2013年6月17日月曜日

意味を求めようとしている時点で意味などないことに気付くという意味のないことをしている僕らにはきっと人生の答えなど見つけられない

・京都御所(久々の登場)

・夜の上賀茂神社

6月だということが嘘のような爽やかな天気が続いている京都でありますが、昨日は午前中からまた就活でちょっと外出していて、そのついでにちょっとした京都観光を楽しんできたのでありました。

・清和院御門

試験会場は京都御所から程近いところということで、市バスの府立病院前で下車し、そこから歩くことおよそ5分弱。果たして京都御苑の東側、清和院門なるところにに辿り着きます。御所は限られた期間でなければ事前申し込みがなければ入れないことになっているのですが、その周囲の御苑は自由に出入りすることができるようになっています。どうしてここに来たのかというと、持参していた弁当を食べるためなのですね。弁当はおにぎりと卵焼き、そして野菜炒めという比較的よくやる組み合わせ。

・またしてもお弁当持参です

それほど験担ぎをやる方ではないのですが、こういう勝負事の前の弁当には茄子をよく入れてますね。まぁ言うまでもなく「成す」との掛けなのですが...。でもこういうのってやり始めるとキリがないんですよね実際。もともとイミのないものに意味を持たせるという意味のない行動の意味とは果たして如何なるものか...。それを楽しむという意味ないこともまた人生の醍醐味かもしれません。


・九条邸跡庭園

試験は3時半頃に終了し、それから僕は再び京都御所へと戻ります。南側の堺町御門から入ると、その程近くにあるのが九条邸跡。因みに中央奥に見える建物は拾翠(しゅうすい)亭というもので、現存する貴族の茶室として希少な文化遺産となっています。(因みに入場可。細評はこちらをどうぞ。)ここで少し九条家に関する説明を...。九条家は中臣鎌足を遠祖とする藤原北家の流れを汲む5つの家(五摂家:近衛、鷹司[たかつかさ]、九条、一条、二条)のひとつであり、この人物たちは戦前まではもちろんのこと、現在に至るまで大きな力を持ち続けていると言えます。

・庭園の池(九条池または勾玉池)には鯉や亀も...

かの近衛文麿は勿論その近衛家の出自であり、ついでに言うと現在の近衛家の当主である近衛忠煇さんはなんと日本赤十字社の社長をしているのだとか...。ただ補足しておくと、忠煇さんはそもそも近衛文麿の娘の子どもであり、文麿の息子である文隆がシベリア抑留で病死したことから養子として跡を継いでいる....という扱いになるんですが...。因みに元の姓は細川。そうです、彼は元首相の細川護煕さんのお兄さんなんですね。(いやはや恐るべし藤原家...。因みに九条家の現在の当主の九条道弘さんはというと、平安神宮の宮司を務めていらっしゃるようです。)

・藤原道長の屋敷はこの辺にあったそうな...

藤原氏絡みでもう一つ。この場所は「土御門第(つちみかどてい)」という建物のあった跡地であり、つまるところそれがかの藤原道長の邸宅ということになるのですが、彼が人生で一番イキっていたときに詠んだであろう「この世をば我が世とぞ思う望月の欠けたることのなしと思へば」なる一句が生まれた場所でもあるのですね。摂関政治により藤原氏の天下を築き上げた藤原道長。武士の台頭などによりその勢いは衰えたかのように見えるのですが実際はといえば上述のような


・御所の西側、旧三条邸跡にある梨木(なしのき)神社

清和院御門を出てすぐのところに小さな神社があります。名を梨木(なしのき)神社と言い、維新の貢献者である三條實萬(さねつむ)・三條實美(さねとみ)父子を祀るものとして明治初期に造られました。そのため比較的新しい神社でありながら、皇族に深くかかわるところとして近代社格制度においては別格官弊社に分類されていました。

・梨木神社に行くときは是非ペットボトルを!

