2013年8月30日金曜日

【悪魔】シオニスト勢力によるシリア軍事介入【またお前らか】

シリア情勢については1年前に一度書いたっきりでその後取り立ててブログで取り上げることも無かったのですが、どうやらそうも言ってられなくなりました。ご存知の通り、アメリカ政府は「化学兵器の使用」を根拠にシリアへの軍事介入を水面下で進めています。



正直シリアについてはアメリカももう諦めかけてるんじゃないかな?と思っていたのでこのニュースは率直に驚きました。しかも手法はイラクのときと全く同じ。仮にもノーベル平和賞を受賞した人間のやることとは到底思えません。リビアの次はシリア、無論すべてはシオニスト勢力のためであり、大義名分にしている化学兵器の利用とて、国連による調査は政府による使用を認めるまでの物的証拠は有しておらず、アメリカの行動は身勝手かつ傲慢極まりないと言えます。ゆえにアメリカとシリア政府、どちらを支持するかと聞かれれば僕は迷わずシリア政府、すなわちアサド政権を支持すると答えたいと思います。

・賢明な国、バカな国
今回のアメリカへの対応を巡って、政府のレベルが露呈しましたね。まずはイラク戦争時、アメリカと一緒になってイラクを攻撃したイギリス。二大政党がどちらも賛成に回ったため、多くの国民が反対であったにもかかわらずこれは強行され、ブレア労働党政権の威信を弱めたとともに二大政党制そのものの欠陥を示すことになってしまいました。今回はどうか?またしても根拠のない軍事介入に対して早速介入反対のデモが発生。その後、英国議会は‘介入’を否決。キャメロン首相(保守党)は遂に不参加を表明するに至りました。

対シリア攻撃、英国はゲームに不参加(8月30日)
http://japanese.ruvr.ru/2013_08_30/120485274/

は我が国はどうか?安倍首相は29日、早速アメリカのスピーカーのように「シリア情勢悪化の責任はアサド政権に」などとホザき始める始末。この男には、自分の頭で物事を考えるということが出来ないのでしょうか?或いはそもそも「考える」という動作ができないのか...何れにせよ全く呆れた話です。また相変わらずメディアは腐り切っているのですが、国際情勢に限って言えばそれは比較的まともな地方紙も全国紙と大差ない論調のところが多いのが現状。ただそうした中で先日の神戸新聞の社説は比較的まともな言及をしていました。また海外に目を向けて見ると、なかなかGJな質問を米政府高官にぶつける記者も。

「原爆投下も国際法違反か」シリア化学兵器使用で米国務省に質問飛ぶ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130829/amr13082912260006-n1.htm?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

いやね、こういう質問が本来は日本の記者ないし政治家から飛ぶべきなんですよ。でもそれをするような気概のあるジャーナリストは大凡見当たらない。そして残念ながらそういう政治家も殆ど居ない。だいたい「戦後レジームからの脱却」とか「押しつけ憲法の改正」なんて言っておきながら、安倍政権のやることは対米従属。

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鳩山由紀夫の方がまだ「戦後レジームからの脱却」に近いことをやろうとしていたと言えるでしょうし、もっと言えば小沢一郎先生や亀井静香先生の方が切実にそれを実行しようとしているように思えます。やや短めの記事ですが、とりあえず至急取りまとめということで...。また新しい情報など今回書ききれなかった部分などについては後日改めて書いていきたいと思います。本日のところはこれにて失礼します,ジベリ!

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