2024年9月12日木曜日

老いるショック


・ひなたぼっこ。

火曜を物書きの日にすると言いながら今週も更新が出来ていなかったのには理由があって、まぁ早い話が体調が優れないのです。


今日もそんなこんなでのほほんとしていたのですが、だったらいっそこれをネタにしてやろうという算段であります。まぁいつも通りのコラムですなw

・マクドにて。

「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを。」はかのシャア・アズナブルの名言だが、歳を重ねていくとそんなものよりも認めたくないものが出てくる。それが老いである。上洛から気付けば17年という月日が去り、遂ぞ齢は36になった。つい昨日のことのように述懐する大学生活も実際にはもはや10年以上も前のことなのだ。

・渋い店が好きなのは昔からである

疲れも勿論あるのだろうが最近は妙に体が重いし物忘れも激しくなった。物もよく無くすし体幹もすこぶる悪くなった。あちこち手足をぶつけるしよく躓く。怪我をしてもそれに気付かなかったりもする。よく「人の痛みが分かる人日なれ」とは言うが、それ以前に自分の痛みにも無頓着とあっては始末が悪い。


放っておいても年はとるのだし、有り体に言えば付き合っていくしか道はない。五木先生の言うところの下山の最中なのだ。考えてみれば今は日本という国自体も下山の真っ只中にあるのではないだろうか。しかしそれらは悪いことばかりではない。以前にはなかったような視点で物を見れるようになったり、それまでは何も感じなかったものに価値を見出したりと、いい変化も必ずある。月並みに言えば成長から成熟へと言うことだろう。楽な道より楽しそうな道を探してこの道中を楽しもう。

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少し前の五木先生のコラムで「極寒の夏」みたいなのがあって、まぁ早い話が店内の冷房が効きすぎていて寒いというやつなんですが、実は僕も最近は時たまそれに共感してしまいがちです。そんな冷さんでええやろ、やっぱコーヒーはホットにすればよかった等と思いながら今もこの記事を書いておりました。ホンマに寒いので今日はぼちぼち引き上げます。それでは皆様良い夜を。ジベリ!

2024年9月4日水曜日

自分メンテ

・遅めのお昼ごはん

・ひなたぼっこ。

今日は我が家の大清掃を兼ねてお休みを頂きました。たまにはこういう日を設けないとやっていけないくらいに言いたかないですが歳を重ねているのです。


・パラダイス目指して走れ

休むにしても場所は大切です。こういうときに僕が行くのは温泉入り放題でタダ酒&タダ飯にもありつける某ホテル。近くには呑み屋もいっぱいあるので呑み歩きの拠点にも最適なのです。


・いつものやつ

松川酒店は今夜も大盛況でした。ここはやはり空間がもう格別なのです。通いだしてからはや8年くらいになるのですが、まぁまだまだひよっこですよ。何せ長い歴史のある店ですからね...


・日本人ならお茶漬けやろ!
 

ということでシメのお茶漬けタイム。僕はぼちぼち眠りにつくとします。明日はまた違う意味のデトックスにも行くのかは未定ですが、まぁ事務作業もやらねばなのでね。その辺りは気分次第になると思われます。


ちなみに今日泊まったホテルは安心お宿プレミアリゾート京都四条烏丸店っていうところです。案件でも何でもなく、ただ個人的に推しなので宣伝しました。それでは皆様よい夜を。ジベリ!

2024年8月20日火曜日

我が酒場放浪記(4)

・不思議な不思議な池袋

この連載、個人的にはお気に入りなんですが、まだまだ浸透してませんな...。まぁ地道にやっていきますよ。YouTubeとの連携もまだまだですしね。今回は東京における我が本拠地のお話しです。


第4夜、池袋

袋は四捨五入すれば埼玉である。などと言われるくらいに池袋には埼玉県民が多いそうだ。たしかに池袋は埼玉方面へのゲートウェイであるし僕自身もかつはてはここから東武東上線で川越に向かっていたものだ。そんなこともあってか、僕にとって池袋は気が付いたら東京におけるホームタウンのようになっていた。

・この雑多さが池袋の魅力

加えて言うと池袋にはかつて僕の師とも言うべき御仁が住んでいた。豊田屋が行きつけになったのも、そもそもはその人の行きつけがその店だったことが大きく影響しているのだ。戦後間もない頃、池袋の北口にはバラック小屋が立ち並び、闇市として大いに賑わっていたという。未だにあの辺りは雑然としていてなかなかにカオスな空間なのだが何か影響しているのだろうか。尤も豊田屋の創業は1970年代なので別段その時代の雰囲気を今に遺すような場所とは呼べないのだが、それでもここに来ると昭和を感じるし、そして何故だか落ち着くのだ。

・焼き鳥という名の焼き豚

焼き鳥と言いながら豚が充実していたり、味付けが辛味噌だったりするのは朝鮮からの出稼ぎ労働者の影響らしい。前述の東武東上線の沿線にある東松山では今でも沢山の焼き鳥屋さん(勿論使われているのは豚肉)が軒を連ねているそうだ。

・見よ、このシブさ

今回の遠征では池袋の角打ちにもお邪魔した。キャッシュオンデリバリーでウイスキーを何杯か頂いた。今は深き山中に引きこもってしまったかつての我が師もここには来たことがあったのだろうか。また共に戦えるならそれが一番良いのだが、それよりもとりあえず一杯やりたいものだ。豊田屋でホッピーを飲み尽くしながらバカ話に耽るのも一興だ。

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ちなみに独立党は辞めたワケではないのです。ただ活動実態が無いので実質何も今は関わりがないというだけの話です。とりあえずは志士会だけでやれるだけやる他はありませんよ。そんなこんなですが今夜はこれにて失礼致します。ジベリ!

2024年8月15日木曜日

敗戦の日に寄せて2024

 

・今年も迎え火に行ってきたよ(8月8日)

皆さんお盆を如何お過ごしですか?僕はと言えば盆休みどころか絶賛連勤中であり等価交換とは何かという問いかけをしている最中なのですが今年もこの日がやってきました。「敗戦の日」です。終戦記念日とは絶対に呼びません。先週のは前置きであり談話はこちらになります。今年のテーマは一言で言うなれば「政治のあり方」です。今こそこれを確認する必要があると思うのです。

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「政治の在るべき姿」

政治の根本的な仕事とは、そもそも血を流す戦争をしないことである。血を流さない交渉をするのが政治なのだ。つまるところ血を流すことありきでやるのは政治ではない。いかにそれをしないで人命と国土を護るのが政治家の最低限の仕事である。

先の大戦で我が国は大敗を喫した。多くの人命が戦争で、それも飢餓で亡くなったのだ。いかなる美辞麗句を用いてもその事実に変わりはない。負け戦を美化しようだとか正当化しようという試みは無駄だ。そんな薄ら寒い感傷に浸っている暇があれば結果と真摯に向き合い、二度と繰り返さないようにするにはどうしたらいいかを突き詰めるべきではないか。

そしてもう1つ。我が国にしかできない仕事がある。世界の非核化をリードしていくことだ。抑止力という幻想を論拠に核武装を主張するなど以ての外である。結局のところ核武装は囚人のジレンマを招くのみであり、何も問題を解決しない。アメリカの言いなりでまともにイスラエルすら非難できないようではいけないのだ。世界の非核化、そして非戦。そのために日本は動かねばならないのではないか。そしてそうした決意を思い出す日として8.15を刻み続ける義務が我々にはある。


2024.8.15

志士会塾長 天王寺センイチ

2024年8月6日火曜日

追憶の8.15

 敗戦の日が今年もやって来る。世に言う終戦記念日である。何が記念日か。敗北の恥ずべき日だ。拭い去り難い恥辱である。にもかかわらず世間は終戦記念日と言う。まるで大して勉強もせず挑んだ試験で落第したのに「テストが終わった」とはしゃいで遊びに行くアホな学生そのものだ。

・さながら薩長史観のテーマパークである

靖国は賑わっていた。いつものことだし別に構わないのだか沿道にある洒落たカフェーのようなものがやはり許し難い。先の大戦では過半数が食うや食わずで死んでいった。それを知りながら店を出したのか。冒涜である。いわゆるネット右翼は何故怒らない?モロトフカクテルの一つでもお見舞いしたか?貴様らはクルド人にしかもネットの上でしか粋がれないのか。恥である。直ちに切腹せよ。