また萩の花が有名であり、9月の中旬~下旬にかけては萩祭りが行われることでも知られてており、「萩の宮」との別名も有しています。加えてもう一つここで有名なのが「水」なんです。境内にある井戸の水は「染井の水」と呼ばれ、京都三名水のひとつに数えられているそうな...。(因みにあとの2つはというと、醒ヶ井[さめがい]と県井[あがたい]なのですが、どうやらもう現存していないようです...。)

・今日食べたパンはこんな感じです

梨野宮神社を出て今朝降りたバス停へと向かい、そこから次は上賀茂へと移動します。上賀茂神社に蛍を見に行くためです。とはいえ、まだ日暮れまでは随分と時間があるので北山で一度下車し、いつもの進々堂へ。ここでパンを食べながら持ってきていたノートを開いて自習して時間を潰していました。

・北山のヴィレヴァンは路面店なのです

勿論雑貨屋にもまた行ってきましたよ。イノブンとネオマートに加えて今日は久しぶりにヴィレッジヴァンガードにも立ち寄りました。基本こういうときは何も買わないことが多いのですが、今日はひとつだけ買ってきたものがあります。それが何かというと...

・ローズの香りの蚊取り線香

蚊取り線香なんです。(イノブンで買ってきました。)4つで300円近くするので決して安いものではないのですが、なんか珍しかったのでつい買ってしまったのです。ローズの他にラベンダーのもあったのですが、蚊取り線香にもいろんなバリエーションのものが出ているのですね...。(去年買ったブタの蚊取り線香台が今年は早くも大活躍していますw)

・上賀茂神社に到着!

そうして19時前頃に上賀茂神社に到着。すでに空は暗くなり始めているのですが、境内は同じく蛍見物に来たであろう人々で賑わっていました。市街地からそう離れていないところで蛍見物ができるのってここくらいですからね。(下鴨の方でも見えなくはないらしいですけど、行ってないので詳しいことは分かりません。)

・上賀茂神社でも茅の輪くぐりができる模様

とはいえ本殿には入れませんが。因みに上の写真の左側に見える輪っかのようなもの、見たことのある方も多いかもしれないのですが、これは6月30日の夏越祓(なごしのはらえ)に向けたもので、茅の輪と呼ばれるものなんですね。これをくぐると悪役を祓うことができ、無病息災になると言われているのです。因みに京都ではこの日に水無月(ういろうのようなもの。氷室の氷を象ったものなのだとか...。)という和菓子を食べるんですよ。

・月明かりと上賀茂神社

上賀茂神社はただでさえ幽玄な雰囲気のある場所で、一種の‘磁力’がある稀有な場所なのですが、日没後は更にその雰囲気が神聖なものへと変わるような印象です。(こういうものは説明できるものではないのですが...。)で、肝心の蛍ですが...写真としてはこれが限界ですw 

・やはり蛍は撮るのが難しいです(中央やや右に見える光が蛍です)

でも去年より沢山の蛍が見えたんですよ実際は。昨年同様子供連れが多く見えましたが、やはり子どもたちは大はしゃぎです。蛍は本当に綺麗な水のあるところにしか生息しないんですが、つまるところここには自然がいっぱいなんですね。そもそもこの国においては自然そのものが神なんです。だから、自然と共生することを我々のご先祖様方は考えてきたのです。そういう「心」っていつまでも大切にしたいものですね^^

・上賀茂神社近くをフラリと...(中央やや右は末社の福徳神社)

その後、「もしかしたら...」と思い、大田神社まで足を運んではみたのですが、そちらには蛍はおらず、どころか人も全くいない幽玄な雰囲気が漂っていたので、とりあえず軽く参拝だけしてから引き返していきました。家に着いたのは23時前くらいで、それから夕食を食べて就寝。今日はというと大学の研究室にこそ少し顔を出したものの、基本のんびりとした1日を過ごしていました。(明日はまたバイトです。)そんなところでありますが、本日はこの辺で失礼致します、ジベリ!

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