2008年12月25日木曜日

イブの夜に考えたコト

・(中央から時計回り)ブッシュ・ド・ノエル,シーフードピラフ,かぼちゃスープ,チキン

<因みにシャンパンは「ブラン・ド・ブリュットNV」(750ml)>


と,いう訳で、先日は一人でイブを過ごしてました。ケーキとチキンは買ってきたやつで、ピラフはその日に作ったやつです。カボチャのスープは、先日に作ってあったやつの残りですね。それでシャンパンは、なんとその日のうちにほとんど飲んでしまうという...。それはさておき、僕はこの最近,また一人で考え事をしていたのですが、ちょっとその辺も踏まえて、いろいろ書いていきたいと思います。思えば僕は今年の6月~7月にかけて、自分の今日に至るまでの出来事を詳述してきたワケなのですが、なぜ革命家やアーティストを目指そうと思ったかについては、詳しく書いたことがありませんでしたね。ここでは、その辺のことも言いたいと思います。(ハッ、連載...一旦,忘れてwww)


①深い闇
どうも僕は「組織」というものが苦手です。今のこの国の政府然り,某宗教団体然り,企業ないし会社然り...。突き詰めていけば、他人を信用していないのかもしれません。そりゃでも当然ちゃあ当然ですけどね。だってこれまで何度,信じた人間に、信用していた組織に裏切られたか分かりませんからね。回顧録の最終章では「壁の崩壊」なんて言ってましたけど、ホントのことを言うと、未だに壁は健在なのかもしれません。そういえばこないだ、大学の「発達と教育・B」って授業で、「アスペルガー症候群」の話を聞いていたのですが、なんか妙に自分と被るところが多いんですね。特に幼少期の自分を思い返してみると、かなり一致するところが多いんです。(映像資料を見ているとき、なんか物凄く複雑な気分になってました。)勿論,検診を受けた訳でもなんでもないんで、思い過ごしに過ぎないのかもしれませんけど奇妙なことに、(重度・軽度あれど)そうだと仮定すると、今まで腑に落ちなかったいくつかの事実が、納得できてしまうんです。誰も恨んじゃいけない,なんてそんなの分かってるつもりですし、増してやそれを理由にどうこう言い訳する気も皆無ですけどね。ただ僕の組織嫌いや、懐疑心の強さは、先天的なものでもあるのは事実かもしれません。でも何にせよ、そもそも僕がもっとも必要としているものは「心の底から信じ合える仲間」なのかもしれませんね。進む道も決まっており、気も充実してる今,足りないものといえばそのくらいなんですよね。


②ムダな問いかけ
道に迷うたびに、失敗して打ちのめされる度に、僕はよく考えます。「このままでいいのかな?(こんなこと続けて意味あんのかな?)」なんて。でも結局はまた同じ道に戻ってきてて。こんなことを続けていると、恐らく僕は間違いなく崩壊するでしょう。もしかすると‘約束の時間’を待つことも無く...。でも,そうすることしか出来ないんです。ただ信じて進む他は...。他に信じるものが無い以上、「自分」と「未来」まで失ってしまえば、もうそこで全部,途切れてしまいますから。約束とか使命感なんて、今やどうでもいいことなんです。初めはどういう形であったにせよいつの間にか、それが僕の「生きる理由」になってたんですよ。だから僕は、「後悔」は決してしない。その代わりに、いつも「反省」を心掛ける。勝って兜の緒を締めよ’って訳でもないけどね。


③理想主義者,そうですけど何か?
六法全書や憲法に書かれた難しい言葉が、何人の人を救ったのか,それは僕には分かりません。ただ確実にいえるのは、そんな難しい言葉よりも、もっと素朴で何気ない言葉たちが、よりたくさんの人を救うことができる,ということくらいです。僕がアーティスト革命家を目指しているのは、そんな「小さな理由」なのかもしれません。誰かの居場所を作りたい,誰かの傷を癒したい,という、取るに足らない理由なのかもしれません。好きな音楽を聴きながら、キューバ・リブレを飲み干したとき,或いは楽しい打ち上げパーティーのあと、時々僕はふと考えます。そうしていた間にもチベットでは迫害に苦しむ人たちがいて、アフリカでは飢餓に飢えて、戦争に借り出されていく少年が居たとすれば、僕は本当に心の底から楽しんでもよかったのだろうか?と。そして,もし自分が、そんな本当にどうでもよさそうな些細な疑問を解き明かすために生きられるとしたら、こんなに幸せなことはないのではなかろうか,と。「世界革命」だとか「トロツキズム」だとか「社会民主主義」だとか。ホントはそんなモノは2の次3の次なんですよ。守りたいものがあれば、人は戦う。大切にしたいものがあれば、人はそのために傷付く。結局のところ僕にとってはそれ以上でもそれ以下でも無い気がするんです。

クリスマスなのに全く関係ない話題でスンマセン。僕はこれから街に遊びに出るので、今日はこの辺で,ジベリ!(そしてメリー・クリスマス。)

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