2017年11月18日土曜日

【週刊コラム】一滴の朝露、映るセカイ【第46回】

・Gontaで一杯!

昨日はライブ終わりでスタンドごん太で飲み、それからの帰宅ということになったので日付が変わってからの帰宅ということになりました。ライブレポに商店街探訪と、書きたい記事は目白押しなのですが、とりあえずその前に今日はコラムをお送りします^^

・クロノスとカイロス
衆院選で敗軍の将となった小池百合子さんだが、どうやら希望の党の代表を辞めることになったそうだ。まぁ当然だろう。風は吹いていた。それを自らみすみす棒に振ったのだからその責任は重大である。




「英雄たちの選択」という番組で磯田道史さんが言っていたことなのだけど、ギリシャには時間の概念が2つあるらしい。1つはクロノス(Khronos)。これは万人に平等に与えられた言わば物理的な時間である。clockの語源がクロノスであるのは言うまでもない。


もう1つはカイロス(Caerus)。これは時計では測ることのできない時間である。そしてそれが訪れるのはいつかは分からない。訪れたときにモノにできる人が成功するのであり、見逃した人は敗者として消えていく。chanceの語源はまさにこれである。番組の中では丁度毛利一族と関ヶ原のかかわりが紹介され、「毛利には勝てる機会はあった」という話の結びの中でこの言葉が引用されていた。


勿論それが本当に出来たのかどうかは分からないし、毛利輝元は少なくとも内政では有能な人物ではあったこともここで1つ言っておきたいことなのだけども、毛利があのときカイロスに気付けなかったのもまた事実であろう。逆にそれに気付いてモノにしたのはたとえば織田信長だったり毛利元就だったり徳川家康だったりするのだろう。


話を希望の党に戻す。もしも希望の党が民進党との合流&野党共闘の流れを受けて選挙を戦っていたらどうなったろう?都議選以来の風を背に受け、更には民進党の持っていた地方組織も機能する。おまけにブレーンには小沢さんもいる。勝機は十二分にあったのだ。しかし小池は「排除」発言や自民の補完勢力のような議員の発言で存在意義を逸した。それが敗北につながった。小泉純一郎をして「いい政治勘をしている」と評されていた彼女であるが、その才も高が知れていたということだろう。逆に枝野さんは機運を掴み行動に移した。次の一手は何だろうか?見守っていきたいところである。
------------------------

・ノート大公開!(先週のカプリチョーザにて)

僕にとってのカイロス時間はいつなんでしょうかね。何かのドラマのセリフであったと思うのですが、逆転ホームランを打つにはまずホームランを打つ実力を持っていることと、次にその場面に打席に立っていることの2つが必要となるのですね。機運はいつ向くか分かりませんが、それまでに少しでも精度を高めておく他はないです。だからやっぱり日々精進。それしか無いのですね。今日はのんびりと家で過ごしたいところなのですが、ちょっと今、地元から家族が遊びに来ているので、その付き添いをしなくてはいけないのです。まぁそういうのもたまにはいいでしょう。ライブレポはまた夜にでも書きます。それでは一旦僕はここで失礼します。

0 件のコメント: