2015年11月27日金曜日

オリジナルのおみくじは意外と凶が出やすい

・昨日は満月でした

・幻想的な宸殿前庭のライトアップ

ということで青蓮院ライトアップについて書いていきます。青蓮院といっても多くの人には馴染みのないものだと思いますし、かくいう僕もこれが初の来訪だったりするのですが、実は由緒ある格式高い場所なのですね。

・こちらは相阿弥の庭

青蓮院が造られたのは平安後期の久安6年(1150年)のこと。丁度近衛天皇(伏見に陵墓があります。画像などはこちらの記事を参照。)の治世の頃ですね。ちなみにこの頃はまだ1人の天皇につき1つの元号が無かった(※日本で一世一元の制が定められたのは明治に入ってからのこと)ため、ふとしたことで元号が変わったりしました。たとえばこのときの元号(久安)はハレー彗星の出現(1145年)に伴うものでしたし、次の元号(仁平)に切り替わるのも防風や洪水といった天変地異がきっかけでした。また当時の元号は中国の歴史書などからの引用が主だったようです。



青蓮院は天台宗の寺院で、その起源は比叡山にあると言われています。「門跡」と名前にあることからも分かるように、ここは天皇家と深い繋がりがある場所なのですね。一般的に門跡というのは出家した皇族(法親王)が居住した寺院を指す言葉なのですが、江戸時代後期の1788年には天明の大火に起因して一時期に仮の皇居となっていたこともあり、青蓮院はその地名を取って粟田御所と呼ばれることもあるそうです。

・室内の写真はこれのみ

ちなみに今回の秋季限定の夜間拝観、入場料は1人800円となかなかの高額。秋のライトアップというと紅葉がメインのようなイメージなのですが、とりわけここに関してはそうでもない感じです。冒頭写真にある苔庭に敷き詰められた青色のLEDがメインだと思うんですよね、多分。ともあれ境内にはちゃんと紅葉もありますし、室内の方にも色々と見るものがあるので値段相応の価値はあるような気がします。

金鑽元三大師 神川
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青蓮院はおみくじの始祖としても有名な元三大師ともゆかりのある場所ということで、伏見の長建寺同様にオリジナルのおみくじが引けたりもします。(正しい手順だと拝んでから引くことになってるんですね、あれってw)大師曰く「後世の複雑な社会に処して行く人々の困難を救うために、観音様から戴いた処方箋があります。これを自分の像の前に置き信心をこめて吉凶を占えばその願いに応じて招福を知らしめるであろう」とのことなのですが、今回の結果やいかに...。



なんと凶ではないですか、なんて日だ!なんか「何をやっても上手くいかないとき」みたいに書いてましたけど、それと何の因果があるかは別として今僕は食あたりと戦っているのであり、なかなかバカにはできないなと思っていたり。(まぁだとしたらこれまでの大吉に起因していいことがあって然るべきなんですけどねw)ともあれ信心は大切ですよ、信じる者は救われる。だけど盲信すれば足元をすくわれる。ここが難しいところです。

・幸運の銭亀は300円也

それから売店では銭亀のお守りを買ってきました。一緒に行っていた彼女と1つずつ持っています。(たぶんこういう使い方で合ってるはずw)余談ですけどうちの彼女は結構な晴れ女のようで、毎回肝心な時には晴れるんですよね。昨日も夕方くらいまでは曇ってたんですけどそこから一気に晴れたくらいですから。

・なかなかいい眺めです^^

境内には高台のようなところもあり、そこからは寺院を一望できます。角度的にLEDの庭園は見えないのですが、遠方には市街地も見えたりとなかなか良い眺望を楽しめます。

・日吉社と竹林

あとその高台のところには日吉社という神社が1つあります。名前からして滋賀の日吉大社と何かしらの縁があるところではあると思うのですが、詳しいことは分かりません。ただ横手の竹林は結構綺麗です。なんだか洛西のきぬかけの道を彷彿とさせる趣ある場所です。

・青不動が鎮座するお堂

それから青蓮院の見所がもう1つ。青不動というものです。そもそも不動明王というのは天台宗において大日如来の化身とされる神様なのですね。大日如来は宇宙を司る崇高なものとされているため、直接には拝みにくい...という理由で不動明王を拝むという伝統が生まれたようです。青不動ということは赤とか黄色もあるのかと言われれば、勿論あります。赤不動は真言宗の総本山である金剛峯寺に、そして黄不動は大津の三井寺こと園城寺にあるのです。(赤青黄っていうのは別段某宗教団体に関係があるとかではなく、仏教で重んじられる色なんですよ^^)

古田瑞洸『青不動』日本画
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ちなみに正式名称は不動明王二童子像。「像」なんてありますけど、実物は絵画なんですよね。11世紀に制作されたと伝えられるこの作品(もとい本尊)は国宝に指定されており、当然ながら普段は見ることができません。次の開帳がいつかは分かりませんが、いつか見てみたいものです。

・青蓮門院を見守っているかのような大楠

それから青蓮院の門前にある大きな楠の木。京都市から天然記念物の指定を受けているもので、全部で5本あるのですが、話によるとその樹齢は700~800年とのこと。京阪電車の車内広告にも出ているので見たことのある方も多いかもしれません。成程その姿は雄大にして荘厳であり、なんだか力をお裾分けしてもらえそうな出で立ちです。

・本日のベストショットはこちら!(ライトアップは来月6日迄...)

まぁ力を貰いすぎたのか、或いは凶を引いてしまった所以なのか、帰宅後僕は体調不良に見舞われて結果として今日は仕事を休むこととなってしまったのですが...。まぁ考えようによっては悪運をここで使い果たしたとも言えるワケですから、これで残りの1ヶ月を実りあるものにできるということかもしれませんしね。ポジティブに行きましょう。そして明日は職場に復帰します。そんなところですが本日はこれにて失礼します。ジベリってことで。

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