・相変わらず人のいない千鳥ヶ淵戦没者墓苑

腹立たしいのはそれだけではない。千鳥ヶ淵の無名戦士の墓に人影が見えないことだ。僕は一人今年も平伏し花を添えてきた。すれ違ったのは1人か2人か。何も賑わうような場所ではない。しかし目と鼻の先の靖国にはあれだけいた人がここには参らないことが何とも腹立たしいのだ。無名戦士こそ労うべきではないのか。しかも繰り返すがその過半数は餓死なのだ。そこに思いを馳せることが出来れば参道で呑気にカフェ飯なんぞ食える筈もないだろう。

・一人一人に人生があったし家族がいた。

戦死者とは須く国策の犠牲者である。特に先の大戦はそうだ。勝てる見込みのない戦争に乗り出して結果的に多くの人民を飢えさせ殺した。終わったから終わりではない。我々の手により検証する必要があるのだ。何故あのとき間違えたのかと。その議論をしてこそ初めて「戦後」
なのだ。


2024年7月30日火曜日

新幹線。

・何気にお初の崎陽軒の焼売弁当

とりあえず現在新幹線にて京都まで引き返してます。およそ1年ぶりの東京ツアーが無事終わりました。バクホンは最高でしたしロケの撮れ高も十分。酒もアホほど呑みましたw

・ホッピー!

豊田屋にも勿論行きました。やはりあの空間は最高です。池袋では角打ちみたいなところも見つけましたしまた通いたい店が増えた次第です。

・トンちゃんも新幹線に大興奮

今月は祇園祭とかもあってなかなか執筆に手が回ってませんでしたか、実は書きかけのが何個かあるんで今後また仕上げていきます。とりあえず京都着いたら久々に森帳さんとこに寄り道するつもりです。それでは皆様ごきげんよう。ジベリ!

2024年7月9日火曜日

都知事選を終えて

 

・ある日の食卓

都知事選終わりましたね。蓋を開けてみれば鼻をつまんでまで応援した蓮舫さんはなんと3位。石丸とかいう小池よりもハズレっぽいのが2位という何ともカオスな結果になりました。

石丸のヤバさはほっといても直に明白になると思うのですが、野党共闘はなぜ実を結ばなかったのか、とか諸々考えるべき点が多いので一旦近いうちに生配信で洗いざらい喋ります。マザーフレイムは怖いですが黙ってるともっと怖い未来が見えたので喋ります。

あ、ワンピの初見読みは毎回やってます。まぁ今週は休載だったのでやってませんが...。というかアレですね。ワンピの考察も文字起こしするの久々にやってもいいかもです。Twitterではわりとやってるんですがもう少し長文も書きたいなと思って...。

とにかく今言えることはそれだけです。細かいことはもう少し分析してから書きますので。とかく今夜はこれで失礼します。ジベリ!

2024年7月2日火曜日

都知事選について

 

・本日はサイゼで作業中。

2020年の都知事選は大いに盛り上がりました。山本太郎さんを都知事にと僕らも随分熱狂したものです。しかし今回の都知事選は我らがれいわ新選組は静観の構え。では我が志士会はどうなのかと言えば、蓮舫さんを応援する他はないのだろうなと思っています。鼻をつまんででもそうする他はないという考えです。

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投票の仕方には2つあります。一つは積極的投票。僕は基本的にこれを比例代表のほうでやりがちです。ここに議席を持ってほしいという強い気持ちで投票します。ですがその方法はいつでも取れるものではありません。積極的に応援はできないけど、強いて言えばここだろうな、とか、この人を勝たせないためにはこの人を選ばざるを得ないよなとか考えての投票だって別にいいのです。棄権するより良いのは間違いないとして、有り体に言えばクレバーな手法と言えるでしょう。

良い消費者が良い商品を選び、結果として良い企業が伸びていくかのように政治家や政党も我々が頭を抱えながら選びゆくことで見守り育てていくべきなのだと僕は思います。言わば推し活のようなものです。まぁ推しへの感情のようにある種神格化するようなのは考えものですが、政治家なんざ選ばれなければ意味のない人たちです。選べる僕らのほうが実は偉いとまで言えるのです。山本太郎さんがいつも言ってますがこの国のオーナーは僕ら国民ですからね。

繰り返すようですが、今回はネガティブチョイスです。蓮舫さんはどちらかといえば緊縮派ですしワクチンも推進していました。ですが小池都政を終わらせるにはこれしかないのです。都民の皆さん、どうか蓮舫さんに一票をお願いします。 志士会代表 天王寺センイチ

