2010年4月6日火曜日

お前もバカだったのか?

読者から「政治記事はどこ行った?」とのメールを貰ってたのですが、久し振りに政治ネタをやりたいと思います。発端は先日の新聞です。それによると、本年度,我が国が米軍のために割いた予算(思いやり予算など)は、過去最高の3369億円だそうです。(ソース:しんぶん赤旗)

昨年末,政府は「事業仕分け」という古代ローマにおける公開処刑のようなイベントを開催したワケですが、あれには結局,何の意味も無かったようです。2つの聖域(財務省,思いやり予算)に全く切り込めていないんですよ。その一方で、科学技術や教育に割くお金が減らされる始末ですから、もう救い難い話です。

そもそも民主党政権は、日本を「世界のATM」にしようと思っているのでしょうか?この先,中国や朝鮮に対し、やったかどうかもよく分らない戦争犯罪を認め、ヒョコヒョコと賠償金を払い出すような気配もありますし、その上,アメリカにもカネを払い...ときたら、最早,我々国民は消費税を払うのも惜しくなる,というものです(笑) 鳩山首相の言う「友愛」とは、‘カネの縁’だったのでしょうか?流石は金持ちの家に生まれたボンボンだな,と、ただただ呆れてしまいます。(どなたか鳩山さんに「カネの切れ目が縁の切れ目」という言葉を教えてあげて下さい。)そしてそれ以前に、あなたのおっしゃる「友愛」は、誰に向けられてい るものなのか?ということを、改めて問い詰めたいところです。

一方の野党側,とりわけ自民党やそれに類するところの動向も、全くもって理解不能です。僕は以前から、自民党再生の道は公明党との決別と、反米保守&中道右派路線の確立であると訴えてきたのですが、国会での審議と言えば政治とカネの問題などの議論に終始しており、政策や国家の路線についての議論は希薄であるといえ、自民はそうしたことを出来ずにいます。

そして大方の予想通り、自民党は分裂を始めたのですが、果たしてこの先,どうなるのやら...といったところでしょう。 そんな矢先,ついに平沼さんが動いた,と思ったら、あろうことかアメ公ポチの与謝野馨と組みだす始末です。更に結党には石原都知事まで加わっているというのですから、もうギャグレベルです。個人的に平沼さんは好きな政治家なんですが、なんか今回の1件はガッカリです。「党名を平仮名」とか云々言ってましたが、それ以前の問題が山ほどあるのではないでしょうか? 


・京都府知事選の話

   ・氏の応援に駆け付けた共産党の市田書記長(4月3日:伏見桃山にて)


今週末,京都では府知事選が行われようとしています。この選挙は、共産党推薦の門ゆうすけ氏と自民・民主・公明が相乗りで推薦する山田啓二氏(現職)との一騎討です。こないだの週末に、たまたま門さんの演説を聞いてきたのですが、僕個人としては結構,好感の持てそうな人だなとは思いました。僕は住民票を移してないので投票できませんが、有権者の方,是非とも慎重な判断による投票をお願いしたいと思います。 

それにしても、ここにきて自民・民主が相乗りとは...全く分かりませんね。実際,6日の京都新聞に掲載された世論調査でも、この相乗りを「理解できない」とする声が55%と出ており、かく言う山田さんの支持者の間においても、ここについては‘疑問’の声が少なくない模様です。(そういえば、お隣に「地方分権」をやたらに吠えている知事さんが居たような気がしたのですが、今回はノーコメントです。あの人って結局,自分に分の無さそうな時には吠えないんですよね。大したお利口さんではありませんか。)


まぁ,それにしてもアレですよ。政権交代って何だったんでしょうね(笑)「政治不信から政治絶望へ」なんてことが言われてますが、早かれ遅かれそれが現実のものになってしまいそうです。そうさせないためにも我々,次の世代がしっかりせねばならないワケなのですが、何にせよ今日はこの辺でお暇します,ジベリってことで!

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