・フライドポテトとコロナビールを注文(たしか合わせて740円だったと思われる。)
そしてやって来ましたのは海辺の小さなカフェ&バー,その名もBuena Vista。(ホント言うと、今回の旅はここを訪れるのが本来の目的でした。)ビール片手にポテト食べ、窓の外で落ちていく夕陽を眺め...。こんな贅沢はそうそう無いですよ。もうこれは大当たりですね。写真の通り、一応,リリック・ノートを持って行き作詞もしてましたが、居心地良すぎて逆に取るもの手に付かず,ですよ。いやぁ,また夏にでも行きたいですね。きっと楽しいでしょうよ...。因みに店名のBuena Vista,スペイン語なのですが、和訳すると「絶景」の意です。名前負けしてません,おっしゃる通りの絶景が楽しめます。
・梅津寺パークを望んでの一枚
写真の通り、ブエナビスタは砂浜沿いの一角にあります。先日閉園した梅津寺パークも、眼と鼻の先に見えます。廃墟になった遊園地って、なんか悲しいですよね?そこにあるのに誰もいなくって、何も動いていなくって...。あやめ池遊園地,神戸ポートピアランド,奈良ドリームランドと、関西では僕の馴染みの遊園地が次々に閉園して、その時,古い友達が死んでしまったような悲しみを感じたのですが、今回も、それなりに悲しいです。もう10年は行ってませんが、いつも「そこにある」ってだけで安心だったんですよね。「まだやってるよ」とかって言ってたこともありましたが、なんだかんだ言って、いつまでもそこにあって欲しかったんですよ。永遠なんて無いんですよ,結局。嗚呼,諸行無常。そして盛者必衰...。「栄光」もまた一つの虚栄なんでしょうね。
あと最後にもう一枚,瀬戸内海に落ちていく夕陽を撮ったワンショットを。僕はどういう訳か日没時の海を眺めるのが好きなんですよね。沈んでもまた翌朝には昇る太陽,そこに「永遠」を見るのは古来よりのことなのでしょうが、なんか僕もそう考える人間の一人です。「永遠なんてあり得ない,絶対なんて存在しない」と言いつつも,ですが、一方で僕は「永遠」も「一瞬」も、ある意味では同じもののようにも思うのです。「心」がそれを可能にするのでしょうね。素朴で取るに足らないことかもしれませんが、人生の座標として、そんな些細なものを大切にしていきたいものです。
今回も写真満載でお送りしましたが、松山に訪れた際,ちょっと時間があれば、こちらの方にも出向いてみてください。因みに「ブエナビスタ」の最寄り駅は、伊予鉄の梅津寺のようです。では今日はこの辺で,ジベリ!
<おまけ>
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