2024年6月18日火曜日

我が酒場放浪記(2)

 第二夜、定食屋で呑む

王寺というペンネームを使っておきながら、実は天王寺についてあまり詳しくはない。天王寺駅の近くには歴史ある商店街もあるのだが、どうも大抵の場合通り過ぎてしまうのだ。しかし一軒だけ最近よく行く店がある。駅から歩いて2分ほどの距離にある「すゑひろ」という定食屋だ。

・たしか初来店時の去年5月

定食屋で呑む酒には居酒屋やバーにはない別の旨味がある。特に平日の昼間に慌ただしくしているスーツ姿の人々を横目に呑むビールの味は無類であり、我こそが世の覇者なりといったような気分になる。無論一仕事終えたあとに定食屋で開ける瓶ビールも格別だ。なんだかんだ酒の旨さは働いた量に比例するものだ。

京都にはハイライト食堂がある。あそこの揚げ物は旨い。ビールに合わない筈がない。若かりし日はハイライト食堂を一軒目にして付近のビートルズバーで酔ったものだ。よせばいいのにピザまで食べた。何人かで行っていたしその後は大方近くの友人の家かカラオケボックスで爆睡したのだろうが、今にして思うと思い出すだけで胃もたれしてしまいそうだ。老いではなく成熟だ。下山こそが人生の醍醐味ではないか。


定食屋呑みは瓶ビール1本で終わらせるのが流儀なのだがすゑひろだけは長居してしまう。店員さんと顔見知りになってしまったし何だか落ち着くのだ。今時出奔して家督を放棄した身分で言えたものかは分からないが、あそこには実家のような安心感がある。次帰る頃には冷蔵庫にどんなお惣菜があるのだろうか。また来月立ち寄るとしよう。
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定食屋の真骨頂は冷蔵庫にあるお惣菜ですし、あそこでしか得られない養分があるものです。すゑひろの冷蔵庫メニューでのオススメは何と言っても天ぷら。揚げたてじゃないし些かシナシナしてるけどあれがまた良いのです。醤油とかソースをつけて食べるのも一興ですよ。来月も多分あの近辺には行きますし、また何か食べて帰ろうと思います。ちなみに来週はまた明石に行ってきます。

・みなと食堂(明石)の焼き穴子丼は絶品だった

明石にも大好きな定食屋さんあったんですが無くなってしまったんですよね...。残念でなりませんが明石にはまだまだ行きたいところもありますし、また色々と散策してみようと思います。それでは今夜はこれにて。ジベリ!

2024年6月11日火曜日

メロンパン論争


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木寛之先生の好物の一つがメロンパンなのだそうだ。何でもあのまがい物感がいいらしい。たしかにキリンレモンにレモンが入っていないが如く往々にしてメロンパンにメロンは入っていないしそれを求める者もあまりいない。では一体何をもってしてメロンパンなのか。
・このパンの名は。

ところで読者諸君はメロンパンと聞いてもしや上の写真のような菓子パンを思い浮かべてはいないだろうか。実際五木先生もこれをメロンパンと認識しているようだが厳密にはこれはメロンパンではなくサンライズだ。サンライズは神戸のパン屋で生まれた由緒正しき菓子パンである。丁度写真のものがその発祥の店のものだ。

・パン屋は湊川公園近くの商店街にあるよ。

ではメロンパンとは何かというと、楕円形で中に白餡が入っている菓子パンだ。(メロンクリームではないのが重要)京都発祥と思い込んでいたが、どうやらこれも神戸らしい。というか楕円形の元祖メロンパンは西日本の一部にしか存在しないようだ。起源は諸説あるが、どちらも高級品のメロンを安く味わって貰おうという願いから生まれたものには違わないようだ。言うなれば紅茶を使わず紅茶を再現しようとしたロングアイランドアイスティーのようなものか。そう考えると今風に言えば何ともエモい食べ物に見えてくる。

