2012年2月25日土曜日

PLUM

             ・梅の花が咲き始めている北野天満宮境内

こないだ言ったように先週の木曜から彼女がこっちに来ていて、また色々出掛けてるのですが、昨日は北野天満宮に梅を観に行ってました。北野天満宮と言えば「学問の神様」としても知られる菅原道真を祀った神社であり、年間多くの学生・受験生が訪れる場所なのですが、同時に菅原道真がこよなく愛した花である梅の名所としてもその名を知られる場所でもあるのです。

           ・毎年多くの参拝客が訪れる北野天満宮

僕自身は何度かここに足を運んだことがあるのですが、梅の花が咲く時期に来るのは初めてだったりします。着いたのは丁度お昼時だったので、まずはどこかでお昼御飯を食べることに...。

              ・古の花と書いて「このはな」と読みます

この辺りは上七軒といって京都でも一番古い花街(舞妓さんや芸子さんの居るお店の集まる場所)であり、また観光客も多いことからカフェやレストランなんかが立ち並んでいたりします。今回立ち寄ったのはその中の一つである「いっぷく処このはな」というお店。和食と甘味が美味しそうなお店で、当初はかやくごはんのセットを食べるつもりだったのですが、どうやら品切れだったようなので2人揃って鍋焼きうどんを食べることにしました。


          ・具だくさんの鍋焼きうどんは1000円也

鶏肉に野菜に海老天と、たくさんの具が入った豪華なもので、1000円も納得の一品です。もうすぐ3月とはいえまだまだ肌寒い季節ですが、そういう時にこういうアツアツの食べ物を食べると体の内側から暖まる感じがします^^

         ・まだ3~4分咲といったところの梅園

天満宮の境内に庭園のようなところがあることを知る人は実は少なかったりします。2月下旬~3月上旬には梅苑として、また秋にはもみじ苑として開園されているこの場所なのですが、ここ意外に広いんです。敷地内には豊臣秀吉の京都の四方に造営したとされる御土居(城郭のようなものをイメージして貰えればいいと思います。)の一部が残っていて、これは史跡に指定されているのです。また小川(紙屋川)も流れていてその近くには木々が生い茂り...と、とにかく自然にあふれた場所となっています。

           ・梅園ではお茶席の接待も...

また庭園の敷地内には茶屋があり、入場(有料:大人600円)するとここでお茶とちょっとした和菓子の接待を受けることも出来るのです。見た感じだと分からないのですがお茶は梅茶になっていて、因みに横のお煎餅は2つとも甘い味付けになってます。茶屋ではその他、団子やうどんなども販売している模様です。梅園を眺めながらこうして一服するのもまた趣があり、優雅な気分に浸ることが出来ると思いますよ^^

           ・これも実は梅の花なんです。

僕はこれまで梅の花をちゃんと見ることがなかったのですが、梅園にはいろんな種類の梅があり、まずそのことに驚かされました。一般的なピンク色のやつのほかに白い花が咲く白梅と言うのがあるのは知ってたのですが、この写真の黄色い花も梅なんですよ。そのまんまですけど黄色い梅ってことで黄梅って言うそうです。(因みに黄桜は京都の酒造メーカーである。→その説明要るかw?)


    ・こちらは天満宮本殿付近の梅(これが一番綺麗に咲いてました。)


梅園の梅は全体的にはまだまだ咲き始めで見どころと言うには少し早い感じだったのですが、その中にも数本は見どころと言ってもいいくらいのやつがあって、中でも天満宮本殿から程近いところにあるこの写真の梅の木は綺麗でした。恐らく今回のベストショットではないかと思われます,ハイ。僕は梅の花は「冬の終わり」を告げるもののように思っているのですが、よく考えたら桜を主題にした楽曲は沢山あるのに梅を主題にしたものってあんまり無いんですよね。そして僕自身も描いたことが無いのが現状なのですが今回ここを訪れたのを機に、ちょっと梅を題材に一曲書いてみようかなと思う今日この頃だったりします。北野天満宮の梅は恐らくあと2週間後くらいにピークを迎えると思うので、このブログを読んで気になったという方は是非,足をお運びください。そんなワケですが今日はこれにて失礼します,ジベリ!

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