2009年10月27日火曜日

ラビア・カーディルさんとお笑いデモ隊...

                ・現在来日中のラビア・カーディルさん




と,言うコトで、今回は本日行われたラビア・カーディルさん(上写真)の講演会について話したく思います。まず最初に一言...。本当に貴重なお話を聞かせて貰いました。


・抗議運動を行う一団も(危険分子?それは君たちの政府のことだよ。)


・しかし,彼らもまた詐欺師(中国政府)に騙されている被害者に過ぎないのだ。



         ・テル=オリストに「出っていけ」,もはやネタの領域だ。



やはり現れた抗議デモ隊。(恐らく中共からの留学生だろう。)しかし、皆,消極的で、どこか「しゃあなしで(形だけ)やっている」という印象さえ感じられました。もしかすると彼らの心は本土で洗脳されたウソと、外に出てみて分かった現実の間で揺れ動いているのかもしれませんね。(政府に強要されている可能性も..。)そもそも,彼らとて被害者に違いないんですよ・・・。


しかし「テル・オリスト」に「出っていけ」とは...。いつかの間抜けなウリナラ議員の「謝罪しる」や、メジャーリーグの福留選手への「偶然だぞ」以来の面白プレートの登場である。「出っていけ」ってね...。そんな「もってけ!セーラー服」じゃあるまいしwww(何気にツボった俺は「逝ってよし!」なのか?)



        ・講演会の案内書き(僕はアジア政治論の受講生です。)



さて,肝心の内容について詳述せねば...。会場は勿論のように満員で、特に何が起こるでもなく講演会は進行しました。カーディルさんの口調からは中国政府への強い怒りや、漢民族との平和共存への切実な思い,そして強い信念が感じられました。僕にウイグル語など分かるはずもありません。通訳人の言葉なしでは何も分かりませんでした。それでも彼女の言葉には、「僕も何かせねば...。」という衝動に駆り立てるものがあったのです。(恐らく会場に居た誰もが同じようなコトを感じたことと思いますが...。) 


僕たちはどこかで思っているのかもしれません。「無血改革なんてムリだ。」とか、「(中国共産党がある限り)平和共存なんて夢物語だ」とか...。しかし、それでも彼女や、或いはダライ・ラマ14世は、その‘理想’を頑なに信じて戦っているのです。これは立派であると言わざるを得ません。尊敬せざるを得ないというものです。彼女もまた、本物の平和主義者なのでしょう。


また,中国当局からの圧力にも屈せず、この講演会を開いてくれた大学側にも感謝せねばなりません。(実際に取りやめた大学もあったそうで...。)この日,2つの自治が守られたのです。一つは日本国の自治,そしてもう一つは大学の自治「2つの正義」がこの日守られたのでした。


では今日はこの辺でお暇します,ジベリ!

3 件のコメント:

sally さんのコメント...

はじめまして。
私は京都の自由大学での講演に行きました。

で、この龍谷大学での講演ですが、
台湾の新聞報道によると、
龍谷大学の中国人学生からの
「漢民族としてウイグル人やチベット人に謝罪したい」という手紙が大学側から
ラビアさんに手渡されていたようです。

その記事を翻訳して自分のブログに載せたいのですが、その際、senichiさんの
ブログの写真を使ってよろしいでしょうか?

よろしくお願いいたします。

天王寺センイチ さんのコメント...

>sallyさん

貴重な情報をありがとうございます。
(そんなコトがあったのですね...)

写真の件ですが、どうぞご自由に使ってください。

今後ともこのブログをよろしくお願いします。☆ヽ(▽⌒*)

Nobu さんのコメント...

あのテモ隊のプラガ-ト:「ラビア、出って行け」って、どういうつもりですか?
ラビアは日本語がわかるですか?
ラビアに対してなら、英語か、北京語を使うではないでしょうか?
本心は日本人に見せるためですよ!ラビアが抗議されたの印象をつくるためですよ!もしかしら、自分は日本人参加者と思わせるためかも知れません!
中国人は恥知らず、大胆ですよ!