思えば名前というものは体を表す以前に生みの親の願いを反映するものだ。かと言って産み落とされた側はその願いのままに生きなくともよいのだが、まぁ時々は思いを馳せるのも悪くはないだろう。参考にくらいはしてやってもいい。メロン要素皆無のメロンパン(ここではサンライズも含む)は間違いなく人々に愛される存在にはなった。体を表さずとも名乗っていい。名前負けなんて気にしなくともよい。メロンパンが、サンライズがそう言っているような気がする。まがい物でも胸を張って名乗ってやろう。胸を張って生きていこう。
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ちなみにメロンパンの起源である食べ物はポルトガルのパン・デ・ローというカステラのようなもののようです。カステラの語源がカスティーリャ王国であることは有名ですね。ついでに言うとTOMOVSKYさんの昔やってたバンドの名前はカステラでした。不思議な不思議なメロンパン。皆さんのお気に入りのメロンパンがあれば教えて下さい。それでは今宵はこれにて失礼致します。

2024年5月21日火曜日

新連載「我が酒場放浪記」


・バーミヤンやん

相変わらず僕はあちこちを呑み歩いているのですが、ちょっとここいらで僕の呑み歩き方を皆さんに教えようと思うのです。酒場にはそれぞれ人格のようなものがあります。

それはその街や店の歴史、客層等々さまざまなものにより形成されるのでありますが、そうした雑味こそが酒場の醍醐味であり、それを目当てに僕たちは店やその街に通い詰めるのであります。

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我が酒場放浪記

第1夜、京橋。


・最近お気に入りの赤垣屋

京橋は大阪の玄関口の一つである。特に我々京阪沿線の住民にとっては一大玄関口だ。しかしそれと同時に京橋は乗り換え地点でもあり、いわゆるトランジット空間という色合いも強い。果たしてここを目的地として訪れる人は如何ほどいるだろうか。

・ここ数年通っている京橋の銭湯

かく言う僕も初めて京橋に降り立ったのは上洛間もない2007年の夏だったが、まともにこの街を闊歩するようになったのは実はここ6〜7年のことなのだ。それまでは飽くまで通過点のような扱いであった。

・とある日の赤垣屋にて。(酒はハイボール)

しかしいざ歩き出すとこの街は実に味わい深い。ついつい足を踏み入れたくなる路地が幾つもあり、そこには趣ある店がひしめき合う。僕は一度通いだすとその店に愛着を持ち始める。そうなると通過儀礼のようにそこを訪ねるようになる。(単価の安い客なので向こうはあまり歓迎していないかもしれないが...)


・呑むと吸いたくなるのさね

それから煙草を嗜める店が多いのも京橋の特徴だろうか。さながらレジスタンスのような我々喫煙者を受け入れるだけの包容力がこの街にはあるのだ。いけ好かなくはなく雑味があり、それでいてメロウ。まるで安価ではあるものの良質なウイスキーのような街、それが京橋なのかもしれない。

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・こういう瓶好きやねん。

ウイスキーの街と言いながら、京橋は日本酒も多種多様。赤垣屋の日本酒は奈良産ですが、月桂冠のところもあれば白鶴の店も。大阪にも一応地酒はあるんですが、京橋ではあまり目にしませんね...


ちなみに烏丸の松川酒店で大阪の地酒は楽しめます。秋鹿は能勢のお酒ですが、高槻とか交野にも酒蔵あるんですよ。とまぁこんな感じでつらつらと、そしてざっくり酒場について話すのがこのコーナーになります。さぁて明日はまた京橋に呑みに行きますかな。それでは本日はこれにて。ジベリ!

2024年5月14日火曜日

筆を執れ

 今の仕事の関係で長らく物書きの優先順位は下の方だったのですが実は今月から少しだけ自由に使える時間が増えたので、それを僕は物書きに充てることに決めたのです。


・いつぞやの配信風景

ここでは基本的にコラムをやります。政治系のは有料になりますがnoteという別のプラットフォームでやります。

・音泉魂行ってきたよ。

とりあえず今回お伝えしたいのは、これからは毎週火曜日には何かしら記事を書くぞいということです。やりたいのはやっぱり物書きですし、少ないながらも楽しみにしていてくれる読者が確実に存在してますからね。

ちなみにタイトルはソウルフードっていうバンドの楽曲からです。たしか何年か前の水都音楽祭に出てたっけか...。なかなかに骨太のロックでしょ?たまにこういうの聴きたくなるんですよね。別に筆を置くと言ったこともないのですが、ともあれ僕はこれからもまたペンを武器に戦うのです。活字で闘うパンクロッカーに俺はなる❗それでは今夜はこれにて失礼。ロックンロール👍