2017年2月28日火曜日

【週刊コラム】一滴の朝露、映るセカイ【第13回】

・昨夜の晩御飯(宅配ピザとか久々に食べたわw)

本来であれば僕は今日明日と2日休みの予定だったのですが、片付けなければならない事務作業がいっぱいだったために今日の午前は事実上仕事のような形になってしまい、結局今の今まで家に居るのが実情だったり...。まぁでもお陰様で作業の方は一応片付いたので、この記事を書いたら彼女と合流して神戸に行ってくる予定です。ともあれ今週の週刊コラム、テーマは数日前に目にしたこのニュースです。


・大学生の読書離れ
全国大学生活協同組合連合会(東京)が行った調査の結果、1日の読書時間が「0分」の大学生は約5割に上ることが分かったそうだ。代わりにスマホの使用時間が長くなっているという。
そう言えば以前に何だったかのテレビ番組で「教科書以外の活字を目にしていない大学生がいる」みたいな話をしていたが、どうやらそれは強ち誇張ではなかったようだ。これを危惧すべき事態かといえばそうなのだろうが、悲しいかな当然の帰結であるとも言えるかもしれない。


そもそも偏に本といっても様々なのと同様にネットやスマホに割く時間が増えたといってもその中身は三者三様ではないか。中には本こそ殆ど読まないがネットで多くの文献や情報に触れている人も居るだろう。それを全員が全員、ゲームをしているかのように思うのは偏見でしかない。今やジャーナリストは紙媒体よりも先ずはネットで情報を発信する時代だし、著名な教授の論文とてネットで多くを読める時代だ。そうした事実に触れずに一概にネットをバカにするのは時代遅れとしか言いようがない

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それにそもそも今、世の中は大学生に教養を求めているのだろうか。もしそうなのだとしたら恐らく僕は今頃こんなことはしていないだろう。実際に就活を思い出してみても、いの一番に聞かれるのはサークルのことであって勉強していることや研究テーマではない。人物本位とかいう寝ぼけた大前提のせいか、友達にどういうふうに思われてるかというアホの子のような質問をしてくる面接官は居ても最近読んだ本について聞いてきた人は居なかった。要するにそもそも論として社会が大学生に教養を求めていないのである。マスコミや地方自治体、教育業界ですらその体たらくなのだから目も当てられない。


それからもう1つ、この事実を忘れてはいけない。そもそも今の子どもたちは本を読まない大人の背中を見て育ってきたのではないか?自分もしていないことを次世代の人にしろというのはあまりに暴論だろう。その点、うちの親は時たま図書館には行っているし、両親ともに本を読んでいる姿は見てきた。前回のコラムでは恨みつらみも零したが、この点については感謝も評価もしなくてははならなそうだ。そしてもし自分が親になったときは同じように本を読む姿を、大人になっても勉強する姿を見せようと考えている。そうすることが次の時代に「知性」を紡ぐきっかけとなる筈だ。
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・散らかる我が家w

相変わらず我が家は資料でいっぱいです。新聞に雑誌、そしてネット文献に図書...。結局のところ僕は勉強が好きなんでしょうね。勿論勉強以上に大変なこともそうそうはないと思うのですが同様に知識を得るということ以上に面白いことも殆ど知らないんですよね。学ぶ面白さ、それが伝えられたらもう教えることなんて何もないのでしょうけど、そこをどう教えるかが難しいところなのです。ま、ここは「次」のテーマにも繋がっていくのですがねw ともあれ今日はとりあえずここまで。いい加減に出かける準備をするのです。それでは皆さんまた明日。ジベリ!

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