2014年11月1日土曜日

秋の古本まつり@知恩寺

・秋の古本まつりは百万遍の知恩寺境内で行われる

ということで、今日は知恩寺で先日10月30日から開催されている「秋の古本まつり」に行ってきました。知恩寺は東大路通り沿い、京都大学の程近くにある浄土宗の寺院であり、本尊は阿弥陀如来。京都における浄土宗四ヶ本山のひとつであり、また法然上人二十五霊跡の第22番札所にも数えられています。

・境内に所狭しと並ぶ古本屋

長い歴史を持つ知恩寺ですが、現在の地にここが移築されたのは江戸時代の寛文2年(西暦1662年)のこと。そしてこの地で古本まつりが開催されるようになったのは今からおよそ40年前のこと。今年で38回を迎えるこのイベントを主催しているのは京都古書研究会というところ。ここが主催する古本まつりはこの秋の古本まつり以外に夏と春の2つがあり、ちなみに夏の方というのが、森見登美彦さんの小説にも登場する下鴨の古本まつりなのですね。(春はみやこめっせで開催)

・チャイとマフィンでカフェタイム

下鴨の古本まつりでは、うどんなどの軽食が食べられるブースが会場に設置されますが、秋の古本まつりではちょっとしたカフェが出るのです。今年からはどうやらカレーも売られているようですが、まぁだいたい通年だとコーヒーや紅茶とパン、マフィンなどが売られています。お寺の中でカフェタイムを楽しむことが出来る場所というのもあまりないので、これもこのイベントの醍醐味と言えるでしょう。

・また来年!

そうして1~2時間ほど古本を物色し、数冊の本を購入してから会場を退散。シサムコウボウなどに立ち寄りつつ、僕はあるお店を目指します。そのお店というのが、このブログにも何度か登場しているカフェコレクションという喫茶店。

・とり皮バターライスは580円也

丁度さっきの話に出てきた森見登美彦さんの小説、「四畳半神話大系」にもチラッと出てくるお店で、京大生の溜まり場にもなっている由緒正しき喫茶店。

四畳半神話大系オフィシャルガイド
四畳半神話大系オフィシャルガイド
価格:1,836円(税込、送料別)


パウンドケーキなどのスイーツもたしかにオススメなのですが、僕がここを気に入っているのは何といっても食事メニューが充実しているところ。しかもボリュームがあって味もよく、そして安い!貧乏侍の多い大学生にとって、ここはまさに楽園なのです。

・合計で600円也

あ、ちなみに本日の収穫はこの4冊。いつもと比べるとやや少なめのような気もしますが、何といってもこれで600円ですからね。「読書の秋」なんて言葉もあるように、この季節は本を読むのに向いています。勿論出掛けるのもいいですが、たまには家でコーヒーやお酒を片手に本を読み耽るというのも良い休日の過ごし方かもしれませんね。世間は3連休なんて浮かれてますが、僕の休みは今日だけで、あとはバイト。そういうワケなので、今日はこの辺で失礼したいと思います,ジベリ!

0 件のコメント: