ががあれば行ってみようかなと思います。(たしかオムアイスが名物なんだっけか...)


よゐこもダウンタウン同様の幼馴染コンビで、僕ら世代だとウリナリの頃から知ってるワケですが、今やユーチューバーとしても活躍するなど幅広い層から人気を集めてるのはホントに凄いなと思います。あとよゐこのやってる番組って繰り返し見たくなる魅力みたいなのがあるんですよね。瞬間でも笑えて繰り返し見ると一層笑えるみたいな不思議な魅力です。これはラーメンズとか或いは水曜どうでしょうにも言えることですかね。まぁ僕が好きなのは結局そういう方面なんだと思いますw

・自転車乗りに愛される千鳥温泉

ちなみに本来の目的地はこっち。自転車湯の異名を持つ千鳥温泉です。丁度上述の喫茶はまゆうの目と鼻の先にあります。若かりし日のよゐこの2人ももしかしたら来たことがあるのかもしれません。(西宮のときもそうでしたけど、こんな感じで脳内リゾートを最近は楽しんでます^^)

ちなみにこの銭湯は色々と企画をやっていて、こんな感じでTwitterでの配信も積極的にやっています。今日はプハー1グランプリというビールを美味しそうに飲む様子を競うのをやっていて、僕もやってきましたよ。大きな湯船に浸かれた上に湯上りの一杯まで頂けるとは嬉しいではないですか。

・大きなディスカウントストアを発見!

湯上りは西九条までそぞろ歩き。途中でラ・ムーという大型の量販店に立ち寄って買い物もしてきました。なんかどこに行ってもその場所にあるスーパーとかコンビニって立ち寄るんですよね。売ってるお酒とか調味料とかを見るのが好きなんですよ。(ま、結局買うのは全く関係のないお惣菜だったりパンだったりもするのですがw)

・事実上の2軒目

ほどなくして西九条駅に到着。高架下の昭和チックなお店が立ち並ぶ一角にあるてっぱん居酒屋こてこてで一杯。ビール一杯390円という大変リーズナブルなお店です。あとのメニューも400円以下というものが多く、センベロとまでは行かないまでもお得に呑める店ではあると思います。

・モンパルナスのピロシキをさっそく食べる。

それから京橋駅に戻り、プレカーに乗って京都まで。明日からまだ3連勤が続くので体力を温存する意味でもプレカーは重宝しているのです。そういうワケですので僕はもう眠るとします。それでは皆様また明日。ジベリ!

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